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庭に植物を植えたい!コンセプト作りから選び方のコツまで解説

最終更新日: 2021年04月04日

庭に植物を植えてみたいと考えている人は多いでしょう。すてきな庭を作るには、ただ苗を植えればよいわけではなく、庭の状態を確認し、イメージをしっかりと固めておく必要があります。庭のコンセプト作りのポイントや、植物の選び方のコツを解説します。

植物選びの前に庭の状態を確認

お金持ちな家の庭

近年、趣味としてのガーデニングが注目を浴びており、おしゃれな植物を庭に植えてみたいと考える人が増えているようです。誰でもできそうに見えるものの、ただ植物を植えればよいわけではなく、事前準備が欠かせません。

植物の選びの前に、まずは庭の状態に目を向けることが大切です。具体的には、日の当たり方と広さに注目するところからはじめましょう。

日の当たり方

ガーデニングを行う庭に、どのように日が当たるかは必ず確認する必要があります。日の当たり方の違いによって、植えるのに適した植物が変わってくるからです。

日当たりのよい場所を好む植物と、日陰を好む植物、あるいは日の光は必要でも、直射日光や西日が苦手な植物もあるので注意が必要になります。日照状況の違いによって、うまく植え分ける必要があることを覚えておきましょう。

なおガーデニングの初心者の方は、地面に植えるよりも鉢植えからスタートした方が無難です。鉢植えならば、状況に応じて好きな場所に移動できるので、場所による植物の育ち方の違いを観察することができます。

広さはどれくらいか

使える庭の広さによって、ガーデニングのプランは変わってくるでしょう。広い面積を活用できるのであれば、単に植物を植えるだけではなく、ガーデンルームを設置したり、ウッドデッキを張ったりするのもひとつです。庭にテラスを付けて、その周りに好きな植物をたくさん植えている人もいます。

逆にそれほど広い面積を使えないのであれば、植物を植えたい場所の周辺を石やレンガで縁取ったり、木製のフェンスで囲ったりする方法が有効です。

プランターを利用して塀に植物を飾る方法や、フェンスや手すりなどを活用して植物を植えたバスケットを吊るす方法もよいでしょう。庭の広さ次第で、さまざまな演出方法が考えられます。

手入れしやすい庭造りのコツ

庭づくり

庭の状態を確認したら、ガーデニングのコンセプトを決めて、ゾーニングを行いましょう。何も考えずに好きな場所に植物を植えてしまう人もいますが、事前にしっかり計画しておくことで、完成度が高く、手入れのしやすい庭にすることができます。

コンセプトを決める

まずは庭のコンセプトを決めましょう。広い庭を見て「とにかくいろんな植物を植えてみたい」と考える人は少なくありませんが、コンセプトが曖昧だと、結局すべてが中途半端に終わってしまう可能性が高くなります。

どんな風に庭を見せたいのか、どんな風に庭を使いたいのかを考え、具体的なイメージを決めるとよいでしょう。例えば庭全体を観賞用にするのと、庭の中央でバーベキューなどを楽しむ構成にするのとでは、植物を植えるべき場所が変わってくるはずです。

あるいは和風で格調高い庭にしたいのか、西欧風の華やかな庭にしたいのかで、植物の選択も変わってくるでしょう。どんな庭にするにせよ、まず軸となるコンセプトを決める必要があるのです。

ゾーニングを行う

ゾーニングとは、生活の動線を考えながら、対象となる空間をコンセプトや用途で切り分けて考えることになります。庭の場合は道路から玄関に至るまでのアプローチや、洗濯物を干したりペットの世話をしたりするサービスヤード、リビングから眺めるメインガーデンなど、それぞれの用途に適した場所に分けることです。

用途によって庭を区分けすることにより、植物を植える場所が明らかになるとともに、庭全体が整理され、すっきりとした空間に見えます。逆にゾーニングをしっかり行っていないと、縦横無尽に植物が広がってしまい、収拾がつかなくなる可能性があるので注意しましょう。

自分に合った植物の選び方

観葉植物を眺める女性

それでは自分に合った植物の選び方のポイントを解説します。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせながら、コンセプトやイメージに合った植物を選択しましょう。

初心者は育てやすい植物を

初心者の場合、とにかく育てやすい植物を選ぶことをおすすめします。特別な手入れが不要で、定期的に水と肥料を与えておけば、勝手に育ってくれる植物です。植えたままでも、毎年必ず咲いてくれる花もあるので、その中で自分のイメージに合ったものを選択するとよいでしょう。

ホームセンターや花屋さんに行けば、植物の名前とともに、育てやすさのレベルが表示されたラベルが付いていることもあります。自分の庭の状況を店員に伝えて、選んでもらってもよいかもしれません。手入れが簡単でも実際に花が咲くと達成感があるので、モチベーションを維持できるメリットもあります。

手入れ可能な頻度に合わせて選ぶ

植物によって、必要な手入れの頻度が変わることも理解しておきましょう。忙しい人は、ガーデニングに割ける時間によって選択する植物を絞り込むとよいかもしれません。

放っておくとすぐに大きくなってしまう植物や、いつの間にか他の植物を植える場所を浸食してしまうものもあります。あまり手入れに時間を取れない場合は、手間がかからず、それほど成長の早くない植物を選択するとよいでしょう。

庭は植物を植えていなくても勝手に雑草が生えてきてしまうので、雑草駆除の時間も考慮する必要もあります。さらに落葉樹を庭に植える場合は、秋冬の落ち葉掃除の手間も考えることも大切です。

成長後のイメージを考える

苗木の大きさで庭の構成を考えるのではなく、植物の成長後のイメージが、自分の立てたコンセプトやゾーニング計画に合っているかを判断することも重要になります。

特に初心者の場合、植栽場所に大量に苗木を植えてしまうことがありますが、ある程度は間を置いて植えなければ、成長後に植物同士が場所を侵食し合う事態になりかねません。場所を奪い合うように植えられた植物は、満足な栄養が得られないため、早く枯れてしまう原因になります。

また花や実を付ける時期も植物によって違ってくるので、どの季節にどの植物を鑑賞したいのかも決めておきましょう。それぞれの特性を理解して、植える植物を選択することが重要です。

庭を彩るおすすめの植物

屋根の下にある物品や植物を守る

庭に植えるのにおすすめの植物を紹介します。手入れが簡単なものから狭いスペースでも問題なく植えられるものまで、いろいろな植物があるので、自分の庭の状況やコンセプトに合ったものを選びましょう。

手入れが簡単な多年草

多年草とは、同じ苗から開化と結実を2年以上繰り返す植物の総称です。冬を越す際に一部は枯れてしまうものの、根の部分は生きているため再び花を咲かせます。一度植えておくと毎年同じ時期に花を鑑賞できるので、植物によって季節感を楽しみたい人におすすめです。

有名な多年草としては、まずチューリップが挙げられるでしょう。球根植物は基本的に多年草で、手入れは必要なものの、翌年も花を咲かせてくれます。ほかにも秋の七草に数えられる桔梗や、香り豊かなゼラニウム、明るい花弁が特徴のナランキュラスなどがあります。

庭を華やかにする花を咲かせる植物

華やかな色の花で庭を演出したい場合は、一つひとつの花は小さくても、ボリューム感があってインパクトのある花を咲かせる植物を選択するとよいでしょう。チューリップやナランキュラスは多年草で、翌年以降も色彩豊かな花を咲かせてくれます。

ほかにもユリやジギタリス、デルフィニウムなどもおすすめです。いずれも5~7月が開花期なので、うまく組み合わせれば、庭全体を華やかに演出してくれるでしょう。長く花を楽しみたいなら、晩秋まで咲き続けるペチュニアなどがおすすめです。

狭いスペースでも植えられるつる性植物

庭が狭くて植物を植えられるスペースが取りづらい場合、好きな方向に茎を伸ばせる「つる性植物」がおすすめです。

つるを樹木や細長い棒などに絡みつかせ、それを支えにして茎を伸ばすのが特徴で、放っておくと邪魔になってしまいがちですが、うまく方向を誘導できれば、狭い場所でもガーデニングに活かすことができるでしょう。

ラティスやトレリスにつるを巻きつかせたり、ハンギングバスケットを使って下に茎を伸ばしたりなど、工夫次第で多様な演出が考えられます。そのままでは殺風景な壁面やブロック塀の上などに、花を咲かせることも可能です。さらに周囲からの目隠しや生垣の役割として使うこともできるでしょう。

様々なメリットがある庭木もおすすめ

庭木 剪定

庭にきれいな花を飾るのも美しいですが、庭木を使って彩るのもよいでしょう。木の緑はリラックス効果があるだけでなく、庭全体に広がりや奥行をもたらしてくれます。他にも次のような使い方も可能です。

目隠しとして使える

隣の家や道路との境目に生垣を植えれば、目隠しとして機能します。周囲の景観を損なわずにプライバシーを守れるのでおすすめです。さらに近くに緑があることで庭全体が美しく見えるようになり、住まいの快適さがアップするメリットもあります。

目隠しとして利用される庭木としては、マサキやイチイ、レッドロビンなどがおすすめです。さらに樹木だけでなく、花の彩も欲しい人はツバキやツツジなどもよいでしょう。剪定によって高さを自由に変えることができるので、庭の環境や気分でいろいろと試してみることができます。

シンボルツリーとして楽しめる

シンボルツリーとは文字通り庭や住宅のシンボル(象徴)となる樹木のことで、目立つように高くて枝の広がりのある庭木が選択されることが多い点が特徴です。子どもの誕生や新築祝いなどに、記念樹として植える人も少なくありません。

庭全体のアクセントとして機能するため、メリハリのある空間に見えるメリットがあるだけでなく、位置によっては目隠しの役割も果たしてくれます。さらに樹木にもよりますが、独特の香りを楽しめるものもあります。ハナミズキやヤマボウシなどを植えると、きれいな花も楽しめるのでおすすめです。

育てやすい庭木を紹介

初心者でも育てやすい庭木としては、白樫(シラカシ)やシマネトリコ、ヒイラギなどの常緑樹があります。常緑樹は冬でも緑を楽しめるだけでなく、落葉樹のように、落ち葉の掃除や手入れに手間が掛からないメリットあります。

さらに病害虫にも強いため、さほど世話をしなくても立派に育ってくれるので、忙しくて庭の手入れをする時間がない人でも安心です。ただ正常に育成するには日光が必要なので、日当たりのよい場所を選んで植える必要があります。花を楽しみたい場合は、キンモクセイやジンチョウゲなどもおすすめです。

植物を植えて庭造りを楽しもう

植物の多い庭

庭に植える植物を選ぶときは具体的に植物を選ぶ前に、まず庭の環境を確認して、どういう庭にしたいのかイメージを固めることが大切です。

環境によって育てられる植物が変わるので、全体像をイメージしてから庭造りに入りましょう。どういう用途で庭を使いたいのかコンセプトを決めて、自分のレベルに合った植物を選択する必要があります。

特に初心者の場合は、手間がかからず育てやすい植物からはじめることをおすすめします。人によってガーデニングに割ける時間は変わってくるので、手入れの頻度や植物の成長の早さも考慮しましょう。

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