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プロもおすすめする風呂の掃除方法|必要な道具・洗剤も紹介

最終更新日: 2020年06月30日

お風呂はカビや水垢など、やっかいな汚れが発生しやすい場所です。きちんと掃除したはずなのに、いつの間にかカビが復活している……、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では快適なお風呂ライフを送るために、プロおすすめの掃除方法や必要な道具・洗剤をご紹介していきます。

お風呂の汚れの原因4つと対処法

お風呂掃除の画像
お風呂の汚れの原因と4つの対処法

お風呂の汚れに対処するには、まず汚れの種類を把握しないといけません。

ジメジメした場所に発生する「カビ」、ピンク色の汚れとして知られる「ロドトルラ」、人の汗や脂が原因の「皮脂汚れ」、水場でよく見る「水垢」。これら4つが、お風呂で見られる主な汚れとなっています。

以下でそれぞれの汚れの性質を、詳しく見ていきましょう。

カビ

湿度の高い場所に発生するカビ。

カビには黒カビ、青カビなど色々な種類がありますが、お風呂に発生するカビは黒カビがほとんどです。黒カビは素材の奥深くまで根を張ってしまう点が大きな特徴です。

かなり頑固で落としにくい汚れであるため、掃除の際には黒カビを除去できる強力な洗剤を用意しましょう。「カビキラー」をはじめとする塩素系漂白剤が入手しやすいです。

少しでも取り残しがあるとそこから黒カビが再び繁殖してしまうので、掃除の際には広範囲に洗剤を使用しましょう。

水垢

「水垢」は浴室の鏡や壁、浴槽などによく発生する、白いウロコ状の汚れです。

水垢の原因は、水道水に含まれているミネラル分であることが分かっています。入浴時には浴室内に水滴が飛び散るのですが、この飛び散った水分が蒸発する際に、ミネラル分が少しずつ残って床などの素材に付着していきます。

この残留したミネラル分の蓄積が進んで集まったものが、ウロコ状の水垢汚れの正体なのです。

水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤を用いると中和されて除去しやすくなります。ドラッグストアなどで「酸性」の表示のある洗剤を購入しましょう。レモン汁やお酢も酸性のため、洗剤代わりとして使用可能です。

ただし浴室の鏡には、くもり止めのコーティングが施されていることもあります。浴室や鏡の説明書がある場合は、使用する洗剤に制限がないか必ず確認しておきましょう。

ピンク色の汚れ

ヌメヌメとしたピンク色の汚れは、正式名称を「ロドトルラ」といいます。ロドトルラは酵母菌の一種で、擦ったりぬぐったりすれば簡単に除去可能です。

ただし繁殖するスピードはかなり速く、放置しておくと黒カビのエサにもなってしまいます。見つけたらすぐに綺麗にしておきましょう。

洗剤は「バスマジックリン」などの中性洗剤で十分です。中性洗剤は素材や環境にも優しいので、落としやすい汚れには中性洗剤を使用するのが安全面でもおすすめです。

皮脂汚れ

浴室で身体を洗うと、皮脂が流れ落ちて床や壁に付着していきます。これが皮脂汚れの原因となり、黒ずみとして現れます。

皮脂は酸性のため、アルカリ性の洗剤で洗浄しましょう。アルカリ性のお掃除アイテムとしてよく使われているのは「重曹」です。

皮脂汚れは初期の段階で量も少ない状態であれば、バスマジックリンなどの中性洗剤でも落とせますよ。

お風呂掃除のコツ|道具・洗剤・頻度

お風呂掃除コツの画像
お風呂掃除のコツ

お風呂を綺麗に掃除するには、汚れに合った道具や洗剤を使用するのが大前提です。道具は高価な物でなくとも、100円ショップで購入できるもので十分対処できます。

また浴槽や壁などの場所によって、掃除するべき頻度が変わってくる点にも注意しましょう。どのような道具や洗剤を用いて、どの程度の頻度で掃除すればよいのか。一つ一つしっかり把握しておくことが、清潔な浴室作りにつながります。

準備する道具

お風呂掃除の道具としては、まずブラシやスポンジ、ゴム手袋が思い浮かぶでしょう。これらは100均で安価に入手可能です。あとは電動のブラシもおすすめで、擦る際に力を入れずに済むので作業が楽になります。

ゴム手袋

お風呂掃除に限らず、掃除をする際には必ず手袋を使用しましょう。

手袋をしていないと洗剤が手に付着して、肌荒れの原因となってしまいます。お風呂掃除では水を使うので、水を弾くゴム手袋が便利です。

ブラシとスポンジブラシ

ブラシは毛が硬めのものが一般的です。他にスポンジブラシ(スポンジの片面に短いブラシが付いているもの)も用意しておくと便利です。

黒カビのような頑固な汚れには硬いブラシ、ピンク色のヌメヌメ汚れのような落としやすいものにはスポンジ、スポンジでは落としきれない汚れにはスポンジブラシのブラシ面を使用します。

電動ブラシ

電動ブラシはブラシ部分が電動で回転するため、力を入れて擦らずに済む点がメリットです。

電動ブラシにはコンパクトで片手での使用が可能な「ハンディタイプ」と、長めの柄が付いていてブラシ部分も大きな「スティックタイプ」の2種類があります。浴槽や窓のヘリ、蛇口など細かな部分の掃除にはハンディタイプ、床や天井など広い場所の掃除にはスティックタイプと使い分けると、お掃除効率がアップします。

お風呂掃除に使える洗剤

洗剤は中性・酸性・アルカリ性のものを1つずつ常備しておくと、色々な汚れに対応できます。

バスマジックリン、ウタマロクリーナーなど(中性)

中性洗剤の洗浄力はそれほど高くありませんが、人や環境に優しい点が特徴となっています。ちょっとしたホコリ汚れやピンク色の汚れなど、落としやすい汚れには中性洗剤がおすすめです。

クエン酸(酸性)

クエン酸は酸性の性質を持っており、水垢のようなアルカリ性の汚れを中和してくれます。

クエン酸はアルカリ汚れを予防する効果も持っているのですが、素材が痛む恐れがある場合は水で綺麗に洗い流しましょう。またクエン酸は水を含みやすいので、保存の際には密閉できる容器に入れることが大切です。

お酢(酸性)

お酢も酸性のため、アルカリ汚れに効果的です。

お酢は大抵の家庭で料理用として常備されているので、クエン酸がない場合はお酢で代用できます。ただしお酢は酸っぱさを感じる独特の香りがあるため、気になる場合はクエン酸を購入しましょう。

お酢の種類は色々ありますが、すし酢や米酢には調味料などの掃除には向かない成分が多く含まれています。お掃除用としては、穀物酢やワインビネガーが最適です。

重曹(アルカリ性)

アルカリ性の洗剤としては、重曹が一般的です。

重曹は弱アルカリ性の性質を持っており、皮脂汚れなどの酸性の汚れを中和します。重曹は料理にも使うことができる、身体や環境に優しい素材です。

お掃除アイテムとしては、鍋の焦げ付き落としにも使えるので便利です。セスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤として販売されている「オキシクリーン」も、弱アルカリ性の性質を持っています。

カビキラー、強力カビハイターなどの塩素系漂白剤(アルカリ性)

カビキラーや強力カビハイターなどの塩素系漂白剤は、カビを除去するのに最適な洗剤です。

主成分は次亜塩素酸ナトリウムとなっており、成分を安定させるためにアルカリ性に調整されています。重曹では落としきれないような頑固なカビ汚れには、このような塩素系漂白剤を使用しましょう。

お風呂掃除の頻度

お風呂掃除の頻度は、場所によって異なります。浴室全体を毎日掃除できればよいのですが、現実的ではありません。

以下の表を参考に、お風呂掃除のスケジュールを確認しましょう。

掃除頻度 掃除場所
毎日 浴槽
週1回 壁・床・鏡・蛇口・排水口
月1回 天井
年1回 エプロン

プロもおすすめ!お風呂の掃除方法【場所・頻度別】

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浴室は湿度が高くジメジメしやすいため、定期的に掃除しないと水垢や皮脂汚れ、カビなどがすぐに広がってしまいます。場所によって適切な頻度で掃除することを心がけましょう。

以下では「浴槽」「椅子・桶」「壁・床」「鏡・蛇口」「排水口」「天井」をメインに解説します。

【浴槽】毎日ブラシで掃除

浴槽は皮脂汚れが溜まりやすいため、毎日のお掃除がおすすめです。

入浴後には温かな水蒸気のおかげで、汚れが浮き上がって除去しやすい状態になっています。毎日の浴槽掃除は入浴後のタイミングに行うのが最適です。

洗剤はバスマジックリンなどの中性洗剤を使用し、ブラシで擦り洗いを行います。水抜き穴やゴム栓も、汚れや髪の毛の絡みがないかチェックしましょう。最後はシャワーで洗剤を洗い流して終了です。

毎日の浴槽掃除を負担に感じてしまう場合は、擦らずに掃除できる洗剤を使ってみましょう。使い方は洗剤を浴槽に吹き付けて放置してから、シャワーで洗い流すだけです。擦り洗いよりも、ぐっと手間が減ります。擦り洗い不要の洗剤としては、ライオンの「ルックプラス バスタブクレンジング」が人気です。

浴槽と小物を同時に洗う「つけおき洗い」

浴室では椅子や洗面器、石鹸ケースといった小物類も使用します。これらは浴槽にお湯を溜めて「つけおき洗い」をすると時短になるのです。

つけおき洗いのやり方は、まず入浴後の残り湯に重曹をカップ1杯程度入れて溶かします。

アルカリ剤である「セスキ炭酸ソーダ」も、重曹代わりに使用可能です。セスキ炭酸ソーダの場合は、200リットルのお湯に対して大さじ1~1.5程度の使用が目安となります。容器に使用量が記載されていることも多いので、そちらも確認しておきましょう。

お湯の準備ができたら、椅子や洗面器などの小物類をつけていきます。

この時にシャワーヘッドやお風呂の蓋なども入れてしまいましょう。重曹入りのお湯の中に半日ほどつけることで、汚れが小物の表面から浮き上がります。あとはシャワーで汚れを洗い流せばOKです。汚れが残っている場合は、ブラシの擦り洗いで対処できます。

【椅子・桶】のこびり付いた汚れはラップパックで取る

椅子や桶には石鹸カスや水垢がこびり付きやすく、時間とともに固くなってしまいます。つけおき洗いや擦り洗いで落ちなかった小物の頑固な汚れは、「ラップパック」を試してみましょう。

やり方はまず小物の表面に洗剤をかけてから、ラップを巻いたり貼り付けたりして密着させます。すると洗剤が汚れに浸透しやすくなり、固まっていた汚れが柔らかくなります。

【壁・床】は週1回ブラシで掃除

週1回の掃除が必要なのは、まず壁と床です。これらの場所には黒カビが発生する可能性があるため、週1回はブラシで擦り洗いをしておきましょう。

週1回のブラシ掃除を継続していれば汚れ過ぎてしまうことはなく、基本的に中性洗剤で綺麗になります。カビが生えてしまっている場合は、カビキラーなどの塩素系漂白剤を使いましょう。

カビキラーを使用する前には、先に中性洗剤で落ちる汚れを除去しておくと効率的です。

ただし中性洗剤を洗い流した時の水分が残っていると、カビキラーの成分が薄まってしまいます。きちんと水分を拭き取ってから、カビキラーをスプレーしましょう。あとは1時間程度放置してから、ブラシによる擦り洗いをして終了です。

床の掃除にはオキシクリーンも使える

床掃除には、オキシクリーンの使用も効果的です。排水口を塞いで床を「オキシ漬け」にすることで、床一面が綺麗になります。

オキシ漬けのやり方は、まず排水口の蓋とヘアキャッチャーを外し、コンビニなどのビニール袋を排水口に被せます。袋越しにヘアキャッチャーをはめ込んでからビニールの中に水を注ぐと、隙間なく排水口が塞がるのです。

次にオキシクリーンの粉末をスプーン2、3杯床に盛りましょう。この状態でシャワーからお湯を出すと、床に洗浄液が溜まっていきます。

床が満遍なく水浸しになったら、2時間から半日ほど放置しましょう。汚れが落ちやすい状態になるので、スポンジの擦り洗いで仕上げをします。

【鏡・蛇口】は週1回クエン酸で掃除

鏡や蛇口の汚れは、水垢や石鹸カスが原因です。これらの汚れには週に1回クエン酸で対処しましょう。基本的にはクエン酸をスプレーして、スポンジで擦れば綺麗になります。

スポンジでは落ちない頑固な汚れの場合には「クエン酸パック」がおすすめです。

やり方はクエン酸をスプレーした上からキッチンペーパーを貼り付け、その上からもう一度スプレーします。次に乾燥防止のために、上からラップを被せましょう。1時間ほどおくと、シャワーで汚れを洗い流せる状態になりますよ。

鏡・窓ガラスのウロコ汚れ対策グッズとして、研磨剤入りのスポンジやクレンザーも販売されています。研磨剤入りなので効果は高いのですが、鏡には元々くもり止めコーティングが施されているタイプもあります。浴室の取扱説明書を読んで、研磨剤の使用制限がないか確認しておきましょう。

【排水溝】は週1回カビキラーで掃除

排水溝の掃除はついつい忘れがちですが、髪の毛や皮脂汚れ、シャンプー・石鹸カス、カビなど様々な汚れが溜まりやすくなっています。つまり排水溝も週に1回は忘れずに掃除しておくことが大切なのです。

大抵の排水溝には蓋の下にヘアキャッチャーが被さっているので、髪の毛は簡単に取り除けます。ヘアキャッチャーにはシャンプーや石鹸のカスが溜まったりカビが生えたりしている場合もあるので、外してカビキラーで綺麗にしましょう。

ヘアキャッチャーの下には封水筒または排水トラップという、筒状の部品が納まっています。取り外し方は浴室の説明書に記載されているので、掃除の際には手順に従って部品を外していきましょう。

排水溝の内部は歯ブラシを使って掃除をすると、隅々まで擦り洗いしやすくなります。隅や蓋との接触部分にはカビが生えやすいので、カビキラーでの洗浄がおすすめです。

【天井】は月1回掃除

天井は手が届きにくいため掃除を疎かにしがちですが、月1回は掃除しましょう

天井には入浴時の湯気により、少しずつ水垢汚れが蓄積していきます。また天井に黒いポツポツが見え始めたら、黒カビ発生のサインです。柄の長いスポンジブラシやキッチンペーパーを巻いたモップで、天井の拭き掃除を行いましょう。

天井のカビを放置すると、落ちてきたカビの胞子が床や壁に付着してしまいます。天井掃除の際にはブラシの真下にいると水滴や洗剤が落ちてくるため、斜め上に向けてスポンジブラシを伸ばすと安全です。

ただし天井にカビが生えていたとしても、大抵は床のカビほど頑固ではありません。ブラシなどに付ける洗剤は、アルコール除菌スプレーで十分です。

カビキラーのような塩素系漂白剤は効き目が強い分、天井から垂れて身体に付着すると肌荒れなどの原因となります。あまりにも天井が汚れているようなら、プロのクリーニング業者に依頼することを考えましょう。

【エプロン】は年1回カビを除去

お風呂のエプロンの画像
お風呂のエプロンを掃除しよう!

浴槽は「エプロン」というカバーで側面が覆われています。エプロンは取り外せるようになっているのですが、日常的な使用でエプロンを取り外すことはまずありません。

そのためエプロン内部は、隠れた汚れが溜まりやすくなっています。年に1回でよいのでエプロンを取り外し、内部を掃除しておきましょう。エプロンの奥には特に黒カビが発生していることが多く、カビキラーでの確実なカビ除去が必要です。

エプロンの取り外し方は、浴室の取扱説明書に記載されています。エプロンを取り外したら内部だけでなく、外したエプロン自体にもカビキラーをスプレーしましょう。

ただしエプロン内部の掃除は一般的ではないため、自力での取り外し・取り付けや掃除には時間や手間がかかってしまいます。専門のクリーニング業者に依頼すると、素早く綺麗にしてもらえますよ。

【蓋】はカビが生えたら掃除

お風呂の蓋は浴槽の残り湯の湯気の影響で、カビが生えやすくなっています。

蓋は大きさもあるため掃除が大変なのですが、蓋のカビ取りには「ハイターでのつけ置き」が効果的です。ハイターとは塩素系漂白剤で、衣類用とキッチン用が家庭でよく使われています。蓋のつけ置きには、洗浄成分が含まれているキッチンハイターを使用しましょう。

つけ置きの方法は、まず蓋がスッポリ入る大きさのポリ袋を用意し、お湯3リットルあたり200cc程度のキッチンハイターを混ぜます。袋に蓋とハイター液を入れて1時間くらい放置すると、カビをシャワーで洗い流せるようになります。

蓋のカビ取りはこのように手間がかかってしまうので、カビ予防を徹底しておくのがおすすめです。

カビは湿度の高い場所に生えるので、蓋を浴室以外の場所に置くようにするとカビ予防になります。脱衣所や洗面所に、蓋を置くスペースを取ってみましょう。タオル掛け用のハンガーや傘立て用の筒など、蓋を立て掛けるのに便利なアイテムを探してみるのも楽しいですね。

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