各顧客の情報を一元管理できるCRM(顧客管理システム)。それぞれの顧客に最適な販売アプローチを行うべく、近年ではアパレル業界でも導入する企業が増えています。
この記事ではアパレル企業におすすめのCRMを9製品紹介。メリットや活用事例もあわせて解説します。
アパレル業界におすすめのCRM9選
アパレル業界におすすめのCRMを9製品紹介します。
製品名 | 無料トライアル | 料金 |
Synergy! | 要問合せ | 15,000円/月~ |
SHOP FORCE | 要問合せ | 要問合せ |
Loyal Customer Vision | 要問合せ | 要問合せ |
Zoho CRM | 15日間 | 1,680円/月~ |
GMOおみせアプリ | 〇
※無料デモあり |
要問合せ |
KARTE | 要問合せ | 要問合せ |
カスタマーリングス | 要問合せ | 要問合せ |
うちでのこづち | 〇
※無料デモあり |
29,800円/月~ |
Apparel Cloud | 要問合せ | 要問合せ |
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「Synergy!」使いやすいデザイン、操作しやすいのがポイント
Synergy!(シナジー)は使いやすいデザインと高い操作性に加えて、強固なセキュリティでの運用が可能なクラウド型のCRMシステムです。
基本となる顧客管理機能に加えて、問い合わせの管理やメールの一斉配信などの機能も実装されているので、企業の利用はもちろん、個人店舗での顧客管理にもおすすめできます。
無駄な機能を排除しているので操作で迷うことがなく、ITリテラシーの低めの人でも問題なく活用できるのが特徴です。導入から運用までスムーズに移行できるのも、忙しい店舗にとっては魅力的な点でしょう。
無料トライアル | 要問合せ |
初期費用 | 118,000円 |
月額料金 | 15,000円~ |
「SHOP FORCE」店舗運営のデジタル化に貢献
SHOP FORCE(ショップフォース)は小売店やアパレル系ショップなどの、店舗ビジネスのDX化(デジタル化)を実現できる顧客管理システムです。
リピート率の向上や新規顧客の獲得などを目的として開発されたプラットフォームであり、顧客の基本情報から来店状況、ポイント数などのデータを保存・表示できます。
基本情報と最終来店からの日数や曜日、天気などの諸々の条件を組み合わせることで、顧客一人一人にパーソナライズしたプッシュ通知やクーポンの提供ができるのが特徴です。
デモ版の利用もできるので、まずは使用感を確かめてみると良いでしょう。
無料トライアル | 要問合せ |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
「Loyal Customer Vision」1対1のマーケティングを可能に
Loyal CustomerVision(ロイヤルカスタマービジョン)は、優良顧客の育成と「One to One(O2O施策)」を実現するための、アパレル企業向けのクラウドCRMです。
顧客の氏名や住所、電話番号といった基本情報に加えて、購入履歴や来店数、単価などの詳細な情報を管理でき、リピート購入を促す施策の実行をバックアップします。
RFMクロス分析やデシル分析など、高度な分析機能を備えており、分析結果をもとに適切なターゲットにプッシュ通知の配信が可能です。
さらに自店舗のブランドアプリの作成もできるので、ファンの拡大やロイヤルカスタマーの育成に役立つでしょう。
無料トライアル | 要問合せ |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
「Zoho CRM」AI搭載で見込み顧客を自動でスコアリング
Zoho CRMは高機能でも安価に利用できるコストパフォーマンスに優れており、アパレルだけでなく幅広い業界・業種に人気のCRMです。
Webサイトや名刺、広告などから得た顧客データを集約し一元化します。
得られた顧客情報を元に、見込みのある顧客をスコアリングする「AIアシスタント機能」が搭載されているので、広告施策やメルマガ配信を効率化できるでしょう。
無料トライアル | 15日間 |
初期費用 | 0円 |
月額料金 |
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「GMOおみせアプリ」各店舗の顧客・在庫情報も一元管理
GMOおみせアプリはCRMの機能に加えて、プッシュ通知やクーポンといった集客・販促機能が豊富に揃っています。POSやECなどにバラバラに保存された顧客情報をシームレスに連携可能です。
店舗の集客を支援するために開発されているため、パッケージの範囲にとらわれず、自社に最適化して導入できます。
またアパレルを含む、幅広い業種で導入されており、2,900社、8,800店舗以上による導入実績があるので安心です。
無料トライアル | 要問合せ
※無料デモあり |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
「KARTE」Web接客やアプリマーケティング機能も搭載
KARTEは顧客体験を高めるための機能が豊富に揃ったCRMです。ユーザーの過去の購買行動を元に顧客1人1人に適したアプローチが行えます。KARTEの最大の特長は、初心者でも使える使いやすさです。
導入した企業からは「分析もしやすくて、施策の実施速度が早くなった」「開発部門に頼らず運用できている」などの声が上がっています。
大手セレクトショップ「ベイクルーズ」も導入しており、アパレル業界においても多く利用されているのも安心できるポイントでしょう。
無料トライアル | 要問合せ |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
「カスタマーリングス」ターゲットを細かく絞ってアプローチ可能
カスタマーリングスは顧客情報の一元化から分析、施策実施まで一貫して行えるCRMです。Webページ、SNA、メールなどバラバラに保存された顧客データを集約できます。
カスタマーリングスの特長は、顧客セグメントと分析が充実していることです。
セグメントに関しては、顧客商品別だけではなく、購入金額、購入日数など細かくセグメントできます。分析に関してはRFM・LTV分析から施策結果分析まで、さまざまな分析機能が利用可能です。
無料トライアル | 要問合せ |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
「うちでのこづち」国内のカートシステムであればほとんど連携できる
うちでのこづちはBtoC通販に特化したCRMで、顧客分析からCRM施策、施策の効果検証まで行えます。
国内のほとんどのカートシステムと連携しており、他基幹システムとの連携実績も豊富なため、ECサイトを運営しているアパレル企業にとっては導入時がラクになるでしょう。
うちでのこづちの特長は、使いやすさと充実のサポート体制です。分析項目はすべてワンボタンで行えるように設計されているため、専門知識を問う作業無しに分析が行えます。
また導入時の初期設定から施策打ち、効果検証まで、専任のサポートチームが対応。はじめてCRMを利用する人でも安心です。
無料トライアル | 要問合せ
※無料デモあり |
初期費用 | 要見積もり |
月額料金 | 29,800円~ |
「Apparel Cloud」ファッションビジネスを想定して設計されたツール
店舗や顧客、在庫などのさまざまなデータを一元管理し、顧客に合わせた情報発信ができるCRMです。
「サイトの運用がうまくいかない」「オムニチャネル化を推進したい」「Webを利用して来店促進したい」といった悩みや要望を解決します。
Apparel Cloudがアパレル業界におすすめである理由は、ファッションビジネスを想定した設計された専門性です。ファッション企業の課題を解決するため、お客様の予算やスケジュールに合わせて最適なプランを提供してくれます。
SHIPSやムラサキスポーツなどの導入実績を持っているのも安心できるポイントでしょう。
無料トライアル | 要問合せ |
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
アパレル企業がCRMを利用するメリット
ここではアパレル企業がCRMを導入・利用する具体的なメリットを確認していきましょう。CRMといえば、企業が導入するシステムというイメージを持っている事業主は多くいますが、個人店舗やネットショップでも高い導入効果を期待できます。
店舗間や本部との顧客情報の共有・活用がスムーズに
顧客に関する情報が、社内の各所に散在してしまっている企業は珍しくありません。部門や部署ごとに、それぞれ個別に顧客情報を管理・運用している企業もあるでしょう。
そういった断片的な情報をCRMに統合し、社内のどこからでもアクセス・利用できるようにすれば、社員が必要な情報をリアルタイムで閲覧・利用できるようになります。
アパレル企業の場合、店舗スタッフが顧客に関する情報を持っており、本部の社員や他の店舗スタッフが活用できないケースは珍しくないようです。
当該スタッフが異動や転職などをした場合、その情報は失われてしまう可能性があるので、CRMの導入で、全スタッフが顧客情報を利用できる体制にすることが推奨されます。
オンラインとオフラインの連携が強化できる【OMO】
CRMを利用すれば、オフラインとオンラインを融合した、OMO(Online Merges with Offline)を進められます。
実店舗と通販がそれぞれでユーザーデータを保存せず、同一のシステム上でユーザー情報を管理。ユーザーの購買履歴・購買行動をより正確に把握でき、それを元にしてパーソナライズな提案ができます。
たとえばユーザーの店舗における購買データを基に、ECサイトでおすすめの商品広告を表示可能です。
またオフラインの店舗においても、商品棚にバーコードを設置して商品の詳細データをスマホで確認したり、目の前の商品をオンラインで注文したりできるようになります。
アパレル業界におけるCRM活用事例【3社の成功事例を紹介】
実際にアパレル業界でCRMを導入した事例を見てみましょう。顧客データを活用してどのような施策を打ち出し、どんな結果が出たのかが把握できればCRM活用のイメージも湧きやすいはずです。
成功事例を参考にしつつ、CRMの導入・運用を進めてみてください。
「アダストリア」十人十色の体験ができるサイトを実現
株式会社アダストリアは「LOWRYS FARM」や「niko and…」など人気アパレルブランドを手掛ける会社です。
同社が運営するECサイト「.st(ドットエスティ)」でCRMを活用したことで、顧客1人ひとりに応じた接客を実現させています。
サイト上では、店舗の販売員の声掛けのような、タイミングを見計らってのアプローチが難しいのが課題でした。
その解決策の1つがお気に入り登録機能を活かした施策。その機能を使ったことがない顧客に向けて、商品詳細ページで機能に関する内容をバナーで訴求したのです。
お気に入り登録機能の魅力をダイレクトに伝えたことで、結果として全体のお気に入り登録数が2倍に増加しました。
顧客目線の接客をECサイト上で行うことで、より使ってもらいやすく働きかけることに成功しています。
「ナノ・ユニバース」店舗とネットで同質の価値を届ける
ナノ・ユニバースでは「洋服の楽しさ」を感じられる店舗にするため、CRMでスマホアプリにチェックイン機能を新たに搭載しました。
店舗内でスマホ片手にアプリに掲載されたコーディネートを見たり、店員に直接アドバイスをもらったりしながら買い物するという「心地よい体験」を可能にしています。
ECサイトやアプリでは自身の行動・閲覧履歴から商品を提案する機能や、売れ筋ランキングの閲覧機能もあります。このようなECサイトの良さを店舗販売に取り入れるべくCRMを導入したのです。
その結果、アプリで商品を見つけてスタッフに話しかけるきっかけが生まれ、ショッピングを主体的に楽しんでもらえるようになりました。
「ダブルエー」CRM活用の広告配信でEC売上1.6倍
株式会社ダブルエーはOriental TRafficという婦人靴の販売を行う会社です。CRMを導入し、顧客データを活用した広告を配信したことでECサイトの前年比売上160%を達成しました。
同社はメール配信による売上が全体の15%を占めるほど、メールは顧客との大切なコミュニケーションチャネルとして定着しています。また、ECサイトを利用する顧客の80%はスマホからアクセスしています。
この状況を見た時に、CRMデータを活用したデジタル広告が売上増加につながると考え、SNSでの広告を展開したのです。
SNSでもFacebookに絞って配信を行い、カタログのように閲覧できるコレクション広告を採用しました。
広告から直接購入できるようにすることでページの遷移数を減らし、結果として246件のコンバージョン獲得に成功したのです。
ぴったりのCRM(顧客管理システム)選びはミツモアで
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