派遣社員の勤務状況をリアルタイムで把握できる勤怠管理システム。派遣元と派遣先双方の勤怠データ共有に正確性とスピード感をもたらし、適切な勤怠管理を実現します。
本記事では、派遣社員の勤怠管理におすすめのシステムを13製品ご紹介。併せてメリットや選び方のポイントも解説します。ぜひ、システム選びの参考にしてください。
派遣社員の勤怠管理によくある課題【正確性と効率を上げるには?】
派遣社員の勤怠管理には、派遣元と派遣先での情報共有に手間がかかったり、労働時間をリアルタイムで把握できなかったりなど課題を抱えている企業が多く存在します。
派遣元と派遣先の双方で管理する手間が生じる
派遣社員の勤怠管理においては、派遣先から派遣元への勤務データ共有が負担になっているケースが多いです。
派遣元と派遣先では、勤怠管理の担当項目が異なります。例えば派遣先の企業では労働時間や労働安全衛生法の管理などを行なうことが一般的です。一方派遣元では、派遣先での勤怠データに基づいた給与支払いそのものを主に行います。
担当者や派遣社員の間には報告書作成などのコミュニケーションコストが生じ、コア業務を圧迫しかねません。
勤怠管理システムの導入で派遣元と派遣先における勤怠管理を一元化するなど、工夫して業務を効率化することが重要になります。
労働時間を正確かつリアルタイムに把握するのが難しい
派遣社員の勤務状況をリアルタイムで把握しにくい点は、派遣会社にとって大きな課題となります。
特に派遣先のオフィスへ直行直帰する場合、遅刻早退や欠勤、残業をどれほど厳格に管理できるかは、派遣先の企業からの報告次第です。
派遣社員の給与計算を正確に行なうためには、勤怠管理システムなどで使いリアルタイムな就業状況を把握する必要があります。
派遣会社向け勤怠管理システムを導入するメリット
勤怠管理システムを導入すると派遣元・派遣先での一括管理を可能にし、ミスの予防や業務効率化が叶います。法律を遵守した勤怠管理の実施に役立つのも特徴です。
派遣元と派遣先の勤怠管理を一元化できる
派遣元と派遣先のどちらからでも使える勤怠管理システムを導入すれば、勤怠管理に関する情報を一元化できます。派遣元は派遣社員の勤怠を、リアルタイムで確認できるため、適切な管理がしやすくなるでしょう。
派遣先は派遣元から求められる、勤怠状況の承認作業を省けます。派遣元と派遣先が密に連携することで、スムーズな勤怠管理を行いやすくなるのが特徴です。
加えて派遣社員本人も、勤怠入力の手間が減るため、関わる全員にメリットのあるシステムといえます。
人的ミスの予防につながる
ヒューマンエラーを減らせれば、出勤状況の確認作業やミスを見つけ出すなどの、生産性のない業務の削減が可能です。例えば派遣社員が、出勤時や退勤時の打刻を忘れるミスは、勤怠管理システムがあればアラート機能で予防できます。
万が一打刻漏れが発生したとしても、誰がいつどこで打刻漏れしたのかすぐに分かるため、確認や修正が簡単です。派遣社員が勤務時間を派遣元へ報告するときの記入ミスや、派遣元の集計ミスなども減らせます。
人が介在することで発生するミスを、システム導入を導入すれば最小限に抑えられるため、工数削減にもつながるでしょう。
業務効率化を図れる
勤怠管理システムを導入すれば、派遣社員の労働時間の確認や集計を自動で行えます。派遣社員の出勤日や労働時間は、個別に異なるケースも多いため、正確な勤怠状況を即座に把握できるシステムは、業務効率化に役立ちます。
急な欠勤といったイレギュラーな事態が発生したときも、スピーディーなフォローが可能です。また給与計算の機能も備えたシステムなら、給与計算まで自動で完了します。
毎月発生する業務を自動化できるため、担当者の負担を大幅に軽減できるでしょう。
法令を順守した勤怠管理ができる
例えば36協定を順守するには、残業時間の超過がないか、月の途中で定期的にチェックしなければいけません。手作業で行っていると、管理が行き届かない部分もあるでしょう。
勤怠管理システムなら、残業時間が規程内に収まっているかすぐに確認できます。そのため月末に、残業時間が規程を超えてしまうペースなら、派遣先や派遣社員へ指導するといった対策が可能です。
ベンダーによってアップデートが行われる仕組みのシステムなら、法令が改正されたときに、新しい法令に合わせた内容へ自動的に変更されます。自社で対応する必要はありません。
派遣会社向け勤怠管理システム13選
派遣社員の勤怠管理におすすめのシステムを13製品紹介します。
製品名 | 特徴 |
メッキー派遣管理 | シンプルな操作性と充実の機能 |
CROSSNAVI | 30日以内の短期派遣に向いているシステム |
e-staffing | 国内最大級の派遣 |
HRクロス | 専用のチャットで業務連絡がスムーズ |
HRstation | 派遣先企業は無料で利用可能 |
e-naviタイムシート派遣 | マニュアルいらずの操作性 |
かえる勤怠管理 | 初期費用・人数課金なし |
DigiSheet | 勤怠データを一元化し、手間なく正確に管理 |
staff-one | 日本一般労働者派遣協会が推奨 |
PlusNavi | キャスティングナビに追加して勤怠管理 |
スタッフナビゲーター | 人材派遣の全業務フローに対応 |
STAFFEXPRESS | 派遣・請負・紹介の一連業務をワンストップで |
jobs | 中小派遣会社向けのシステム |
勤怠管理システム選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。従業員数や欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の勤怠管理システムが見つかります。 |
「メッキー派遣管理」シンプルな操作性と充実の機能
「メッキー派遣管理」は株式会社アドソフトが提供する人材派遣管理システムです。
日々の勤怠管理や月次の給与計算はもちろん、スタッフ情報や契約情報、案件情報など、さまざまな管理データをひとつのシステムで簡単に管理可能。エクセルなどに散らばりがちな情報がまとまって、作業効率が大幅に向上します。
インターネット接続があればいつでもどこでも使えるクラウド型のシステムなので、セットアップやデータバックアップの手間もかかりません。システム設置不要で、申込み後からすぐに使えるスピード感も大きな魅力です。
さらに個々の能力を見える化するスキルポイント機能や、ドリルダウン方式の収支状況分析など、人材管理の効率化に役立つ機能も搭載。充実のサポート体制で、機能を持て余す心配もありません。高い費用対効果のもとに業務効率化を推し進められます。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | ‐ |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「CROSS NAVI」30日以内の短期派遣に向いているシステム
「CROSS NAVI」はユニテックシステムが運営する1日単位や30日以内の短期派遣向けの勤怠管理システムです。
人材会社(派遣元)、求人会社(派遣先)の両方で使うことができます。派遣元は受注・派遣社員・請求・給与・雇用契約などの管理ができ、派遣先では案件・紹介契約・勤怠・請求などの管理が可能です。
また派遣社員はスマホを使い、仕事情報の確認や出勤・退勤の打刻・給与明細の閲覧などができます。
必要な機能が一つにまとまっており、コストパフォーマンスも抜群です。無料トライアルを利用できるため、使用感を試した上で導入を決定すると、失敗する心配がありません。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「e-staffing」国内最大級の派遣
「e-staffing」は派遣大手3社が立ち上げた、国内最大級の派遣社員の勤怠管理システムです。派遣元は11,500社以上、派遣先は4,500社以上の導入実績があります。
導入すると、派遣先は複数の派遣元とのやりとりを一元化できます。複数の派遣元と取り引きしている場合、業務効率化に役立てられる仕組みです。
また法改正にも適切に対応しています。派遣業界大手3社の法的見解を踏まえ、システムに反映しているので、法令を順守しながら業務の遂行が可能です。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「HRクロス」専用のチャットで業務連絡がスムーズ
「HRクロス」は人材派遣の発注、契約管理、派遣スタッフ評価、勤怠管理など、煩雑になりがちな管理業務をまとめたシステムです。
派遣社員との雇用契約書もアプリ上で締結が完了するため、契約に手間がかかりません。電子交付に必要な、派遣社員の同意を得るための電子交付同意書機能も付いています。
またクローズドSNSの機能があり、派遣社員との業務連絡をスムーズに実施できます。万が一の事態が発生したとき、安否確認にも使えます。
申込後は最短2営業日で導入可能です。急いでシステムを導入したいときにも向いています。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「HRstation」派遣先企業は無料で利用可能
「HRstation」は人材派遣事業を行うKDDIエボルバによって開発されているため、必要な機能が過不足なくそろっています。
また派遣法を順守し適切に派遣管理できるよう、派遣先管理台帳・個別契約書・管理表などの保管義務基幹の管理は、HRstation内で可能です。
また十分なセキュリティ対策が行われています。接続はグローバルIPアドレス内に限定され、脆弱性検査も外部機関のものに合格しています。データセンターの監視や、バックアップ体制も申し分ありません。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | – | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「e-naviタイムシート派遣」マニュアルいらずの操作性
「e-naviタイムシート派遣」はシンプルな操作性でマニュアルいらずの、人材派遣業に特化した勤怠管理システムです。派遣社員が入力した勤務データの一括承認、タイムシート出力などが簡単にできるので、派遣先の業務効率化につながるでしょう。
派遣社員の勤怠状況をリアルタイムで把握できるのがうれしい点。これまでは、派遣先から勤怠状況を送ってもらわなければ把握できませんでしたが、派遣元がリアルタイムでは寧されるデータを確認できるため、勤怠管理がしやすいでしょう。
打刻方法はweb上のブラウザで打刻する方法とFelicaで打刻する方法の2つがあり、PCやスマートフォン、ガラケーで打刻ができます。また打刻時に位置情報が記録できるので、オフィス外で仕事をすることが多い方でも、慣れ親しんだツールで便利に打刻が可能ですよ。
初期費用は無料、月額料金は100名以下は1人当たり400円、301名以上であれば1人当たり300円と利用人数が多くなれば多くなるほど割引されていきます。派遣社員を多く抱えている企業にもぴったりです。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「かえる勤怠管理」初期費用・人数課金なし
「かえる勤怠管理」は初期費用無料で人数課金がないクラウド型の勤怠管理システムです。PCやタブレットから管理でき、タブレットの無料レンタルも行っています。
さらに30日の無料トライアル期間が用意されていることに加え、利用ID1つに対して月額165円とリーズナブルに利用できます。使用感を確かめたうえで、低コストで利用できる勤怠管理ツールをお探しの方に最適でしょう。
年齢問わず使いやすいスマホアプリの打刻画面や打刻忘れのアラート機能、給与ソフトとの連携など、機能面・使いやすさともに確保されています。電話やメールでのサポートも行っているので、勤怠管理システムを初めて使う方におすすめです。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | – | 契約管理 | – |
「DigiSheet」勤怠データを一元化し、手間なく正確に管理
DigiSheet(デジシート)は、勤怠業務の改善に重きを置くシステムです。派遣社員が記入し、派遣先が読み取り集計するという一連の業務で、ミスを減らすのに有効な入力機能がついています。また勤怠データを一元処理できるため、大幅な業務効率化が見込めるでしょう。
加えて、派遣スタッフの勤務情報が一覧でわかるようになっています。派遣元が勤務状況をしっかり把握することで、正しい勤怠管理ができるようになりますよ。
導入作業中から導入後まで、専任のスタッフが対応してくれるなどサポートが充実している点が好評になっています。使い方に関するレクチャーもしっかりしてくれるので、導入に際して社員の理解を得られるか不安という企業にも最適です。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | – | 契約管理 | 〇 |
「staff-one」日本一般労働者派遣協会が推奨
staff-one(スタッフワン)は、日本一般労働者派遣協会が推奨している勤怠管理システムです。
勤怠管理や社員管理といった基本的機能に加え、顧客管理や売上管理といった機能も搭載。そのほか勤怠データや契約情報などのデータをかんたんに出力・保存・加工でき、それらと紐づけて自動で請求書を作成できるなど、業務の簡素化に役立つ機能が満載です。
そして使いやすさに定評があります。シンプルな構造になっており、説明書を読まなくても直感的に操作できる画面なため、導入初日でも円滑に運用ができるでしょう。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | – | 契約管理 | 〇 |
「PlusNavi」キャスティングナビに追加して勤怠管理
ユニテックシステム株式会社が提供する「PlusNavi」は、同社が提供する「キャスティングナビ」と連携によって派遣スタッフの勤怠管理から人材のマッチングまで、総合的にサポートしてくれるシステムです。
例えば出勤・欠勤連絡の状況を一覧で見れたり、派遣スタッフ自身がスマートフォンで簡単にスケジュール登録や仕事へのエントリーができたりと、管理者・スタッフ双方にとって便利な機能が搭載されています。
そのため費用は、初期費用10万円に加え、月額の基本料金1万円、利用料金1人当たり150円とこれまで紹介してきた中では比較的高額です。しかし勤怠管理以外にも、業務全体を効率化させて課題解決ができるので、総合的な業務改善を望む企業にぴったりです。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | 〇 |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | – | 契約管理 | 〇 |
「スタッフナビゲーター」人材派遣の全業務フローに対応
2,800社以上が導入している「スタッフナビゲーター」は、派遣社員の登録から給与支払いまでを管理できるシステムです。最小限の機能から利用し始め、後から機能を追加することもできます。
また登録した派遣社員の中から、派遣先が求める人材を検索するのも自由自在です。資格やこれまでの経験はもちろん、印象や雰囲気まで登録できるため、イメージに合致する人材をすぐに探せます。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | – |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「STAFF EXPRESS」派遣・請負・紹介の一連業務をワンストップで
「STAFF EXPRESS」は派遣・請負・紹介の一連業務をワンストップで行えるオンプレミス型のシステムです。そのままでも十分な機能を備えていますが、有料のカスタマイズも可能です。独自の機能を加えたいときには、ベンダーに相談するとプログラム改修の提案を受けられます。
また継続的にシステムをブラッシュアップしているのも特徴です。常に使いやすく便利なシステムであり続けるために、品質向上の取り組みが行われています。
勤怠管理だけでなく、派遣業務に関する業務をまとめて行いたい場合におすすめの製品です。
導入形態 | オンプレミス型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | – |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
「jobs」中小派遣会社向けのシステム
月額33,000円のみで利用できる「jobs」は、低コストで導入できる派遣管理システムです。派遣社員や派遣先の情報管理はもちろん、勤怠管理から給与管理まで、全て行えます。
またシステムを使い慣れていない人でも、簡単に使用できるデザインも特徴です。使いこなすために特別なトレーニングは必要ありません。分からないことがあれば、電話やオンラインでのサポートを、無料で何度でも使えます。
追加費用5,500円でLINE連携も可能です。派遣社員への連絡を、プッシュ通知で実施でき、チェックしているかも既読の有無で確認できます。
導入形態 | クラウド型 | 派遣元の利用 | 〇 |
スマホ打刻 | 〇 | 派遣先の利用 | – |
シフト表管理 | 〇 | 申請ワークフロー | 〇 |
請求管理 | 〇 | 契約管理 | 〇 |
派遣会社向け勤怠管理システムの選び方
システムを導入するときには、自社にどのような課題があり、解決のためにどのような機能が必要なのかを確認しなければいけません。「導入形態」「コスト」「サポート体制」「セキュリティ」「機能性」の内容を、チェックしましょう。
導入形態で選ぶ
システムの導入形態には、ベンダーのサーバーへログインしてシステムを使用する「クラウド型」と自社にサーバーを設置しシステムを構築する「オンプレミス型」の2種類があります。
クラウド型は導入費用は安価ですが、月額費用がかかります。インターネット環境があれば、どこからでも使用可能です。カスタマイズ性はそこまで高くないため、必要な機能を導入前に確認しなければいけません。
オンプレミス型は初期費用は高いですが、ランニングコストは安くなります。カスタマイズ性が高く、自社に必要な機能を漏れなく備えられます。
機能性や使いやすさで選ぶ
課題解決に必要な機能を洗い出し、過不足なく機能が備わっているシステムを選びましょう。
【派遣社員の勤怠管理システムに求められる機能】
|
申請ワークフローは、残業や遅刻、有給休暇を派遣元に申請できるシステムです。直ちに申請できるため、抜け漏れがなくなります。
また全体のデザインの見やすさや、入力のしやすさなど、ユーザーインターフェース(UI)の優れたものを選ぶと使いやすいでしょう。
派遣先が利用できるかで選ぶ
派遣業の勤怠管理ができるシステムには「基幹型システム」と「双方向型システム」の2種類があります。
「基幹型システム」は派遣元が導入するシステムです。スキルシートや給与など、派遣元が管理する情報を一元管理できます。ただし派遣先でしかわからない労働時間などの情報を把握することができず、それらの情報を入力する際にミスの可能性が高まるうえ手間もかかってしまう点がデメリットです。
一方「双方向型システム」は派遣元・派遣先のどちらでも使えます。基幹型システムの機能に加え、派遣先がスタッフの発注や契約管理、派遣社員の評価登録などの機能が利用できます。双方が同じ情報をリアルタイムに確認できるので、やり取りがスムーズに行えて密な連携が期待できるでしょう。
派遣元は成約率アップが期待できますし、派遣先は求める人材の派遣を受けやすくなるでしょう。
サポート体制の充実度やセキュリティで選ぶ
サポートをどのくらい受けられるかも確認が必要です。導入時の設定がうまくいかないときや、使用中に分からないことが出てきたとき、すぐに相談できれば安心して使い始められます。
電話・メール・チャットなど、どのような方法でサポートを受けられるのか、無料で受けられる範囲はどこまでなのかも確認しましょう。
十分なセキュリティ対策が行われているかもポイントです。システムでは派遣元や派遣先はもちろん、派遣社員の情報も扱います。情報漏えいが起こらない、堅牢なセキュリティで守られていなければいけません。
派遣会社向け勤怠管理システムで業務効率化を
派遣管理は複雑です。勤怠管理に限定しても、派遣元と派遣先で、それぞれ管理すべき項目が異なります。そのため派遣元は管理に必要な情報を、派遣先から受け取らなければいけません。
入力や確認に手間がかかりますし、人が介在するためミスがないか確認も必要です。システムを取り入れれば、このような手間を省き業務効率化できます。
業務効率化を実現するには、必要な機能がそろっており、派遣元・派遣先・派遣社員全員が使いやすいシステムであることを、確認しなければいけません。紹介したシステムを参考に、自社に合うものはどれか確認すると良いでしょう。
ぴったりの勤怠管理システム選びはミツモアで
勤怠管理システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの勤怠管理システムが見つかります。
ぴったりの勤怠管理システムを最短1分で無料診断
従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適な勤怠管理システムを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
ぴったりの料金プランも一緒にお届け
希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。概算金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。
診断結果は最大5製品!比較・検討で最適な勤怠管理システムが見つかる
最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬ製品との出会いもあるかもしれません。
ミツモアなら、ぴったりの勤怠管理システムがすぐに見つかります。