手作業での交通費計算に限界を感じている企業へ、交通費精算アプリの導入がおすすめです。
最終更新日: 2024年02月14日
社員は移動中やリモートワーク中にスマホ1つで操作できるため、交通費申請の効率化が叶います。アプリ上の交通費データを経費精算システムに取り込めば、経理部における集計も簡単です。
本記事では交通費精算アプリの中から、おすすめのものを厳選して6製品ご紹介。選び方を紹介します。ぜひ、比較・検討の一助にしてください。
おすすめの交通費精算アプリ6選
スマホで使えるおすすめの交通費精算アプリを6製品紹介します。
交通費精算アプリ選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の交通費精算アプリが見つかります。 |
「ジョブカン経費精算」ICカードや交通案内アプリとの連携で交通費計算がスムーズに
- 交通系ICカードや乗換案内との連携でサクサク交通費精算
- アプリからジョブカン経費精算にデータ送信を一括送信できる
- 「メモ機能」で細かい用途のメモを残せる
「ジョブカン経費精算」は交通系ICカードや乗換案内との連携によって、スキマ時間で簡単に交通費計算ができる製品です。
アプリ版は「ジョブカン経費精算／ワークフロー」「ジョブカン経費精算ICカードリーダー」の2種類があります。アプリ上の交通費データは「ジョブカン経費精算」に一括送信。経理担当者の集計作業も手間要らずです。
1度送信した履歴にはオレンジ色のチェックが付くので、重複申請してしまう心配はありません。交通費データはバス・電車・特急券などアイコン別に表示されるので、交通機関の判別も簡単です。
またメモ機能が付いており、従業員の交通費の用途が不透明になる心配がありません。仕事用・プライベート用の交通系ICカードを別で登録できるので、交通費が混在してしまうことも防げます。
| 領収書のOCRスキャン | −(※1) | 乗換案内連携 | ○ |
| 交通系ICカード連携 | ○ | クレジットカード連携 | − |
| 定期区間の控除 | ○ | 交通費申請・承認 | ○ |
| 規定違反チェック | ○ | 経費精算システム連携 | ○ |
| ガソリン代計算 | − | Android対応 | ○ |
※1 申請時に領収書など画像添付することは可能。
「ネクストICカード」利用履歴データを自動反映
- ICカード内にある利用履歴データを自動でマイページに反映
- マイページに取り込まれたデータはどこからでもアクセス可能
- 申請・承認も、精算対象を選択しワンクリックで完了
ICカードを読み取り、利用履歴を自動でマイページに反映させられるアプリです。反映されたデータから精算対象の履歴を選択し、申請できます。
管理者側もアプリで申請状況の確認ができるほか、精算対象を選択もしくは一括承認も、ワンクリックで完了します。抜け漏れを防止でき、経理業務の負担を軽減できるでしょう。
全てクラウド上で完結する点が特徴です。リモートワークや移動中など、スキマ時間で簡単に交通費計算ができます。データはCSVでの出力にも対応しています。
| 領収書のOCRスキャン | − | 乗換案内連携 | − |
| 交通系ICカード連携 | ○ | クレジットカード連携 | − |
| 定期区間の控除 | ○ | 交通費申請・承認 | ○ |
| 規定違反チェック | − | 経費精算システム連携 | ○ |
| ガソリン代計算 | ○ | Android対応 | ○ |
「TOKIUM経費精算」紙の領収書にも対応
- 交通系ICカードを専用アプリにかざすだけ！乗車履歴を取り込める
- 乗換案内「駅すぱあと」との連携で、経路・運賃の検索が簡単
- タクシー・ガソリン代など領収書が必要な交通費にも対応
ICカードをスマホにかざすだけで、利用履歴データを取り込むことができるアプリです。モバイルSuica・モバイルPASMOとの連携も可能で、今まで手入力していた作業を効率化できます。紙の領収書を撮影するだけで、自動的にデータ化・仕訳を行ってくれるのもポイントです。
乗換案内「駅すぱあと」と連携しており、経路・運賃の計算も簡単です。定期区間の控除を自動化し、適正ルートのチェックもすぐにできるので、管理者の確認作業工数が削減されます。これらの機能により、不正申請の防止にもつなげられるでしょう。
| 領収書のOCRスキャン | ○ | 乗換案内連携 | ○ |
| 交通系ICカード連携 | ○ | クレジットカード連携 | − |
| 定期区間の控除 | ○ | 交通費申請・承認 | ○ |
| 規定違反チェック | ○ | 経費精算システム連携 | ○ |
| ガソリン代計算 | − | Android対応 | ○ |
「SAP Concur」世界中で使われているアプリ
- グローバル展開しているような大企業にも多く使われているアプリ
- 紙の領収書もすぐにデータ化可能
- 飛行機・電車の予約から精算データ作成まで対応
世界で8,000万人もの利用者数を誇る「SAP Concur」からリリースされているアプリで、グローバル展開している大企業にも導入されています。
スマホから経費をリアルタイムで管理できるだけでなく、精算データも簡単に作成・提出・承認を行えます。タクシー代・ガソリン代など、紙の領収書も撮影して読み込むだけで、データを取得できる点も魅力です。
またアプリでレンタカーを手配したり、ホテルの予約をできたりするので、営業マンの強い味方になりそうです。
| 領収書のOCRスキャン | ○ | 乗換案内連携 | ○ |
| 交通系ICカード連携 | ○ | クレジットカード連携 | ○ |
| 定期区間の控除 | ○ | 交通費申請・承認 | ○ |
| 規定違反チェック | ○ | 経費精算システム連携 | ○ |
| ガソリン代計算 | ○(※1) | Android対応 | ○ |
※1 走行距離を追跡して交通費を算出します。
「ジンジャー経費」さまざまな経費を一元管理
- 乗換案内「駅すぱあと」と連携し、経路・運賃の検索が簡単
- 交通費・出張費申請などを一元管理！スマホから申請・承認も可能
- タクシー代・ガソリン代など、領収書が必要な交通費にも対応
交通費計算だけでなく、出張費申請やそのほかの労務関連業務を一元管理できるアプリです。乗換案内「駅すぱあと」と連携し、適正ルート・運賃の検索が簡単にできます。
ICカードから利用履歴を取り込み、アプリでデータを編集できるのも便利な点です。領収書が必要な交通手段にも対応し、アプリで領収書を読み取るだけでデータを取り込めます。交通費計算だけでなく、労務関連業務を幅広く効率化したい企業におすすめです。
| 領収書のOCRスキャン | ○ | 乗換案内連携 | ○ |
| 交通系ICカード連携 | ○ | クレジットカード連携 | ○ |
| 定期区間の控除 | ○ | 交通費申請・承認 | ○ |
| 規定違反チェック | ○ | 経費精算システム連携 | ○ |
| ガソリン代計算 | − | Android対応 | ○ |
「交通費MEMO」交通費計算と交通費の記録をシンプルに
- 「Yahoo!路線情報」と連携してカンタンに交通費計算できる
- 経費精算未処理の交通費データを記録して申請漏れを削減
- CSVファイルに変換して経費精算システムに取り込める
「交通費MEMO」は交通費検索と交通費の記録を簡単に行えるアプリです。「Yahoo!路線情報」と連携し交通費を計算、その内容を「経費精算未処理」のステータスで保管しておくことができます。
計算した交通費データはCSVファイルへの変換が可能です。Excelで集計したり、自社の経費精算システムや会計ソフトに取り込んだりと経理業務の効率化に役立ちます。
交通費を調べ直す社員の手間や、申請漏れをなくしつつ、経理担当者の負担も削減してくれる便利なアプリです。
| 領収書のOCRスキャン | − | 乗換案内連携 | ○ |
| 交通系ICカード連携 | − | クレジットカード連携 | − |
| 定期区間の控除 | − | 交通費申請・承認 | − |
| 規定違反チェック | − | 経費精算システム連携 | − |
| ガソリン代計算 | − | Android対応 | − |
交通費精算アプリの選び方
交通費精算アプリを選ぶ際は「交通費の入力補助機能」や「経費精算システムとの連携性」「経費精算を効率化してくれる機能」を意識しましょう。社員のスマホでアプリが動作することも確認しておくと安心です。
交通費の入力補助機能で選ぶ
交通費の情報をアプリに取り込む方法が、自社に合ったものを選びましょう。例えば経路検索を利用した運賃計算はほとんどの製品で行えます。
交通系ICカードやクレジットカードと連携できる製品を選ぶと、経路の利用データを自動取得してくれるので手間が掛かりません。
領収書のOCRスキャン機能が付いている製品なら、ガソリン代の領収書を撮影するだけで交通費申請が可能です。車通勤や社用車を使った移動も経費として簡単に計上できますよ。
経費精算システムとの連携性で選ぶ
アプリ上で作成した交通費データを、経費精算システムに反映できる製品を選ぶと便利です。Excelでの集計作業を挟むことなく、申請・承認まで一気通貫で行えます。
社員はスマホから手軽に申請できるようになるので、外回りや出張が多い企業は確認しておくと良いでしょう。
また経理担当者が場所にとらわれずPCやスマホで承認作業を進められるため、リモートワークを推進している企業でも要チェックなポイントです。
経費精算を効率化してくれる機能で選ぶ
定期区間の控除や規定違反チェックが付いている製品は、経理担当者の負担を削減してくれるのでおすすめです。
特に規定違反のチェック機能には、支給額の上限設定ができたり、規定違反と思われる申請にアラートを出してくれたりと様々あります。
規定違反チェックを搭載している製品の中でも、経理担当者が使いやすいと感じるものを選びましょう。
アプリをインストールできるOSで選ぶ
アプリによってはiPhoneのみインストールが可能なものも存在します。社用スマホがAndroidの場合など、注意が必要です。
社員全員がインストールできる製品かどうか、あらかじめ確認しましょう。
交通費精算アプリの導入メリット
交通費精算アプリを導入すると「交通費申請にかかる時間の削減」や「ミス・不正申請の抑制」といったメリットがあります。
交通費申請にかかる時間を削減できる
毎月の交通費計算は、申請側・管理側のどちらにも負担のかかる作業です。経路や運賃の検索・確認が必要なため、承認までなかなかスムーズにいかないこともあるでしょう。
従業員の数が多いほど、負担は増えるものです。申請書に不備があれば差し戻しが起こったり、手作業では抜け漏れなどのヒューマンエラーもあったりと、何かと非効率になるケースが少なくありません。
交通費精算アプリを導入すれば、このような課題の解決に役立ちます。アプリでデータの取り込み・申請・承認までを行うことで、交通費計算にまつわる業務を短縮できるのです。
ミスや不正申請を防ぐことができる
交通費精算アプリで交通系ICカードの利用履歴を読み取り、数字の改ざんや不正申請を防げるのも、導入の大きなメリットです。
正確なデータを管理でき、確認作業に時間を割かずに済むので、間違いも起こりにくくなります。ほとんどのアプリが乗車案内とも連携しているので、不正なルートでの申請・料金ミスの低減につながるでしょう。
定期区間の控除機能を備えたアプリであれば、複雑になりがちな交通費計算の簡素化も可能となり、計算ミスも抑えられます。
交通費精算アプリの活用で交通費計算を効率化しよう
交通費精算アプリを活用すると、場所を問わずスムーズに交通費計算が行えます。コア業務により多くの時間をあてられるようになり、生産性向上につながる点が大きなメリットです。
またアプリ上で正確な交通費を計算できるので、経費申請時におけるミスや不正の削減にもつながります。
自社にぴったりの交通費精算アプリを導入し、経費申請業務を効率化しましょう。
ぴったりの交通費精算アプリ選びはミツモアで
交通費精算アプリは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのアプリを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの交通費精算アプリが見つかります。
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