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エアコンの掃除のやり方をパーツごとに解説!カビの原因や予防法も

最終更新日: 2021年05月15日

エアコンの正しい清掃方法をご存じでしょうか?間違ったやり方で掃除や手入れをしたり、掃除しないまま放置したりすると、カビが繁殖する原因になります。フィルターや吹き出し口などパーツごとに、掃除の手順や必要な道具を把握しておきましょう。

エアコンは掃除しないと危険!

エアコンの健康被害に注意

エアコンはフィルター部分がカバーで覆われているので、どの程度汚れているのかが見た目だけで判断しにくく「気が付いたら内部が真っ黒に汚れていた」ということがおこりえます。

汚れを放置していると、エアコンの性能を損ねるだけでなく、人体にも悪影響を及ぼしかねないのです。

アレルギーの原因になりえる

エアコンを定期的に掃除しないと、アレルギーの原因物質が部屋に吐き出されてしまいます。

例えば気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎などが代表的な症状です。エアコンの手入れ不足が、必ずしも健康被害を引き起こすとは限りません。しかしアレルギーを発症しやすくなる可能性はあります。

特に小さい子供は大人よりも免疫力が低く、注意が必要です。小さい子供がいる家庭は、エアコンの小まめな手入れを意識しましょう。

効きが悪くなり電気代が高くなる

エアコンにホコリがたまると、効率的に空気を冷やしたり暖めたりができなくなります。その結果、内部にある熱交換器と呼ばれるパーツが電力を多く使い、電気代が高くなってしまうのです。

またエアコンの効きが悪くなれば望んだ室温になるまで時間がかかり、快適さも損なわれます。部屋を暖めたくても寒いままだったり、涼しくしたくても暑いままだったり、思うような室温にならない状態が長く続くのは快適とはいえないでしょう。

エアコンの掃除を小まめにすることで、エアコンが持つ性能を最大限引き出せるのです。

エアコンにカビが生える原因

カビが生えたエアコン

エアコンの内部にはホコリがたまるだけでなく、カビが生えてしまうこともあります。ジメジメした気候が続く梅雨時期は特に発生しやすいため注意が必要です。

どのような条件下でカビが生えやすいのかを、さらに詳しく見ていきましょう。

温度が高い

温度が一定以上になると、カビが生えやすい環境が生まれます。具体的にはおおよそ20~30℃の間です。特に28℃あたりは繁殖しやすい温度になっています。適度に暖かく、かといって暑すぎないくらいがカビにとって快適なのです。

これは偶然にも人間が快適と感じやすい室温と似ています。つまり人が快適だと感じる室温は、カビにとっても過ごしやすい環境ということです。

「ならば冬場は大丈夫」と考える方もいるかもしれません。しかし冬でもエアコンで暖房を効かせれば、このくらいの室温になります。エアコンにカビが生えるリスクは、年間通してあるものと考えましょう。

湿度が高い

温度だけでなく、湿度もカビの発生に関係します。湿度が約70%以上あると、カビの育ちやすい環境になるのです。

季節にもよりますが、室内の湿度が70%前後になることは決して珍しくありません。つまり温度も湿度も、人が過ごしやすい環境で暮らしているだけでカビが生えて繁殖するリスクがあるということです。

暖房と冷房では、暖房の方がエアコン内部が乾燥しやすい状態になるため、湿度は上がりにくくなります。冷房を使う夏場の方が、カビに注意する時期といえるでしょう。

ホコリなどの汚れ

カビは汚れ・ホコリなどを好みます。エアコンの内部が不衛生であれば、内部にカビが繁殖しやすいのは当然といえるでしょう。

また部屋自体が汚い状態もよくありません。エアコンは部屋の空気を取り込んで吐き出すからです。汚れやホコリが多い部屋の場合、それらも一緒に取り込まれ、エアコン内部が汚れてしまいます。

エアコンだけでなく部屋もきれいに保っておくことが、エアコン内部にカビを繁殖させないために重要です。

エアコンのフィルター掃除のやり方

フィルターを掃除する

エアコンのフィルターは定期的に掃除し、蓄積したホコリや汚れを除去しましょう。フィルターの外し方はメーカーによっても異なるので、事前に説明書を用意しておき、フィルターの仕様を確認しながら進めると円滑です。

【準備する道具】

  • 掃除機
  • タオル
  • 歯ブラシ
  • マスク
【掃除する手順】

  1. 電源を落とす
  2. カバーを外して、フィルターを外す
  3. 掃除機で大まかにホコリをとる
  4. 裏面からシャワーで水洗いする
  5. 陰干しして乾燥する

フィルター掃除の手順

エアコンの電源を落とす

作業中に感電しないよう、コンセントを抜いておくといいでしょう。

カバーを外し、フィルターを外す

エアコンのカバー (外面)は、上に挙げるようにすることで簡単に外せます。カバーを外した後にフィルターを外すのですが、フィルターもまた簡単に取り外せます。フィルターに多くのホコリがついている場合、取り外す前に掃除機をかけておくと、ほこりが舞わなくてすむでしょう。

掃除機で大まかにホコリをとる

取り外したフィルターに掃除機をかけ、大まかにホコリをとってしまいましょう。フィルターを破いてしまわないよう、やさしくかけてあげる必要があります。

裏面からシャワーで水洗いする

大きなホコリが取れたら浴室へ移動し、シャワーでフィルターを水洗いします。水は必ず裏面に当てましょう。表面に当てると、水がホコリをフィルターへと押し込んでしまうため注意が必要です。

これらの工程を経ても汚れが落ちなかったら、使わなくなった歯ブラシで軽く擦り洗いをしましょう。フィルターがきれいな状態になったら、タオルで乾かし、完全に乾いたら元に戻して完了です。

フィルター掃除の注意点

フィルター清掃自体はそこまで難しいものではありません。しかし掃除機でホコリを吸ったり、歯ブラシで汚れを掻き出したりする際には注意が必要です。

強くフィルターに当てすぎないようにしましょう。強く押し当ててしまうと、フィルターの目を破いてしまうことがあります。

また清掃後に乾かすときも注意が必要です。中途半端な乾き具合のままフィルターをエアコンにつけ直すと、湿気で逆にカビが繁殖しやすくなってしまいます。乾かす際はしっかりタオルで水気を取り、完全に乾いてからセットしましょう。

エアコンの吹き出し口や内部掃除のやり方

エアコンクリーニングの様子

フィルター部分以外の掃除を、どのようにすれば良いか分からない方もいると思います。吹き出し口やファン、またはフィン部分などの掃除方法について説明していきます。

ただ基本的には、エアコン内部の掃除はプロに任せる方がいいことを注意しておきます。

吹き出し口掃除の手順

【用意する道具】

  • マスク、手袋
  • 雑巾
  • 歯ブラシ
【掃除する手順】

  1. 電源を切り、コンセントを抜く
  2. 吹き出し口の周りを拭く
  3. 吹き出し口の羽を丁寧に拭く

電源を切り、コンセントを抜く

吹き出し口は運転時に動く仕組みになっています。清掃中に動き出さないよう、電源を切りコンセントも抜いておきましょう。

吹き出し口の周りを拭く

吹き出し口の周りの汚れを取ります。パネルを開いた裏側に黒ずんだカビが発生している場合があるため、拭き取りましょう。終わったら、吹き出し口の清掃です。

吹出口を開き、羽を丁寧に拭く

吹き出し口は絞ったぞうきんで丁寧に拭いていきます。細かい部分の汚れは歯ブラシで除去します。注意点としてセンサー部分などには触れないよう気をつけましょう。

一通りきれいになったら、エアコンの電源をつけ、送風で動かします。これにより水分をなくし、カビの繁殖を防止できるのです。稼動時間は30分を目安にすると良いでしょう。

ファン掃除の手順

【用意する道具】

  • 歯ブラシ
  • ぞうきん
  • ゴミ袋、テープ(養生用)
  • 洗浄スプレー
【掃除手順】

  1. 電源を切り、コンセントを抜く
  2. ゴミ袋とテープで養生する
  3. カバーを外して表面のホコリをとる
  4. スプレーを吹きかけ、手でファンを数回回す
  5. スプレー成分を落として、乾燥させる

ファンの掃除は少し手間がかかりますが、きれいにしておけばカビのリスクをより減らせます。

電源を切り、コンセントを抜く

誤動作を防ぐため、電源を切りコンセントを抜きます。

ゴミ袋とテープで養生する

清掃後の汚れた水が垂れてきた際に部屋を汚さないため、ゴミ袋を吹き出し口にテープで留めましょう。

カバーを外して表面のホコリをとる

準備が整ったら、カバーを外してファンを露出させ、歯ブラシ、掃除機などを使い表面のホコリを取ります。

スプレーを吹きかけ、手でファンを数回回す

洗浄スプレーをスプレー本体に書いてある説明に従って吹きかけましょう。ファンを5回ほど回すと、洗浄成分が行き渡りやすくなります。

スプレー成分を落として、乾燥させる

スプレーの噴射が終わったら、霧吹きやすすぎ剤で残ったスプレーの成分を落とします。乾燥したのが確認できたら電源を入れ、送風運転をすれば完了です。

フィン掃除の手順

温度調節機能の要になるフィンと呼ばれる部分も掃除してみましょう。フィルターと比べて難易度は高めですが、きれいにすればエアコンの効きが良くなるかもしれません。

掃除機・歯ブラシ・手袋・クリーナーをまず用意し、エアコンの電源を切ってコンセントを抜きましょう。

カバーとフィルターを外し、吹き出し口の取り外せる部分も外します。フィンが露出した状態になったら、掃除機で見える範囲のホコリを吸い取ります。掃除機で吸えない細かい箇所は、歯ブラシを使ってきれいにしましょう。

表面の汚れが一通り落ちたら、クリーナーをフィンにかけます。噴射が終わったら、10分程度放置し、部品を戻して送風運転をすれば完了です。

クリーナーはリスクを把握して使おう

フィンはエアコンのパーツの中でも、特にデリケートな部分です。掃除機やクリーナーで汚れを取る際、電装部分にダメージを与えてしまうとエアコンが故障してしまうこともあります。

また洗浄成分が内部に残ったままだと、新たなカビの発生源になったり、部品がさびついてしまったりすることも考えられます。

市販のクリーナーを使って自らフィンを掃除する場合には、しっかりとした準備と注意が必要です。

エアコン内部の掃除は業者がおすすめ

エアコン掃除の見積書

業者に依頼すれば、安全かつ確実にエアコン内部をきれいにできます。自分で掃除する場合には準備に手間がかかりますが、業者に依頼すれば、必要な道具を購入する必要もありません。

業者に依頼する場合と自分で掃除する場合のクオリティの差や、費用の目安・業者の選び方などを説明します。

業者に依頼するメリット

フィルターや吹き出し口程度であれば自力での清掃も可能ですが、ファンやフィンなどは素人ではなかなか難しい部分です。

しかし業者であれば、専門の知識と技術を持ったスタッフが作業を行うため、手の届かないところまできれいにしてくれます。

またプロに任せれば掃除による故障の心配もなく、自力でやるよりも少ないリスクでエアコンのメンテナンスが可能です。新しい機種から古めの機種まで幅広く対応してくれる点もメリットといえるでしょう。

エアコン掃除の費用相場

エアコンの種類や業者によって差はありますが、壁にかける一般的なエアコンの場合は12,000円ほどが相場のようです。

掃除機能がついたエアコンの場合だと、20,000円ほどに費用が上がります。店舗やオフィスなどで使われている天井に埋め込むタイプのエアコンは、30,000円ほどが相場です。

複数台の清掃を依頼する場合は、セット価格としてトータルで安く済むケースもありますので、業者のサイトなどを見て検討しましょう。

エアコン掃除業者の選び方

業者を選ぶ際、料金が不明瞭な業者は避けるべきです。価格表記が曖昧で、見積もりを出してもらっても明細を出してくれないような業者だと、後から余計な費用を請求されるかもしれません。

また損害賠償保険に加入している業者かどうかも大事です。作業中に誤って家具・家電に傷がついた場合に、保険に加入している業者なら補償してもらえます。

中には加入しないまま依頼を受けている業者もあるので、依頼前に確認しておきましょう。

エアコンの汚れやカビを防ぐコツ

エアコンのカビを防ごう

エアコンの清掃は定期的にすべきですが、それと並行して汚れやカビが増えないように対策しておくのが大切です。

送風機能を活用したり、湿度を調節したりと、日ごろのちょっとした心がけがカビ予防になります。

使用後に送風機能を使う

冷房を使った後は、湿気が内部にたまりやすくなります。使用後に送風機能を使うと、内部の湿気を取りのぞけるため、小まめに送風機能を使いましょう。送風時間は30分ほどで充分です。

エアコンの送風機能は、空気を冷やしたり暖めたりせず、循環させるための機能です。内部の湿気を除去して、カビ予防に役立てましょう。

送風機能を使うと体感温度が下がるので、冷房の代わりにつけるのもおすすめです。

室内を換気する

エアコンのフィルターには、部屋の空気中にあるホコリが付着します。部屋の掃除も大切ですが、部屋をよく換気し、室内の空気に浮遊しているホコリなどの汚れを外へ出してあげることも、エアコンのメンテナンスに繋がるのです。

梅雨時期など湿度が高い季節においては、外の湿度を中に入れたくない気持ちから、換気を疎かにしがちです。

その結果、外よりも室内の方が湿度が高くなってしまい、カビの発生を招いてしまうこともあります。小まめに換気して、部屋の空気をリフレッシュしましょう。

室内の湿度を調節する

夏季は湿度が上がりやすく、また冷房を使うとエアコン内の湿度も上昇します。夏場はほかの季節よりも換気を意識し、部屋の湿度を減らしましょう。

それでも湿気が多い場合、除湿剤や除湿器を置くのも手です。扇風機、サーキュレーターなどを用いて室内の空気を外に逃がします。

またキッチンがある空間の場合、料理をしている際に発生する水蒸気が湿度を上げる一因になっている場合があります。換気扇を回すなどして、温度と湿度を外に逃すようにしましょう。

エアコンを正しいやり方で掃除しよう

エアコンクリーニングをするプロ

エアコンの清掃を怠ると、カビが繁殖しアレルギーを発症する恐れがあります。健康と電気代節約のために、定期的にエアコンの掃除をしましょう。

最も手軽にできるのがフィルター掃除です。吹き出し口やフィン、ファンの掃除も行うとよりきれいになります。

清掃が難しい場所については、業者にクリーニングをしてもらうことも良い手段です。その際は相場をあらかじめ理解しておき、不要な出費をしないように気をつけましょう。

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