ミツモアメディア

エアコンの取り付け位置はどこ?室内機と室外機の設置場所を解説

最終更新日: 2021年04月03日

初めて部屋にエアコンを導入するとき悩むのが、取り付け位置ではないでしょうか?室内機の場所はもちろん、幅をとってしまう室外機の置き場所に困るケースも多いはずです。室内機の取り付け場所の条件や、正しい取り付け位置などを解説します。

エアコン室内機の取り付け場所の条件

エアコン

エアコンの室内機は部屋のどこに設置しても良いわけではありません。ある一定の条件を満たす場所でないと設置できず、誤った場所に設置するとエアコンが正しく動作しないなどの問題が生じます。法律で決められたルールもあるので注意しましょう。

専用のコンセントが近くにある

まずエアコン専用のコンセントが近くになければいけません。エアコンは使用する電力が大きく、1000~1500Wを消費する製品も多くあります。

通常の家庭用コンセントは1500W(15A)までが容量となっているため、エアコン以外の電気製品と同時に使用してしまうと、ブレーカーが落ちてしまったり、火災や感電につながったりする恐れがあるのです。

そもそもエアコンのコンセントの形状は、一般的な家電製品のものとは違っている製品がほとんどです。室内にエアコン用のコンセントがない場合、電気工事業者に依頼して専用のコンセントを付けてもらいましょう。

なお家庭の契約電流(家全体で同時に使用できる電流)が30A以下の場合、エアコンを快適に使用できない可能性が高いので、40A以上の電気容量契約に更新する必要があります。

火災報知器から離れている

エアコンは火災報知機から離れた場所に設置する必要があります。

現在は消防法によって、全ての家庭に火災報知器の設置が義務付けられています。熱や煙を検知して知らせる機器なので、エアコンから出る風が当たってしまうと、火災が起こった際に正しく動作しない恐れがあるのです。

そのため火災報知機とエアコンの吹き出し口との距離は、1.5m以上開ける必要があります。消防法に規定されている決まりなので、必ず守るようにしましょう。

室外機との距離が近い

室外機との距離が近いのも、室内機を設置する場所の条件です。エアコンは室内機と室外機の間を空気や冷媒が循環することで、部屋の温度を一定にしています。

そのため室内機と室外機の距離が遠くなってしまうと、空気が配管を通る際に外部の温度の影響を受けやすくなり、うまく温度の調整ができなくなってしまいます。

一般的に室内機・室外機の距離は4~5mぐらいが理想です。部屋によっては室外機の場所を基準に、室内機の設置場所を決める必要があるかもしれません。

家庭用のエアコンの場合、両者の距離は15m程度までは問題ないとされていますが、できるだけ近い方が良いでしょう。

吹き出し口付近に障害物がない

風の吹き出し口付近に障害物がないことも条件です。エアコンから出た風が障害物に塞がれてしまうと、うまく室内に循環されず、部屋が温まりにくくなってしまいます。

さらに障害物によって室内機付近だけが温まると、エアコンが設定温度に達したと認識してしまい、風量が弱まってしまうなどの問題が生じる可能性もあるのです。

エアコンの吹き出し口周辺にはある程度のスペースを確保し、空気が部屋に広がりやすいようにしておきましょう。

エアコン室内機の正しい取り付け位置

エアコン 配管穴

エアコン室内機を部屋の壁に取り付ける場合、室内機に取り付けた配管を外にある室外機とつなげるための穴を開けなければいけません。

穴を開ける位置を間違えてしまうと、室内機から発生した水がうまく排出されないなどの問題が生じます。室内機と穴の位置関係に注意しましょう。

配管穴より高い位置

エアコンは配管が通る穴よりも、高い位置に取り付けましょう。配管には空気や冷媒が通るだけでなく、温度の変化によって生じた水分を外に流すためのパイプ(ドレンホース)も通っています。

エアコンの位置が配管穴よりも低いと、発生した水がドレンホースに流れずに逆流してしまう可能性があります。

逆流した水はエアコンの送風口から流れ出してしまうので、必ず配管穴よりも高い位置に設置することを覚えておきましょう。

窓の上がおすすめ

エアコンの取り付け位置は窓の上がおすすめです。窓は空気の入れ替えがしやすい場所に作られているため、窓上にエアコンを設置することで室内の空気を取り込みやすく、効率良く室温の調整ができます。

窓上の設置が難しい場合でも、できるだけ窓に近い場所に設置しましょう。

ただしエアコン室内機の近くに配管を通す穴を開けたり、電源用のコンセントを設置したりする必要があるため、窓枠やカーテンレールと干渉し合わないように注意する必要があります。

エアコン室外機の取り付け場所の条件

室外機

エアコンを安全に稼働させるには、室外機の場所にも気を遣わなければいけません。室内機を設置する場所によって、地面に置いたり高い場所に設置したりする場合もあるのです。

アスファルトの上やベランダのような安定した場所に設置する場合とは違い、特に屋根部分に取り付ける場合は、十分な強度があるか事前に必ず確認しておきましょう。さらに設置場所が以下の条件を満たしているかチェックする必要があります。

水平に設置できる

室外機は必ず水平に設置できる場所に置きます。水平な場所でなければ正常に稼働しない可能性がある上に、30~50kgほどの重量があるので、傾いた場所では倒れてしまって危険です。

設置場所がガタついていないかや、地盤が安定しているかを設置前に確認しましょう。

また壁や屋根に取り付ける場合は、室外機の重さに確実に耐えられるか入念にチェックする必要があります。落下した場合には大きな事故になりかねないため、しっかりと固定することも大切です。

日光や雨が直接当たりにくい

室外機は風雨に耐えられる構造にはなっていますが、できるだけ日光や雨が直接当たらない場所に設置しましょう。

夏場に直射日光が当たる場所だと室外機の内部温度が上昇してしまい、消費電力が増えてしまうことがあります。日陰に設置するか、庇(ひさし)のある場所に置くなどして、日光が遮られるように工夫しましょう。

どうしても日が当たる場所に設置しなければならない場合は、室外機専用の日よけや専用カバーを活用すると便利です。ホームセンターや通販などで購入しましょう。安価なものだと3,000~5,000円程度で手に入ります。

周りに通気スペースがある

設置場所の風通しの良さも考慮する必要があります。風通しが悪く熱が籠りやすい場所に設置すると、室外機の稼働が不安定になるだけでなく、故障の原因になってしまいます。

特に冷房稼働時には室外機から熱が放出されるため、空気の循環がうまくいかない場所だと消費電力量もアップするので注意しましょう。

日光や風雨を凌げることは重要ですが、密閉された場所に置くことは避けるようにします。

エアコンを取り付ける流れもチェック

壁に穴をあける

室内機と配管を通す穴の位置、そして室外機の場所を決めたら、エアコンの設置作業に入ります。

自分で取り付けることもできますが、壁に穴を開けたり、10kgほどの重さのある室内機を壁の高い場所まで持ち上げたりする必要があるため、業者に依頼した方が無難です。

業者に依頼した場合、取り付け作業はエアコン1台あたり90分程度で完了するケースが多いようです。できるだけ早く設置してもらうために、大まかな取り付け手順を覚えておきましょう。

エアコンの取り付け手順

エアコンの取り付け作業は、一般的に次の手順で行います。

  1. 室内機の設置場所を決める
  2. エアコン設置用の背板を壁に取り付ける
  3. 背板が水平に設置されているか水平器で確認
  4. 問題がなければ室外機を背板に設置する
  5. 配管用のパイプを室内機に取り付け、ダクト用の穴を通す
  6. 室外機を所定の場所に設置する
  7. 室内から延ばしてきた配管用パイプの反対側を室外機に取り付ける

ここまで行ったら、最後に専用の機器を使って、冷媒が循環するパイプの真空引きを行います。パイプ内を真空状態にしたら、パイプ内に冷媒を流してエアコンが正しく稼働するかチェックします。

エアコンに少量の水を入れて、ドレンホースからしっかりと排水されるか確認する作業も必要です。問題がなければ、これでエアコンの設置作業は完了です。

元のエアコンの取り外しがある場合

元のエアコンの取り外しをしなければならない場合は、次の手順で作業を行います。

  1. 冷房運転にして室外機に冷媒ガスを閉じ込める(ポンプダウン作業)
  2. 室外機を取り外して配線を抜く
  3. 室内機本体と配管を取り外す
  4. 配管や排水用のドレンホースを取り外す

新しいエアコンを設置する場合は配管用の穴を再利用しますが、設置しない場合は穴をキャップかパテなどで塞ぎます。これで取り外し作業は完了です。

エアコンの効率を良くするために位置は大事

エアコン

エアコンの室外機・室内機の取り付け場所について解説しました。エアコン室内機の取り付け場所には条件があります。

専用のコンセントが近くにあることや、火災報知器から1.5m離れていること、室外機との距離が近いことなど、取り付け前に必ずチェックしましょう。

室外機も安定した水平な場所で、できるだけ直射日光が当たらない場所に設置することが大事です。設置自体は業者に依頼する人が多いはずですが、大まかな手順を覚えておくとスムーズに設置作業を終わらせることができるでしょう。

エアコン取り付けのプロ探しはミツモアがおすすめ

エアコンの取り付け工事は、業者によって価格が変わります。価格を安く抑えたいからと言って自分で取り付けると、故障や感電などの危険性があるため、安心できる業者への依頼がおすすめです。

業者を選ぶ際には1社だけでなく、複数の業者から見積もりを取って、工事内容を比較してから決めましょう。

地域のプロを探す際はミツモアの一括無料見積もりをご利用いただくと手間なくご自身の希望通りの業者を見つけることが可能です。

ぜひミツモアを利用してみてはいかがでしょうか。

ミツモアで無料で見積もってみる

ミツモアで簡単な質問に答えて見積依頼

ミツモアならサイト上で予算、スケジュールなどの簡単な質問に答えるだけで見積もりを依頼できます。複数の業者に電話を掛ける手間がなくなります。

最大5件の見積もりが届く

無料で最大5件の見積もりを比較することが可能です。レビューや実績も確認して、自分に合った業者を選ぶことができますよ。

チャットで見積内容の相談ができる

気になった業者とはチャットで相談することができます。チャットなら時間や場所を気にせずに相談ができるので忙しい人にもぴったりです。

ミツモアでエアコン取り付けを依頼する