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引っ越し前に冷蔵庫の電源を切るタイミングとは?霜取りや水抜きの方法も

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最終更新日: 2023年01月17日

冷蔵庫は引っ越し当日に向けて事前準備が必要な家電です。

「冷蔵庫の電源はいつ切ればいいんだろう・・・」
「霜取りと水抜きって何?」

と、不安な方もいるのではないでしょうか?

スムーズに引っ越し当日を迎えられるように、どんな準備が必要なのかを知っておきましょう。

冷蔵庫の電源はなぜ切らないといけない?いつ切るのが正解?

冷蔵庫の電源を切る

引っ越し日が来る前にしなければいけない冷蔵庫の準備は

  • 冷蔵庫の中身をカラにする
  • 電源を切る
  • 水抜き・霜取りをする

の3つです。

なぜ冷蔵庫の電源を事前に切らなければいけないのか、いつ切るのが正解なのかはとても気になるところですよね。ここで確認していきましょう。

冷蔵庫の電源を切らないといけない理由

冷蔵庫は、水を電気で冷やして庫内を冷却しています。

引っ越しの際に水を抜かずに運んでしまうと、振動で水が漏れて回りの荷物を濡らしてしまったり冷蔵庫自体の故障の原因になったりしてしまいます。

そのため引っ越しの際には電源を落として冷蔵庫内の霜を溶かし、冷却に使われていた水を抜かなくてはいけないのです。

電源は引っ越し開始の24時間から16時間前に切る

冷蔵庫の電源は、引っ越し作業開始のどれくらい前に切ったらよいのでしょうか?

買ってからそれほど年数のたっていない機種なら、24〜16時間前までに電源を切ればよいでしょう。

これは冷蔵庫内の霜がすべて溶けるまでにかかる時間です。運搬を開始するまでに冷蔵庫の水抜きを終わらせるため、余裕を持って電源を切りましょう。

古い型の冷蔵庫に付く霜は厚い場合が多く、1日前に切っても溶けきらない可能性があります。

年式の古い冷蔵庫を使っていて霜が厚いのであれば、45〜35時間ほど前を目安にしましょう。

冷蔵庫には電源スイッチがないため、コンセントを抜くだけで運転が止まります。

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電源を切る前に!冷蔵庫をカラにしよう

電源を切る前に冷蔵庫の中身をカラにしよう

引っ越しで冷蔵庫を運ぶとき、冷蔵庫の中は常温になります。中身が入ったままでは、運搬中に腐ってしまいますよね。

まずは冷蔵庫の中身を計画的に消費して、カラにする必要があります。

引っ越し業者は生鮮食品を運んでくれない

引っ越し先がどんなに旧居から近くても、引っ越し業者は生鮮食品を運んでくれません。

夏場は特に、引っ越し業者のトラックの荷台は想像よりもはるかに高温になります。

ソースや醤油など元々は常温で売られている調味料も、もし使い切れなかったら冷蔵庫から出して別に持っていくようにしましょう。

また、中身をそのままにしておくと運搬の振動で冷蔵庫から漏れてしまったり、扉をテープで固定しても庫内で中身が動き、冷蔵庫が傷付いてしまう危険があります。

電源を切って水分を抜く作業を始める前に、残っている食材や調味料を使い切っておきましょう。

冷蔵庫の食材は2週間前から調節を

冷蔵庫の中身は、1日や2日で使い切れる量ではないですよね。引っ越し日の2週間前には、一度中身を確認して何が残っているのかをチェックするのがおすすめです。


特に調味料は計画的に使うのがポイントです。残った食材と調味料をバランスよく消費できるように献立を計画しましょう。

2〜3日前になったらもう一度中身を確認してみてください。食材も買い足すのをやめ、コンビニの弁当や総菜、外食を活用するのがおすすめです。

使わない食材や賞味期限が切れた調味料が見つかったら、小まめに捨てていくと冷蔵庫の整理が進みやすくなります。

冷蔵庫の霜取りと水抜きをする方法

厚い霜のついた冷蔵庫内部

冷蔵庫(冷凍庫)の内部には、上の写真のように霜がついていることがあります。これを溶かす作業が「霜取り」、溶けてトレーに溜まった水を捨てる作業が「水抜き」です。

引っ越し開始までに「霜取り」と「水抜き」をすることで、水漏れの心配なく冷蔵庫を安心して運ぶことができます。

聞きなれない言葉かもしれませんが実はこの2つ、とっても簡単です。ツーステップで終わるので確認していきましょう。

手順① 霜取りは電源を切るだけでOK

霜取りは、冷蔵庫の電源を切るだけで簡単に済みます。

コンセントを抜いて冷蔵庫の扉を開けておきましょう。

霜が溶けたときに水が出て床をぬらす危険があるため、電源プラグを抜く前にタオルを敷いておくと安心です。

新しい型の冷蔵庫は霜が付きにくく設定されており、霜取りが必要ない場合もあります。

霜取りが必要かどうかは取扱説明書に記載されていますが、説明書が手元にない場合は念のため電源を切っておくのが無難です。

手順② 蒸発皿の水を捨てて水抜き完了

冷蔵庫内に付いた霜はパイプを通り、「蒸発皿(水受けトレー)」と呼ばれるパーツにたまります。

蒸発皿にたまった水を捨てたら、水抜き完了です。

一般的な冷蔵庫では本体の下か、背面に蒸発皿が付いています。

 

蒸発皿が本体の下についている:フタがないため、水をこぼさないように引き出す

蒸発皿が背面にある:本体を動かして裏が見えるように置き、工具を使って皿を取り出す

冷蔵庫を動かすときは倒れてケガをしないように、できるだけ2人以上で作業を進めましょう。

蒸発皿の位置はメーカーや冷蔵庫の型によって変わります。取扱説明書を手元に用意し、確認しながら作業すると確実です。

引っ越しの機会に冷蔵庫を掃除しよう!

掃除道具

「冷蔵庫がすっかりカラになる状態」って引っ越しのタイミングでないと中々ないですよね。

せっかくなら冷蔵庫の食材や調味料を全て出したタイミングで冷蔵庫の掃除も一緒に済ませ、綺麗にしてから新居での新生活を始めてはいかがでしょうか。

ここでは、場所別の掃除手順を紹介します。

【庫内】を掃除する手順

用意するもの 台所用の中性洗剤、重曹、拭き取り用の布
手順
  1. トレーやケースなど取り外せる部品をすべて外す
  2. 庫内に重曹水(40℃のお湯200mlに大さじ1の重曹を溶かし、スプレーボトルに入れたもの)を吹きかけて汚れを落とす
  3. 台所用洗剤を薄めた溶液(水と洗剤の比率は500:1が目安)に浸した布で拭く
  4. 最後に水拭きで洗剤液を拭き取る

重曹は油汚れに強く、消臭効果も期待できるアイテムです。庫内を掃除することで、冷蔵庫の独特なにおいを取ることができます。

【製氷機】を掃除する手順

用意するもの 柔らかいスポンジ
手順
  1. 給水タンク・浄水フィルター・給水パイプなど外せるパーツを取り外して水洗いする
  2. パーツを元どおり組み立てる

製氷機は基本的に水洗いのみで掃除します。

頑固な汚れや雑菌が汚れや雑菌が気になる場合にのみ、台所用の中性洗剤を使いましょう。中性洗剤を使って洗うときは部品を傷付けないよう、柔らかいスポンジで優しく洗うのがポイントです。

製品によっては洗剤の使用を禁止していることもあるため、作業を始める前に取扱説明書を確認しましょう。

【扉や床面】を掃除する手順

用意するもの ホコリを取るための掃除機やモップなど、台所用の中性洗剤、タオル
手順
  1. 冷蔵庫を動かして床や冷蔵庫上部のホコリを掃除する
  2. 台所用の中性洗剤を染みこませたタオルで拭き取る

どちらを先にやってもかまいません。

扉は冷蔵庫内と比べて汚れが目立ちにくいものの、手で触る機会が多く雑菌が繁殖しやすい場所です。手あかや油汚れも落とせるように、台所用の中性洗剤を染みこませたタオルで拭き取りましょう。

床を掃除する際は、本体の下に付いているカバーを取り外してストッパーをゆるめると冷蔵庫を動かしやすくなります。床の掃除が終わったら再びストッパーを締め、元の位置に戻しましょう。

冷蔵庫の電源を切り忘れたときの霜取り方法

頭を抱える女性

電源を引っ越し直前まで切り忘れてしまった場合。放置するだけでは間に合わないときは、熱や力を加えて霜を取り除いていきましょう。

焦って強引に霜を溶かさず、くれぐれも冷蔵庫内を傷つけないように作業することが大切です。

霜が薄い場合:お湯とタオルを使う

霜がうっすらと付いている程度であれば、お湯とタオルを使う方法が効果的です。タオルを40℃ほどのお湯につけて絞り、温かいおしぼりを作ります。絞ったタオルを霜に当てて溶かしていきましょう。

熱で霜がゆるんできたらタオルで取り除きます。1回で取れない場合は何度か同じ作業を繰り返し、辛抱強く霜を溶かすのがポイントです。

お湯とタオルで霜取りをするときは、おしぼりの温度が高くなりすぎないように注意しましょう。高温にしてしまうとやけどの恐れがあるだけでなく、内部が変形する可能性もあります。

霜が厚い場合:ヘラで霜を剥がす

厚い霜は電源を切ってしばらく放置したり、タオルとお湯を使ったりしてゆるませた後に、ヘラで削り取っていきましょう。霜が溶けてヒビが入った部分にヘラを差し込むと塊で取れる場合もあります。

霜取りに使うヘラはプラスチックや木など、柔らかい材質のものを選びましょう。金属製のヘラを使うと冷蔵庫内を傷つけてしまいます。

長時間の熱風や硬い道具はNG

短時間で霜を取るためにドライヤーの熱風を長時間当てると、庫内の変形や故障の原因になります。

急いで乾かしたいときはドライヤーでも温度の低い風か、扇風機・サーキュレーターを使いましょう。熱を加えなくても室内の空気が内部に入りやすくなれば、霜は自然と溶けていきます。

アイスピックなどの硬い道具も、冷蔵庫の霜取りにはNGです。金属製のヘラよりも内部に傷が付く可能性が高くなります。場合によっては配管が損傷して、重大なトラブルにつながりかねません。

冷蔵庫の食材を余らせてしまったらどうやって運ぶ?

クーラーボックス

もしも引っ越し当日までに冷蔵庫の中身を消費しきれなかったら、どのように運べばよいのでしょうか?考えられる方法を三つ紹介します。

計画的に進まなかったときのために、それぞれのメリットとデメリットも把握しておきましょう。

①クーラーボックスを使う

冷蔵が必要な生鮮食品を運ぶときには、クーラーボックスが便利です。保冷剤や凍らせたペットボトル・袋に入れた氷を一緒に詰めれば、引っ越しの移動にも耐えられます。

電源を切ってから引っ越しまでに消費するものが残っている場合に、霜取りをしている間だけ食材を入れておくのにも役立つでしょう。

ただし新居までの距離が長いなら、クーラーボックスに入れても移動中に腐ってしまう可能性があります。特に夏場は食材が傷みやすく食中毒のリスクが高まるため、処分するか他の方法を選んだ方が無難です。

クーラーボックスにはボックス型になっているハードタイプと、必要なときのみボックス状にできるソフトタイプの2種類があります。引っ越しにしか使わないのであれば、安価なソフトタイプがおすすめです。

②発泡スチロールを使う

クーラーボックスよりも安価に購入できる発泡スチロールにも、それと同等の保温性があります。水分に強く、中で食材や調味料がこぼれても、被害が広がりにくいのが強みです。

ただし発泡スチロールには取っ手がなく、重いと落としやすいのがデメリットです。運びやすいサイズの箱を選んで運搬を楽にしましょう。フタが開いて中身の飛び出さないよう、運ぶ前にしっかりとテープで固定しておきます。

③クール便で送る

冷蔵庫の中身を腐らせず確実に運びたいなら、クール便の利用がおすすめです。配送料はかかるものの、冷蔵にも冷凍にも対応でき食材が無駄になりません。

クールで便は荷物を数日間保管してもらえるため、日時指定をして都合のよいときに受け取れます。引っ越しの翌日に受け取れば冷蔵庫の設置まで余裕ができ、受け取った直後に冷蔵庫へ移せるでしょう。

遠方への引っ越しや夏場で腐敗が心配なときも、クール便なら安心して食材を運べます。クーラーボックスや発泡スチロールで不安があるなら、引っ越しの予算と相談してこれを選択肢に入れるのがおすすめです。

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引っ越し先で冷蔵庫の電源はいつ入れる?

冷蔵庫の電源を入れるタイミング
(画像提供:PIXTA)

新居に冷蔵庫を設置したら、いつ電源を入れたらいいのでしょうか?

また、電源を入れてからどれくらい経ったら食材をつめてもいいのでしょうか。

ここではそれぞれのタイミングの目安をご紹介します。

電源を入れるタイミングはメーカーによって違う

設置後、電源を入れるタイミングの目安は以下のとおりです。

運搬時の振動で冷却装置内部のオイルに偏りが生じていると正常に機能しないため、少し時間を置く必要がある製品もあります。

Panasonic(パナソニック)

ITSUBISHI(三菱)

SHARP(シャープ)

設置後すぐに電源を入れても問題ありません。設置できたら早めに電源を入れ、冷蔵庫内を冷やしておきます。
TOSHIBA(東芝)
設置後5分以上たってから電源を入れましょう。
HITACHI(日立) 設置後10分以上たってから電源を入れましょう。


メーカーごとの分け方はあくまでも目安です。型番によって基準が変わる可能性もあるので、事前に取扱説明書を確認しておきましょう。

冷蔵庫が冷えるまでどれくらい時間がかかる?

電源を入れてから冷蔵庫内が冷えるまでには、4~24時間かかります。

もちろんメーカーや製品によって異なりますが、容量が小さい冷蔵庫ほど冷えるのは早く、大きい冷蔵庫ほど時間がかかります。

クーラーボックスや発泡スチロールで運んだ食品は、冷蔵庫が冷えるまで箱から出さずに保管しておきましょう。

クール便を使う場合は、受け取り日時がタイミングに合うよう、あらかじめ日時を指定しておくと安心ですね。

参考:よくあるご質問 【冷蔵庫】設置直後の冷蔵庫はどれくらいで使用できますか?|Panasonic
参考:よくあるご質問 設置後に、冷蔵庫が冷えるまでどのくらい時間がかかりますか?|HITACHI
参考:FAQ 電源を入れてから冷えるまでどのくらいの時間がかかりますか?|三菱電機

 

引っ越し時は冷蔵庫の電源を早めにオフ

冷蔵庫

冷蔵庫は運搬するときにカラの状態にしておく必要があるため、計画的に食材を消費していきましょう。

庫内がカラになったら冷蔵庫の掃除もしておくととても効率的ですね。

電源は24~16時間前を目安に切り、引っ越し開始までに霜取りと水抜きを済ませておきましょう。水分を抜かないと運搬中に他の荷物を汚してしまったり水漏れで故障してしまったりする可能性があります。

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