キッチンで調理中にコバエが飛び回っていると、どうしても気になってしまいますよね。夏が近づくと、どこからともなく急に発生してきます。
そんなうっとうしいコバエの駆除&予防にオススメなのが、手軽に自作できる「めんつゆトラップ」です。この記事ではめんつゆトラップの効果や作り方などを紹介します。
コバエトラップの効果は?
水で薄めためんつゆに台所用洗剤を数滴垂らした「めんつゆトラップ」はコバエの中でも、ニオイの強いものを好むショウジョウバエに効果があります。 コバエは生ごみなどの発酵臭や、めんつゆ・醤油などの甘いニオイのものが大好きです。この習性を利用して、ニオイの強いめんつゆを使ってコバエをおびき寄せます。
めんつゆトラップが効かないのはなぜ?
めんつゆトラップがコバエ駆除に効かなかった原因としては「トラップのニオイが弱い」「駆除を超えるスピードで繁殖している」「コバエの種類がショウジョウバエではない」などの理由が考えられるでしょう。 効果がなかった場合の対処法についても記事内で紹介しています。
めんつゆトラップとは?仕組みを解説
家の中を飛び回るコバエ退治におすすめなのが、めんつゆトラップです。家にあるもので簡単に作れて、効果も期待できます。
実際に作って試す前に、まずはめんつゆトラップがどういうものなのか、基本的なことを知っておきましょう。
ここでは、めんつゆトラップの仕組みや効果を解説します。
簡単にハエを撃退できるめんつゆトラップ
家にあるもので簡単にコバエを退治できるのが、めんつゆトラップです。水で薄めためんつゆに台所用洗剤を数滴垂らすだけなので、簡単に自作できます。
コバエは生ごみなどの発酵臭や、めんつゆ・醤油・アルコールなどの甘いニオイのものが大好きです。この習性を利用して、ニオイの強いめんつゆを使ってコバエをおびき寄せます。
またコバエには腹部に気門という、呼吸するための器官があり、普段は水を弾いて呼吸を妨げないよう、油膜で覆われています。食器用洗剤に含まれる「界面活性剤」で呼吸器官の油膜をはがし、窒息させて退治するのです。
めんつゆトラップは、コバエの習性と体の作りをうまく利用した退治方法といえますね。
どこに設置する?効果は何日続く?
めんつゆトラップは、コバエの集まりやすい場所に設置しましょう。生ごみや三角コーナー・ゴミ箱などの近くがおすすめです。
めんつゆトラップの効果は長く持続しますが、7日ほどを目安に処分しましょう。それ以上放置してしまうと、腐敗したコバエの死骸に新たな卵を産み付けられてしまい、逆に繁殖してしまいます。
コバエが繁殖するだけでなく、不衛生な状態が続くことになるので、めんつゆトラップが効かなかったとしてもかならず1週間ほど経ったら処分しましょう。
めんつゆで撃退できるのはショウジョウバエのみ
めんつゆトラップは、すべてのコバエに効果があるわけではありません。効果があるのはコバエの中でも、ニオイの強いものを好むショウジョウバエだけです。
それ以外のコバエ、例えばノミバエやチョウバエは、めんつゆトラップにはかかりません。適した場所に設置しても、コバエがめんつゆトラップにかからない場合は、ショウジョウバエでない可能性が高いです。その場合は「めんつゆトラップが効かない理由と別の対策方法」の見出しを参考にしてみてください。
また、めんつゆトラップはショウジョウバエだけではなく、食べ物全般を好むゴキブリも寄せ付けてしまいます。そのため、ゴキブリ対策も忘れないようにしましょう。
めんつゆトラップの作り方や、使用後の捨て方
めんつゆトラップは誰でも簡単に自作できます。コバエが気になったら、めんつゆトラップを作って退治と予防をしましょう。
めんつゆトラップの道具
【準備する道具】
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めんつゆの入れ物は、口が広いものが効果的だといわれています。3分の1くらいにカットしたペットボトルの底や、紙コップ、プラスチック容器などを用意しましょう。
コバエは、反射した光や明るい色のものに寄ってくる習性があるので、容器には透明か白色のものを使用するとベターです。使用後にめんつゆトラップを捨てることまで考えると、やはり紙コップやペットボトルがオススメです。
食器用洗剤は、界面活性剤が入っていればなんでもOKですが、柑橘系の香りのほうが効果が高いといわれます。柑橘系の洗剤はゴキブリ予防にも効果的とされているので、この機会に購入してもいいかもしれませんね。
用意するめんつゆは希釈タイプとストレートタイプのどちらでもよいですが、希釈タイプの方が強いニオイのトラップを作ることができます。
めんつゆトラップの作り方
【めんつゆトラップを作る手順】
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コバエ取りの効果を高めるために、水とめんつゆは1:1の割合で混ぜましょう。また台所用洗剤を入れすぎると、めんつゆのニオイが薄くなり、効果が弱まってしまうので注意してください。
めんつゆトラップに引っかかったコバエは、容器の中に大量に浮かびます。あまりにもコバエの量が多いと感じたら、1週間の交換期限を待たず、すぐに処理して新しいトラップを設置しましょう。
めんつゆトラップの捨て方
めんつゆトラップを仕掛けてから1週間ほどを目安に、溜まった死骸や液体を処理しましょう。
【めんつゆトラップの捨て方】
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めんつゆトラップで使った液体をそのまま排水口に流して捨ててはいけません。もしもトラップ内に卵が産み付けられていた場合、排水ネットや排水口に卵が残り、そこでコバエが発生してしまうからです。
めんつゆトラップが効かない理由と別の対策方法
めんつゆトラップがコバエ駆除に効かなかったとすれば、「トラップのニオイが弱い」「駆除を超えるスピードで繁殖している」「コバエの種類がショウジョウバエではない」などの理由が考えられます。
そして対策方法としては、以下を試してみるのがオススメです。
- アルコールやお酢など、別の液体で代用してみる
- コバエの発生源になっている場所の卵を処理する
- コバエの種類に合った対策をしてみる
- 市販の殺虫スプレーやコバエホイホイなどを試してみる
それぞれの対策方法について、具体的な手順を紹介していきます。
アルコールやお酢など、別の液体で代用してみる
めんつゆ以外の液体でも、ニオイが強くコバエを寄せ付けるものなら代用できます。以下の代用品を試してみてはいかがでしょう。作り方は、どれもめんつゆトラップと同様の手順です。
- ビールや焼酎、日本酒、赤ワイン、梅酒など
- お酢(リンゴ酢などの果実酢や、黒酢だと効果アップ)
- みりん、料理酒
- 醤油
- はちみつ
もしくは醤油やめんつゆを水で薄めずに、原液のまま使ってみると効果が実感できるかもしれません。口の容器に醤油やめんつゆをストレートで入れたら、洗剤を3~5滴ほど垂らしましょう。
ただし水で薄めるよりもニオイが強くなるため、ゴキブリなどの別の虫を寄せ付けてしまう可能性もあります。3日程度で処理するなど、早めに回収作業をするのがオススメです。
ほかにも「カクテルトラップ」という、よりコバエを寄せ付けやすいニオイにする方法もあるので、余裕がある方は以下の手順で実行してみてもよいでしょう。
【カクテルトラップの作り方】
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使用するアルコール類は、ビール、梅酒、赤ワインなど、甘味があって強いニオイを発するお酒がオススメです。
コバエの発生源になっている場所の卵を処理する
室内でコバエが大量発生しはじめると、床の隅などに小さな卵がたくさん落ちていることがあります。めんつゆトラップでいくらコバエを駆除しても、それを上回るスピードで繁殖されていると対処しきれません。卵を物理的に除去することで、コバエの繁殖を押さえましょう。
【コバエの卵の駆除方法】
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床や部屋の隅に卵が散らばっている場合は、コロコロやガムテープの粘着力を使って、卵を吸着させましょう。卵をくっつけたテープは、ビニール袋に入れて密封してから捨てます。
シンクの排水口からコバエが発生している場合は、沸かしたお湯を流すのも効果的です。60~70℃の熱湯をかけると、コバエの卵は死滅するといわれています。ただし耐熱性の低い排水口だと、熱によって排水管の部品が損傷してしまうので、お風呂場やトイレなどでは別の方法を試しましょう。
これらの対策は、おもにキッチンに発生するショウジョウバエに有効な方法です。
コバエの種類に合った対策をしてみる
めんつゆのニオイを好むのはおもに「ショウジョウバエ」という種類です。もしめんつゆトラップが効かないとしたら、発生しているのは別のコバエかもしれません。
住宅内に発生しやすいコバエの種類は、以下の4種類が代表的です。
コバエの種類 | おもな発生場所 |
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ショウジョウバエ |
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ノミバエ |
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チョウバエ |
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キノコバエ |
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それぞれの対策方法は以下で詳しく紹介します。
キッチン周りでよく見るショウジョウバエ
キッチン周りで見かけるのは、おもにショウジョウバエです。日本には約260種のショウジョウバエが生息しています。
ショウジョウバエは、三角コーナーやキッチンのゴミ箱などが発生源です。腐った果物や野菜などの生ごみ、調味料やアルコールなどを好みます。見た目は黄赤色をしているのが特徴です。
めんつゆトラップで駆除効果が薄ければ、市販の殺虫スプレーを使ったり、卵をできるだけ除去したりといった対策を試してみましょう。
生ゴミが好物のノミバエ
ノミバエは黒褐色をしており、日本には約20種が生息しています。ショウジョウバエと同じく、果物や野菜などの生ゴミも好物ですが、どちらかというと汚物やヘドロが多い場所で発生しやすいです。
そのためおもな発生場所は、トイレやお風呂の排水口、排水管、浄化槽など。体が小さく、ノミのように脚が発達しており、食卓などを歩き回るのも特徴です。
【ノミバエの駆除・予防方法】
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ノミバエの場合、「めんつゆ」ではなく「お酢」を使ったほうが誘因効果が高いとされています。ただし確実に駆除したいなら、市販されているコバエ用の殺虫剤を使うのがオススメです。
またノミバエはペットのフンなどの汚物にも群がるので、ペット用トイレを清潔に保つのもノミバエ予防に大切と言えます。
上画像の製品は、フマキラーから販売されている「おすだけベープ」という殺虫スプレー。とくにショウジョウバエ、ノミバエ、チョウバエに困っている場合には、高い殺虫効果が期待できます。
水回りで発生するチョウバエ
チョウバエはその名のとおり、チョウのような大きな羽根が特徴です。体の表面に毛が密集していて、触角は長め。日本には約60種ほど生息しています。
石鹸カスや、皮脂などの油汚れを好むので、お風呂や洗面所などの水場によく発生する種類です。
【チョウバエの駆除・予防方法】
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チョウバエを駆除・予防するには、排水口や排水管に付着しているヘドロなどの汚れを除去するのが近道です。お風呂場の排水口などはこまめに掃除しておき、チョウバエが発生しているならパイプクリーナーなどを試してみましょう。
即効性のある方法としては、市販されているチョウバエ用の殺虫剤を使うのがオススメ。氷を排水管に流すことで温度を下げ、チョウバエが育成しにくい状態にするという方法もあります。
また排水口に60~70℃の熱湯をかける方法も。しかし、たしかに熱湯によりチョウバエは死滅しますが、お風呂場などの排水口・排水管の耐熱温度が60℃以下となっていることが多いので、あまりオススメできる方法ではありません。
排水口に発生したチョウバエには、上画像の「チョウバエバスター」がオススメです。粉末を排水口にまき、2時間放置するだけで幼虫の駆除と排水管の汚れの除去ができます。
観葉植物の周りにいるキノコバエ
キノコバエは腐葉土の中に卵を産むので、植木鉢や観葉植物の土中でふ化することが多いと考えられています。成虫になった後も湿気が多くて薄暗い場所を好み、観葉植物の周りに生息しています。
【キノコバエの駆除・予防方法】
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キノコバエが室内に発生するおもな原因は、観葉植物の周辺で繁殖サイクルが出来上がってしまっていること。とくに有機肥料を使っていると幼虫が育ちやすい環境になるので、化成肥料に変えるなどの対策が有効です。
またキノコバエは湿気や日陰が好きなので、観葉植物を外に出し、日光や風を当てて対策してみましょう。即効性を期待するなら、やはり市販のキノコバエ用殺虫剤や粘着トラップがオススメです。
もしも観葉植物を置いていないのにキノコバエが発生している場合は、「窓を開けっぱなしにしない」「網戸の正しい使い方を心がける」「ベランダや玄関に防虫グッズを使う」などを試してみましょう。
観葉植物に発生したキノコバエには、上画像のスプレーがオススメです。天然除虫菊の成分を使用しているので、植木鉢の土に使っても安心。ただし植物に直接かけることはできないので注意してください。
市販の殺虫スプレーやコバエホイホイなどを試してみる
コバエトラップの効果がない場合には、市販の殺虫剤を使うのも有効です。
殺虫剤にはコバエに噴射するスプレータイプと、捕獲するタイプがあります。どちらの殺虫剤も、対応するコバエの種類が限定されているケースがあるため、効果のある種類をチェックしてから使いましょう。
スプレータイプは、コバエを見かけたときに噴射すればOKです。また、発生しそうなゴミ箱や三角コーナーなどに、あらかじめ噴きかけておいてもよいでしょう。
捕獲タイプは、コバエが発生しやすい場所に設置して捕獲する方式です。コバエが好む香りなどで誘い、容器の中で死滅させる置き型や、天井からつるして粘着テープにくっつける粘着型などがあります。
KINCHO「コバエがいなくなるスプレー」
「コバエがいなくなるスプレー」は、手軽にコバエ対策ができるアイテムです。家の中で発生しやすい、4種類のコバエ全てに効果があります。
コバエを見つけたら、直接スプレーを噴射しましょう。キッチンや洗面台など、発生しやすい場所に置いておき、見つけたらすぐに対処するのがおすすめです。
ゴミ箱・三角コーナー・排水口など、コバエの発生源になりやすい場所に1プッシュしておくと、コバエの発生を抑えられます。予防効果は1週間程度続くため、定期的にスプレーしましょう。
アース製薬「置いておくだけコバエがホイホイ」
アース製薬の「コバエがホイホイ」は、コバエが好む紹興酒と黒酢を使った捕獲機です。コバエが奥へ潜っていきたがる習性を利用して、内部で殺虫してくれます。
しかし効果を発揮するのは、ショウジョウバエとノミバエに限られるので注意しましょう。自宅に発生しているコバエの種類が把握できている場合には、使用してみてはいかがでしょうか。
もし別製品を選ぶのであれば、自宅のコバエの種類に対応している製品を探してみましょう。
encologi「電撃殺虫機」
encologiの「電撃殺虫機」は、光でコバエや蚊などの虫を寄せ付けて、電圧によって殺虫する機械です。類似製品のなかでもAmazonでのレビューがとくに高評価。
家庭用の電撃殺虫機はAmazonなどのネット通販で約3,000円前後で購入でき、コバエだけでなく蚊や蛾などの害虫対策にもなります。とくに夏は重宝するでしょう。
コバエをよせつけないために普段からできる対策
家の中に入り込んだコバエを退治するのは、もちろん大切です。しかしそれ以上に大切なのは、コバエを寄せ付けない住環境を保つことです。
外からコバエを家に入れない、家の中でコバエを発生させないためには、どのようなことに気を付けるといいのでしょうか。
普段からできる簡単なことで、コバエ対策をしましょう。
窓やドアを開けっぱなしにしない
コバエを外から家に入れないよう、次のことに気を付けましょう。
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窓やドアを開けっぱなしにしていなかったとしても、網戸のメッシュの隙間や、サッシの隙間などからコバエをはじめとする虫が侵入してくることがあります。
室内に虫が発生することが多い住宅なら、網戸の使い方を見直してみるのもオススメです。
生ごみは早めに処分する
家の中に入り込んだコバエは、生ごみや食べかすなどに卵を産み付けます。そのためコバエを家の中で発生させないよう、次のことに気を付けましょう。
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ショウジョウバエやノミバエなどは、腐った食品をエサにすることが多いため、食品や生ゴミの管理を適切にすることで発生を抑えられます。
ゴミのにおいにコバエが集まってこないよう、蓋つきのゴミ箱を使いましょう。とくに生ゴミは卵を産みつけられることがあるため、長時間放置せず、密閉してにおいが漏れないようにすることが大切です。
テーブルの上やキッチンに食品を出しっぱなしにしたり、食べ残しを放置したりすることも避けましょう。アルコールもコバエが好むにおいを発するため、飲み残しには注意が必要です。
開封後のペットボトルや瓶などはしっかり洗い、においが残らないようにしてから捨てましょう。
ハッカ油で防虫しておく
ハッカ油は人間にとってはスッとするいいニオイですが、多くの虫にとってはイヤなニオイです。ハッカ油を使って室内にスプレーをすると、コバエやゴキブリなどに対して防虫効果を発揮します。
ハッカ油スプレーは、以下の手順で作ることができます。
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このとき液体を入れるスプレー容器には注意が必要です。プラスチック素材の容器にハッカ油を入れると溶けてしまいます。
使用するスプレー容器は、プラスチック製であれば「PE」もしくは「PP」と記載されている製品を使うか、もしくはガラス製の製品を使うのがオススメです。
水回りや観葉植物を清潔に保つ
コバエの発生を抑えるためには、水回りや観葉植物などを清潔に保つことが大切です。三角コーナーや排水口はコバエの発生源になりやすいためこまめに掃除して、水あかや油汚れがたまらないようにしましょう。
観葉植物は鉢植えの土と、鉢皿の水に注意が必要です。観葉植物の有機質の土はキノコバエの発生源になるため、できれば表面の部分だけでも無機質の土に替えると予防対策になります。また、根腐れを引き起こさないよう、水のあげすぎにも気をつけましょう。
鉢皿の水はこまめに捨てて、きれいに洗っておきます。コバエは薄暗く、湿気が多い環境を好むため、鉢植えはなるべく日当たりと風通しのよい場所に置くのがおすすめです。
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コバエに対する一番の対策は、日ごろから部屋の中を清潔にしておくことです。コバエが好む環境を理解し、そのような状況を作らないようにすれば、発生を防げます。もしコバエが発生してしまったときには、今回紹介した方法を活用し、早めに駆除するよう心がけましょう。
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