「新しくエアコンを設置したときは化粧カバーを付けなかったけど、やっぱり見た目が気になる…」
「屋外配管を保護したいから今からでもカバーを付けたい」
エアコンの化粧カバーは、最初から取り付けるのが一般的ですが、後付けでも取り付けできる場合があります。
ただし、配管の状態や建物の構造、エアコンの年式などによっては難しいケースも少なくありません。
この記事では、後付けが難しい理由や、費用相場、DIYか業者依頼かといった疑問を解消し、あなたが後悔しない選択をするための情報をまとめています。高い費用を払うだけのメリットがあるのか、判断するポイントを解説します。
エアコン配管の化粧カバー取り付けにかかる費用相場は?エアコン配管の化粧カバー取り付けにかかる費用相場は、14,000~20,000円ほどになります。
その内訳は下記の通りです。
- 室外側(2mまで):6,000円~
- 室外側の延長:5,000円/2m~
- 室内側(1mまで):8,000円~
- 室内側の延長:1,000円/1か所~
なお、室内・室外ともに既存のカバーを再利用する場合は、3,000円1/か所~まで費用を抑えることができます。
エアコン配管の化粧カバー取り付けにかかる費用相場については下記で詳しく解説しています。
エアコン配管の化粧カバー取り付けにかかる費用相場
エアコン設置後に室内配管カバーは後付けできる!DIYは可能?


エアコンの化粧カバーや配管カバーは後付けすることができます。
しかし、エアコン本体の取り外し・再取り付けが必要になるため大変割高になってしまうといったデメリットがあります。
化粧カバーや配管カバーの後付けは一見簡単そうに見えますが、実は非常に危険な作業です。
ここからは化粧カバーや配管カバーを後付けする際に、エアコン本体の取り外し・再取り付けが必要になる理由を解説します。
エアコンの化粧カバー(配管カバー)は自分でDIYできるが難易度が高い
エアコンの配管に取り付ける化粧カバーは、市販品を使えばDIYも可能です。
ただし、正しく取り付けないと見た目が悪くなったり雨水が浸入して故障の原因になる可能性があります。
工具や知識が必要なため、仕上がりや安全性を重視するならプロへの依頼がおすすめです。
DIYできるケースとできないケース
エアコンの配管カバーをDIYで設置する際、配管を無理に動かしたり曲げたりすると、以下のようなリスクが考えられます。
- 配管を曲げ直す際に微細なひび割れが生じ、冷媒ガス漏れにつながる
- ドレンホースを傷つけて水漏れを引き起こす
- 断熱材が既に劣化している場合、配管性能そのものが低下する
室内配管にカバーを後付けするには、配管とカバーの接合箇所を正確に合わせなければなりません。既存の配管を無理に曲げるとガス漏れや水漏れが発生するリスクがあるのです。
そのため、以下のような工程がほぼ必須となります。
- エアコン本体を取り外す
- 配管ルートをカバーに合わせて再設計
- 化粧カバーを取り付けながら配管を取り回す
- エアコン本体を再度取り付ける
こうしたトラブルはエアコンの性能低下や故障の原因となる他、素人が作業すると修理費用や再施工の手間が発生して、結果的に専門業者に依頼するよりもコストがかかることもあります。
上記のようなリスクを避けるためには、プロへ依頼する方が安心だと言えるでしょう。
エアコン配管カバーの取り付け|自分でDIYと業者依頼の違い

配管カバーの後付けはDIYも可能ですが、以下のような加工ミスやエアコン損傷のリスクがあります。
- 自宅のエアコン設備に合わせて配管カバーの加工が必要
- 誤ってエアコンを損傷させる可能性がある
一方、業者に依頼すれば設備に合わせた確実な施工と保証が得られます。
費用はかかりますが、失敗のリスクを避けたい方には業者依頼が安心です。
費用のちがい
DIYは一見安く見えますが、工具や脚立、軍手、接着剤など細かな出費が重なり、DIYの方が費用がかさむ場合もあります。
費用の比較はこれらの要素も考慮しつつ、仕上がりや手間なども考えて判断することがおすすめです。
| 項目 | DIYの場合 | 業者依頼の場合 |
|---|---|---|
| 配管カバー本体(2m) | 約2,000〜3,000円 | 約3,000〜5,000円(材料費込み) |
| 工具(ドリル・ドライバー等) | 約5,000〜10,000円(初回のみ) | 0円(業者持参) |
| 取付部品(ビス・ジョイントなど) | 約500〜1,000円 | 費用に含まれることが多い |
| 脚立 | 約4,000〜8,000円(持っていない場合) | 0円(業者持参) |
| 軍手・作業着など | 約500〜1,000円 | 0円(業者持参) |
| 作業時間の目安 | 1〜3時間(慣れによる) | 30分〜1時間 |
| 合計費用(目安) | 約12,000〜23,000円 | 約6,000〜10,000円 |
| 備考 | 工具などがすでにある場合は安く済むが、作業にはある程度のDIYスキルが必要 | 短時間で確実な施工が期待できる。保証付きの場合もある |
DIYと業者依頼では安全性が違う
DIYは工具の扱いや施工経験が無いと、配管やドレンホースの損傷による冷媒ガス漏れや感電を引き起こすリスクがあります。
また、高所作業になる場合は転落などの重大な事故につながる可能性があるため、配管カバーの取り付けを自分で行う場合は細心の注意が必要です。
業者に依頼する場合、電気工事士などの有資格者が作業してくれるため、施工ミスや事故のリスクが大幅に低減し、安全に取り付けを済ませることができるでしょう。
保証やアフターフォローが違う
DIYでの取り付けは、メーカーや業者の工事保障やアフターサービスが一切受けられないため、万が一の施工ミスや故障は全て自己責任かつ自己負担となります。
一方、業者依頼の場合は工事保障がつくことが多く、施工不良やトラブル時も無償で修理対応してもらえるというメリットがあります。
ただし、エアコン本体のメーカー保証と工事自体の保証は別という点には注意しましょう。
DIYでは失敗したときの損失が大きい
DIYでエアコンの配管カバーを取り付ける場合、およそ10,000円~15,000円もの費用がかかります。
もしエアコンの配管カバーの取り付けに失敗した場合は単純に上記の金額分損失になる上に、再施工または業者への依頼でさらに費用が必要になります。
業者に依頼する場合はおよそ14,000円~20,000円の費用が必要になりますが、手間とDIYに失敗した場合のリスクを考えると、依頼によるメリットは大きいと考えられるでしょう。
以下は実際に自分で配管カバーを取り付けようとして失敗した方の体験談です。
施工経験のない方が取り組もうとすると、取り付けに何が必要なのか、どういった手順で取り付ければよいのか判断が難しいので、業者に依頼するのがおすすめです。
| 引用:Yahoo知恵袋 |
~不安な場合は無理せずプロに依頼するのがおすすめ~
自分で配管カバーを設置することも可能ではありますが、少しでも不安を感じる場合は無理せずエアコン取り付け業者に依頼しましょう。
プロに依頼することで次のような安心が得られます。
- 家の配管の配置に合わせた適切な加工がしてもらえる
- 素人が施工するよりも配管損傷のリスクが少ない
- 外壁の高所での作業もしてもらえる
エアコンを新しく取り付けるときは家電量販店に依頼する手もありますが、既設のエアコンの場合はエアコン業者に直接依頼するのがおすすめです。
自分で化粧カバーを後付けする方法~導入編~
前述の通り、すでにテープ巻きで取り付けられた配管はカバーを付けることを想定していません。カバーにおさめようとして無理に曲げたり力を入れたりすると、配管を傷つけてしまうリスクがあるので、基本的にはおすすめできません。
ただしカバー設置に必要な部材は自分で購入できるので、リスクを理解したうえでDIYを試みることは可能です。
もしエアコン本体ごと取り付けしようと考えている場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
自分で化粧カバーを後付けする方法~手順編~
化粧カバーを後付けする手順は下記の通りです。
- エアコンキャップの裏側をビスで止める
- 配管の長さを測り配管カバーをハンドソーやノコギリでカットする
- 配管の裏側にカバーをはめ込む
- 配管カバーの上部をビスで止める
- 配管カバーを水平器で測る
- 配管カバーの下部をビスで止める
- 配管カバーの中央部分をビスで止める
- 化粧カバーの表側をビスで止める
後付けの作業で最も気を付けなければならないことが、配管の損傷です。作業のときに配管を傷つけてしまうと、損傷部分からガス漏れや空気漏れ、ドレン管からの漏水が生じるリスクがあります。
万が一配管やエアコン本体を破損してしまうと、その修理・交換費用が追加で発生することに。結果として、最初から業者に依頼した場合よりも高額になるケースもゼロではありません。
慎重に作業するようにしましょう。
ここからは、エアコン職人の解説動画を参考にしながら、化粧カバーを自分で後付けする方法を画像と一緒に丁寧に解説します。
エアコンキャップの裏側をビスで止める

まずはじめに、エアコンキャップの裏側をビスで2箇所を打ちます。
ポイント
あと付けする場合は、配管があるためビスをまっすぐに打ち込むことができません。
またエアコンキャップによっては、ビス穴にビスを打ち込むことが難しい可能性があります。
その場合はビス穴以外の箇所に対して、斜めの角度でビス打ち込むようにしてください。
配管の長さを測り化粧カバーをハンドソーやノコギリでカットする

次に配管の長さを測ります。配管カバーは、配管の長さに応じてカットする必要があります。
化粧カバーは、配管が問題なく収められる長さに合わせて、ハンドソーやノコギリでカットしてください。
配管の実際の長さより少しだけ短めに化粧カバーをカットするとうまくはめ込むことができます。
配管の裏側に化粧カバーをはめ込む

次に、配管の裏側に化粧カバーをはめこんでいきます。
後付けの作業で最も気を付けなければならないことが、配管の損傷です。作業のときに配管を傷つけてしまうと、損傷部分からガス漏れや空気漏れ、ドレン管からの漏水が生じるリスクがあります。
なるべく配管を動かさないように注意してください。
化粧カバーの上部をビスで止める

次に、化粧カバーの上部をビスで止めます。
ポイント
こちらの手順でもあと付けする場合は、配管があるためビスをまっすぐに打ち込むことができません。
ビス穴以外の箇所に対して、斜めの角度でビス打ち込むようにしてください。
化粧カバーを水平器で測る
化粧カバーの上部を固定したあとは、水平器を使用しながら化粧カバーの角度を調整します。
化粧カバーの下部をビスで止める

化粧カバーの角度を調整できれば、化粧カバーの下部も同じようにビス止めしていきましょう。
化粧カバーの中央部分をビスで止める

続いて、化粧カバーの中央部分をビスで止めていきます。
ビスを打つ箇所は、配管の長さによって異なります。化粧カバーの長さが125cm程度であれば、上下の2箇所と中央部の2個所の合計4箇所を止めておくのが基本です。
化粧カバーの表側をはめ込む

ここまでの手順で、化粧カバーの裏側が固定できれば、化粧カバーの表側をはめ込んでいきます。
化粧カバーの上下のキャップをビスで止める
エアコン配管の化粧カバー取り付けにかかる費用相場

既設のエアコンにカバーを後付けする費用
カバーに合わせた配置になっていないエアコン配管に後付けでカバーをかぶせるのは、配管を傷つけるおそれがあるので推奨されていません。
そのため業者に後付け工事を依頼すると、配管を傷つけないために一度エアコン本体を取り外してから、本体とカバーを取り付けることになります。
そのため、あらためて取り外し・取り付けの料金もかかってしまい、結果として工事料金が高くつきます。
| エアコン取り外し | 4,000~6,000円 |
| エアコン取り付け | 10,000~18,000円 |
| 配管カバー取り付け | 室内:8,000~11,000円
室外:6,000~9,000円 |
少し高い気もしますが、自分でDIYする場合も部材費・工具を合わせて10,000~20,000円ほどかかってしまいます。
この金額さを大きいと捉えるか小さいと捉えるかは人それぞれですが、より安全に故障リスクを避けて施工してもらうための費用だと考えれば、業者に依頼する価値があるのではないでしょうか?
新設するエアコンにカバーを取り付けるときの費用
新たにエアコンを取り付けるときに配管カバーを設置すると、室内側8,000~11,000円、室外側が6,000~9,000円ほどの相場です。そのため合計費用は約14,000~20,000円ほどの相場となります。
ただし今まで使っていた既存のカバーを再利用できるなら、部材費がかからないので、室内・室外ともに3,000~4,000円ほどの相場です。
| 室外側(2mまで) | 6,000~9,000円 |
| 室外側の延長 | 5,000~6,000円/2m |
| 室外側の折り曲げ | 1,000~1,500円/1か所 |
| 室内側(1mまで) | 8,000~11,000円 |
| 室内側の延長・折り曲げ | 1,000~1,500円/1か所 |
見積もり金額などを見るときは、上記の相場表を参考にしてみてください。金額に少し幅がありますが、費用はおおまかに以下の要素で決まります。
- 配管の太さ(2分3分配管より2分4分配管のほうが高額)
- 配管の長さ(室外2m以上、室内1m以上だと追加料金の可能性が高い)
- 配管が曲がる回数(コーナー部品が増えると追加料金がかかる)
配管の太さには「2分3分」と「2分4分」という種類があり、これはエアコンのメーカー・機種によって定められています。2分3分のほうが安くなるからと言って、自由に変更することはできません。
配管カバーを延長する場合、配管の長さに応じてカバーはカットしますが、部材費はカバー1個分の値段になってしまうことが多いです。
配管を曲げる部分は、専用のコーナー部品を追加しなくてはいけません。そのぶんの部材費と作業費が追加となるので、1か所につき1,000~1,500円ほどの追加料金がかかるでしょう。
大手家電量販店の価格設定
大手家電量販店のエアコン取り付けにおける、配管カバー取り付けオプションの料金は以下の通りです。記載しているのは2分3分配管の価格なので、2分4分配管の場合はさらに価格が上がる可能性があります。
ヤマダ電機
|
ケーズデンキ
|
エディオン
参考:施工サービス|エディオン |
ビックカメラ
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ジョーシン
|
ヨドバシカメラ
|
ノジマ
参考:エアコンの設置|ノジマ |
エアコン配管カバー取り付け費用のシミュレーションと見積もり事例
エアコンの配管カバーの取り付けについて、シミュレーションをもとにした見積事例を紹介します。
- 既設エアコンの配管カバーの見積もり事例
- 新設エアコンの配管カバーの見積もり事例
17,000
円
14,000円
20,000円
※ 表示価格は一般的な目安です。実際の料金は配管の状況や業者により異なります。
※ 配管の曲がり箇所やコーナー部品により、追加料金が発生する場合があります。
※ 複数業者の相見積もりを取ることをおすすめします。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
既設エアコンの配管カバーの見積もり事例
| 施工範囲 | 最低価格 | 料金目安 | 最高価格 |
|---|---|---|---|
| 室内のみ | 22,000円 | 30,000円 | 38,000円 |
| 室外のみ | 20,000円 | 27,000円 | 34,000円 |
| 室内+室外 | 28,000円 | 36,000円 | 44,000円 |
既設エアコンに化粧カバーを後付けする場合、一度エアコン本体を取り外してから、カバーと本体を再設置する「脱着作業」が必要になります。そのため、新規設置時に同時に取り付ける場合と比べて費用が高くなります。
上記の表は、標準的な長さ(室内1m、室外2m)の配管を想定した料金です。配管の延長や曲がり箇所の追加が必要な場合は、別途追加料金が発生します。正確な費用については、必ず複数の業者から見積もりを取って確認しましょう。
新設エアコンの配管カバーの見積もり事例
| 施工範囲 | 最低価格 | 料金目安 | 最高価格 |
|---|---|---|---|
| 室内のみ | 8,000円 | 9,500円 | 11,000円 |
| 室外のみ | 6,000円 | 7,500円 | 9,000円 |
| 室内+室外 | 14,000円 | 17,000円 | 20,000円 |
新しくエアコンを設置する際に、同時に化粧カバーを取り付ける場合の費用です。後付けと異なり、エアコン本体の脱着作業が不要なため、工事費を安く抑えることができます。
こちらも標準的な長さを想定した料金であり、配管の延長や曲がり箇所の数によって追加料金がかかる場合があります。デザイン性の高いカバーや特殊な色のカバーを選ぶと、材料費が上がる可能性もあります。
エアコン業者の選び方
エアコン工事を依頼する業者を選ぶ際に確認すべき内容として、以下の3点を解説します。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
実績や口コミ
エアコン業者を選ぶ際に確認すべきポイントの1点目は、実績や口コミです。
エアコン工事の施工実績が多く、さまざまな現場に対応した経験がある業者は、実績がわからない業者と比べて信頼できると言えます。
そのため、業者を選ぶ際は実際に利用した人の口コミや評価をチェックすると良いでしょう。
口コミ評価が高い業者は、丁寧な対応や費用的にも納得のいく対応をしている可能性が高いと考えられます。
費用やサービス内容
エアコン業者を選ぶ際に確認すべきポイントの2点目は、費用やサービス内容です。
エアコン工事にかかる費用が相場と比較して適正かどうかは必ず確認しておきましょう。
相場を知らないまま依頼してしまうと、中には悪質な業者もいるため余分に工事費用がかかってしまう可能性があります。
一方で、相場より極端に低い業者も悪質な可能性があるため、注意しましょう。
費用やサービス内容について相場がわからないという方は、複数社からの相見積もりをとることがおすすめです。
アフターフォローなどの保証
エアコン業者を選ぶ際に確認すべきポイントの3点目は、アフターフォローなどの保証についてです。
施工完了後も、作業に不足がある場合や動作について確認したいといったことが考えられるため、工事後のアフターフォローが充実している業者を選ぶと良いでしょう。
また、工事に納得がいかない場合後に揉める可能性があります。
そういったトラブル時の責任の所在が明確な業者を選ぶことに加えて、実際に工事を行うのが自社スタッフなのか下請け業者なのかについても確認しておくと良いでしょう。
エアコン配管の化粧カバーの役割
「化粧カバー」とは、室外機と室内機をつなぐ配管をおおうカバーのこと。室内の熱い空気を外に出す「冷媒管」と、冷却するときに生まれる水を室外に排出する「ドレン管」という2つの配管をまとめておおいます。
室内配管カバーの後付けは、エアコン本体の取り外し・再取り付けが必要になるため割高で、配管へのダメージリスクも高いのが現実です。見た目重視で焦って工事を依頼すると、費用面だけでなくエアコンの故障リスクでも後悔する可能性があります。
そのため、後悔しないためには本当に化粧カバーが必要なのか理解を深めることが重要になります。
ここからは、エアコンの化粧カバーの役割を解説します。
役割1.配管をすっきり見せて家の景観を保つ

化粧カバーの役割の1つは、配管の見た目をすっきりさせて、室内・室外の外観を美しく保つことです。
カバーをつけない場合、たいてい白色の配管テープが巻かれますが、壁紙や外壁とテープの色合いが異なる場合、ホースの存在がかなり目立ってしまうでしょう。
インテリアにこだわりたい人にとっては、せっかくコーディネートしたお部屋にテープでぐるぐる巻きのホースがぶら下がっているのは少し残念ですよね。
室外機側の配管も、家の外壁を黒やネイビー、茶色などの暗い色にした場合、白いテープはとても目立ってしまいます。
役割2.屋外配管の劣化を防ぐ
化粧カバーには、配管の劣化を防ぐという大事な役割もあります。
特に屋外に伸びている室外機側の配管は、雨風や雪、直射日光などの影響を直接受けるので、室内機側と比べてかなり劣化が早いです。特に台風などの荒れた天気のときにかかる負荷は大きいでしょう。また、野良猫が周りにいると爪とぎに使われて傷つく可能性もあります。
テープが破れたりはがれたりしてくると、その下の断熱材や配管が直接天候の刺激を受けることになり、エアコンの能力の低下につながります。配管自体が傷ついてしまったら最悪ガス漏れや水漏れなどの故障の可能性もあるのです。
エアコン取り付けのプロ探しはミツモアがおすすめ

地域のプロを探す際はミツモアの一括無料見積もりをご利用いただくと手間なくご自身の希望通りの業者を見つけることが可能です。
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料金だけでなく、口コミや実績も確認して、自分に合った業者を選ぶことができますよ。依頼の詳細や質問などはチャットで直接対応してもらえるので、時間や場所を気にせずに相談可能です。
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