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BSが見られない原因は?知っておきたい主なトラブルと確認ポイント

最終更新日: 2021年04月27日

BSが見られなくなってしまった場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?基本的な設定の問題からアンテナのトラブル・周辺の環境など、さまざまな要因があります。セルフチェックしたいポイントや対処法、業者に依頼する費用まで紹介します。

BSが見られない主な原因

大型テレビ

BSが見られない原因は、基本的なセッティングの問題からアンテナの不具合までさまざまです。正しく対処するためにも主な原因を押さえておきましょう。

B-CASカードが入っていない

テレビをつけたとき、BSだけでなく地デジも映らない場合は、B-CASカードがテレビにきちんと差し込まれていない可能性があります。画面に何も映らないときは、テレビ本体の裏側または側面を確認しましょう。

B-CASカードとは著作権を守るために暗号化されたデジタル放送の電波を解除し、テレビに映し出すために必要なカードです。テレビを購入するときに同梱されています。

B-CASカードには赤色と青色の2種類があり、BSを映し出すのに必要なのは赤色のものです。

知人から不要になったテレビを譲り受けたり中古でテレビを購入したりすると、B-CASカードが付いていない場合があります。まずはBSを映したいテレビにB-CASカードが付いているか、しっかり差し込まれているかチェックしましょう。

ケーブルの緩み

B-CASカードが正常に差し込まれていてもBSが映らない場合、電源ケーブル(コンセント)やアンテナとテレビをつなぐ接続ケーブルがうまく差し込めていない可能性があります。

電源ケーブルが緩んでいると、BS放送はもちろんのこと地デジも映りません。まずはコンセントとテレビがしっかりつながっているか確認しましょう。

コンセントが問題なくつながっているなら、次はアンテナとの接続ケーブルをチェックします。接続ケーブルとは、部屋のアンテナ端子とテレビの「アンテナ入力」という部分をつなぐ線です。

BSアンテナが受信した電波をテレビに送る役割があるため、接続ケーブルに緩みがあったり外れたりしていると映らなくなってしまいます。

アンテナに問題がある

ケーブルがしっかり差し込まれており、BS対応のアンテナの準備もできているのにBSチャンネルが映らないなら、アンテナに問題があるかもしれません。

アンテナに関するトラブルには、「強風によってアンテナの方向が変わってしまった」「飛来してきた障害物によって一部破損してしまった」というケースが多いようです。また屋外に設置しているため、ゴミや汚れの付着も不具合の原因になります。

BS放送が見られなくなったら、天候がよい日に改めてアンテナの状態を確認しましょう。アンテナの取り扱いは電力系統となるため、専門業者に点検や修理・交換を依頼すると安心です。

アンテナレベルを確認する

テレビリモコン

BSチャンネルが映らなかったり映像の状態が悪かったりするときには、アンテナレベルをチェックすると原因を特定しやすくなります。確認の方法と適正な値でない場合について見ていきましょう。

アンテナレベルの確認方法

アンテナレベルとは「電波を受信する強度」のことで、ある程度のレベルがないと映像がうまく映りません。テレビ本体の画面メニューを開くと、アンテナレベルが確認できます。

  1. テレビのリモコン操作で、テレビ画面をメニュー操作に切り替える
  2. 画面メニューから「本体設定」を選択する
  3. 「本体設定」の中から「アンテナ設定」を選択する
  4. 「アンテナ設定」の「電波・受信強度」を表示選択し、アンテナレベルを確認する

アンテナレベルは0~100までの数字で表示され、数字の値に比例して受信強度は上がります。各メーカーによって差異はありますが、BSを視聴するために必要なアンテナレベルは「50以上」が目安です。

高すぎても映りは悪くなる

アンテナレベルの数値が高ければ高いほど、環境がよくなるわけではありません。受信する電波が強すぎると映し出される映像にノイズが入ったり、近隣住宅の電波を妨害したりする原因になるため、ある程度の数値で安定させる必要があります。

受信電波の強度を抑えたい場合は「アッテネータ」という機器を設置しましょう。ただしアッテネータは種類も豊富で設置方法を間違えると効果が得られないため、専門業者に取り付けを依頼する方が安心です。

低すぎる場合の原因は複数

アンテナレベルが目安の50を大きく下回ると、まったく映らなくなる場合もあります。下がってしまう原因はさまざまで、主に以下のようなケースが代表的です。

  • アンテナのケーブルの接続に不具合がある
  • アンテナの角度や向きがずれている
  • 大雨や強風など天候の影響
  • テレビ本体に何らかの問題が発生している

テレビ本体にトラブルがある場合は、コンセントを一度抜いてから再起動しましょう。アンテナのトラブルには複数のパターンがありますので、何が原因かを見極めるのが対処のポイントです。

アンテナ環境に発生しやすいトラブル

テレビアンテナ

BSには専用アンテナの設置が欠かせません。設置する角度や周辺環境によって電波の受信状態が悪くなると、映りにくくなったり見られなくなったりといったトラブルが発生します。アンテナ周りに発生しやすい問題と対処法を三つ紹介します。

アンテナの角度がずれている

アンテナ正しい方向を向いていないと、人工衛星から届く電波をうまくキャッチできません。自宅のアンテナがどの方角に向けて設置されているか、改めて確認してみましょう。

人工衛星は赤道上にあるため、日本の家庭では基本的に「南西方向(午後2時の太陽がある向き)」がアンテナの適正な向きです。一方向からのみ電波を受信するBS用のアンテナは、正しい方角に向けなければ機能しません。

自力でアンテナの角度調整を行うときは、アンテナレベルも一緒に確認しましょう。アンテナが置いてある外とテレビのある室内に分かれ、二人以上で作業する必要があります。

1人で行う場合にはBSに対応している電波測定計や衛星簡易レベルチェッカーを用意し、アンテナレベルを見ながら調整します。

周辺に電波を遮るものがある

BSアンテナを設置した場所の周辺に障害物があると、人工衛星からの電波が遮られてしまいます。BS用のアンテナは屋外専用ですので、障害物となるのは主に高層ビルなどの建物や樹木です。

電波を遮るものが周辺にある場合、アンテナの高さを障害物の1.5倍の高さにずらせば理論的には解決できます。しかし現実的に考えて、一般家屋で高層ビルや背の高い樹木より高い位置にアンテナを設置するのは難しいでしょう。

障害物の位置を変えられなかったり、アンテナの設置場所を移動できなかったりする場合は、専門の業者に対処してもらうのが確実です。

BSアンテナやケーブルの劣化、故障

BSアンテナは屋外に設置されるため、雨や風による影響を受けて経年劣化します。飛来物や雷が当たって故障してしまうケースもあるでしょう。アンテナが傷んでしまうと、電波が受信できずBSのチャンネルが映りません。

アンテナの寿命は設置からおよそ10年といわれています。特に海沿いの家屋は潮風の影響、豪雪地域では気温変化や積雪によって劣化が早まる点に注意が必要です。

ケーブルもアンテナ本体と同じく悪天候や日光の影響で劣化しますので、アンテナ自体に問題がなくてもケーブルが傷んでいる場合は交換や修理を検討しましょう。

よくあるエラーコードと意味

リビングのテレビ

BSが見られないときは、ほとんどのケースで画面にエラーコードが表示されます。代表的なコードと意味をチェックしておけば、より原因を特定しやすくなるでしょう。

電波強度の不足「E201」

正常時と比べてアンテナレベルが不足している状態のときに出るエラーコードです。電波強度が雨や強風などの天候によって一時的に落ちているか、アンテナが人工衛星の方角を向いていない可能性があります。

悪天候によるエラーであれば天気が回復するまで待ちましょう。晴れた状態で改めてBS視聴ができないかトライします。

ただしE201が表示される頻度が高い場合は、アンテナの向きがずれている・寿命による劣化で電波をうまく受信できていないなど、根本的な問題も視野に入れた方がよいかもしれません。

信号が受信できない「E202、E209」

人工衛星からの電波信号をうまく受信できていない状態で出るエラーコードです。「E202」はまったく電波を受信できていないことを表しています。配線の仕方や設備に問題がある可能性が高いケースです。

ケーブルの再接続やテレビの設定で直る場合もあるため、テレビ周辺の環境に問題がないかチェックしましょう。

「E209」はBSアンテナのケーブルがショートしている状態を警告しています。テレビの電源を切ってからショートの原因を取り除くか、業者に相談するのが安全な解決法です。

放送休止?「E203」

選択したチャンネルが放映を一時的に休止している、または未契約の場合に映ります。契約したはずのチャンネルが見られない場合は、チャンネルの放送局に問い合わせをして確認しましょう。

放送はしているはずなのに自宅のテレビでは視聴できない場合は、アンテナとテレビ本体の接続に問題があったり、アンテナの角度が人工衛星の方角からずれていたりする可能性があります。

転居先でテレビが見られない原因

引っ越し先で地デジやBSが見られない場合、アンテナやケーブルの問題ではない可能性もあります。チャンネルや地域の設定、住居の設備など基本的なポイントのチェックが重要です。

チャンネル設定や地域設定をしていない

アンテナの設置を正確に行い、テレビ本体との接続も確実にできているのに地デジが見られない場合、チャンネル設定・地域設定をしていないのが原因かもしれません。使用年数が長いテレビでも、地域に合った設定をする必要があります。

住む地域によって視聴するのに必要な電波の周波数が変わるため、転居先が元の住所とさほど変わらない場合でもチャンネル設定のし直しは必須です。テレビの機種によって設定方法は異なるため、取り扱い説明書をよく読んで対処しましょう。

マンションやアパートの設備が未対応

マンションやアパートなどの集合住宅では、BS対応のアンテナを取り付けていない場合もあります。BS専用のアンテナがされていないと、所持しているテレビがBSチャンネルを見られるものであっても視聴はできません。

賃貸だけでなく分譲の住宅でも、集合住宅には自分の意思だけでアンテナの設置はできない点に注意が必要です。BSを見たい場合は、まず大家さんか管理会社に確認しましょう。

アンテナの設置によって周りの環境に影響を及ぼす可能性もあるため、独断での設置はトラブルの元になります。

アンテナのトラブルなら業者に任せよう

アンテナ工事業者

アンテナの問題によってBSが見られないときは、専門知識と技術を持つ業者に任せた方が確実に解決できます。メリットや費用相場・業者選びのポイントを押さえておきましょう。

業者に依頼する費用とメリット

プロの業者にアンテナの修繕や取り付けなどを頼む場合、作業内容によって相場は変わってきます。目安は以下の通りです。

  • アンテナの角度調整:約5,000円~
  • 屋外へのアンテナ設置:約10,000円~(アンテナ本体の購入費用は別)
  • アンテナの取り外し:約5,000円~
  • アンテナの修理:約8,000円~

環境によってかかる費用の幅が広く、最大で33,000円かかる場合もあります。見積もりを頼む際には、自宅の環境やトラブルの内容をできるだけ詳しく伝えておきましょう。

屋外に設置するBS用のアンテナはほとんどが屋根の上に設置されているため、直接様子を見て調べようとすると大きな危険が伴います。

確かな知識と技術を持つ業者に依頼すれば、確実にトラブルが解決できケガのリスクも回避できるのがメリットです。

業者を選ぶポイント

よい業者を選ぶためのポイントを確認しておきましょう。次のような業者であれば、安心して任せられる可能性が高いといえます。

  • トラブル解決にかかる費用はいくらか、事前に見積もりをしてくれる
  • 見積もりや現地調査を無料で行ってくれる
  • 問い合わせへの返答やトラブル解決のための施工にかかる時間が短い
  • 対応後もしっかりサポートする保証を設けている(目安は5~10年)

業者によっては相場よりも高い額を請求する場合があります。損をしないためにも、複数の業者に見積もり依頼をして比較しましょう。トラブル解決後も長期保証してくれる業者は、技術力が高い傾向にあるようです。

原因を特定して快適なテレビ環境を実現

テレビを見る人

BSが見られなくなってしまったときは、まず原因の特定から始めましょう。コンセントやケーブルの緩み・B-CASカードの差し込み不良など、簡単に対処できるケースもあります。

エラーコードやアンテナレベルの数値からも、大まかな原因の予測が可能です。転居先で地デジやBSが見られない場合は、チャンネル設定や住居の設備を確認しましょう。

アンテナ自体に問題がある場合は、危険を避けるためにも業者に依頼するのがおすすめです。

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