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引っ越し見積もりはいつから取れる?知っておきたい適切なタイミング

最終更新日: 2024年04月23日

仕事の転勤や大学の入学で引っ越しが決まったけど、いつから引っ越し業者に見積もりが取れるのか知りたいですよね。一般的に引っ越し日の1か月前に見積もりを依頼しますが、あまりにも早すぎると受けられないほか、遅すぎても予約が取りづらくなる可能性があります。

今回は引っ越しが決まっていつから引っ越し業者に見積もりを依頼できるのか、適切なタイミングについて解説します。

引っ越しの見積もりは6か月前からできる!

引っ越しの見積もりは一般的に約3か月前から見積もりを含めた引っ越しの予約を受けつけています。一方で繁忙期(2月~4月)は引っ越しの依頼が集中するため、見積もりを受け付けてもらえる時期は変わってきます。

通常期(5月~1月)の場合

大手をはじめ、多くの引っ越し業者は早くても2か月~3か月前から見積もり依頼を受け付けてもらえます。たとえば、5月1日に引っ越しをしたい場合は2月1日から業者に見積もりを依頼できます

ただし、3か月より前に見積もりや引っ越し予約に対応してもらえる業者は多くありません。その理由は早い時期に見積もりを取った後、荷物の量が変わる可能性があり、それに伴ってトラックのサイズが変わるため、正確な引っ越し料金を出せないからです。

例外として、具体的に引っ越しの日にちが決まっていたら、3か月より前に見積もりを受けつけてもらえる業者や一括見積もりサイトがあります。気になる業者やWebサイトがあれば、いつから見積もりを出してもらえるのか確認しましょう。

関連記事:安く引っ越しするなら閑散期がおすすめ!繁忙期との料金の差を検証

繫忙期(2月~4月)の場合

2月から4月の繫忙期は転勤や進学などの時期と重なり、引っ越しの依頼が集中することが見込まれるため、半年前から見積もりを受けつけてもらえる業者が多いです。たとえば、3月30日に引っ越す場合は、早くても9月29日から見積もりを依頼できます。

特に土日に引っ越しをしたい人は、早めに引っ越し業者に見積もりを依頼しましょう。すぐに予約で埋まってしまい、希望の日にちに引っ越せなくなる可能性があるからです。

なお、繫忙期でなくても半年前から引っ越し見積もりを受け付けてもらえる業者や一括見積もりサイトもあるので、まずは直接業者に問い合わせたり、サイトを利用したりすることをおすすめします。

関連記事:引越しの繁忙期は3月~4月!閑散期との料金比較や安くするコツを解説

引っ越し見積もりの依頼から作業開始までどれくらいかかる?

引っ越し業者に見積もりを依頼してから引き受けてもらえるまで、一般的に数日から1週間程度かかります。即日に対応してもらえる引っ越し業者もありますが、数に限りがあります。引っ越し予定日が決まったら、できるだけ早めに手配することが大切です。

見積もりを依頼したい業者が決まっていれば、公式サイトや電話、メールで依頼する方法がありますが、決まっていない人はミツモアをはじめとした引っ越しの相見積もりサービスの利用をおすすめします。

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引っ越しを即日対応できる業者12選!当日の流れや注意点も解説

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引っ越し見積もりを取るタイミングの平均は約2週間前

引越しアンケート結果グラフ:見積もりを取るタイミング

では実際に引っ越しをした単身者や家族世帯はいつから見積もりを取り始めたのでしょうか。

ミツモアの利用者向けに行ったアンケート調査の結果によると、最も回答が多かったのは「2週間〜1か月前」に依頼した世帯で、単身世帯で36.3%家族世帯で43.3%を占めました。その一方で「2か月以上前」に依頼したのは単身世帯で0.7%、家族世帯で3.9%を占めており、荷物量の多さやスケジュールの観点から家族世帯のほうが早めに見積もりを依頼する傾向があることがうかがえます。

実際にミツモアに寄せられた口コミによると、「家の建て替えを理由に半年後に引っ越す際の見積もりを出してもらえて助かった」という声や、「大学の入学式に間に合わせるため、希望の日時に引っ越しができるように早めに見積もりを依頼した」という声がありました。

引っ越しをする約1か月前からスケジュールを立てれば、希望の日にちで引っ越しができる業者が見つかる可能性が高く、準備に割く時間も確保できるのでぜひ参考にしてください。

関連記事:引越しの見積もりタイミングは「2週間前から1か月前」が約4割で最多!ミツモア利用者の引越し事情を調査

早めに引っ越し見積もりを取るメリット・デメリット

引っ越し業者に早い段階で見積もりを依頼して取る際、さまざまなメリットとデメリットがあります。それぞれについて解説します。

早めに引っ越し見積もりを取るメリット

早めに引っ越し見積もりを取るデメリット

メリット①:引っ越し全体の予定が立てやすくなる

早めに引っ越し見積もりを依頼して取ることで、いつまでに何を終わらせる必要があるのかを把握しやすくなり、計画を立てやすくなります。あわせて荷造りや役所での手続きのタイミングも決められるため、スムーズに引っ越しの準備が進められるでしょう。

関連記事:引越し準備期間は何日かかる?手続きや荷造りはいつからかも解説

メリット②:引越し業者の選択肢が広がる

早い段階で引っ越し業者の予約をすれば、より自分の条件に合った業者を見つけやすくなるのもメリットのひとつです。特に引っ越しの一括見積もりサービスを早期に利用すると、複数の引っ越し業者から見積もりを取れます。料金はもちろん、サービス内容を含めて冷静に比較検討できるので、自分の条件に合った引っ越し業者を選べるでしょう。

関連記事:引越し業者の選び方と相見積もりのコツ|比較の基準を解説

メリット③:新居が決まってなくても概算の見積もりが取れる

正式に引っ越し業者へ依頼する前でも、新居のあるエリアが決まっていれば概算の見積もりを取れます。具体的には、新居の市区町村までおおよその場所を絞っておけば、新居の設備や荷物の量、家具・家電の数などを把握することで、おおよその引っ越し料金を見積もることが可能です。

関連記事:引越し見積もりの無料シミュレーション!入力10秒で概算料金がわかる

デメリット①:見積書には有効期限がある

引っ越しの時期や業者によって期間の長さは異なりますが、引っ越しの見積書には有効期限が設けられています。見積書を受け取ったら、必ず有効期限を確認しましょう。見積書は作成から約1か月間有効というケースが多く、有効期限が過ぎてしまうと見積もり料金が変動する可能性があります。

関連記事:引越しの見積書で確認すべき項目10選!追加料金を回避する方法も解説

デメリット②:予約が早すぎると荷物量が変化する可能性がある

引っ越し料金は荷物量や引っ越しの時期、移動距離などによって大きく変わります。早い段階で引っ越し業者に見積もりを出してもらったものの、荷物量が大幅に変わる場合は、できるだけ早めに引っ越し業者に連絡しましょう見積もり時に荷物が少なかったものの、引っ越し当日に荷物が増えてしまうと、追加料金を請求される可能性があるからです。

デメリット③:早く申し込んでも料金を割引できる業者は少ない

引っ越し業者によっては早めに見積もりを依頼した場合、料金が割引になるケースもあります。利用すればお得な料金で引っ越しができますが、実施している業者は大手を含め、あまり多くありません。早期割引を実施している業者でも、条件が細かく決められている場合があるので、確認してから申し込むようにしましょう。

関連記事:引越し料金の早割はないことが多い!早割なしでもお得に引っ越す方法を紹介

引っ越しが決まったら早めに見積もりを依頼しよう!

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引っ越しの見積もりはいつから依頼できるのかについて解説しました。早い段階で引っ越し先と日にちが決まっていれば、業者に見積もりを依頼することで、スケジュールに余裕を持って引っ越しの準備が進められます。その一方で、引っ越し当日までに荷物が増えてしまうと、料金が高くなる可能性があるので注意が必要です。

ミツモアの引っ越しの一括見積もりサービスでは、引っ越し予定日の半年前から見積もりを依頼することができます。荷物の量や引っ越し先など、簡単な質問に答えるだけで最大5社の業者から見積もりが届くほか、チャットでのやり取りも可能です。

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