国境を越えたビジネスが拡大している現代。グローバル企業やグローバル企業を目指している企業には、英語対応の経費精算システムを導入するのがおすすめです。英語対応のシステムを導入することで、外国人従業員が日本人と同じようにシステムを使えるだけでなく、海外出張にも役に立ちます。
本記事では英語対応の経費精算システムを8製品紹介。選び方のポイントもあわせて解説します。ぜひ、製品選びの参考にしてください。
英語対応の経費精算システムおすすめ8選
英語に対応したおすすめの経費精算システムを8製品紹介します。
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「楽楽精算」画面やメールの言語切り替えが簡単
「楽楽精算」は累計15,000社以上(2023年9月時点)の企業に導入されている、人気の経費精算システムです。経費精算に必要な機能を兼ね備えた、システムの充実ぶりが支持を得ています。
申請者メニューと承認者メニューの両方を英語表記に切り替えられるので、日本語に不慣れな従業員でも簡単に申請を行ったり、申請を承認することができます。外国籍の従業員が多い企業にもおすすめです。
請求書の読み取りもスマホで写真を撮るだけの簡単操作で完了。直感的な操作が可能です。英語に完全対応しているだけでなく、システム全体が使いやすいので、言語の壁をあまり感じずに利用することができます。
専任スタッフによる充実したサポートを導入前から利用中まで受けられるので、トラブルが起こった際も安心です。
初期費用 | 100,000円 |
月額料金 | 30,000円~ |
以下の記事では「楽楽精算」を実際に使っているユーザーの評判を解説しています。ぜひ合わせて参考にしてみてください。
「マネーフォワード クラウド経費」メニューやラベルの英語表記が可能
「マネーフォワード クラウド経費」は株式会社マネーフォワードが運営する経費精算システムです。人気のシリーズ「マネーフォワード」の製品のうちの1つで、同シリーズの会計ソフトなどと連携して使うことができます。
マネーフォワード クラウド経費では、メニューボタンやラベルを英語表記することができます。日本語がわからない従業員がどこに何があるかが理解できればよい、というライトな使い方に向いているでしょう。
完全に英語に対応していない点には注意が必要ですが、操作画面がシンプルでわかりやすいため、直感的な操作を行えることも合わせて考慮に入れておくとよいかもしれません。1ヶ月の無料トライアルが用意されているので、まずは試してみるのもおすすめです。
初期費用 | 要お問い合わせ |
月額料金 | 200円/人~(※1) |
※1 最低5ユーザーから利用可能
以下の記事では「マネーフォワード クラウド経費」を実際に使っているユーザーの評判を解説しています。より踏み込んだ機能などについても解説しているため、合わせて参考にしてみてください。
「TOKIUM経費精算」スマホでも使える経費精算システム
TOKIUM(トキウム)経費精算は1,000社以上の企業に導入されている経費精算システムです。スマホアプリ版だけでも多くの機能を備えており、パソコンのない出先でも申請・承認をすぐに行えます。
スマホアプリ版でも一部英語に対応しています。写真を撮るだけで請求書を読み取ってくれ、さらに専任スタッフのチェックが入るため読み取りミスがないのもうれしいポイントです。自分で直す必要がないため、日本語のわからない従業員でもミスなく読み取りを行えるでしょう。
多くの外国人従業員を雇っている大企業に導入されているのも、安心できる点のひとつです。専任スタッフがサポートについてくれるため、トラブルが起こった時もすぐに対応してくれます。
初期費用 | 要お問い合わせ |
月額料金 | 10,000円~ |
以下の記事では「TOKIUM経費精算」を実際に使っているユーザーの口コミを紹介しています。気になった方はぜひ合わせてチェックしてみてください。
「ジョブカン経費精算」低価格ながら英語表記に完全対応
ジョブカン経費精算はシリーズ累計15万社以上の導入実績がある「ジョブカン」シリーズの経費精算システムです。同シリーズの他製品とシームレスに連携し、バックオフィス業務をサポートしてくれます。
ジョブカン経費精算は全ページにおいて英語対応がなされており、通知メールの英語表記もワンクリックで可能です。全ページ英語対応の製品には高額なものが多いなか、ジョブカン経費精算は1ユーザーあたり月額400円という低価格で利用できます。
英語への切り替えを含め、難しい操作やマニュアルが一切いらないのも特徴の1つ。言語の壁を越えた直感的な操作が可能です。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 400円/人 |
「経費BankII」分かりやすい画面設計で、一部メニューは英語対応
経費BANKは中小企業向けに開発されている経費精算システムです。電子帳簿保存法に対応しており、法令を遵守したうえでペーパーレスでの経費精算が可能です。
経費BANKの英語対応範囲は「経費の承認・精算」、「承認」という経費精算ではもっともよく使う2つのメニューです。全体が英語に対応しているわけではないものの、重要なポイントが押さえられているため、不便を感じることはほとんどないでしょう。
扱いやすいシステムと費用の手軽さも人気のポイントの1つ。初期費用は無料なので、まずは試しに使ってみるということができます。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 5ID 1,500円~ |
「Concur Expense」英語以外の多数の言語にも対応
Concur Expense(コンカー エクスペンス)は全世界で51,000社以上に導入されている経費精算システムです。世界中で用いられているシステムながら国産製品なので、安心して利用できます。
Concur Expenceの特徴は何といっても英語だけでなく中国語や韓国語、ドイツ語、フランス語など、さまざまな言語に対応している点です。多国籍企業やグローバル企業にはもってこいのシステムといえます。
初期費用0円、月額料金は全体で30,000円からというお手頃価格なのもうれしいポイント。リーズナブルな価格でグローバル化をすすめられるでしょう。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 30,000円~ |
「HRMOS経費」英語での項目名カスタマイズが可能!外貨への自動対応も
HRMOS(ハーモス)経費は経理業務の効率化への22年間のノウハウを蓄積してつくられた経費精算システムです。
HRMOS経費の特徴は、単に英語表記に変更できるだけなく英語でのカスタマイズも可能な点と、外貨レートに自動対応してくれる点です。特に海外出張時などの際、複雑な操作や計算をする必要がないため、海外出張の多い企業にはとても便利な機能でしょう。
専任スタッフによるサポートも受けられるので、不都合が起こった時も安心です。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 29,000円~ |
「WiMS/SaaS」英語を含む他言語への対応可能
WiMS/SaaS(ウィムズ サース)は長年のノウハウを蓄積して開発された経費精算システムです。個々の企業への綿密なヒアリングに基づき、それぞれにぴったりな運用の手伝いをしてくれます。
特徴は英語だけでなく、他の言語にも依頼によってカスタマイズしてもらえる点です。さらに外貨へのレート換算にも対応しており、どのような環境にある企業でも運用しやすいでしょう。
初期費用 | 要お問い合わせ |
月額料金 | 要お問い合わせ |
英語対応の経費精算システムの選び方
経費精算システムと一口に言っても多くの製品があり、それぞれ特徴が異なります。そのため「どの経費精算システムを導入すればよいのだろう…」と悩んでしまうケースも少なくありません。
その手助けになれるよう、システムの選び方を紹介します。
英語対応の経費精算システムを導入する目的を明確化する
英語対応の経費精算システムを選ぶうえで非常に重要なのが、なぜ英語対応のシステムを導入したいかを明確にすることです。
例えば、「海外出張が多くて、外貨への対応が不便だから」といった理由だったら、単に英語対応のシステムを導入しても意味がありませんよね。同様に、「外国人従業員が申請などの単純な機能を使いこなせるようにしたい」といった理由であれば、申請メニューが英語対応しているシステムや、英語対応しているのはボタンだけだが、操作画面がシンプルで直感的に扱えるようなシステムであれば十分なはずです。
このように、どうしてその機能がついたシステムを導入したいのか、本質的な課題は何なのかを考えておくと、自社にぴったりのシステムを選びやすいはずです。また日本語に不慣れな従業員はシステムを使う上でどのような点に不便を感じているのか、実際に聞いてみるのもイメージがつきやすくておすすめです。
グローバル企業への導入実績があるかで選ぶ
英語対応のシステムを導入したいと考えている企業はほとんどがグローバル企業、もしくはグローバル企業を目指している企業であるかと思います。そのため日本人が多い企業の評価よりも、同じような境遇にあるグローバル企業の評価の方が、より実情に近く参考になるでしょう。
多くの企業ホームページでは導入実績を掲載しているため、自社と同じ業種や規模のグローバル企業が導入しているかどうかをチェックしてみるのがおすすめです。各製品の紹介に掲載した「評判」の記事の中では導入実績も紹介しているので、合わせて確認してみてください。
アプリの英語対応の可不可で選ぶ
経費精算システムを使う上で、スマートフォンは欠かせないデバイスとなりつつあります。経費の領収書の写真を撮ったり出先で申請を行ったりと、スマホがあることでより便利に経費精算システムを使いこなせるでしょう。
そのため、パソコンには英語対応しているが、スマホアプリ版には対応していなかった…というのはとてももったいないです。スマホアプリがあるシステムを選ぶときは、必ずアプリも英語に対応しているかどうかをチェックしておきましょう。
サポート対応の言語や充実度で選ぶ
言語が異なるとなかなかシステムの操作が難しく、トラブルが起こりやすいものです。その際にどれくらいサポートをしてくれるのか、また日本語に不慣れな従業員が相談したい場合、サポート対応も英語で行ってくれるのかどうかも選ぶ際の重要なポイントの一つといえます。
システムによっては英語以外の表記に対応してくれるものも。サポートは充実しているに越したことはありません。
英語対応の経費精算システムを導入するメリット
英語対応の経費精算システムを導入すると、「企業のグローバル化の後押しになる」など様々なメリットがあります。
企業のグローバル化の後押しになる
国籍を超えて優秀な人材を雇いたいけれど、日本語に不慣れな従業員が企業の業務やシステムになじめるか不安、という企業は多いのではないでしょうか。従業員側からしても、働きやすい環境が整っていない企業につとめるのは不安ですよね。
経費精算システムは業務で日常的に使うシステムです。そのようなシステムを英語対応とすることで、管理者側も従業員側も、ハードルがぐっと下がるのではないでしょうか。さらに一部システムでは承認ページの英語化にも対応しているので、日本語に不慣れな方でも昇進して管理者側になれる、というのも企業の成長に繋がるでしょう。
海外出張などの際の経費精算の手間が少なくなる
海外出張の多い企業では、外貨の精算が面倒だと感じることが多いでしょう。その時の為替レートを考慮して計算しなおすのは膨大な手間となってしまいます。
英語対応の経費精算の多くは外貨のレート対応を自動で行なってくれるものが多いので、今までレート対応に掛かっていた時間が浮き、他の業務へ注力することができます。ただ英語表示にするだけでないメリットもあるのがうれしいポイントです。
外国人従業員のために自社で英訳する必要がない
外国人従業員が働きやすい環境をつくるため、マニュアルを英語で作成したりシステムの日本語を英訳したりするのはなかなか骨の折れる作業ですよね。英語ならまだしも中国語や韓国語となるとさっぱり、という方も多いのではないでしょうか。
英語や多言語に対応したシステムを使えば、その必要はなくなります。ここで紹介したシステムのほとんどは直感的に扱える点でもユーザーから好評を得ているので、管理者が英語がわからなくても従業員が直感的に利用してくれるでしょう。
英語対応の経費精算システムで業務効率化の実現を
経費精算システムを効果的に使うには、全従業員が漏れなく経費の領収書を提出したり、申請を行ったりと、全社を挙げての協力が必要不可欠です。それは外国人従業員も例にもれません。
英語対応の経費精算システムを導入し、外国人従業員も働きやすい環境を作るとともに、経費精算の効率をあげていきましょう。
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経費精算システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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