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銀行・金融業界におすすめのCRM(顧客管理システム)11選

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最終更新日: 2026年04月15日

「渉外担当者が異動するたびに顧客情報が消え、引継ぎに数カ月かかる」
「顧客情報が担当者の頭の中にあり、組織として活用できていない」
「CRMツールを導入したいが、金融庁のセキュリティ基準を満たす製品がどれかわからない」

銀行の営業推進部門やDX推進室では、こうした悩みが長年の懸案事項です。

CRM(顧客管理システム)を導入すれば、渉外担当者に属人化した顧客管理を脱却し、異動時の引継ぎを標準化できます。

法人営業の案件や商談情報を組織で一元管理することで、取引先への提案精度もあがります。窓口やコールセンターなどリテール営業の顧客対応を効率化する手段としても、CRMツールは有効です。

IDC Japanの予測によると、2026年の国内金融IT市場規模は前年比5.7%増の約3.6兆円に拡大する見通しです。メガバンクから地銀まで、CRMツール刷新の動きが加速しています。この記事では、銀行・金融業界におすすめのCRMツール11製品を比較し、選び方のポイントと導入事例を紹介します。

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銀行・金融業界におすすめのCRMツール11選を比較

銀行・金融業界の顧客管理に適したCRMツール11製品を、金融業界の導入実績やセキュリティ認証をもとに選定しました。金融特化型の製品を先頭に、渉外営業の現場定着に強い製品やノーコードで柔軟に構築できる製品まで幅広く掲載しています。全製品がスマートフォンに対応しています。公式Webサイトでオンプレミス対応を明記しているのはMicrosoft Dynamics 365 Salesのみです。

製品名 月額料金目安(税別) 金融業界導入実績 セキュリティ認証 無料トライアル
Salesforce Financial Services Cloud 3万9,000円/ユーザー/月 三菱UFJ銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券 ISO 27001、SOC 2 ○(30日間)
fcube CRMサービス 要問い合わせ 常陽銀行、北越銀行、山口FG、栃木銀行、筑波銀行、北日本銀行、富山第一銀行、鹿児島銀行 プライバシーマーク
BankNeo for CRM / SFA 要問い合わせ 三菱UFJ銀行、京都銀行、興能信用金庫 ISO 27001
Microsoft Dynamics 365 Sales 9,745円/ユーザー/月 ISO 27001、SOC 2 ○(30日間)
Zoho CRM 1,680円/ユーザー/月 ISO 27001、SOC 2 ○(15日間)
esm(eセールスマネージャー) 3,500円/ユーザー/月 ○(30日間)
Sansan 要問い合わせ 静岡銀行 ISO 27001、ISMAP-LIU
Synergy! 月額2万円から+初期費用11万8,000円 ISO 27017 ○(14日間)
SKYPCE 要問い合わせ ○(2カ月間)
kintone 1,800円/ユーザー/月 ISO 27001、ISMAP ○(30日間)
GENIEE SFA/CRM 3万4,500円/10ID/月 プライバシーマーク

※「―」:公式Webサイトに記載なし

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Salesforce Financial Services Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)

Salesforce Financial Services Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「Salesforce Financial Services Cloud」公式Webサイト

Salesforce Financial Services Cloudは、金融業界に特化したデータモデルとAIエージェント機能を搭載したCRMツールです。リテールバンキングからコマーシャルバンキングまで、銀行業務の各領域にあわせた画面構成が標準で用意されています。

渉外担当者は顧客の資産状況や取引履歴を一画面で把握しながら、AIの示唆をもとに提案内容を判断できます。コンプライアンスチェックを業務フローに組み込むProcess Compliance Navigator機能も、金融機関の監査要件に適合する設計です。富裕層向けのウェルスマネジメント機能を備えており、個人顧客への資産運用提案にも対応しています。

無料トライアルが用意されているため、導入前に操作感を確認できます。MuleSoftやData Cloudを活用した勘定系システムとの連携も可能です。

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fcube CRMサービス(株式会社インテック)

fcube CRMサービス(株式会社インテック)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「fcube CRMサービス」公式Webサイト

fcube CRMサービスは、金融機関の営業プロセスに特化したCRMツールです。渉外活動の計画策定から実績管理まで、銀行業務の流れにあわせた機能を標準搭載しています。

アクション示唆機能が営業タイミングを自動で通知し、渉外担当者の訪問計画を支援します。1回の入力で報告書や管理帳票に情報が反映されるシングルインプット・マルチアウトプット設計を採用しています。タブレットに最適化されたモバイルアプリにより、外出先でも顧客情報の参照や活動記録をおこなえます。

料金は個別見積もりの体系です。FISC安全対策基準にもとづくクラウド環境で提供されています。

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BankNeo for CRM / SFA(日本システム技術株式会社)

BankNeo for CRMのHP画像
出典:「BankNeo for CRM / SFA」公式Webサイト

BankNeo for CRM / SFAは、銀行の渉外営業に特化した営業支援型CRMツールです。タブレットでの操作性を重視した画面設計が特徴です。PC同等の機能をタブレット画面で提供し、外出先での業務遂行を前提に設計されています。

渉外担当者はタブレット1台で顧客情報の参照から訪問計画の作成、活動記録まで完結できます。投資信託などリスク商品の販売時にナビゲーションを表示するフロントコンプライアンス機能も搭載しています。地図連携により担当エリアの顧客を視覚的に把握し、効率的な訪問ルートの計画にも役立ちます。

料金は個別見積もりです。勘定系システムとの連携についてはベンダーへの相談が可能と公式FAQに記載されています。

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Microsoft Dynamics 365 Sales(日本マイクロソフト株式会社)

出典:「Microsoft Dynamics 365」公式サイト

Microsoft Dynamics 365 Salesは、Copilot AIによる営業支援機能を搭載したCRMツールです。ExcelやOutlookなどMicrosoft製品群との統合が強みで、既存のOffice環境をそのまま活かせます。

AIが商談の優先度を自動評価し、メールの下書きや会議準備メモを生成するため、渉外担当者の事務負荷を軽減できます。Power Platformとの連携により、銀行独自の承認フローや帳票をノーコードで構築することも可能です。オンプレミス版が存在する点は、クラウド移行の段階的な判断が求められる金融機関にとって選択肢のひとつになります。

無料トライアルが用意されており、導入前に操作感を試せます。利用範囲にあわせて複数の料金プランから選択が可能です。

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Zoho CRM(ゾーホージャパン株式会社)

出典:「Zoho CRM」公式Webサイト

Zoho CRMは、初期費用ゼロで導入できる低価格帯のCRMツールです。追加やオプションの費用がかからない料金体系のため、IT投資に慎重な中小規模の金融機関でも手ごろに始められます。

ブループリント機能により、融資審査や口座開設などの業務プロセスを標準化でき、担当者による対応のばらつきを抑える効果が期待できます。エンタープライズプラン以上ではAIアシスタント「Zia」を利用でき、商談の見込み評価や異常値検知の自動化に対応しています。Webhook連携やカスタム関数もそなえており、既存システムとの接続は柔軟です。

無料トライアルが用意されているほか、3ユーザーまで永久無料のプランもあります。小規模チームでの検証に適した構成です。

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esm(eセールスマネージャー)(ソフトブレーン株式会社)

eセールスマネージャーRemix Cloud(ソフトブレーン株式会社)のスクリーンショット
出典:「esm(eセールスマネージャー)」公式Webサイト

esm(eセールスマネージャー)は、CRMとSFAを起点にMAやワークフローまでワンプラットフォームで提供するCRMツールです。シングルインプット・マルチアウトプットの設計思想により、少ない入力で多様な帳票やレポートを自動生成できます。

スマホからの活動登録に対応しており、渉外担当者が外出先から商談結果や訪問記録をリアルタイムに共有できます。専任の活用アドバイザーが導入から定着まで伴走するサポート体制も、CRMツールの運用に不安を持つ銀行にとって心強い要素です。ノーコードツール「esm appli」との連携で、自行固有の業務アプリを追加構築することも可能です。

無料トライアルが用意されており、製品版と同様の機能を試せます。ベーシックプランからエンタープライズプランまで、利用規模にあわせて選択できます。

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Sansan(Sansan株式会社)

Sansanの公式サイトスクリーンショット
出典:「Sansan」公式Webサイト

Sansanは、名刺管理を起点に企業の人脈情報を全社で共有できる営業DXサービスです。名刺やメールなどの接点情報をデータ化し、誰が誰とつながっているかを組織全体で可視化できます。

銀行では渉外担当者の異動時に人脈情報が引き継がれず散逸する課題があります。Sansanを活用すれば、担当者個人に蓄積された名刺情報を組織の資産として一元管理し、異動後もスムーズな顧客対応が可能です。Sansan Data Hubを通じたSFAツールやMAツールなど他の業務システムとのデータ連携にも対応しています。

料金は個別見積もりの体系です。ISMAP-LIU登録済みのクラウドサービスであり、政府機関のセキュリティ基準を満たしている点は金融機関にとっても安心材料になります。

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Synergy!(シナジーマーケティング株式会社)

出典:「Synergy!」公式Webサイト

Synergy!は、必要な機能だけを選んで契約できるモジュール型のCRMツールです。データベースとフォーム作成を基本機能とし、メール配信やWebトラッキングなどを必要に応じて追加する仕組みのため、無駄な費用をかけずに運用できます。

メール配信機能と顧客セグメント機能を標準で備えており、属性や行動履歴にもとづくターゲティング配信ができます。リテール向けの金融商品マーケティングにも展開しやすい設計で、MAツールやSFAツールとの外部連携にも対応しています。

無料トライアルが用意されています。初期費用が発生するため、導入前に全体の費用構成を確認することが大切です。

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SKYPCE(Sky株式会社)

SKYPCE(Sky株式会社)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「SKYPCE」公式Webサイト

SKYPCEは、名刺管理と営業支援を一体化した名刺管理サービスです。自社開発のセキュリティ製品SKYSEA Client Viewとの連携により、操作ログの記録や画面キャプチャーの制御、大量ダウンロードの検知といった情報管理機能を強化できます。

スマートフォンで名刺をスキャンするだけでデータが登録され、渉外担当者の名刺整理にかかる手間を削減できます。AIアドバイザー機能や企業データベースとの連携により、名刺情報をもとにした営業活動の提案も受けられる仕組みです。SFAツールやMAツールとのデータ連携にも対応しており、既存の営業支援環境に名刺情報を統合できます。

オンプレミス版は2025年7月末で新規販売を終了しており、現在はCloud Editionのみの提供です。無料トライアルが用意されているため、導入前に機能を確認できます。

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kintone(サイボウズ株式会社)

出典:「kintone」公式サイト

kintoneは、ノーコードで業務アプリを構築できる業務改善プラットフォームです。顧客管理や案件管理、承認フローなど、銀行固有の業務にあわせたアプリをプログラミング不要で作成できます。

スタンダードコース以上ではAPI連携や外部サービス接続が利用でき、既存の行内システムとの連携も視野に入ります。スマホアプリからのデータ入力やプッシュ通知にも対応しているため、渉外担当者が外出先から活動報告をおこなう運用にも適しています。データセンターはFISC安全対策設備基準に準拠しており、金融機関が求めるインフラ要件を満たす構成です。

無料トライアルが用意されています。10ユーザーからのスモールスタートが可能で、段階的に利用範囲を拡大できます。

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GENIEE SFA/CRM(株式会社ジーニー)

GENIEE SFA/CRM(株式会社ジーニー)の公式サイトのスクリーンショット
出典:「GENIEE SFA/CRM」公式Webサイト

GENIEE SFA/CRMは、直感的な画面設計と手厚いサポート体制を強みとするCRMツールです。ドラッグ&ドロップや音声入力など、ITツールに不慣れな担当者でも操作しやすい設計になっています。

AIプロセスビルダーにより、営業プロセスの自動化や商談の優先度判定をノーコードで設定できます。IPアドレス制限は全プランに搭載されており、上位プランではSSOや二段階認証にも対応するため、セキュリティ要件を段階的に強化できます。自社提供のGENIEE MAやGENIEE BIとの連携により、マーケティングからデータ分析まで一貫した運用が可能です。

無料トライアルが用意されています。10IDを含む月額制の料金体系で、個別開発にも対応しているため、自行の業務フローにあわせたカスタマイズも相談できます。

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銀行・金融業界のCRMツールの選び方

データ共有の環境が整ったシステムを操作する女性社員

銀行がCRMツールを選定する際は、一般企業とは異なる金融固有の基準が求められます。セキュリティ要件や規制対応、既存システムとの連携など、銀行ならではの5つのポイントをまとめました。

セキュリティ認証とコンプライアンス対応を確認する

銀行がCRMツールを導入するうえで、セキュリティ認証の取得状況は必須のチェック項目です。ISO 27001やSOC 2にくわえ、金融庁のサイバーセキュリティガイドラインへの準拠を見極めてください。今回の11製品ではSalesforce Financial Services CloudSansanZoho CRM複数の国際認証を取得済みです。kintoneはISMAP登録かつFISC安全対策設備基準に準拠したデータセンターで運用されており、金融機関にとって安心材料です。現在はクラウド型が主流で、オンプレミス対応はMicrosoft Dynamics 365 Salesに限られます。自行のポリシー上オンプレミスが必須かどうか、早めに調べておくことをおすすめします。

勘定系システムとの連携性を重視する

今回紹介する11製品はいずれもAPI連携に対応していますが、勘定系や融資系との直接連携は個別相談が基本です。BankNeo for CRM / SFAは公式に勘定系連携が相談可能と明記しており、fcube CRMサービスも導入事例でAPI連携による情報の一元化を実現しています。勘定系連携の実績があるかどうかは、選定時に必ずチェックしてください。窓口チャネルやコールセンターシステムとの連携も調べ、対面・非対面を問わず顧客情報を一元管理できる環境を整えましょう。連携にかかる追加の開発費用や導入工数も、あわせて見積もっておくと安心です。

渉外担当者の入力負荷が低い製品を選ぶ

渉外担当者が外出先からスマホやタブレットで入力できるかは、導入定着を左右するポイントです。fcube CRMサービスはタブレットに最適化した「F³ Mobile First」を提供し、1回の入力で複数項目に反映される仕組みを備えています。BankNeo for CRM / SFAもタブレット画面でPC同等の操作が可能で、渉外先での情報登録に対応。esm(eセールスマネージャー)はスマホからの活動登録を前提に設計されており、現場定着を重視する銀行に向いています。訪問件数や商談進捗をダッシュボードで可視化できれば、支店と本部が一体となった営業体制をつくれます。

金融業界の導入実績とベンダーの理解度を確認する

金融特有の業務フローや規制を理解しているベンダーかどうかは、CRMツール導入の成否を左右します。Salesforce Financial Services Cloudfcube CRMサービスBankNeo for CRM / SFA金融業界に特化しており、渉外やコンプライアンス対応の業務設計に強みがあります。汎用型のCRMツールを選ぶ場合でも、導入コンサルティングや行員向け操作研修、運用サポートの充実度を確認してください。とくに地銀では情報システム部門の人員が限られるケースが多く、ベンダーの伴走支援の手厚さが定着の鍵です。

導入支援が気になる方はこちら▶:導入支援が充実しているCRM 6選|ミツモア

 将来の拡張性とAI活用の可能性を見据える

CRMツールは一度導入すると長期間使い続けるシステムです。ユーザー数の増加や新機能の追加に柔軟に対応できるか、将来の拡張性を見極めましょう。Salesforce Financial Services Cloudは三菱UFJ銀行でAIエージェントを本稼働させた実績があり、Microsoft Dynamics 365 SalesはCopilot AIによる営業支援を標準搭載しています。Zoho CRMもエンタープライズプラン以上でAIアシスタント「Zia」を利用可能です。AI機能のロードマップがあるかも、選定時の判断材料になります。

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銀行・金融機関のCRMツール導入事例3選

空を見上げるオフィス街のビル風景

銀行・金融機関でのCRMツール導入事例を3社紹介します。法人渉外からリテール顧客対応まで、課題と成果の流れで見ていきます。

イオン銀行(Salesforce Service Cloud)

イオン銀行では、コールセンターの既存システムが独自開発で拡張性に䭏しく、オペレーターが複数の画面を切り替えて顧客対応をおこなう必要がありました。ワンストップでの対応が難しく、顧客の待ち時間や折り返し電話が課題でした。

2022年にSalesforce Service Cloudを国内3拠点のコールセンターへ導入し、分散していたデータを一元管理できる体制を構築。オペレーターが1つの画面で顧客情報を確認できるようになり、業務効率が向上しています。営業部門で先行導入していたSales Cloudとのナレッジ共有も進み、店舗とコールセンター双方のサービスレベル均一化を図っています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券(Salesforce Financial Services Cloud)

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、アドバイザリー型ビジネスへの転換に向け、顧客のプロファイリング情報を網羅的に管理する仕組みが求められていました。現行CRMのサポート終了を機にシステム刷新を決断しています。

国内証券会社としてはじめてSalesforce Financial Services Cloudを採用しました。FA(ファイナンシャルアドバイザー)と本部サポート部門が単一プラットフォームで情報を共有できる仕組みを構築し、資産状況のグラフ可視化やレポートの統一管理によって伝達スピードの向上と作業負荷の軽減を実現しました。

北日本銀行(fcube CRMサービス)

北日本銀行では、自行開発の行動管理システムを運用していましたが、改修を重ねるうちに操作性や柔軟性が低下し、運用負担も増大していました。

平成25年にインテックのfcube CRMサービスを採用。業界スタンダードの業務機能に銀行が行動様式を適合させるほうが効率的と判断し、約半年で導入を完了しました。交渉履歴の登録が標準化され、営業店の情報を本部がリアルタイムに確認できるようになっています。日常活動から情報が蓄積されるため引継ぎ書の作成が不要になり、FISC安全対策基準に基づくクラウド運用体制も採用の決め手でした。

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銀行・金融業におけるCRMツール動向【2026年】

CRMのイメージ画像を指す男性

2026年の銀行業界では、メガバンクから地銀までCRMツール刷新の動きが広がっています。注目すべき4つのトピックを紹介します。

三菱UFJ銀行、AIエージェント「Agentforce 360」を本稼働

2026年3月、三菱UFJ銀行はSalesforceの金融業界向けAIエージェント「Agentforce 360 for Financial Services」を日本ではじめて本稼働させました。約6カ月の構築期間を経て、顧客情報の網羅的な収集と行内ナレッジの即時活用を実現しています。

従来型CRMツールが「情報の蓄積と検索」にとどまるのに対し、AIエージェント型は蓄積データをもとに行員へ次のアクションを提案します。経験の浅い行員でもベテラン同等の提案活動が可能になる点が導入の決め手です。同行は顧客データの一元化を進め、店頭やコールセンターでもAIを活用した顧客ごとの提案を推進しています。法人渉外とリテールの両面でCRMツール刷新を進める好例です。

西日本シティ銀行、新営業支援システム「CRM Micata」を稼働

NTTデータが構築した新営業支援システム「Micata(ミカタ)」が2026年にサービスを開始しました。Salesforceの「Agentforce Financial Services」を基盤とし、対面・非対面チャネルの顧客情報を一元化するシステムです。

導入の背景には、従来のプロダクト起点の営業から顧客の課題を起点とした提案型営業への転換があります。商品ごとに分散していた顧客情報を統合し、行員が顧客の全体像を把握したうえで提案できる環境を整備。同規模の地銀がこうしたシステムを稼働させた事実は、CRMツール導入を検討する銀行にとって具体的な判断材料になるでしょう。

鹿児島銀行、CRM×セールズイネーブルメントで営業人材育成も同時に

2026年2月、鹿児島銀行はインテックのfcube CRMサービスを採用し、2027年7月ころの稼働を予定しています。Xpotentialのセールズイネーブルメントとあわせて導入し、データ駆動型営業と人材育成を同時に進める計画です。

CRMツールを導入しても、行員が使いこなせなければ定着しません。鹿児島銀行が公表した課題は「操作性の不十分さ」「データの利活用不足」「営業管理の非標準化」の3点。システム刷新だけでなく行員の営業スキル向上を並行して進めることで、ツール導入と現場定着のギャップを埋める狙いがあります。

出典:インテック公式(2026/02/16)、日本経済新聞(2026/02/16)

国内金融IT市場、約3.6兆円規模へ拡大

IDC Japanの予測によると、2026年の国内金融IT市場規模は前年比5.7%増の約3.6兆円に拡大する見通しです。2029年には約4.4兆円規模に達すると予測されており、銀行業界全体でシステム刷新が加速しています。

勘定系のクラウド移行はCRMツール導入の追い風です。勘定系がクラウドに移行すればCRMツールとのAPI連携が容易になり、「勘定系を先に入れ替えるか、CRMツールを先に導入するか」という判断が今まさに迫られています。リテール接点のデジタル化も進み、地銡61行調査では約49%がオンライン来店予約や相談に対応しています(前年比+9pt)。個人顧客との接点をCRMツールで一元管理する流れが加速中です。

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