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AI搭載の人事評価システムおすすめ10選!導入事例や活用のポイントも解説

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最終更新日: 2024年03月09日

人事評価システムには、AIを搭載したタイプも増えています。人事評価にAIを取り入れることで、評価の偏りを解消し公正な評価結果が出せるようになります。

本記事ではAIを搭載した人事評価システムを10個紹介。そのほかにも人事業務にAIを取り入れた企業事例や、人事業務でAI活用に成功するためのポイントも解説します。

AI搭載の人事評価システムおすすめ10選

AI搭載の人事評価システム10選

採用や人事評価、人材育成に役立つ、AI搭載型人事評価システムを10個紹介します。

製品名 特徴
あしたのクラウド AIによる目標添削機能で評価しやすい目標設定を実現
POSITIVE AI搭載のタレントアナライズ機能で人材を見つけ出す
SUZAKU AIと組織心理学で人材を分析・育成
crexta AIによるペルソナ分析が優秀、理想の人材を見つけやすくなる
Qasee 従業員の働き方をAIが数値化、客観的な評価が可能に
AI人事4.0 成果主義評価制度の導入検討時におすすめ
アッテル 適正診断の結果をAIが分析、入社後の活躍・退職予測が可能
GROW360 AIの評価補正で気質・傾向を判断
AI評価調整システム 大学と連携して開発、AIの評価調整で偏りのない判定に
人事労務JANGA AIが業務改善のレコメンド!人事労務のあらゆる業務を効率化
ソフトウェア比較のイメージイラスト

人事評価システム選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で無料診断。理想の人事評価システムが見つかります。

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「あしたのクラウドHR」AIによる目標添削機能で評価しやすい目標設定を実現

あしたのクラウド ホームページ画面
公式HP:あしたのクラウドHR
  • 人材データ管理・評価に特化したシステム
  • 目標添削・評価者モニタリングにAIを活用
  • サポート付きで導入・運用が簡単

「あしたのクラウド」はクラウド型の人事評価システムです。運用支援を主としており、AIは目標添削・評価者モニタリングに活用されています

目標添削ではAIが具体的な目標を自動設定し、管理職の負担を軽減します。

またカスタマイズ性が高く、今までの評価制度をそのまま再現しやすいのも特徴です。人事評価システムの導入を迷っている企業でも、手厚いサポート体制が整っているため、検討しやすいでしょう。

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「POSITIVE」AI搭載のタレントアナライズ機能で人材を見つけ出す

POSITIVE ホームページ画面
公式HP:POSITIVE
  • AIを活用した人事・給与・就業パッケージ
  • タレントアナライズ機能で人材配置がスムーズに
  • グローバル展開の企業でも使える

「POSITIVE」は「NECソリューションイノベータ株式会社」が提供する、統合HCMシステムです。人事管理から給与管理・就業管理まで、多くの機能がそろっています。

人事評価システムとしては、AI活用のタレントアナライズ機能が特徴的。POSITIVE内に登録されている人材データをAIが学習し、条件に合う人材を導き出します。他部署からの人事異動や、昇格検討などに役立つでしょう。

国内と海外では人事評価・配置の基準が異なりますが、両方に対応できる機能を備えているのも魅力です。

世界で活躍するグローバル企業も、使いやすい人事評価システムです。

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「SUZAKU」AIと組織心理学で人材を分析・育成

SUZAKU ホームページ画面
公式HP:SUZAKU
  • 従業員データベースをAIで解析
  • 従業員の特性による配置決定や人材育成に活用できる
  • 3,000社以上の利用実績あり

「SUZAKU」は、適材配置・育成支援・リテンションマネジメント・採用マッチングに使える、人事評価システムです。

人材分析向けのアセスメントツール「HQ Profile」にAIを搭載し、従業員の詳細なデータから、活躍人材を見つけ出します。人事異動・評価のサポートとして利用でき、なぜAIが候補者を選んだかの理由も、併せて確認できるのが特徴です。

人事異動や人材育成、離職予測など多くの分野で活用できます。従業員1人1人のスキル・特徴を見極め、人事評価につなげたいと考える企業におすすめです。

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「crexta」AIによるペルソナ分析が優秀、理想の人材を見つけやすくなる

crexta ホームページ画面
公式HP:crexta
  • マイナビのタレントマネジメントシステム
  • AIによるペルソナ分析機能が利用可能
  • 人材育成・採用に活用できる

「crexta」は「株式会社マイナビ」が展開する、人事評価システムです。「株式会社三菱総合研究所」が開発したAIエンジン「HaRi」を搭載し、ペルソナ分析に役立てています。

crextaのペルソナ分析機能はハイパフォーマーの持つ共通点を導き出し、理想に近い人材を見つけ出せるのが特徴。

人事異動の判断や、潜在的なハイパフォーマーを把握したいときに役立つでしょう。

従業員のデータベースとしての利用はもちろん、個人のパーソナリティ診断など使い道も豊富です。AI活用で人材育成・採用判断を行いたい企業に向いています。

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「Qasee」従業員の働き方をAIが数値化、客観的な評価が可能に

Qasee ホームページ画面
公式HP:Qasee
  • AIが従業員の働き方をデータ化することで客観的な評価が可能に
  • ヒト・モノ・カネの業務改善に役立つシステム
  • 客観的なデータをもとにした経営判断も可能に

Qaseeはヒト・モノ・カネに関わる業務のデータを分析し、その業務の改善策を抽出できるクラウド型サービスです。

各従業員のストレス度合いや業務負荷の程度などをデータとして可視化。従業員の働き方が客観的な数値として見えるので、評価しやすい仕組みを構築します。

また、業務データを自動で分析し、AIが業務改善のレコメンドします。この結果によって従業員自ら問題を発見し、セルフマネジメントに取組むことも可能です。

組織全体の働き方が可視化できるので、マネージャーは課題の原因を正確にキャッチしたうえで、データを基にした経営判断ができるようになるでしょう。

無料トライアル 14日間
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「AI人事4.0」成果主義評価制度の導入検討時におすすめ

AI人事4.0 ホームページ画面
公式HP:AI人事4.0
  • 成果主義の人事評価をサポートするシステム
  • AIとクラウド技術で導入から運用まで簡単
  • コンサルタントがサポートしてくれる

「AI人事4.0」は成果評価・能力評価を中心に、成果主義評価制度の導入をサポートする人事評価システムです

システム導入の前に診断・コンサルティングを行い、企業の課題を解決します。従業員の能力評価だけでなく、eラーニングによる学習もサポートし、成長する組織を目指せるシステムです。

コンサルタントがサポートしてくれるため、短時間かつ効率的にシステムの利用が開始できます。

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「アッテル」適正診断の結果をAIが分析、入社後の活躍・退職予測が可能

アッテル ホームページ画面
公式HP:アッテル
  • 適性診断とAI活用によって入社後の活躍・退職予測ができる
  • 適性診断は10~15分ほどでスピーディーに完了
  • 無料トライアルあり

「アッテル」は適性診断をもとに、人材を評価するシステムです。適性診断で気質・傾向を導き出し、AIを活用して入社後評価・早期退職予測を行います。10万人のデータを利用し、傾向を導き出しているため、精度の高い判断が可能です。

向き不向きを判定し、人材を適切な部署に配置することで、人材育成や離職率の低下にもつながるでしょう。採用から人事異動まで、幅広く使える人事評価システムです。

料金プランは3タイプあり、リーズナブルな料金から自社に合わせたコンサルティングまで対応しています。

無料トライアル

※期間は要問合せ

初期費用 要問合せ
料金
  • スモールプラン:10,000円/月~
  • スタンダードプラン:30,000円/月~
  • コンサルティングプラン:要見積もり

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「GROW360」AIの評価補正で気質・傾向を判断

GROW360 ホームページ画面
公式HP:GROW360
  • 試験とAIの評価補正で人材の傾向を判断
  • 採用・人材育成・配置などに活用できる
  • 新卒採用から既存社員の人材育成まで幅広く使える「360度評価」が魅力

「GROW360」は気質・スキル・バイアス・コンピテンシーを導き出す、適性試験です。人材の気質・スキル以外に、価値観・行動特性も判断できます。

AIが評価補正するため、人による評価に左右されない客観性を得られるのが魅力です。個人向けにフィードバックを行い、人材育成・研修に役立てることもできます。

また昇降格の検討・能力評価も可能です。既存社員の能力評価・評価補正を行いたいときに、利用を検討しましょう。

無料トライアル 要問合せ
初期費用 要問合せ
料金 「AIデータ管理料(100,000円/年)」

+「受験料(4,000円/人)」

+「受験サポート費(100,000円~)」~

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「AI評価調整システム」大学と連携して開発、AIの評価調整で偏りのない判定に

AI評価調整システム ホームページ画面
公式HP:AI評価調整システム
  • 工学院大学と提携して開発
  • 人的評価をした上でAIによる調整が可能
  • 従業員数に合わせた料金設定で無駄がない

「株式会社賃金人事コンサルティングオフィス」では人事評価システムとして使える、「AI評価調整システム」を運用しています。人による評価をした上で、AIが評価調整するのが特徴です

上司による評価だけでは、点数の付け方や評価にブレが出ることがあります。AIによる調整を入れることで、より正確で差のない評価が可能です。

料金はシステム利用1回あたりで計算され、無駄がありません。従業員数によって料金が変動し、少人数から大規模な調整まで幅広く利用できます。

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初期費用 要問合せ
料金 利用人数によって異なる

  • ~49人:150,000円
  • ~79人:200,000円
  • ~99人:250,000円
  • ~149人:350,000円
  • ~199人:400,000円

※50人単位で価格設定(1,000人以上は要問合せ)

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「人事労務JANGA」AIが業務改善のレコメンド!人事労務のあらゆる業務を効率化

人事労務JANG ホームページ画面
公式HP:人事労務JANGA
  • 人事労務全般の業務をAIを用いて効率化
  • 100%自社開発の信頼できるシステム!専門コンサルがスムーズな導入をサポート
  • 数十人~数万人規模まで導入実績あり、会社規模問わず導入できて安心

人事労務JANGAは、AI活用によって人事労務の仕事を一元管理・効率化してくれるクラウド型サービスです。AI・RPA機能搭載で、膨大な業務量でも正確かつ迅速に行えるようになります。

入社手続きから就業、報酬、法定調書、退職まであらゆる人事労務の仕事を効率化。人が行うより正確にスピード間をもって処理できるので、空いたリソースを人事評価の業務に回し、評価のみに集中できるようになるでしょう。

AIが対応できるものは顔識別、画像認識、OCR、自動翻訳、在留カードの真偽識別など、判断は必要としないが手間がかかる業務です。

人事労務JANGAの活用によって人事業務において人の判断を必要としない事務作業はAIに任せて、人の判断が必要な人事評価などのコア業務に専念できるようになるでしょう。

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初期費用 0円
料金
  • 少人数プラン:5,000円/月~
  • ライトプラン:30,000円/月~
  • ビジネスプラン:要見積もり

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人事評価にAIを活用する4つのメリット

人事評価でAIを活用するメリット

人事評価にAIを活用することのメリットは次の4つです。

  • 客観的で偏りのない評価が迅速にできる
  • 人事業務の負担を軽減できる
  • 活躍する人材を見つけやすくなる
  • 離職しやすい従業員を早めの段階でケアできるようになる

人の手で評価するのに比べてAIが優れている点や、期待できる効果は多くあります。AI活用で最大限の効果を出すためにも、メリットを認識したうえで導入をご検討ください。

客観的で偏りのない評価が迅速にできる

AIの判断は人の判断よりも科学的です。何らかの根拠があって評価するため、好き嫌い・気分によって評価に差が出る心配がありません。

私情による評価の差以外に、甘い点数を付ける上司・厳しい評価をする上司の差もあり、人の手による評価はブレが出る可能性が高くなります。

AIによる評価は客観性があり偏りがないため、評価をされた側も納得して受け入れられるでしょう

人事業務の負担を軽減できる

AIによる評価は、短時間で終了します。データから瞬時に評価を導き出すため、手間がかかりません。

評価する管理者が時間をかけて判断・調査するよりも、大幅な業務の効率化を目指せます。人事評価に時間がかかり、評価をする担当者に負担がかかっている状況であれば、AIの自動評価が役立つでしょう。

エントリーシートの情報や人材データベースの数値評価から、自動的に判定するAIもあります。工数削減によって、人事業務の負荷を減らしましょう。

活躍する人材を見つけやすくなる

人事評価システムのAIは、人材データの分析も得意です。多くの人材データから活躍社員の共通点を発見し、今後活躍しそうな人材を見つけ出すこともできます

人間が判断すると感覚に頼りがちですが、AIは共通点やこれまでに蓄積されたデータの傾向から、科学的に判定するのが特徴です。

従業員の適性や能力、活躍予測の精度を高めたいときには、AIを活用してみるのもよいでしょう。

離職しやすい従業員を早めの段階でケアできるようになる

過去に退職した従業員の特性をAIが分析し、退職する傾向にある従業員を抽出。退職しそうな従業員に対して早めのケアができ、離職防止のためのモチベーション管理ができるようになります。

従業員のモチベーションといった、個人の内面的な部分は目で見えない部分があります。AIを活用すれば、働き方や成果から従業員の内面的な部分まで可視化できるので適切なエンゲージメント管理が可能になるのです。

退職リスクの高い従業員をリストアップし、面談や業務内容の見直しなど個別対応が早めにできるのでAI活用のシステムは離職防止にもつながります。

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人事業務にAIを活用した2社の事例を紹介!

人事 AI活用 導入事例

AIによる判断で、業務の効率化・客観的な評価を実現させた2社の事例をご紹介。AI活用によって業務がどのように効率化されるのか、運用イメージを描いてみてください。

「ソフトバンク」新卒採用の動画面接にAI活用で選考時間を70%削減

ソフトバンク株式会社は通信サービスを提供する大手企業。新卒採用において客観的かつ公平な評価を実現させるため、AIを活用した動画面接を行っています。

新卒採用の一次選考をAIによって合否判定。応募者には準備された質問に回答している動画を提出しもらい、その動画を独自のAI動画解析システムで評価する仕組みです。

AIで合格と判定された応募者については、そのまま二次選考に進んでもらいます。一方でAIによって不合格と判定された応募者に関しては、人の目を通して評価を行ったうえで最終的な合否を決定します。

このように採用活用でAIを活用することで、応募者側は面接のための移動コストがかからなくなり、採用側は面接・選考時間が約70%削減するメリットを得られています。

「明治安田生命」活躍する人材の行動特性をAIが抽出

明治安田生命は国内大手の生命保険会社。同社では人財の評価・育成・人員配置にAIを活用するための意欲的なプロジェクトを進行中です。

全国に1,200の拠点があり、毎年4月の人事異動では2,000~3,000人の従業員が異動。このために年に1度人事評価をすべて人の目で実施していたのですが、正しい人員配置が行っているか疑問に思う部分があったとのことです。

人の目が届かない部分までカバーするためにAI活用を決めました。明治安田生命では社内のAI活用で社内の人材把握から始め「各分野で活躍するための素養」を統計的に特定。

今まで定量的に把握していたものを定性的に把握できるようになったという、AI活用におけるメリットを大きく享受しています。

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AI活用の人事評価に失敗しないための3つのポイント

AI活用の人事評価 失敗しないコツ

AIを活用するからといって、人事評価の全プロセスを依存することは避けましょう。AIはあくまでも設定した基準をもとに判断を下すだけで、その学習内容によっては倫理観がずれた判断をする可能性もあります。

次の3つのポイントを意識すれば、AI活用の人事評価も成功させられるでしょう。

  • 最終的な意思決定は人が行う
  • AI活用に関して従業員から理解を得る
  • 評価者がAIに依存しないよう教育を行う

最終的な意思決定は人が行う

AIは自動的な判断・学習が可能ですが、判断の方向性は開発時の初期設定・ベースとなるデータによって変わります。設定・データに誤りがある場合、AIの判断が狂うこともあるのです。

設定した基準によって公正な評価が可能になりますが、AIは倫理観・感覚での判断ができないため最終的な意思決定は人の手で行うようにしましょう。

AIには「してはいけない判断」が分からないため、初期設定で判断を制限しない限り、法律に抵触するような判定をするリスクも考えられるのです。

【Amazon社の事例】

  • 過去の履歴諸データから採用傾向を分析し、AIによって応募者を5点満点でランク付けを行う
  • 過去10年間は男性からの応募が大半を占めていたため、AIは「男性を採用したほうがよい」という判断を下した
  • 性別が女性であるという理由だけで低い評価点数となった

Amazon社の事例を見るとわかるように、AIが間違った方向で判定を下すと能力が優れていても人種・性別で評価を低くしてしまう可能性があるのです。

状況によっては、差別や不当な評価につながるケースもあるでしょう。

AIが完全に正しい判断をするとは限りません。誤判定・ミスのリスクも把握しておくことが大切です。

AI活用に関して従業員から理解を得る

AIの判断は何らかの根拠・基準にもとづいています。しかし人間のように、多くの人が共感する判断をするとは限りません。

なぜAIが高評価・低評価をしたのか分からない場合、低評価を受けた人が納得できない可能性があります。そのためAI活用の前にまずは従業員に周知することが大切です。

特に昇格・降格・給与査定・異動に関する評価では、特に従業員の了解を得る必要があるでしょう。

【IBM社の事例】

  • IBM社は同社開発のAI「Watson」を導入すると従業員に通達
  • AIの学習データや、評価者に表示されるAIのアウトプットの内容の開示・説明も求めたが、同社は拒否
  • IBM従業員の労働組合「JMITU日本アイ・ビー・エム支部」がAIを活用した人事評価と賃金決定について東京都労働委員会に救済を申し立て

IBM社の事例のように「AIがどのように活用されているのか」会社が明示しないことで従業員が不満に思い、申し立てることも考えられます。

判断基準すべては説明できないものの、一定の根拠にもとづいて評価が出ていることを、従業員に理解してもらう必要があるでしょう。

評価者がAIに依存しないよう教育を行う

AIだけに依存すると人事評価に関するノウハウが蓄積されず、人間ならではの判断が下せなくなることも。AIを活用しながらも人事評価に関する教育は忘れずに行い、最終的には人間が合理的な判断を下せるようにしてください。

人間の判断には、感覚やこれまでの経験による勘が含まれています。AIにはない感覚的な判断も人事評価には大切です。できるだけAIと人間の評価を組み合わせて、最終的な評価を下すことが重要なのです。

また、AIの判断だけに頼るようになると、人事評価担当者の経験が不足し、誤判定・トラブルに気付く力も低下します。

AIを活用するからといって人間の仕事がゼロになるわけではありません。人事担当者の学習・教育は継続して行いましょう。

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AIの活用でスピーディーかつ公正な人事評価の実現を

人事評価システムには、AIが活用されているものもあります。AIの判断により、人間の感覚では見つけにくい潜在的な人材を、発見できるのが特徴です

また人事異動の検討や、人の手による評価の調整としても利用できます。給与・昇降格の判定に、AIが使われている例も世界的に増えてきており、今後の進化が期待できる分野です。

ぴったりの人事評価システム選びはミツモアで

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人事評価システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの人事評価システムが見つかります。

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従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適な人事評価システムを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。

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希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。概算金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。

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最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬ製品との出会いもあるかもしれません。

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