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LINE連携・活用におすすめのCRM(顧客管理システム)11選

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最終更新日: 2026年06月15日

「LINEで友だち登録してくれる顧客は増えたのに、配信を送っても反応が以前より鈍くなった」
「ブロックする人が増え、配信費だけがかさんでいる」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

来店頻度や購入履歴にあわせて配信内容を変えている店舗は、一斉配信だけの店舗にくらべて成果につながりやすい傾向があります。これを後押しするのが、CRM(顧客管理システム)とLINEを連携させる仕組みです。

配信先の絞り込みに強い製品から、AI自動化まで対応するツールまで、LINE連携型CRM11製品を比較しました。

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LINE連携CRMツールの選び方

LINE連携型CRMツールは、自店がLINEで何をしたいかによって選ぶ候補が変わります。代表的な3つの軸で整理しました。

セグメント配信のしやすさで選ぶ

友だち全員に同じ内容を一斉配信するだけだと、ブロックが増えたり、開封率が下がったりしがちです。年齢や購買履歴で送り先を分けるセグメント配信から始めたい場合は、LステップSynergy!CRM PLUS on LINEが候補になります。

Lステップは無料プランがあり、操作画面もわかりやすく、はじめてLINE活用に取り組む小規模店に合いやすい製品です。Synergy!は月100通までの送り分けを無料で試せて、メール配信と組みあわせた小さな運用にも対応します。CRM PLUS on LINEはShopifyを使っているお店なら、無料プランで顧客100人までずっと使えるため、Shopifyで通販を運営する事業者にぴったりです。

既存システムとのデータ連携で選ぶ

ECカートや店舗POSに顧客データはあるのに、LINEとは別々に管理されていて活かしきれていない場合は、KAKERUカスタマーリングスMOTENASULinyが候補となります。LINEのユーザーと自社の会員データをつなぐID連携に強い製品群です。

KAKERUはEC-CUBEやスマレジとのひもづけが得意で、ECと実店舗の両方を運営する事業者にあてはまる選択肢です。カスタマーリングスはECカート・POS・Webの行動データを1か所にまとめられ、店舗チェーンや通販事業者を想定して設計されています。

MOTENASUはShopifyと自動でつながり、LINE・メール・郵送DMを1つの画面から送り分けたい通販事業者の候補になります。Linyは社内で使っているSalesforceと自動でデータをやりとりでき、既存のしくみを活かしたままLINE配信を加えたい場合に役立ちます。

AI・自動化の充実度で選ぶ

配信のタイミングや内容の調整まで手が回らず、もっと自動でまわしたい場合は、Mico Engage AIKUZENDECA for LINEうちでのこづちが候補となります。

Mico Engage AIは送り先と内容をAIが自動で組みかえてくれるため、配信企画やデザインにかかる負担を減らせます。KUZENは会話の中身を理解して返信できるAIチャットボットを持ち、深夜や繁忙時間帯の問い合わせの取りこぼしを防げます。

DECA for LINEはLINEの中で動く小さなアプリ「LINEミニアプリ」で会員証や予約管理にも対応でき、店舗予約や会員施策までまとめてAI化したい事業者にあう設計です。うちでのこづちはチャット対応とシナリオ配信を組みあわせ、購入後の問い合わせ対応までLINE上で自動化したい通販事業者にも選ばれています。

なお、今回紹介する11製品はすべてLINEと自社データのひもづけに対応しています。一斉配信から始めたばかりの段階であれば、まず送り分けの基本を整えることを優先してください。

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 LINE連携・活用におすすめのCRMツール11選比較表

製品名 業種適性 初期費用 月額 無料プラン LINE連携方式 セグメント配信 AIチャットボット 外部システム連携
Lステップ EC・美容・教育・飲食 0円 0円から3万2,780円(税込) フリープランあり(月200通まで) LINE公式アカウント連携・独自ID付与 Webhook・API・CSVインポート
DECA for LINE EC・D2C・メーカー 要問い合わせ Messaging API・LINE ID統合連携 外部DB・Web行動データ統合
KUZEN 金融・保険・不動産・BtoB 要問い合わせ API双方向リアルタイム連携 〇(KUZEN AI) Salesforce・kintone等API連携
KAKERU EC・実店舗・サービス業 20万円から(用途別4パターン) 1万円から(税区分公式未記載) 基幹システム・EC会員データID連携 個別連携対応(要問い合わせ)
Mico Engage AI EC・小売・D2C あり(金額は公式未記載) 要問い合わせ Messaging API・LINE通知メッセージ 〇(AIセグメンテーション) 〇(AIシナリオ) Salesforce・HubSpot・Shopify等
Liny EC・小売・BtoBサービス あり(金額は公式未記載) 要問い合わせ API連携・顧客カルテ型ID連携 Salesforce・基幹システムAPI連携
カスタマーリングス EC・通販・チェーン店 あり(金額は公式未記載) 要問い合わせ LINE IDコネクト(Messaging API) 〇(生成AI活用) ECカート・POS等40以上の連携
Synergy! EC・小売・通販 14万8,000円(税別/LINE配信込みの例) 2万2,000円から(税別) LINE配信モジュールは月100通まで0円 顧客データとLINE友だちを紐付け(コネクト) メール配信・フォーム・ポップアップ
MOTENASU EC・通販・小売 ―(公式記載に揺れあり) 5万円から(税区分公式未記載) LINE-ID連携・分岐シナリオ配信 Shopify自動連携・郵送DM統合
CRM PLUS on LINE EC(Shopify) ―(オプションのみ別途) 0ドルから(米ドル表記) Freeプランあり(顧客100人まで期限なし) Shopify顧客IDとLINE IDの紐付け Shopify Flow連携・LINEミニアプリ
うちでのこづち EC・通販 お見積もり 要問い合わせ 自社会員IDとLINEアカウントID連携 〇(CS対応プラン有人+自動) 国内主要カート・基幹システム連携

※「―」:公式Webサイトに記載なし
※LステップとLinyは同グループ企業(SDBグループ)の製品です

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 LINE連携・活用におすすめのCRMツール11選

Lステップ(株式会社Maneql)

Lステップ(株式会社Maneql)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「Lステップ」公式Webサイト

Lステップは、LINE公式アカウント向けの配信・運用サービスです。EC・美容サロン・教育スクール・飲食店など、幅広い業種でLINEを使った顧客管理・集客に向いています。

友だち登録は増えても売上につながらず、LINE公式アカウント単体では細かい配信ができないと感じていないでしょうか。Lステップでは、流入経路ごとにタグを自動付与し、条件を絞ったセグメント配信や、段階を追って自動で送るメッセージ「ステップシナリオ配信」を運用できます。スタンダードプラン以上では、LINE画面下の案内ボタン「リッチメニュー」を友だちごとに出し分けできます。

フリープラン月額0円から開始でき、初期費用も0円。有料プランはスタートプラン月額5,000円から、プロプラン月額3万2,780円までです。

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DECA for LINE(株式会社ギブリー)

DECA for LINE(株式会社ギブリー)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「DECA for LINE」公式Webサイト

DECA for LINEは、LINE特化型のマーケティングオートメーション(自動配信)サービスです。外部の会員データやWeb行動履歴をLINEに連携し、顧客一人ひとりに合わせた配信を自動で組み立てられます

LINE配信のシナリオを社内で設計しきれず、外部の会員データやWebの行動履歴をLINEに活かせていないことに悩んでいないでしょうか。DECA for LINEでは、APIで自社の顧客データとLINEのIDを結びつけ、顧客一人ひとりに合わせたパーソナライズ配信や、LINEの中で動く小さなアプリ「LINEミニアプリ」での会員証や予約管理に活用できます。

月額・初期費用ともに要問い合わせ(公式に金額の記載なし)。デモリクエストの受付があります。

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KUZEN(株式会社クウゼン)

KUZEN(株式会社クウゼン)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「KUZEN」公式Webサイト

KUZENは、LINEとAIを軸にした複数チャネル対応の配信サービスです。有人対応と自動応答を組みあわせ、複雑な業務フローにも対応できる設計です。

金融・保険・不動産などの業界やBtoB企業で、有人対応と自動応答を組みあわせた複雑な業務フローを抱えていないでしょうか。Salesforceなど自社の顧客管理システムに蓄積したデータとLINEを、双方向データ連携やAPI連携で結びつけ、KUZEN AIの自動シナリオ生成を活用すれば、有人チャットと自動配信を切り替えて運用できます。

月額・初期費用ともに要問い合わせ(月額固定と成果報酬の2体系)。

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KAKERU(株式会社ミライク)

KAKERU(株式会社ミライク)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「KAKERU」公式Webサイト

KAKERUは、セミオーダー型のLINE連携サービスです。EC・店舗集客・サービス業を中心に、既存の業務フローを変えずに段階的にDX化したい事業者で導入されています。

ECや実店舗の会員データをLINE配信に活かせず、パッケージ型のツールでは独自フローに合わないと感じていないでしょうか。KAKERUは必要な機能を組みあわせて選ぶセミオーダー型です。会員ランクに応じて表示を切り替えるリッチメニューの出し分けや、EC-CUBEやスマレジなど社内の主要システムとデータをつなぐ基幹システム連携を組み込めます。

用途別構成で初期費用20万円から、月額1万円から(税区分公式未記載)。KAKERU シフト管理のみ2カ月のお試しが可能です。

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Mico Engage AI(株式会社Mico)

Mico Engage AI(株式会社Mico)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「Mico Engage AI」公式Webサイト

Mico Engage AIは、LINE公式アカウントとつないで、AIがお客さまへの配信先と内容を自動で組み立てるCRMツールです。EC・小売・D2Cを中心に、LINE配信の企画・配信設計を自動化したい事業者で導入されています。

LINE配信を始めてみたものの、誰にどんな内容をいつ送るかが毎回バラバラで、効果が読めなくなっていませんか。Mico Engage AIでは、お客さまをAIが自動でグループ分けする機能「AIセグメンテーション」と、行動に合わせて段階的に送る配信の流れ「ジャーニー」を使い、配信先と内容を自動で組み立てられます。友だち追加前のお客さまにも届くLINE通知メッセージにも対応します。

月額・初期費用とも要問い合わせ。

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Liny(ソーシャルデータバンク株式会社)

Liny(ソーシャルデータバンク株式会社)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「Liny」公式Webサイト

Linyは、LINEの友だちを一人ひとりの顧客情報として管理しながら、大量配信にも対応するLINEマーケティングサービスです。EC・小売・BtoBサービスを中心に、自治体・官公庁でも導入されています。

LINEの友だちが増えてきたものの、どんなお客さまかを管理しきれず、全員に同じ内容を送ってしまっていないでしょうか。フォーム回答とLINE IDを自動で結びつけて顧客カルテのように管理できるLinyでは、属性に応じてLINE画面下の案内ボタンを切り替える「セグメントリッチメニュー」や、条件分岐で自動で送り分けるシナリオ配信で、一人ひとりに案内を届けられます。

月額・初期費用とも要問い合わせ。請求書払い(年一括または月払い)にも対応。

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カスタマーリングス(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)

カスタマーリングス(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「カスタマーリングス」公式Webサイト

カスタマーリングスは、ECサイト・店舗・メルマガに点在するお客さま情報を1か所にまとめ、LINEへの配信や分析に活用できるCRMツールです。ECカート・POS・Webの行動データを統合し、LINE配信のセグメントに反映できます。

EC・実店舗・メルマガで顧客データがバラバラに管理され、同じお客さまに重複案内をしていないでしょうか。カスタマーリングスのLINE IDコネクトで、LINEの友だちと自社の会員データを結びつけたうえで、誰にいつ何を送るかを地図のように描いて設定できるシナリオマップを使えば、メールとLINEを組み合わせた配信を計画できます。在庫連動の自動配信も可能です。

月額・初期費用とも要問い合わせ。設定支援・操作トレーニングを含む導入サポートあり

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Synergy!(シナジーマーケティング株式会社)

Synergy!
出典:「Synergy!」公式Webサイト

Synergy!は、顧客データベース・メール配信・LINE配信・フォームを1つにまとめて使えるCRMツールです。LINE配信は100通/月まで月額0円から始められます。

メール配信は続けても、お客さまの目に触れる機会が減ってきて、LINEに切り替えたいけれど料金や設定が読めず、一歩を踏み出せずにいないでしょうか。Synergy!のLINE友だちと自社の顧客情報を結びつけるコネクト機能と、誕生日や登録日に自動でメッセージを送る記念日配信、指定した日付や曜日に自動で送るカレンダー配信を組み合わせれば、お客さまの目線に合った案内を自動で送れます。

基本機能は月額2万2,000円から(税別)、初期費用11万8,000円で、LINE配信モジュールは月額0円から100通まで試せます。

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MOTENASU(株式会社FID)

出典:「MOTENASU」公式Webサイト

MOTENASUは、ECや通販向けに顧客管理とマーケティング自動化をあわせ持つCRMツールです。LINE IDを連携させることで、購買履歴にもとづくセグメント配信や条件分岐つきのシナリオ配信に対応しています。

LINEだけで配信しているが反応が落ちてきたメールと顧客データが別管理で活かしきれていないと感じていないでしょうか。MOTENASUはメール未開封者だけにLINEで再アプローチするシナリオ配信を実装できます。LINE・メール・SMSを組みあわせて使うことで顧客接点を一本化でき、郵送DMまで含めた配信も同一画面で管理できます。

初期費用は0円で、月額基本料は5万円からです。ECや通販企業がLINE活用をはじめやすい料金体系です。Shopify APIとの自動連携にも対応しており、Shopify利用中の企業はスムーズにデータを取り込めます。

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CRM PLUS on LINE(株式会社ソーシャルPLUS)

CRM PLUS on LINE(株式会社ソーシャルPLUS)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「CRM PLUS on LINE」公式Webサイト

CRM PLUS on LINEは、ShopifyとLINEの連携に特化したCRMツールです。Shopifyアプリとして提供されており、購入完了ページやマイページからLINE IDと会員IDの紐づけを手軽におこなえます。

ShopifyでECを運営しながらLINE公式アカウントを開設したものの、何から着手すればよいかわからない有料ツールを使う前に費用感を確かめたいと感じていないでしょうか。CRM PLUS on LINEのFreeプランは期限なしで100人まで利用できます。Shopify Flowと連携したカート離脱リマインドや再入荷通知など、購買データに基づくセグメント配信も実装できます。

Freeプランは利用期間に制限がなく、ID連携100人まで標準機能をすべて使えます。小規模ECからでも導入しやすい設計ですが、Shopify以外のECプラットフォームでは利用できない点に注意が必要です。料金は米ドル表記です。

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うちでのこづち(株式会社E-Grant)

出典:「うちでのこづち」公式Webサイト

うちでのこづちは、ECや通販に特化したCRMツールです。LINE連携サービスkozuchi_LINEとして、自社の会員IDとLINEアカウントの紐づけやセグメント配信、ステップ配信を提供しています。

LINE公式アカウントで顧客対応を始めたものの、定型的な質問への返信に工数がかかり対応が属人化しがち、購買履歴を活かした配信まで手が回っていないと感じていないでしょうか。うちでのこづちのCS対応プランでは、LINEのユーザーIDと自社の会員IDをひもづけ、蓄積した購入履歴を参照しながら、有人チャット対応ができます。自動シナリオ配信と有人対応を組みあわせ、深夜・繁忙時間帯の取りこぼしを防げます。

CRMプランとCS対応プランの2プランがあります。CS対応プランでは顧客データを参照しながら1to1の有人チャット対応がおこなえるため、カスタマーサポートまで含めたLINE活用を検討する企業に適しています。LINE連携サービスの費用は月額3万円からです。

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 2026年LINE×CRMの動向

LINE連携・活用におすすめのCRM(顧客管理システム)11選の2026年情報

2026年はLINEとCRMツールの連携が大きく動く年です。導入を検討するうえで押さえておきたいトピックを紹介します。

2026年10月にLINE公式アカウントの追加メッセージ料金が改定される

LINEヤフー株式会社が2026年2月16日に発表した内容によると、LINE公式アカウントのスタンダードプランで2026年10月1日から追加メッセージ料金が改定されます。月20万通までは1通3円(税別)、20万通を超えた分は1通2.5円(税別)の2段階制に統一される予定です。

たとえば月30万通を一斉配信している店舗の場合、料金改定後は月あたり計85万円(税別)規模の追加メッセージ料金がかかる試算になります。一斉配信で大量に送る運用ほど費用がかさむため、購入履歴や来店頻度にあわせて配信先を絞り、通数自体を減らす対策が現実的です。LINE連携型CRMツールを使えば、顧客データに基づいたセグメント配信(顧客を年齢・購買履歴などで分けて配信すること)に切り替えやすく、料金改定の影響を抑えられます。

LINE公式アカウントでAIチャットボット機能が試験提供される

LINEヤフー株式会社が2025年11月13日に発表した内容によると、LINE公式アカウント向けのAIチャットボット(β版)の提供が開始されました。あらかじめ用意した質問と回答のセットに反応する従来の自動応答とくらべ、顧客の質問内容を理解して柔軟に返信できる方式へと広がっています。

深夜や繁忙時間帯の取りこぼし削減につながり、有人対応へのひきつぎ判定まで自動でおこなえる構成も中小事業者で導入しやすくなりました。LINE連携型CRMツール側でも、自社の顧客データと組みあわせたAI応答に対応する製品が増えており、問い合わせ対応の負担軽減につながります。

LINE連携で顧客データ統合の動きが広がる

株式会社矢野経済研究所が2025年7月18日に発表した「デジタルマーケティング市場に関する調査(2025年)」によると、2024年の国内デジタルマーケティング市場規模は事業者売上高ベースで3,672億4,000万円、2025年は前年比114.1%の4,190億2,000万円に拡大する見込みとされています。CRMツールやMAツール、CDP(顧客データ基盤)といったツールの機能が拡張・融合し、顧客接点業務を包括的に支援する多機能型・統合型が増えていることが背景にあります。

中堅以上の事業者を中心に、Web行動・購買履歴・店舗来店データをまとめてLINE配信に活かす設計が広がっており、リピート購入や来店頻度の向上に寄与すると報告されています。LINE連携型CRMツールを選ぶ際は、自社が活用したい顧客データの種類と、ツール側の統合機能を照らしあわせることが大切です。

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