小売業で問い合わせ対応や顧客対応に限界を感じ始めた場合は、CRMの導入を検討するのがおすすめ。顧客満足度の向上や、営業効率のアップが見込めます。小売業におすすめのCRMや活用例を紹介します。
最終更新日: 2024年12月10日
小売業におすすめのCRM7選
数あるCRMの中から、小売業におすすめの7製品を紹介します。
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「Zoho CRM」顧客の基本情報から関連する情報まで、あらゆるデータを一元管理
- 全世界で25万社が導入している営業支援ツール(※)
- タスクのリマインダー機能とAIによる最適な連絡時間帯の提案で営業効率化
- 初期費用ゼロで月額2,640円から利用可能(※)
Zoho CRMは、全世界で25万社以上に導入されているCRM/SFAです。導入効果として1人あたりの売上高が41％向上したというアンケート調査結果もあります(※)。
タスクのリマインダー機能で対応漏れを防止できるほか、AIが取引先との過去のやりとりから最もつながりやすい連絡時間帯を自動で提示。
また初期費用は0円で料金月額2,640円で利用可能です。しかも柔軟なカスタマイズが可能なため、自社に最適な形で利用できます。
※ゾーホージャパン株式会社(2024年5月時点)
「HubSpot」使いやすさと機能性が魅力！カスタマイズして使いやすいシステムを
- 世界20万社以上に利用されるマーケ・営業・CS連携型CRM(※)
- 期間無制限の無料プランで顧客管理からメール配信まで充実の機能(※)
- 日本語サポートと1,500種類以上の外部アプリ連携で柔軟な活用が可能(※)
Hubspot CRMは世界20万社以上に利用されているCRMで、マーケティングや営業、カスタマーサポートに役立つ機能を搭載し、それぞれの業務を連携できます。
期間無制限の無料プランが用意されており、顧客管理だけでなくメール一括配信や広告管理、チャットボット、Slackとの連携などを無料で使えます。
また1,500種類以上の外部アプリと連携でき、柔軟な活用が可能です。カスタマーサポートは日本語に対応しているため、利用に困った際にはすぐに相談できるでしょう。
※HubSpot Japan株式会社(2024年5月時点)
「KARTE」顧客1人ひとりに着目、より深く直接的に理解できる
- Web接客などの施策実施機能が搭載済み
- ワンクリックでユーザーの行動を深堀できる
- 多様なデータを柔軟に連携できる
「KARTE」は顧客理解・課題発見の分析機能だけでなく、Web接客などの施策実施機能も兼ね備えたカスタマーデータプラットフォームです。分析データを使用して素早く施策立案から実施までを行うことができるのが魅力的です。
また、セグメント別の反応をワンクリックで確認することが可能です。そのため、全体数値の中で特定の顧客群が見落とされてしまうリスクを減らすことができます。分析を手間なく実施することができるため、具体的な課題と成果を見つけることができるでしょう。
さらに、顧客データだけではなく、商品データや外部サービスデータなどの蓄積された情報を集約することができます。分析データを使用して素早く施策立案から実施までを行えます。
「GRMarketing」ブラウザ上ですべて完結！シンプル設計で使いやすい
- 初期費用0円、無料トライアル30日間、月5,500円から使用可能(※)
- 売上、原価、見積などの管理を一元化し、経理業務も大幅効率化
- シンプルで使いやすい操作性とCSV出力機能で作業を簡素化
GRMarketingは、ブラウザ1つで顧客管理と営業支援がおこなえるCRMです。売上、原価、見積などの管理を一元化でき、見積・請求書作成、売上集計もシステム1つで完結するため、経理業務も大幅に効率化できます。
またシンプルで使いやすい操作性と、システム上のデータをCSV出力できる機能により、作業の簡素化を実現します。
小規模から大規模までフレキシブルに対応可能で、30日間の無料トライアルを利用して使用感を試せます。料金は初期費用0円、5,500円/月からとなっています。
※株式会社イーグリッド (2024年5月時点)
「Salesforce Sales Cloud」商談管理や売上予測も！営業活動をまとめて管理
- 企業の環境にあわせてカスタマイズが可能なシステム
- AIによる精度の高い顧客分析と営業プロセスの自動化で営業効率を向上
- 月額3,300円からと低予算でも導入しやすい価格設定(※)
Salesforce Sales Cloudは企業環境に合わせた柔軟なカスタマイズが可能なCRM/SFAシステムです。AIによる精度の高い顧客分析や営業プロセスの自動化により、営業効率を大幅に向上させます。
またモバイルアプリにも対応しており、外出先からもリアルタイムに顧客情報や商談状況の確認・更新が可能です。柔軟なカスタマイズにも対応し、月額3,300円から利用できるプランもあるため、企業規模や業種を問わず導入しやすいシステムです。
さらに、セールスフォース・ジャパン社が提供する豊富なツールと連携できることが強みです。たとえばMarketing Cloudというツールを使うと、カスタマージャーニーの構築やメルマガの配信、プッシュ通知、ソーシャルメディアへの配信といったマーケティング施策が実行できます。
※株式会社セールスフォース・ジャパン(2024年5月時点)
「Salesforce Data Cloud」リアルタイムのデータ管理で高品質な顧客体験を
- リアルタイムCRM！データの活用度合いを向上させたシステム
- 顧客データプロファイルを活用すればAIが自動で顧客体験をカスタマイズ
- Salesforce社の関連サービスと連携が可能、より高度で広範囲な効率化を
Salesforce Data CloudはSalesforce社から新しく開発されたCRM。リアルタイムのデータ管理が強みで、データの活用度を飛躍的に向上させる機能が満載です。
リアルタイムで得たデータから顧客の全体像を把握。また併せて顧客行動もキャッチできるので、迅速に的確なアプローチができるようになります。
Salesforce社が提供する関連サービスと連携させることで、より幅広い効率化も実現。「Salesforce Flow」でワークフロー構築できたり「Salesforce Einstein」を活用してAIが顧客体験をカスタマイズします。
「eセールスマネージャー」利用継続率95％！多くの企業から信頼されるシステム
- 5,500社超、185業種以上の幅広い企業で導入実績を誇るSFA
- スマホアプリで営業活動を報告し、1回の入力で顧客情報などに一括反映
- 導入から運用定着まで専任の活用アドバイザーが徹底サポート
eセールスマネージャー Remix Cloudは5,500社以上、185業種以上の幅広い企業に導入されているSFAです(※)。スマホアプリで営業活動を報告し、1回の入力で顧客情報、タスク管理、活動履歴などに一括反映される「シングルインプット・マルチアウトプット」機能により、営業担当者の入力負担を軽減します。
また専任の活用アドバイザーが徹底的にフォローし、稼働と定着まで3カ月間でオンボーディングできるように支援を実施するなど、手厚いサポート体制も特徴です。
※2024年5月時点
CRMは小売業の売上アップにどのように役立つ？
CRMは小売業の売上アップに大いに役立ちます。まず、顧客情報を一元管理することで、個々のニーズに応じたパーソナルなサービスを提供可能にします。これにより顧客満足度が向上し、リピート購入が促進されます。
また、購買履歴や行動データを分析して効果的なプロモーションやキャンペーンを実施することで、新規顧客獲得と既存顧客のロイヤリティ強化が期待できるでしょう。さらに、フィードバックを活用して商品やサービスの改善を続けることで、長期的な売上拡大につながります。
CRMを活用して小売店の売上を劇的にアップ！
CRMには小売店で活用できる各種機能が豊富に搭載されています。顧客情報のセグメンテーションや、お客様ひとりひとりにあわせたメッセージの配信など各種機能を駆使すれば、売上の劇的なアップも夢ではありません。
顧客の心を掴むカスタマーセグメンテーション
CRMは顧客情報をスッキリと整理して、的確なターゲットグルーピングが可能です。たとえば、「最近買い物された方」や「特定の商品を購入された方」だけにセール情報を届けることができます。最適なタイミングでのお知らせができ、効果的な販促活動に直結します。
お客様に寄り添うパーソナライズドメッセージ
一人一人のお客様の興味や購買履歴を元に、個別に最適化されたメッセージを自動でお届け。例えば、先月スニーカーを買われた方には「新作の靴下が入荷しました！」と、まるでお客様専用のお勧めをすることができ、小売店と顧客の繋がりを強化します。
再来店を促すプロモーション自動配信
定期的に魅力的なセールや新商品の情報を自動でご案内。CRMを使えば、特典や新商品の情報をタイムリーに発信でき、お客様が「また行きたい！」と思うきっかけを増やすことができます。
リピートを促すポイントプログラム
ポイント制度の運用もCRMにおまかせ。購入ごとにポイントがたまり、次回の割引特典として使えるとなれば、お客様の期待感が高まって来店頻度がアップします。
商品戦略へ活かせるお客様の声の収集
お客様からのフィードバックを簡単に集め、新たな商品展開やサービスの改善に活用できます。「品揃えを増やして欲しい」という要望を迅速に取り入れて新商品を導入するなど、未来の売上を支えるヒントが満載です。
小売業におけるCRMの重要性
CRMの重要性は、日々進化する小売業界で顧客との関係を深め、売上を向上させる点にあります。CRMを導入することで、お客様一人一人に合わせたきめ細やかなサービスを提供でき、お店の魅力をさらに高めることができます。
顧客中心の時代における競争優位性を持てる
現代の小売業では、顧客中心のサービスが求められています。CRMはその実現に大いに役立ちます。
お客様の購買履歴や好みに基づいて個別化された情報を提供することで、お客様は「自分のことを大切にしてくれている」と感じ、リピート来店を促進します。こうした細やかな対応が、他店との差別化につながり、競争力を高めるのです。
購買行動の変化へ柔軟に対応できる
消費者の購買行動は絶えず変化しています。CRMを活用することで、お客様の動向をリアルタイムで把握し、適切なタイミングで商品やサービスをおすすめできます。
これにより、変わりゆく市場ニーズに即応し、適切な販促活動を展開できます。
顧客データの活用でパーソナライズ化が実現する
CRMの最大の利点は、顧客データを活用してパーソナライズ化を実現できる点です。小売店では、お客様の過去の購買履歴や好みに基づいて、特別な商品情報やイベントを知らせることができます。
例えば、「この商品はあなたにピッタリ！」といった個別メッセージを送ることで、お客様は自分が特別扱いされていると感じ、より深くお店と関係を築くことができます。これにより顧客体験が向上し、売上アップにも繋がります。
小売業でのCRM導入事例を2社紹介！
小売業でのCRM導入事例を2社紹介します。CRM導入前はどんな課題を抱えていたのか、導入後はどのように改善されたのか、実例を通してシステム運用イメージを描いてください。
「アプライド」他部門とのリアルタイムでの情報共有で属人化を解消
アプライド株式会社はパソコン・IT機器の専門商社で、福岡県に本社を置く企業です。
電話と対面による営業アプローチに限界を感じたことと、部署間の情報共有が円滑にできていなかったことをきっかけにCRMの導入を決意しました。
【導入後の効果】
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CRM導入前はグループウェアを活用して個人間で情報共有していたのが、CRMに乗り換えたことで顧客とのやり取りが全社で把握できるように。
社員同士のコミュニケーションから顧客ベースのコミュニケーションになることで、情報が1つに集約され多拠点の情報も共有できるようになっています。
「ミカド電装商事」売上2倍、営業利益5倍を実現
ミカド電装商事株式会社は電気機器事業を行うGSユアサの代理店で、蓄電池をメインに販売・施工・メンテナンスを行う会社です。
営業社員の能力にバラつきがあり、「売れる」社員と「売れない」社員で分かれてしまっていたことが課題に。また長時間労働も課題としてあり、営業活動の見える化を実現するためCRM導入を決意しました。
【導入後の効果】
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CRM導入後は売れる営業マンの行動が可視化され、売れない営業マンも売れる営業マンに変わることができています。
成果を出しやすい営業活動が可能になったのと、システムにより効率的に案件を回せるようになったことで大きく業績アップを実現させています。
CRM活用による小売業の売上アップ戦略例
CRMを使うことで、小売業ではさまざまな方法で売上を増やすチャンスがあります。この記事では、CRMの具体的な活用法について解説します。顧客のロイヤルティを高める方法から、売上を押し上げるアップセルやクロスセル、ターゲットを狙ったキャンペーンの実施法、そして顧客流出を防ぐ対策まで詳しくご紹介します。
顧客ロイヤリティ向上施策
CRMを導入することで、顧客ごとの購入履歴や好みを把握し、特典やポイント制度を個別に管理できます。これにより、購入頻度や金額に応じた特典を提供し、顧客にとって魅力的な購入体験を提供することができます。このように、個別化されたアプローチは顧客の満足度を高め、再来店を促進するマインドを育成します。
アップセル・クロスセル戦略
CRMを利用すれば、顧客が今までに購入した商品やサービスに基づいて、より高価な商品の提案（アップセル）、または関連する商品を提案する（クロスセル）ことができます。
こうしたデータに基づく提案は、顧客が必要としている商品を的確に提供する助けとなり、自然な形で売上を増加させます。
ターゲットを絞ったキャンペーン実施
ターゲットを絞ったキャンペーンの実施もCRMの利点です。特定の顧客グループをターゲットにしたプロモーションを展開することで、より高い効果を得られます。
例えば、過去に特定の商品を購入した顧客を対象に、再購入促進のためのクーポンを発行することが可能です。このように狙いを絞ったアプローチは、効率的に反応を得るための鍵となります。
離反顧客への対策
CRMは顧客の購買パターンを分析し、離反の兆候を早期に検知することができます。こうしたデータをもとに、特別なオファーや割引を提供して、顧客関係を修復することができます。
また離反の原因を特定し、それに速やかな対策を講じることも可能です。このプロアクティブな手法により、顧客を再び引き付け維持することが可能となります。
CRMの活用で店舗の未来を切り開こう
CRMの導入は単なる技術的な選択ではなく、店舗の未来を大きく切り開くための戦略的なステップだといえます。顧客一人一人に合ったパーソナライズドサービスを提供して顧客ロイヤリティを強化することは、競争が激化する市場での確固たる基盤を築くために欠かせません。
また、購買データに基づくアップセルやクロスセルの精度を高めることで、売上の最大化を狙うことができます。さらに、ターゲットを絞ったキャンペーンや離反顧客への対策を実施することで、顧客維持や新規顧客の獲得にも大きく貢献します。
CRMは顧客との関係を深め、ビジネスの成長と安定を実現する大きな鍵となります。今こそ、CRMの力をフルに活用し、小売ビジネスを次のステージへと導いていきましょう。
次の記事では、おすすめのCRM各製品の機能や特徴を比較しています。ぜひ、あわせて製品選びの参考にしてください。
ぴったりのCRM選びはミツモアで
CRMは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりのCRMが見つかります。
ぴったりのCRMを最短1分で無料診断
従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適なCRMを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
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希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。概算金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。
診断結果は最大5製品！比較・検討で最適なCRMが見つかる
最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬ製品との出会いもあるかもしれません。
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