「CRMの導入を検討しているが、月額料金が想定よりも高い」
「製品ごとに料金体系が違いすぎて、結局どれが安いのかわからない」
「月額2,000円以下で、顧客管理から商談管理まで使えるCRMを探している」
CRM(顧客管理システム)の料金の仕組みは製品によってさまざまで、1ユーザーあたりの月額だけでは実際の費用感はつかめません。年払い割引や無料プランを活用すれば、出費を抑えて始めることも可能です。この記事では、おすすめの安いCRMツール6製品を比較し、出費を抑えて導入するための考え方を紹介します。

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安いCRM(顧客管理システム)とは?
CRMツールの料金体系は主に3種類です。自社が検討する製品がどの種類に当てはまるかを知らなければ、製品間で安いを正しく比較できません。
1ユーザー単価型は、1ユーザーあたり月額1,000円から2,000円程度で利用する人数に応じて料金が決まる仕組みです。FlexCRM、Freshsales Suite、Zoho CRMなどが該当し、利用人数が少ないほど月額費用を抑えやすくなります。
ユーザー数無制限型は、月額定額で何人でも利用できる体系です。Customa!が該当し、利用人数が多いほど1人あたりの単価が下がります。
ノーコード型は、kintoneのようにプラットフォーム自体の月額は安いものの、CRMツールとして使うにはアプリを自分で構築する必要がある体系です。月額料金だけでなく、構築にかかる工数を含めた総所有費用で判断しましょう。
このほか、F-RevoCRM Cloudのように利用人数帯ごとに月額が決まる種別制の体系もあります。
Salesforce Sales Cloud、GENIEE SFA/CRM、Mazrica Salesといった多機能なCRMツールは、1ユーザーあたり月額3,000円(税別)以上の価格帯です。本記事では1ユーザーあたり月額2,000円(税別)以下の製品に絞って紹介しているため、これらの製品は取り上げていません。機能や選び方を重視したい方は、CRMツール比較記事をご覧ください。
ミツモアデータ(2026年1月から3月)では、CRMツールの問い合わせのうち「いい製品があればすぐ導入したい」と回答した層が40.1%を占めています。はじめてのCRM導入で費用が気になる方が多く、料金体系を理解したうえで製品を選ぶのが、費用面の失敗を防ぐ第一歩です。
CRMツールを安く導入する方法
年間一括払いやボリューム契約で月額単価を下げる
月払いと年払いで料金に差を設けている製品は多く、年払いへ切り替えるだけで10から20%程度の削減につながるケースがあります。Zoho CRMは年間契約にすると月払いより約34%割安です。Freshsales SuiteもOrangeOne代理店を通じた年払いで月額単価を下げられます。契約前に月払いと年払いのどちらが自社に有利かを確認しましょう。
ユーザー数無制限型のCustoma!は、利用人数が増えても月額料金が変わらない構造です。チーム全体で活用するほど1人あたりの単価が下がるため、利用人数が多い企業ほど費用対効果が高まります。
総所有費用(TCO)で本当に安い製品を見極める
月額料金が安くても初期費用が高ければ、トータルの費用は逆転します。逆に月額がやや高めでも、導入支援が手厚く現場に定着しやすい製品であれば、使われないまま解約という損失を回避できるでしょう。
GENIEE SFA/CRM、Mazrica Sales、Salesforce Starter Suiteは月額費用が本記事の基準を上回ります。ただし定着支援やAI機能、拡張性といった付加価値を含めた総所有費用で評価すれば、妥当な投資になるケースもあるでしょう。
「CRMツールを導入したが使いこなせず、Excelに戻った」という声は珍しくありません。定着しなかった製品への投資は全額が損失です。月額の安さだけに目を向けず、自社の現場で使い続けられるかをトライアル中に見極めることが、長期の総所有費用を下げるカギになります。
デジタル化・AI導入補助金を活用する
CRMツールの導入費用を抑える手段として、国の補助金制度があります。「デジタル化・AI導入補助金2026」(旧IT導入補助金)は、業務効率化やDX推進に向けたITツールの導入費用の一部を補助する制度です。CRMツールは「顧客対応・販売支援」プロセスとして補助対象に含まれています。
通常枠の補助率は導入費用の2分の1以内で、補助上限額は450万円以下です。クラウド利用料(2年分まで)や導入コンサルティング費用も対象に含まれます。ただし申請にはIT導入支援事業者との連携が必要で、交付決定前の発注は補助対象外です。2026年度の交付申請は受付中で、1次締切は2026年5月12日です。
本記事で紹介している6製品のうち、Zoho CRMとkintoneは公式Webサイトで補助金対応を案内しています。Zoho CRMはゾーホージャパンがIT導入支援事業者として登録済みで、ライセンス費用や導入支援費用が補助対象です。kintoneはサイボウズが補助金専用の2年ライセンスを用意しており、IT導入支援事業者を通じた申請に対応しています。
FlexCRMとF-RevoCRM Cloudは、過去のIT導入補助金で対象ツールとして認定された実績があります。ただし2026年度の対応状況は公式Webサイトで確認できていません。Customa!とFreshsales Suiteについては、補助金対応の公式情報が見つかりませんでした。Customa!とFreshsales Suiteで補助金の活用を検討する場合は、各販売事業者に問い合わせてください。
月額料金が安いCRMツール比較表
以下の比較表は、1ユーザーあたりの月額が低い順に掲載しています。Customa!はユーザー数無制限の定額制のため、30人利用時の1人あたり単価で換算し先頭に配置しています。「30人月額概算」は、ミツモアへのCRMツール問い合わせで多いアカウント数30人で試算した目安です。
| 製品名 | 最安プラン月額(1ユーザー換算) | 初期費用 | 30人月額概算 | 料金体系 | 無料プラン | 無料トライアル |
| Customa! | 9,980円/月(1社定額) | 1万9,960円 | 9,980円 | ユーザー数無制限型 | × | × |
| FlexCRM | 1,200円/ユーザー | 無料 | 3万6,000円 | 1ユーザー型 | × | ○ |
| Freshsales Suite | 1,500円/ユーザー(年一括換算) | ― | 4万5,000円 | 1ユーザー型 | ○ | ○ |
| Zoho CRM | 1,680円/ユーザー(年間契約) | 無料 | 5万400円 | 1ユーザー型 | ○ | ○ |
| F-RevoCRM Cloud | 1万円/月(1から5名) | 無料 | ― | 種別制 | × | × |
| kintone | 1,000円/ユーザー | 無料 | 3万円 | ノーコード型(自作) | × | ○ |
※「―」:公式Webサイトに記載なし。
※料金はすべて税別です
※Customa!はユーザー数無制限の定額制。30人利用時の1人あたり月額は約333円
※Zoho CRMの月額は年間契約時の価格。月払いの場合は割高になる
※Freshsales Suiteの月額は年間一括払い換算(OrangeOne代理店参考価格)。為替変動により価格が変更される場合あり
※F-RevoCRM Cloudは26名以上が要問い合わせのため30人概算は「―」
※kintoneは最低10ユーザーから契約。専用のCRMツールではなくアプリの自作が必要
※料金は2026年4月時点の情報です。最新の料金は各公式Webサイトでご確認ください
安いCRMツールおすすめ6選
月額費用を抑えながらCRMツールを導入できる6製品を紹介します。初期費用無料、1ユーザーから始められる製品を中心に、この価格帯で何が得られるのかを製品ごとに紹介します。
Customa!(株式会社アイバス)
Customa!は、ユーザー数無制限の定額制で利用人数が増えても月額が変わらないクラウド型CRMツールです。顧客管理、営業支援、問い合わせ管理といった機能を備えており、人数を気にせずチーム全体で導入できます。
月額料金が異なる2つのプランが用意されており、ユーザー単価型の製品と違って人数が増えても追加の費用は発生しません。少人数で始めてからチーム全体に広げる段階的な展開でも、費用計画を立てやすい構造です。
無料トライアルは提供されておらず、導入前の確認はデモ環境でおこないます。初期費用がかかるため、月額だけでなく初期費用をあわせた総額で予算を見積もりましょう。
FlexCRM(株式会社G.FLEX)
FlexCRMは、1ユーザーから契約でき、90日間の無料トライアルで実運用に近い検証が可能なクラウド型CRMツールです。初期費用は無料で、顧客管理、商談管理、活動履歴、日報管理の基本機能をひと通り利用できます。
1ユーザー単位で契約できるため、特定の部門やチームだけで先行導入する場合に費用の無駄が生じにくい構造です。利用人数の増減にあわせてIDを調整しやすく、費用管理のしやすさにつながります。
90日間のトライアルがあるため、稟議プロセスが長い企業でも余裕をもって検証できるでしょう。営業チームの入力定着率をトライアル中に確認してから本契約に進めるため、導入したが使われなかったリスクを軽減できます。
Freshsales Suite(OrangeOne株式会社)
Freshsales Suite(OrangeOne株式会社)
Freshsales Suiteは、AIがリードの有望度を自動判定し商談に優先順位をつける機能を備えつつ、手ごろな月額費用で利用できるCRMツールです。日本ではOrangeOne株式会社が代理店として販売しており、日本語でのサポートを受けられます。
年間一括払いを選ぶと月額換算が割安になる料金体系で、3ユーザーまで使える無料プランも用意されています。有料プランへの移行前に基本機能を試せるほか、GrowthプランではAIによるリードスコアリングや電話・メール連携も利用可能です。
14日間の無料トライアルでは有料プランの機能を実機で確認できます。AIの提案機能が自社の営業スタイルにあうかどうかをトライアル中に検証しておくと、有料移行後のミスマッチを防げるでしょう。
Zoho CRM(ゾーホージャパン株式会社)
Zoho CRMは、多機能なCRMツールを低い月額費用で使いたい企業に向けた製品で、初期費用は無料です。顧客管理、商談管理、メール連携、レポート、ワークフロー自動化まで、スタンダードプランでも機能の幅が広く、費用対効果の高さにつながっています。
年間契約を選べば月払いより割安になり、3ユーザーまで無料で使えるプランも用意されています。費用ゼロで移行判断をおこなえるうえ、追加やオプション費用が発生しない明瞭な料金設計で、想定外の出費も避けやすいでしょう。
多機能であるぶん設定の幅が広い製品です。15日間の無料トライアル中に設定のしやすさと自社の運用にあうかを確かめたうえで、契約を判断するとよいでしょう。
F-RevoCRM Cloud(シンキングリード株式会社)
F-RevoCRM Cloudは、オープンソースをベースに開発された国産のCRMツールで、利用人数帯ごとに月額が決まる種別制の料金体系を採用しています。初期費用は無料で、顧客管理、営業支援、マーケティング、問い合わせ管理を標準機能として備えた構成です。
種別制の料金は5名単位で区切られており、利用人数が各区分の上限に近いほど1人あたりの実質単価が下がります。CRM、SFA、MA機能がひと通り使えるため、機能面と費用面のバランスをとりやすいでしょう。
クラウド版は申し込みから利用開始まで2営業日程度で環境が整い、すぐに運用を始められます。業務フローにあわせたカスタマイズが必要な場合はEnterprise版も用意されているため、まずCloud版で基本機能を確認してから判断するとよいでしょう。
kintone(サイボウズ株式会社)
kintoneは、CRMツールの機能をあらかじめ搭載した専用ツールではなく、ノーコードでアプリを自作するプラットフォームです。月額単価自体は安いものの、CRM機能を構築する工数が別途かかるため、総所有費用で判断する必要があります。
ライトプランとスタンダードプランの2つがあり、契約は10ユーザーからのため月額の支払いは1万円からです。年間一括払いによる割引はなく、月払いと年払いで差額が生じない明瞭な体系です。ただしCRMツールとして運用するにはアプリの設計と構築が必要で、外注する場合は開発費用を総所有費用に含めた見積もりが欠かせません。
社内にIT人材がいる企業や、すでにkintoneを業務で使っている企業であれば、CRM機能の追加で専用ツールより費用を抑えられるかもしれません。30日間の無料トライアルで、アプリ作成の難易度と構築にかかる工数を確認したうえで、専用CRMツールとどちらが自社にあうかを見極めましょう。
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