「SFAツールの導入を検討しているが、月額料金が想定よりも高い」
「製品ごとに料金体系が違いすぎて、結局どれが安いのかわからない」
「稟議に通せる価格帯で、実用的なSFAツールを探している」
SFA(営業支援システム)の料金体系は製品ごとに異なり、1ユーザー単位の月額料金だけでは正確に比較できません。年間一括払いや無料プランの活用など、安く導入するための方法もあります。この記事では、おすすめの安いSFAツール6製品を比較し、安く導入するためのポイントを解説します。
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SFAツールの料金の仕組み
SFAツールの料金体系は大きく3つに分かれます。どの体系であるかを理解しないと、製品間で「安い」の比較ができません。
1ユーザー単価型は、1ユーザーあたり月額○○円で利用人数分だけ課金される体系です。本記事の掲載6製品はこの体系(kintoneを除く)に該当し、人数が少ないほど月額費用を抑えやすい特徴があります。
セット型(最低ID数あり)は、10IDや5ユーザー単位でまとめて課金される体系です。「1人あたり○○円」という表記であっても、最低購入単位での実質費用を確認しないと費用の見積もりを誤ります。
ノーコード型は、kintoneのようにプラットフォーム自体の月額は低いものの、SFAツールとして使うには自分でアプリを構築する必要がある体系です。月額料金だけで安いと判断せず、構築にかかる工数を含めた総所有費用で考えることが重要です。
ミツモアデータ(2025年12月から2026年3月)では、SFAツールの未導入率が82.6%を占めています。はじめての導入で費用が気になる層が大半を占めており、料金体系の仕組みを理解したうえで製品を選ぶことが、導入後の費用の失敗を防ぐ第一歩です。
SFAツールを安く導入する方法
年間一括払いやボリューム契約で月額単価を下げる
月払いと年間一括払いで料金差がある製品は多く、年間一括払いに切り替えるだけで10から20%程度の削減になるケースがあります。Zoho CRMは年間契約にすると月払いより最大34%割安になり、Freshsales SuiteもOrangeOne代理店経由の年間一括払いで月額換算を抑えられます。契約前に「月払いと年払いのどちらが自社に有利か」を確認しましょう。
セット型製品は、利用人数がセットの上限に近づくほど1人あたりの単価が下がります。10ID単位のGENIEE SFA/CRMは10名に近い人数で使うほどユーザー単価が下がる構造ですが、1ユーザー単価型と比較する際は最小購入単位で試算する必要があります。
無料プランから段階的にアップグレードする
Freshsales SuiteとZoho CRMは3ユーザーまで無料で使えるプランを提供しています。まず無料プランで基本機能を試し、必要な機能が明確になった段階で有料プランへ移行する方法は、初期投資ゼロで導入リスクを下げられます。
無料トライアルの期間は製品によって大きく異なります。FlexCRMの90日間は稟議プロセスが長い企業でも意思決定できる長さで、Salesforce Sales Cloudとkintoneはそれぞれ30日間を設けています。稟議承認前に実機で検証できるため、「導入したが使われなかった」というリスクを事前に減らせます。
総所有費用で「本当に安い」製品を見極める
月額料金が安くても、初期費用が高ければトータルの費用は逆転します。逆に月額がやや高めでも、定着率の高さや導入支援の手厚さで「使われないまま解約」という損失を防げます。
「SFAツールを入れたが使いこなせず、Excelに戻った」という話は導入事例などで見かける声です。定着しなかったSFAツールへの投資は100%の損失です。月額費用の安さだけでなく、「この製品が自社に定着するか」をトライアル期間中に確認することが、2年・3年の総所有費用の削減につながります。
月額料金が安いSFAツール比較表
以下の比較表は、月額料金(1ユーザー換算)の安い順に並べています。「30人月額概算」は、ミツモアへのSFAツール問い合わせで最も多いアカウント数である30人で試算した目安です。
| 製品名 | 最安プラン月額(1ユーザー換算) | 30人月額概算 | 料金体系 | 無料プラン | 無料トライアル | 初期費用 |
| WaWaFrontier(Lite)※簡易日報版・機能限定 | 1,100円/ID | 約35,750円 | 1ユーザー型 | なし | あり(14日間) | 無料 |
| FlexCRM | 1,320円/ユーザー | 約39,600円 | 1ユーザー型 | なし | あり(90日間) | 無料 |
| Freshsales Suite | 1,500円/ユーザー(年一括換算) | 約45,000円 | 1ユーザー型 | あり(3ユーザーまで) | あり(21日間) | ― |
| Zoho CRM | 1,848円/ユーザー(年間契約) | 約55,440円 | 1ユーザー型 | あり(3ユーザーまで) | あり(15日間) | 無料 |
| Salesforce Sales Cloud | 3,300円/ユーザー | 約99,000円 | 1ユーザー型 | あり(2ユーザーまで) | あり(30日間) | ― |
| kintone(ノーコード型) | 1,100円/ユーザー(ライト) | 約33,000円(ライト)※最低10ユーザー必須 | ノーコード型(自作) | なし | あり(30日間) | 無料 |
※「―」:公式Webサイトに記載なし
※WaWaFrontier(Lite)の30人概算は月額1,100円×30ID+基本料金2,750円の合計
※Zoho CRMの月額は年間契約時の価格。月払いは割高になる
※Freshsales Suiteの月額は年間一括払い換算(OrangeOne代理店参考価格)。為替変動により価格が変更される場合あり
※kintoneは最低10ユーザーから契約。専用のSFAツールではなくアプリの自作が必要
※料金は2026年4月時点の情報です。最新の料金は各公式Webサイトでご確認ください。
安いSFAツールおすすめ6選
月額費用を抑えながらSFAツールを導入できる6製品を紹介します。初期費用無料・1ユーザーから始められる製品を中心に、なぜこの価格でこの価値があるのかを解説します。
WaWaFrontier(株式会社アイアットOEC)
WaWaFrontierは費用をかけずに日報・営業管理を始めたい企業向けに、機能を絞ったLiteプランと商談管理や分析まで使えるフル版の2段階で構成されているSFAツールで、初期費用無料・1IDから契約できます。
Liteプランは簡易日報版で、利用できる機能はコメント・簡易日報入力・依頼・日報照会・CSV取込・出力・案件照会・顧客照会の7項目に限られます。商談管理・顧客管理・予算管理・行動分析などのSFAツールの主要機能を使うには、フル版(1IDあたり月額2,200円)への移行が必要です。「まず日報の習慣をつけてから機能を広げたい」という段階的な導入を想定している企業に向いた料金構造です。
基本料金はIDの数に関係なく1契約あたり2,750円が発生します。14日間の無料トライアルが用意されており、LiteとフルのWaWaFrontier機能差をトライアル中に確認してから契約プランを決められます。
FlexCRM(株式会社G.FLEX)
FlexCRMは1ユーザーから始められ、業界でも長い90日間の無料トライアルで実運用に近い検証が可能なクラウド型のSFAツールで、初期費用は無料です。
スタンダードプランでは顧客管理・商談管理・活動履歴・日報管理など、SFAツールの基本機能をひと通り利用できます。1ユーザーから契約できるため、小規模チームや特定部門だけで先行導入する場合に費用の無駄が生じにくい構造です。利用人数の増減に応じてIDを調整しやすい点も、費用管理のしやすさにつながります。
90日間のトライアルは、社内の稟議プロセスが長い企業でもトライアル期間内に意思決定できる長さです。営業チームの実際の入力定着率をトライアル中に確認してから本契約に進める点で、「導入したが使われなかった」というリスクを減らせます。
Freshsales Suite(OrangeOne株式会社)
Freshsales SuiteはAIによるリードスコアリングや商談の優先度付けを備えながら、年間一括払いの月額換算で手ごろな費用から利用できるSFAツールで、日本の代理店による日本語でのサポートを受けられます。
月額費用は年間一括払いを選ぶことで割安になります。3ユーザーまで無料で使えるプランも用意されており、有料プランへの移行前に基本的なSFAツールの機能を試せます。GrowthプランはAIによる次のアクション提案・見込み客スコアリング・電話・メール連携などを含んでいます。
21日間の無料トライアルでは有料プランの機能を実機で確認できます。AIの提案機能が自社の営業スタイルに合うかどうかをトライアル中に検証しておくと、有料移行後のミスマッチを防げます。
Zoho CRM(ゾーホージャパン株式会社)
Zoho CRMは多機能なSFAツール・CRMツールを低い月額費用で使いたい企業に広く選ばれている製品で、世界中で導入されています。初期費用は無料です。
スタンダードプランは年間契約にすることで月払いより最大34%割安になります。3ユーザーまで無料で使えるプランを活用すれば、有料プランへの移行判断を費用ゼロでおこなえます。顧客管理・商談管理・メール連携・レポート・ワークフロー自動化など、スタンダードプランでも機能の幅が広い点が費用対効果の高さにつながっています。
多機能であるぶん、設定や活用の幅が広い製品です。15日間の無料トライアル中に設定のしやすさと自社の運用に合うかどうかを確認してから契約判断をすることをおすすめします。
Salesforce Sales Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)
Salesforce Sales Cloudはグローバルで導入されているSFAツール・CRM(顧客管理システム)ツールのプラットフォームで、エントリープランにあたるStarter Suiteを選ぶことで、費用を抑えた導入が可能です。30日間の無料トライアルが用意されています。
Starter Suiteは顧客管理・商談管理・メール連携・レポートをひと通り備えた入門向けプランです。上位プランにはPro Suite(月額13,200円/ユーザー)やEnterpriseなどがあり、事業拡大にあわせて移行できます。6製品のなかで月額費用は高めですが、将来的にMarketing CloudやService Cloudとの連携を見込む企業にとっては、同一エコシステムでの拡張性が総所有費用の面での優位につながります。
2ユーザーまでの無料プランも用意されています。はじめてSalesforceを試したい担当者が、費用をかけずに機能感を確認する用途に向いています。
kintone(サイボウズ株式会社)【ノーコード型・別枠】
kintoneはSFAツールの機能をあらかじめ搭載した専用ツールではなく、ノーコードでアプリを自作するプラットフォームです。商談管理・顧客管理・活動履歴などのSFAツールの機能を自社の業務フローにあわせてアプリとして構築して使います。
ライトプランは1ユーザーあたり月額1,100円、スタンダードプランは1ユーザーあたり1,980円で、最低10ユーザーからの契約が必要です。月額単価は本記事の他5製品と同水準ですが、SFAツールとして運用するにはアプリの設計・構築・テストの工数が別途かかります。社内にIT人材がいる場合や、すでにkintoneを業務で使っている企業がSFAツールの機能を追加したい場合は、新たに専用のSFAツールを導入するよりも総所有費用を抑えられる可能性があります。
30日間の無料トライアルで、アプリ作成の難易度と自社のSFAツールの要件を満たせるかを確認してから判断することをおすすめします。専用のSFAツールとノーコード型プラットフォームの違いを理解したうえで、自社の導入目的に合うほうを選びましょう。
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