電気スイッチの交換にはいくらかかる?
電気スイッチの交換は4,000~12,000円で交換できます。スイッチ本体に500~2,000円、施工費用として1ヶ所3,000~8,000円ほどです。 スイッチの本体代は性能や形状によっても異なります。センサー付きなどの高機能なものだと3,000~4,000円と高くなる傾向がありますが、シンプルなスイッチであれば、1万円以内で交換できる場合が多いです。
電気スイッチの交換費用を抑えるコツは?
電気スイッチの交換費用を安くするには、なるべく近くの電気工事業者に依頼するのがおすすめです。スイッチの交換費用には業者の出張料や駐車代も含まれます。なるべく近くの業者に依頼して諸費用を抑えることで、スイッチ交換の費用を安くすることができます。
電気スイッチの交換を業者に依頼する場合の費用
電気スイッチの交換を業者に依頼する際にかかる費用は4,000円〜12,000円です。
費用の内訳は「スイッチ本体の価格」と「取り付けの施工費用」に分けられます。
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費用相場 |
スイッチ本体代 |
1個:500円~2,000円程度 |
施工費用 |
1ヶ所:3,000円~8,000円程度 |
スイッチ本体代は性能や形状などによっても費用が変わります。例えば1つのプレートに2つ以上のスイッチがついていたり、センサーなどの機能があったりする場合は3,000円~4,000円台になることもあるでしょう。
施工費用もセンサーつきなどの製品なら高めの傾向があります。一方でシンプルなスイッチの場合は総額10,000円以下におさまる場合が多いでしょう。
また業者の中には「本体価格+施工費用」を合わせて料金提示しているところもあります。業者によって料金の提示方法が異なるので依頼時に確認するようにしましょう。
電気スイッチの交換はどこに頼める?
電気スイッチの交換や修理は以下の業者に依頼することができます。
中でも電気工事専門業者に交換工事を依頼するのがおすすめです。
地域の専門業者に依頼すれば家電量販店やホームセンターに頼むよりも早く対応してくれる可能性があります。「なるべく早くスイッチを交換したい」という方は業者に相談してみるとよいでしょう。
依頼前にはちゃんと資格を持っているかどうか・過去の実績や評価などの点にも注目し、見積もりを取って複数の業者を比較しましょう。
「できる限り迅速に、安くスイッチ交換の依頼をしたい」という場合は、ぜひミツモアを利用してみてください。ミツモアはお住まいの地域や依頼したいサービス内容を入力するだけで、複数の電気工事業者からおおまかな見積もりを提案してもらえるサービスです。
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電気スイッチの交換工事費用をおさえるコツ!
スイッチの交換工事の費用相場は4,000〜12,000円と、思ったより高額だと感じた方もいらっしゃるでしょう。
ここではスイッチの交換費用を少しでも安くおさえるコツを紹介していきます。
交換するスイッチを自分で用意する
新しく取り付けるスイッチを自分で準備すると工事費用を安くすませることができます。
スイッチはヤマダ電機やケーズデンキなどの家電量販店やネットで購入可能です。またコーナンやカインズといったホームセンターでも様々な種類のスイッチが売られているので自分の欲しいスイッチを選べます。
しかし「どのスイッチを選べばよいかわからない」という方は、自分で判断するのではなく業者に相談して購入した方がよいでしょう。
家の近くの電気工事業者に依頼する
スイッチの交換を業者に依頼する際には、作業費やスイッチの本体代の他に出張費や駐車代などもかかることがあります。
作業現場と業者の距離が遠いほど出張料が高くなるので、なるべく近くの専門業者に依頼した方が費用をおさえられるでしょう。
複数の業者から見積もりをとる
業者に依頼する際には複数の業者に見積もりを取ることがポイントです。
作業費や出張費などは依頼する業者によって異なります。必ず現地調査をしてもらい見積もりをとりましょう。複数の業者の値段や口コミを比較して選ぶことが重要です。
また電気スイッチの交換やスイッチの新設・増設などの電気工事も「電気工事士」の資格がないと行えません。
依頼する業者が資格を所有しているか確認するようにしましょう。
修理なら費用が安くすむことも
電気スイッチが故障してしまった際には修理するか交換するかで費用が変わってきます。修理する方が費用は安くなることが多いです。
電気スイッチの寿命は種類や使用頻度にもよりますが、約10年と言われています。スイッチを長年使って古くなっている場合は交換するのがおすすめです。
また年数がたっていなくても見た目が汚れていたり黄ばんでいたりする場合は交換してもよいでしょう。
電気スイッチの交換は資格がないとDIYできない
電気スイッチ本体の交換には「電気工事士」の資格が必要です。
もし資格を持たずにDIY感覚で交換してしまうと、電気工事士法違反で罰金や懲役などの罰則対象になってしまいます。素人が行うと漏電・火災といった事故に発展してしまう危険性が高いからです。
また無資格にも関わらず自分で工事を行った結果、不具合が起こってしまうこともあります。素人の知識や技術だと「点灯はできても消灯できない」「別のスイッチが作動しなくなった」などの配線ミスを招くでしょう。
そのため電気工事士の資格を持っていない場合、自分で電気スイッチの交換を試みるのはやめましょう。
スイッチカバーはDIYで交換できる
電気スイッチ本体の交換には資格が必要ですが、スイッチカバーのみであれば資格なしでも自分で交換が可能です。「カバーが割れて見栄えが悪い」程度の問題であればご自身でDIYをしてみましょう。
中にはカバーのひびや歪みが内部の構造に影響し、電気が点かなくなってしまった場合もあるようです。スイッチカバーの交換だけで直るとは言い切れませんが、応急処置として一度試してみるのも良いでしょう。
電気スイッチ交換前の確認事項・注意点
部屋の電気が点かなくなったら、電気スイッチを交換する前に次の3つのポイントを確認しておきましょう。「せっかくスイッチを交換したのに電気が点かない!」なんてことに繋がるのを防げます。
確認①:スイッチではなく電球が切れていないか
そもそもスイッチではなく電球や蛍光灯が切れている可能性があります。そのためスイッチ以前に電球が切れていないかを必ず確認しておきましょう。
電球・蛍光灯の交換だけで済みそうな場合は、現在使っている製品のサイズや仕様を把握のうえ、ご自宅の照明器具に対応したものを購入してください。
確認②:ブレーカーをいじって変化があるか
電球と併せてもう1つ確認しておきたいのがブレーカーです。場合によっては電気の使い方やスイッチの配線などに問題があり、ブレーカーが落ちている可能性があります。
分電盤を確認してみて、何か異常があった場合は下記の記事を参考に対処してみてください。もし漏電していた場合は危険が伴うので、できるだけすぐに業者に連絡して復旧の依頼をしましょう。
確認③:スイッチの種類をしっかり確認しよう
業者に電気スイッチを交換してもらう場合でも、新しいスイッチはあらかじめ自分で用意しておくことが多いです。回路の繋ぎ方が違うスイッチも存在するため、現在のスイッチの種類をよく確認したうえで新しいものを準備するようにしてください。
細かいスイッチの種類については次の見出しでも紹介しています。「どのスイッチを買えばいいのか分からない!」という方は、見積もりの際に業者に相談してみましょう。ミツモアでは金額を提案してもらうと同時に気になることをチャットで質問できるので、ぜひ利用してみてください。
電気スイッチの種類!それぞれの特徴
ここでは一般住宅で使われることが多い電気スイッチをみていきましょう。便利な機能のものやおしゃれなデザインのものなど様々な種類があります。
新しいスイッチを購入するときの参考にしてみてください。
片切スイッチ
最も一般的なタイプで、1つの照明を1ヶ所のスイッチで点灯/消灯します。通常イメージするスイッチと言えばこれでしょう。
形状は縦横1~2cm程度の小さなものと、大きくて押しやすいワイドタイプが主流になっています。小型からワイドタイプへの変更も基本的には可能です。
3路スイッチ
3路スイッチは、1つの照明を2ヶ所のスイッチで点灯/消灯できるスイッチです。階段の上と下・廊下の両端などにそれぞれ設置され、どちらからでも点灯/消灯できます。
見た目やデザインは片切スイッチと全く変わりませんが、回路の繋ぎ方が異なるのが特徴です。3路スイッチ↔片切スイッチの交換はより大がかりな工事でしかできないので注意しましょう。
ほたるスイッチ
ほたるスイッチは消灯時のみランプが光るスイッチです。暗い中でもランプが光っている様子が蛍に見えることから「ほたるスイッチ」と呼ばれています。
トイレや洗面所、階段などは夜中に使用することも多いでしょう。ほたるスイッチを取り付ければ暗い中でもスイッチがどこにあるのかすぐにわかって便利です。
パイロットスイッチ
パイロットスイッチは、ほたるスイッチとは逆で点灯時のみ光る・点灯/消灯によって光の色が変わるという特徴があるスイッチです。
浴室やトイレなどの換気扇のスイッチとして使うと消し忘れを防止できるでしょう。
トグルスイッチは古くからヨーロッパで使用されてきたスイッチであり、クラシカルで品のあるデザインが人気です。
レバーを上下に動かすことで電源のオンとオフを切り替えることができます。
トグルスイッチを取り入れればおしゃれなお部屋が作れそうですね。
電気スイッチを新設・増設する場合の費用は?
電気スイッチを交換する際に「スイッチの場所をもっと使いやすいところに移動させたい」という場合はスイッチを新設することができます。
また「階段の下だけではなく上にもスイッチをつけたい」「部屋の照明を2か所から操作できるようにしたい」という際にはスイッチの増設工事が必要です。
スイッチの新設と増設を業者に依頼する場合の費用相場は以下の通りです。
スイッチの新設 |
6,000~30,000円 |
スイッチの増設 |
8,000円~ |
スイッチを増設する際には配線を分岐させて引っ張ってこなければなりません。その際に配線の延長や追加が必要になる場合は追加費用がかかるでしょう。
配線1mあたりで料金を定めている業者が多いですが、依頼する前に料金表を確認しておくようにしましょう。
スイッチの新設・増設費用も取り付けるスイッチの種類や工事の内容によって異なります。正確な費用を知りたい方は業者に見積もりを依頼しましょう。
ちなみに電気スイッチの新設・増設も電気工事士の資格をもっていないと行えないので注意が必要です。
【自分で交換】電気スイッチの交換方法と必要な道具
最後に電気スイッチを自分で交換する方法を簡単に説明します。スイッチカバーのみの交換は資格がなくても作業可能です。
電気工事士の資格をお持ちの方は、電気スイッチ本体の交換方法も解説するのでぜひご自身でやってみましょう。
DIYでスイッチカバーを替える手順
「電気スイッチのカバーが割れてしまった!」程度の故障であれば、業者に依頼せずともDIYで簡単に修理することができます。基本的にはドライバーで元のカバーを外して、新しいカバーを取り付ければ交換終了です。
- ご自宅のスイッチに合うスイッチカバー
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
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スイッチカバーは通販サイトはもちろん、100均などでも購入することができます。デザインも多様なので、修理のついでにお好みのカバーに変更してみましょう。なお作業の前には必ずブレーカーを落とすようにしてください。
手順①:外側のカバーを外す
スイッチカバーは爪で固定されている外カバーと、ネジで固定されている内カバーからできています。まずは外カバーと内カバー(もしくは壁)の間にある溝にマイナスドライバーを差し込んで、てこの原理で外カバーを外しましょう。
手順②:内側のカバーを外す
手順①でカバーを外すと、スイッチはこのような状態です。
次はスイッチの外周についている枠のネジを外していきましょう。これで旧スイッチカバーの取り外しは完了です。
なおスイッチ本体の枠(金具部分)にも少し大きめのネジがついていますが、これは外しません。
手順③:新しいカバーを取り付ける
あとは①②の逆の手順で新しいカバーを取り付けます。枠を取り付ける→カバーをはめ込む、とすればOKです。
なお枠には上下があるので間違えないように。「UP」「↑」などが枠に書いてあるため、そちらを上にして取り付けましょう。
【資格がある方のみ】DIYでスイッチ本体を交換する手順
電気工事士の資格を持っている方は、スイッチ本体の交換も自分で行うことができます。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 紙やすり
- 絶縁テープ
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念のため紙やすりと絶縁テープも用意しておくのが望ましいです。
手順①:ブレーカーを落としてカバーを外す
まずは必ずブレーカーを切り、故障したスイッチのカバーを先ほど紹介した手順で外してください。もし新しく購入したスイッチがカバーつきのものであれば、このとき一緒に本体とカバーとに分解しておきましょう。作業がスムーズに進みます。
手順②:スイッチ本体を取り外す
次に本体の枠部分についている、金具のネジを緩めてスイッチを取り外してください。先ほど取り外さなかった部分ですね。
金具からスイッチ本体(画像の白い部分)を抜きましょう。金具の裏側を見ると、配線と繋がっている部分のすぐ隣に、マイナスドライバーを差し込めるくらいの縦長の穴が空いていると思います。そこにマイナスドライバーを差して押し込むと、スイッチを金具から抜くことができます。
手順③:新しいスイッチに配線を繋ぐ
配線の繋ぎ方はスイッチによって異なるため、それぞれに適した方法で繋いでください。基本的には元の繋ぎ方と同じようにすれば問題ありません。このとき、銅線部分がさびていたら紙やすりをかけたり、絶縁体に傷があれば絶縁テープで補強したりしておきましょう。
手順④:スイッチを壁に取り付ける
最後にスイッチ本体の枠をネジで再び壁に固定し、カバーも元通りに取り付けます。ブレーカーを上げて無事にスイッチが作動・電気が点灯すれば交換は完了です。
以下の記事では交換方法をより詳しく解説しているので参考にしてください。
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