「紙やExcelでの集計は限界」「働き方にあわせた打刻ルールが作れない」と、毎月末の集計作業に頭を悩ませていませんか。
こうした悩みを解決するのが、スマホ対応の勤怠管理アプリです。GPS打刻やチャット連携機能により、現場の従業員が迷わず簡単に打刻でき、データはリアルタイムで自動集計され、給与計算ソフトともスムーズに連携できます。
法令違反を防ぐアラート機能も備わり、月末の締め作業は一気に効率化することが可能です。スマホやタブレットで使える勤怠管理アプリについて、機能や選び方を含めて紹介します。
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スマホ対応の勤怠管理アプリ比較表
スマホで手軽に打刻や勤怠管理ができるアプリは、下記7製品です。月額費用や無料お試し期間に加えて、打刻機能や対応可能なOSの情報もまとめています。
| 製品名 | 月額費用(税込) | 無料トライアル期間 | 打刻機能 | 対応可能なOS |
|---|---|---|---|---|
| freee人事労務 勤怠管理 | 330円/月~(ユーザー) | 要問い合わせ | ・エリア検知自動GPS打刻 ・スマホ打刻 |
iPhone/Android |
| ジンジャー勤怠 | 330円/月~(ユーザー) | 30日間 | ・GPS打刻 ・スタッフ・マネージャー専用アプリ |
【スタッフ用】iPhone/Android |
| KING of TIME | 330円/月~(ユーザー) | 30日間 | ・GPS打刻 ・スマホワンタップ打刻 |
【従業員用】iPhone/Android 【管理者用】iPhone/Android |
| ジョブカン勤怠管理 | 220円〜550円/月(ユーザー) | 30日間 | ・LINE打刻 ・GPS打刻 ・iPhoneによるICカード打刻 |
iPhone/Android |
| 奉行Edge 勤怠管理クラウド | 12,980円~ | 30日間 | ・GPS打刻 ・スマホアプリ打刻 |
iPhone/Android |
| HRMOS(ハーモス)勤怠 | 110円/月~(ユーザー) | 有料プランの無料お試しあり | スマホアプリ打刻 | iPhone/Android |
| スマレジ・タイムカード | 2,420円~/月(10名まで) | 30日間 | ・カメラ顔写真撮影打刻 ・GPS打刻 |
iPhone(iPad) |
※ミツモア調べ(2026年7月現在)
スマホ対応の勤怠管理アプリの主な機能
スマホの特性を活かした勤怠管理アプリには、従来のタイムカードにはない下記のような機能が備わっています。
どこからでも正確に記録できるマルチ打刻機能
スマホやタブレット端末の強みを活かし、多様な方法で出退勤を記録できる機能です。GPSによる位置情報つきの打刻だけでなく、普段使い慣れているLINEやビジネス用チャットツールからもボタン1つで打刻できます。
アプリ起動やログインの手間がかからない仕組みは、従業員の打刻漏れを防げるため、後からまとめて手入力する手間も不要です。
法令違反を未然に防ぐアラート機能
従業員が働き方改革関連法に違反しないよう、残業上限を超えそうな人や、有給休暇の取得数が足りない人を自動で検知する機能です。本人と管理者の双方に対して、スマホへ直接警告の通知を送ります。
アプリに監視を任せることで、労務違反のリスクを心配せず安心して運用することが可能です。
自動で一瞬にして終わるリアルタイム集計機能
打刻データは即時反映され、労働時間や残業代を自動で計算する機能です。月末にタイムカードを回収し、電卓で計算する作業は不要で、常に現在の労働実績が画面に表示され、月の途中でも全員の働き方を一目で把握できます。
打刻漏れがある従業員に対しては自動で修正を促す通知が届くため、確認や督促に追われる時間からも解放されるでしょう。
スマホ対応の勤怠管理アプリおすすめ7選
スマホで使えるおすすめの勤怠管理アプリについて解説します。特徴から料金までくわしく確認しましょう。
freee人事労務 勤怠管理(フリー株式会社)
freee人事労務 勤怠管理は、フリー株式会社が提供するクラウドシステムです。「freee人事労務(給与計算など)」とシームレスにデータ連携ができ、従業員が日々入力した勤怠データがワンクリックで給与計算に反映されます。
アプリ版では、外出先からのスマホ打刻時に位置情報を記録できる機能を搭載。事前に設定したオフィスなどのエリアへの出入りをスマホのGPSが検知できるため、アプリを開かなくても自動で打刻できます。
ジンジャー勤怠(jinjer株式会社)
ジンジャー勤怠は、jinjer株式会社が提供するクラウド型勤怠管理システムです。人事管理や給与計算、経費精算などの同シリーズと「1つの共通データベース」で連携でき、従業員情報が常に一元管理されるため、入退社時のアカウント発行や部署異動に伴う情報更新の手間を大幅に削減できます。
スマホアプリは従業員向けの「スタッフアプリ」と、承認者向けの「マネージャーアプリ」の2種類です。スタッフ用では、GPS(位置情報)を取得して不正打刻を防ぐ仕組みが備わっており、打刻漏れの修正依頼や有給休暇の申請、シフトの希望提出なども完結できます。
一方「マネージャー用」のアプリは、移動中や外出先からでも部下の勤怠承認や休暇申請のチェックが可能です。「承認待ち」のタスクがスマホに通知されるため、月末の締め作業のボトルネックになりがちな承認漏れを防止できます。
KING of TIME(株式会社ヒューマンテクノロジーズ)
KING OF TIME(キングオブタイム)は、月額330円/名という低価格ながら、給与計算システムとの連携機能を備えたクラウド型勤怠管理システムです。フレックスタイム制や変形労働時間制など、多様な働き方の管理をシステム化できるだけでなく、あらゆる業種・業態の複雑な就業規則に対応できます。
アプリは、「GPS勤怠管理 for KING of TIME」として従業員用と管理者用の2種類を提供。従業員用では、出退勤時にスマホからワンタップで打刻する際、同時にGPSで位置情報を取得できるのが特徴です。
管理者用では、従業員が打刻した位置情報を地図上で確認できます。誰がどの現場に入っているか、遅刻していないかなどを外出先からでもスマホ一つでリアルタイムに把握できるでしょう。
ジョブカン勤怠管理(株式会社DONUTS)
ジョブカン勤怠管理は、株式会社DONUTSが提供するクラウド型の勤怠管理システムです。出勤管理やシフト管理、休暇・申請管理の3つの機能から、自社に必要なものだけを自由に組み合わせて導入できます。
iOS向けに提供されている専用アプリ「ジョブカン勤怠管理 – CoreNFC」を使えば、管理者のiPhoneを交通系ICカードなどの読み取りリーダー(打刻機)として利用することが可能です。モバイルマイページからのGPS打刻とLINEと連携することで、LINEのトーク画面から直接打刻を行ったり、管理者の承認通知を受け取ったりすることもできます。
奉行Edge 勤怠管理クラウド(株式会社オービックビジネスコンサルタント)
奉行Edge 勤怠管理クラウドは、複雑な就業規則や多様な勤務体系への対応力に定評があるクラウド型勤怠管理システムです。労働基準法や36協定といった法令対応に極めて強い堅牢なシステム設計で、複雑な残業時間の計算や有給休暇の付与・取得義務の管理を自動化し、企業の労務リスクを最小限に抑えます。
専用のスマホアプリを活用すると、打刻漏れがあった際や、残業時間が規定の基準(36協定の上限など)に近づいた際、従業員と管理者のスマホへ直接プッシュ通知が届くことが可能です。外出先やテレワーク環境からでも、GPS(位置情報)を取得した正確な打刻ができ、有給休暇や残業申請といったワークフローもアプリ上で完結できます。
HRMOS(ハーモス)勤怠 (株式会社ビズリーチ)
HRMOS(ハーモス)勤怠は、株式会社ビズリーチが提供するクラウド型勤怠管理システムです。1IDあたり月額110円から利用でき、打刻や日次勤怠管理、給与明細のWeb発行といった労務管理に必要な基礎機能が網羅されています。
iOSおよびAndroid向けのアプリでは、ワンタップで出退勤の打刻ができるだけでなく、打刻漏れなどのエラーがある場合は、アプリ画面で分かりやすく表示されるのも特徴のひとつです。勤怠データをもとに確定した給与明細や賞与明細、源泉徴収票などを、従業員が自分のスマホアプリからいつでも確認・PDFダウンロードすることもできます。
スマレジ・タイムカード (株式会社スマレジ)
スマレジ・タイムカードは勤怠管理、シフト作成、給与計算などの機能を搭載し、日々の業務負担を軽減するクラウド型勤怠管理システムです。小売店や飲食店などの「店舗ビジネス」に最適化された機能が搭載されており、シフト管理や給与計算などの機能を追加したい場合も、1IDあたり月額110円から利用できます。
提供するアプリは、iOS(iPhone / iPad)のみです。打刻時にiPadやiPhoneのカメラで顔写真を撮影できることで、スタッフ同士の「なりすまし打刻」を防止することが可能です。GPSによる位置情報も取得でき、「どの店舗(現場)で打刻したか」を正確に記録できるため、複数店舗のヘルプに入るスタッフや、催事場などでの勤務が多いスタッフの勤怠も正確に管理できます。
| 対応可能なOS:iPhone(iPad) |
スマホ対応の勤怠管理アプリの選び方
スマホ対応の勤怠管理アプリを選ぶ際、自社にあう製品を見極める必要があります。具体的なポイントは、下記のとおりです。
現場の働き方にあう打刻方法があるか
従業員の勤務環境によって、ふさわしい打刻方法は変わります。営業活動での外回りや現場への直行直帰が多い職場なら、スマホからGPS位置情報とともに打刻できる仕組みが欠かせません。
同じオフィスや店舗に全員が集まる場合は、共有タブレット端末でのICカード打刻や顔認証などがスムーズです。自社の就業環境や従業員の動きにあわせた製品を選びましょう。
給与計算ソフトと連携できるか
勤怠管理を行う大きな目的は、毎月の給与を正しく支払う点にあります。利用中の給与計算ソフトへ直接データを送れる製品を選びましょう。
CSVデータをわざわざダウンロードし、Excelで手動加工してから給与ソフトに取り込むような二度手間は発生しません。スムーズなデータ連携機能により、集計から給与計算、明細発行までを一瞬で完了できます。
自社独自の就業ルールを再現できるか
企業によっては、15分単位での丸め処理や、夜勤手当の計算、複雑なシフト制といった独自の就業規則が存在します。価格の安さだけで選ぶと、こうした細かいルールがシステム上に反映できず、一部の社員だけ手計算に戻る事態になりかねません。
自社に最適な勤怠管理アプリを選ぶにあたって、就業規則にきめ細かく対応できるか、設定の自由度があるか見極めましょう。多様な雇用形態にあわせて柔軟に設定できる製品を選べば、導入後に運用が破綻する心配を防げます。
スマホ対応の勤怠管理アプリ導入時の注意点
スマホ対応の勤怠管理アプリを導入するにあたって、以下の点に注意が必要です。
機能を詰め込みすぎたオーバースペックにしない
あれもこれもできると謳う多機能な製品は魅力的に見えますが、機能が多く画面が複雑なアプリは、現場の混乱を招く原因です。ボタンが大きく操作しやすい画面や、出勤退勤のみをワンタップで選べるシンプルな製品を選びましょう。
無料トライアルを利用して現場の従業員に試してもらう
管理者の目線だけで製品を決めてしまい、いきなり全社で使い始めるのは失敗の元です。無料トライアル期間を利用し、事前に社内でテスト運用を行う必要があります。
ITが苦手な社員、シフト勤務のアルバイト数名に協力してもらい操作性を確認しましょう。現場から「これなら毎日使える」と納得を得てから本契約へ進めば、移行時のトラブルを防げます。
サポート体制の充実度や対応時間を確認する
導入期やシステム乗り換え時は、就業ルールの設定やデータ移行で不明点が必ず生じます。疑問をスムーズに解決できるサポート体制があるか、事前確認が必須です。
メール対応のみで返信に数日かかる窓口では、毎月の締め日直前のトラブルに対応できません。リアルタイムのチャット相談窓口、電話対応のある製品を選べば安心して運用できます。
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勤怠管理アプリは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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