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賃貸でエアコンを取り付けるときの注意点。取り付け業者の選び方も

最終更新日: 2023年03月27日

賃貸物件でエアコンを新しく取り付ける場合は、注意しましょう。

賃貸物件は自分の資産ではないため、自分の判断で工事ができないことが理由です。

賃貸物件にエアコンを取り付けるときの確認事項や、注意点などを紹介します。

賃貸でエアコンを取り付ける際に許可は必要?

賃貸でエアコンを取り付ける際には大家さんの許可が必要です。勝手に穴を開けると、退去時に原状回復を求められるなど弁償しなくてはなりません。

エアコンの取り付け費用は大家さんが負担してくれる?

賃貸契約書の内容によって異なります。契約書に記載がない場合でも、負担してくれることもあるので、まずは相談してみることをおすすめします。

賃貸物件にエアコンを取り付ける際は大家さんの許可がいる

エアコン

エアコンを取り付けるには、エアコンを壁掛けしたり、室外機を設置したりする工事が必要です。

賃貸物件にエアコンを新規に取り付けることは、可能かどうか見ていきましょう。

エアコンを勝手に取り付けるのはNG

賃貸物件に住んでいて、エアコンを新しく取り付ける際は、管理会社への事前連絡が必要です。

特に配管用の穴がない場合は、必ず相談しなければなりません。

勝手に壁に穴を開けてしまうと、退去時に原状回復を求められる可能性があるためです。

管理会社の方針で、新規エアコンの取り付けを禁止している場合もあります。

エアコン専用のコンセントがない場合も、コンセントを新しく作らなければなりません。

電源工事や壁の切り抜きなどが発生するため、それらを実施してよいか、事前に管理会社に確認しましょう。

取り付け前に確認しておきたいこと

ポイント

賃貸物件にエアコンを取り付ける場合、いくつか確認しておく事項があります。

取り付け費用は誰が負担するのか

エアコン自体の購入は、住民側で負担するのがほとんどですが、取り付け工事費は管理会社で負担してくれる場合があります。

事前にエアコンの取り付けを相談し、工事費用の負担を誰がするのか、確認しましょう。

賃貸契約書にエアコンの記載がない場合や追加で設置したい場合は、本体・工事費ともに自己負担です。

元々ついているエアコンの修理・交換や、契約上は付いているはずなのに付いていなかった場合などには、大家さんや管理会社に相談すれば負担してもらえるでしょう。

エアコンが設置できる場所か

エアコンを設置する場合、設置できる場所があるかどうか確認が必要です。

エアコンは、一般的に周囲5cm以上のスペースがないと設置できません。

エアコン専用のコンセントがあるかも確認しましょう。ない場合は電源工事が必要になります。

関連記事:エアコンに専用コンセントが必要な理由~見分け方と無いときの対処法|ミツモア

室内だけでなく、外の環境も確認が必要です。

室外機を置ける安定した場所があるか、確認しておきましょう。下図は室外機を置ける場所の例です。

室外機の設置場所図解

またドレン排水がしやすいことも、設置できる条件の1つです。

設置前に退去時の注意点を確認しておこう

注意するポイント

エアコンを設置した場合、退去時の扱いをどうするか、管理会社側に確認しておいた方がよいでしょう。

賃貸物件でエアコンを取り付けた際、退去時の注意点を紹介します。

取り付け費用は誰が負担する?

エアコンを取り付ける際に大家さんや管理会社が費用を負担してくれる可能性があるのは、賃貸契約書上に以下のような約束がある場合です。

  • 契約期間中は、大家さんや管理会社が設備のメンテナンスを行う
  • 「設備」としてエアコンの記載がある

メンテナンスは「契約期間中の修繕」という条項で書かれていることが多いです。

ただし、自分の都合でのエアコン工事は自己負担となるので注意してくださいね。

原状回復が必要なケースは?

エアコンを取り付ける部屋に配管用の穴がない場合、壁に穴を開ける必要があります。

賃貸物件で原状回復が求められている場合は、穴を塞ぐ工事が発生する場合があります。

工事費は住民側の負担になるのが一般的なので、退去時にお金がかかる旨も、事前に知っておいた方が安心です。

管理会社によっては、パテなどで穴を塞ぐ程度でよいといわれることもあるため、エアコンを取り付ける前に、確認しておくとよいでしょう。修繕費用が不要になるケースもあります。

退去時のエアコンの扱いは?

エアコンを新しく設置した場合、退去の際にそのエアコンはどのような扱いになるのかをあらかじめ大家さんや管理会社に確認しておくとよいでしょう。

契約書上は原状回復が求められますが、相談してみると、そのまま設置しておいてよいといわれる場合も多くあります。

また滅多にないケースではありますが、退去の際にエアコンをそのままにしていく場合、管理会社が買い取ってくれることもあります。ダメ元で聞いてみてもよいでしょう。

エアコンをそのままにしておけば、物件の価値も高くなり、次の住民にとっても便利になります。

エアコン取り付け業者の選び方

エアコン設置を業者に依頼する女性

管理会社へ事前の確認が済んだら、エアコンの取り付け業者を選定します。

数あるエアコン業者の中から信頼できる業者を選ぶ方法を紹介します。

豊富な実績があるか

まずは業者のホームページなどを見て、豊富な実績があるか確認してみましょう。SNSや掲示板などで、口コミを見てみるのも一つの手段です。

実績を評価するために、会社が設立されてどのくらい営業しているのか、これまで何件以上の工事経験があるのかなどを確認しましょう。

また口コミの感想や評価も、重要な判断材料です。マイナス面の評価が多い場合、その業者を選定すると、トラブルに発展する可能性があります。

詳細な見積もりを出してくれるか

取り付け費用の見積もりを出してもらったとき、細かく明細を記載しているかどうかを確認しましょう。

大まかな見積書は作業範囲が不明確で、業者との齟齬が生じやすくなるからです。

見積書がどれだけ明確なのかは、複数社から見積書をもらって、比較することをおすすめします。

相見積を簡単に取得したいなら、ミツモアの見積もり一括サービスを利用すると便利です。1度の見積もり依頼で、複数社から見積もりを取得できます。

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電気工事士の資格を持っているか

業者の社員が優秀であれば、工事を安心して任せられます。

目安となるのが、電気工事士の資格を持っている社員の数です。

エアコンの取り付け作業は、電気工事士の資格がないとできないものもあります。

有資格者が多いほど安心で、工事日程を決める際に、融通も利きやすいでしょう。

ホームページで有資格者の人数を掲載している業者もあります。電気工事士の資格を持っている社員が、どれだけいるか確認してみましょう。

エアコンを取り付けて快適な夏を過ごそう

室内に設置されたエアコン

賃貸物件にエアコンを取り付ける際は、事前に管理会社へ相談が必要です。

配管用の穴開けや、専用コンセントの電源工事などが発生すると、賃貸物件の状態に影響を与えるためです。

またエアコンを設置する際は、エアコンを取り付けられる環境であるか確認しましょう。

特に室外機は安定した場所で、ドレン排水が可能であるかどうかが重要です。

実際に取り付けをするときは、相見積を取って、信頼できる業者に工事を依頼しましょう。

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