「案件の進捗がExcelに散らばっていて、チーム全体の状況が見えない」
「売上予測を毎回手作業で集計している」
「営業会議のたびに各担当者に状況を聞いて回っている」
営業組織でよく見られるこれらの課題に対し、SFA(営業支援システム)のダッシュボード機能が解決策として広く活用されています。SFAツールのダッシュボードとは、商談数や受注率、売上予測といったKPIを一画面でリアルタイムに可視化できる機能です。
この記事では、おすすめのダッシュボード機能があるSFAツール6製品を比較し、選び方のポイントを解説します。
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SFAツールのダッシュボード機能とは
SFAツールのダッシュボードで何ができるのか、レポート機能との違い、導入を検討する企業の背景を解説します。
ダッシュボードで見える化できるデータ
SFAツールのダッシュボードでは、商談数、受注率、平均単価、売上予測、パイプライン(案件進捗)、架電数や訪問数といった営業データをリアルタイムで一画面に集約できます。経営層は全社の売上予測や達成率、マネージャーはチームのパイプラインや個人別の活動量、現場担当者は自身の目標進捗をそれぞれ確認でき、営業会議前の手集計や口頭確認の時間を大幅に削減できます。
レポート機能との違い
ダッシュボードはリアルタイムに自動更新して全体を俯瞰する機能、レポートは条件を指定して詳細データを抽出する機能です。日次や週次のモニタリングにはダッシュボード、月次の分析にはレポートが適しており、多くのSFAツールではレポートの集計結果をダッシュボードのウィジェットとして表示できます。
SFAツールのダッシュボードを検討している企業の実情
複数の担当者が並行して案件を動かす営業組織では、各自の活動状況がブラックボックス化しやすく、マネージャーによる適切なフォローが難しくなりがちです。ExcelやスプレッドシートでのKPI手集計は情報の鮮度が低く、意思決定のスピードが落ちます。SFAツールのダッシュボードを活用すれば、入力データが即座に可視化され、常に最新の状況をもとに判断できるようになります。
ダッシュボード機能があるSFAツール選び方
ダッシュボード固有の選定軸として、カスタマイズ性、閲覧権限、対応プランの3点を押さえましょう。
自社のKPIにあわせてダッシュボードをカスタマイズできる製品を選ぶ
SFAツールのダッシュボードには、ウィジェットを自由に追加、配置できる製品と、テンプレートを使う製品があります。複数チームが異なる指標を追いかけている組織にはカスタマイズ性が高い製品が適しており、スモールスタートしたい場合はテンプレート型で十分なケースもあります。グリッド形式での自由配置やフィルター設定に対応する製品もあるため、自社の運用イメージに合わせて選びましょう。
閲覧権限をポジション別に設定できる製品を選ぶ
経営層には全社売上、マネージャーにはチーム進捗、現場担当者には個人目標だけを表示するには、閲覧権限設定が必要です。権限の粒度はユーザー単位、ロール単位、フォルダ単位など製品ごとに異なります。今回比較する6製品のうち、ネクストSFAを除く5製品が対応しており、ネクストSFAは要問い合わせです。
ダッシュボード機能が使えるプランを確認する
ダッシュボード機能はほとんどのSFAツールに搭載されていますが、高度なカスタマイズは上位プラン限定の製品もあります。たとえばMazrica Salesは1IDあたり月額1万2500円のGrowthプラン以上が必要です。契約前にプランごとの対応機能を料金ページで確認してください。
ダッシュボード機能があるSFAツール比較表
名刺管理やMAツールが主軸の製品、大企業専用のエンタープライズ製品を除き、ダッシュボードのカスタマイズ性やプラン構成が異なる6製品を選定しました。シンプルな標準ダッシュボードで始めたい企業から、自由度の高い分析環境を求める企業まで、幅広いニーズに対応できるラインナップです。
| 製品名 | ダッシュボードが使えるプランの月額 | カスタマイズ性 | 表示できるKPIの種類 | 無料トライアル | 初期費用 |
| eセールスマネージャー | 19,250円から(Basicプラン・最低5名分の合計) | ポートレットの追加や削除、配置変更が自由。アナリティクス(有料オプション)でより高度な分析も可能 | 売上推移、案件進捗、活動件数、商談情報、スケジュール、ToDo | ○(30日間) | 要問い合わせ |
| GENIEE SFA/CRM | 38,280円から(スタンダードプラン・最低10ID分の合計) | グリッド形式で自由配置。ガジェットサイズ調整、ドリルダウンレポートに対応 | 営業達成度、活動件数、案件進捗、売上予実、タスク集計 | ○(15日間) | 要問い合わせ |
| Mazrica Sales | 137,500円から(Growthプラン・最低10ID分の合計) | カスタムレポートを一画面に集約。グラフや表を自由にカスタマイズ可能 | 担当者別売上、取引先別推移、平均リードタイム、業界分析、商品別売上比較 | ○ | なし |
| HubSpot Sales Hub | 0円(無料版あり) | テンプレートまたはゼロから作成。レポートや画像、テキストの追加が可能 | パイプライン、商談進捗、売上予測、リード管理、活動追跡 | ○(無料版あり) | なし(Enterprise導入支援費420,000円) |
| ネクストSFA | 月額3万3,000円から(税込・5ユーザー含む) | 標準はシンプル構成。Sales BIオプション(月額+3万3,000円・税込)で自由度の高い集計・グラフ作成が可能 | 案件進捗率、成約率、活動件数推移、予実管理、着地予想 | ○ | 要問い合わせ |
| Salesforce Sales Cloud | 3,000円から(Starter Suiteプラン) | 非常に高い。コンポーネント編集やフィルター設定、カスタムレポート連携などに対応 | リードファネル、売上予測、リーダーボード、競合分析、成約率、KPI、経営層向け日次サマリー | ○(30日間) | なし |
ダッシュボード機能があるSFAツールおすすめ6選
eセールスマネージャー(ソフトブレーン株式会社)
eセールスマネージャーは、導入時のExcelデータ移行支援から運用後の専任サポートまで、定着支援が手厚い国産SFAツールです。
ダッシュボードは個人用と共通用の2種類を使い分けられます。管理者が全社共通のダッシュボードをテンプレートとして全ユーザーに配布できるため、導入初期にゼロから画面を構築する手間がかかりません。各メンバーは慣れた段階で個人用に切り替え、自分に必要な情報だけに絞り込むことが可能です。
オプションのアナリティクス機能を追加すると蓄積データのクロス集計やトレンド分析にも対応でき、日常のモニタリングから月次の深掘り分析までシームレスにつなげられます。
導入時のExcelデータ移行支援と導入後の専任活用サポートが手厚く、現場への定着を最優先に考える中〜大規模の営業組織に向いています。
GENIEE SFA/CRM(株式会社ジーニー)
GENIEE SFA/CRMは、国産のSFAツールで、日本語UIと国内企業の商習慣に即した設計が特徴です。
ダッシュボードを「マイキャンバス」としてリニューアルしており、3クリックでグラフを作成できます。組織や会議体ごとにタブを分けて管理できるため、営業部門用、経営会議用など目的別のダッシュボードをタブ切り替えだけで使い分けられます。
ガジェット形式の旧ダッシュボードも併用できるため、既存の設定を活かしながら段階的に移行できる点も安心材料です。
IT部門に頼らず現場主導でダッシュボードを構築できます。スマートフォン対応のレイアウトにより外勤中でもリアルタイムにデータを確認でき、ITリテラシーにばらつきがある組織でも定着しやすい製品です。
Mazrica Sales(株式会社マツリカ)
Mazrica Salesは、AIによる受注確度予測が特徴です。
過去の受注データをもとに各案件の成約確度をスコア表示し、期ずれリスクのある案件を自動的にハイライトします。カンバン形式の案件ボードで進捗を視覚的に管理しながら、ダッシュボード上のKPIと突き合わせることで、定性と定量の両面から営業パイプラインを把握できます。
Starterプランにはダッシュボード機能が含まれないため、ダッシュボードを利用するにはGrowthプラン以上の契約が必要です。IP制限による閲覧制御に対応しており、セキュリティ要件が厳しい企業にも導入しやすい設計です。データドリブンな営業管理を目指す組織に向いています。
HubSpot Sales Hub(HubSpot Japan株式会社)
HubSpot Sales Hubは、CRMツール、MAツール、カスタマーサポートを含むHubSpotプラットフォーム全体とデータが連携する点が特徴です。
リード獲得からクロージングまでのファネル全体をダッシュボードに集約できるため、営業部門とマーケティング部門で異なるビューを並行運用しながら、部門横断でデータを可視化できます。Google SheetsやGoogle Analyticsなどの外部ツールとも連携可能で、既存のデータソースを活かしたままダッシュボードを拡張できる点も特徴です。
無料プランでも基本的なダッシュボードは利用でき、分析要件が増えた段階で上位プランへ移行する段階的な運用に適しています。マーケティングと営業のデータを一元管理したい企業や、海外拠点も含めた統一プラットフォームを求めるグローバル組織に向いています。
ネクストSFA(株式会社ジオコード)
ネクストSFAは、入力画面のUIが直感的で、SFAツールの利用経験がないメンバーでもデータ入力の負担が少ない点が特徴です。
標準ダッシュボードで案件進捗や予実を把握し、分析ニーズが高まった段階でSales BIオプションを追加すれば、Amazon QuickSight連携による高度な集計やグラフ作成の環境へ拡張できます。導入から運用まで無料のサポート体制が用意されており、専任担当者による設定支援を受けられる点も安心材料です。
SFAツールの導入がはじめてで、まずはシンプルな機能からはじめたい中小規模企業に向いています。5ユーザー含む定額制のため少人数チームでの費用計算がしやすく、段階的に分析機能を拡張する運用に適した製品です。
Salesforce Sales Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)
Salesforce Sales Cloudは、カスタマイズの自由度とAppExchangeによる拡張性を強みとするグローバルSFAツールです。
複数のダッシュボードをフォルダで体系的に管理でき、部門別やプロジェクト別のビューを整理して運用できます。上位プランではレポートスナップショットや履歴トレンド機能を使って過去のKPI推移を時系列で追跡でき、単なる現状モニタリングにとどまらない分析が可能です。
有料オプションのEinstein Analyticsを追加すると、AIによる売上予測や異常検知をダッシュボード内に組み込むこともできます。
AppExchangeを通じて数千のアプリケーションと連携でき、マーケティング、カスタマーサポート、ERPのデータをダッシュボードに集約する構成にも対応可能です。カスタマイズの自由度が高い反面、設計や運用にある程度のスキルが求められるため、社内にSalesforce管理者を配置できる体制がある大規模組織に向いています。
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