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おすすめクラウドストレージ6選!料金や容量・機能を徹底比較

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最終更新日: 2024年06月28日

クラウドストレージとは、ファイルの保管するためにインターネット上に設置された場所です。ファイルサーバーと違いアクセス権限を持っていれば、社内LAN以外からでもアクセスでき、特定のファイルを社外へ共有することもできます。

この記事ではおすすめのクラウドストレージを6つ紹介し、料金や容量、機能を徹底比較します。ぜひ導入検討の参考にしてください。

おすすめのクラウドストレージ6選

クラウドのイラスト

おすすめのクラウドストレージを6つ紹介します。料金や性能を比較しながら利用状況にあったものを選びましょう。

製品名 無料プラン容量 特徴
Googleドライブ 15GB Google製品との高い連携性
Dropbox 2GB 他サービスとの連携が豊富
OneDrive 5GB 他のMicrosoft製品との高い連携性
box 10GB 豊富なセキュリティ対策
Bizストレージファイルシェア 1GB(2週間) 統計情報やアーカイブなど、豊富な有償オプション
PrimeDrive 1GB(30日間) 容量にかかわらず1万人まで利用可
ミツモアの実績イラスト

クラウドストレージ選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のクラウドストレージが見つかります。

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「Googleドライブ」Google製品との高い連携性

Google Drive
公式ページ:Google Drive

Googleドライブは、Google製品との相性の良いクラウドストレージです。

ただし外部ツールと連携できないわけではなく、例えばMicrosoft社のWordファイルはGoogle documentに変換して編集できます。

2段階認証プロセスやシングルサインオン(SSO)などのセキュリティ機能が搭載されており、安心して利用できるでしょう。

またアクセス権はユーザーごとに柔軟に設定でき、ファイルごとの閲覧や編集権限だけでなく、グループを作ってフォルダごとにアクセス権を付けることも可能。細かく権限を管理することで不要なユーザーからのアクセスを防げます。

さらにPCのフォルダとドライブを同期させておけば、わざわざWebブラウザを立ち上げてGoogle Driveのページに保存するといった作業が必要ありません。ローカルフォルダを操作するような感覚で、必要なファイルをスムーズに編集・閲覧ができます。

サポートに関してはヘルプサイトにアクセスして自分の解決したい課題を検索することで、解決策を探し出せるでしょう。

Googleドライブの料金プラン

料金プラン 月額料金 保存容量
無料プラン 0円 15GB/人
Business Starter 680円/人 30GB/人
Business Standard 1,360円/人 2TB/人
Business Plus 2,040円/人 5TB/人
Enterprise 要問合せ 要問合せ

GoogleドライブBusiness Standardの機能

ファイルサイズの上限 5TB 検索機能
共同編集 編集履歴の確認、復元
対応端末 PC(ブラウザ)
androidOS
iOS, iPadOS
ファイル共有機能
ファイルへのコメント 権限設定
2段階認証 データの暗号化

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「Dropbox」他サービスとの連携が豊富

Dropbox
公式HP:Dropbox

DropboxはDropbox Japan社が提供するクラウドストレージで、さまざまなアプリを利用している企業に向いています。

大きなサイズのファイルも、パスワードや有効期限を設定したうえで安全に共有できます。

管理者は各ユーザーがどのファイルを閲覧・編集したかなど、利用履歴を把握できるでしょう。

さまざまな他のアプリケーションと連携できる点も魅力で、例えばZoomやSlack・Adobeサービスなどとも連携が可能です。

また動画の保存や再生に優れており、多くの動画形式をDropbox内で再生できます。そのためわざわざ動画をダウンロードしてから再生する手間がかかりません。

サポートに関しては、プランによってヘルプセンターやコミュニティフォーラム・チャットボット・ライブチャット・メール・電話などさまざまなチャネルで受けられます。

Dropboxの料金プラン

料金プラン 月額料金 保存容量
無料プラン 0円 2GB/人
Plus 1,500円/人 2TB/人
Family 2,500円/家族(6人まで) 2TB/家族
Professional 2,400円/人 3TB/人
Standard 1,800円/人(3人以上必要) 5TB/人
Advanced 2,880円/人(3人以上必要) 必要なだけ購入
Enterprise 要問合せ 要問合せ

Dropbox Standardの機能

ファイルサイズの上限 2GB 検索機能
共同編集 編集履歴の確認、復元
対応端末 WindowsOS
MacOS
LinuxOS
androidOS
iOS, iPadOS
ファイル共有機能
ファイルへのコメント 権限設定
2段階認証 データの暗号化

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「OneDrive」Microsoft製品との高い連携性

One Drive for business
公式HP:OneDrive for business

OneDriveはMicrosoft社が提供するクラウドストレージで、Office 365やTeamsを含めて横断的な検索やファイル共有ができるのが特徴です。

1,090円のプランでは容量無制限で使えるため、格納するデータが多すぎて使える容量がなくなったという問題も避けられるでしょう。

またインターネットに接続されていない状態でも編集が可能で、編集した内容はオンラインに接続した際に自動反映されます。ネットに接続できない場所でもファイル編集ができるので、外出先で業務をする際に役立つでしょう。

セキュリティ面に関しては、2要素認証を使用できます。信頼されていないデバイスでサインインする際には常に追加セキュリティコードの入力を求められるため、アカウントを保護するのに役立ちます。2番目の要素は、電話やテキストメッセージ・アプリのいずれかで作成が可能。

OneDriveもファイル単位でアクセス権を付与できるため、外部のメンバーにファイルを共有する際も安心ですね。

Microsoft365のサポートを利用することで、コミュニティフォーラムやWeb/メールでのサポートを受けられます。

OneDriveの料金プラン

料金プラン 月額料金 保存容量
OneDrive Basic 0円 5GB/人
OneDrive for Business (Plan 1) 540円/人 1TB/人
OneDrive for Business (Plan 2) 1,090円/人 無制限の個人用ストレージ
Microsoft 365 Business Basic 650円/人 1TB/人
Microsoft 365 Business Standard 1,360/人 1TB/人

OneDrive for Business(Plan2)の機能

ファイルサイズの上限 100GB 検索機能
共同編集 編集履歴の確認、復元
対応端末 ブラウザ
WindowsOS
MacOS
androidOS
iOS, iPadOS
ファイル共有機能
ファイルへのコメント 権限設定
2段階認証 データの暗号化

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「box」豊富なセキュリティ対策

box
公式HP:box

boxはBox Japan社が提供するクラウドストレージサービスで、世界的に有名な金融機関でも導入されるほど高いセキュリティが特徴。

ログイン時に強力なユーザー認証が必要なだけでなく、すべてのファイルが暗号化されています。

7段階のアクセス権限も設定でき、機密情報を保存したり共有したりする場合でも安心して利用できるでしょう。

またBoxには自分のフォルダ内でファイルの編集やコメントの追加・ファイルの削除があった際に、メールで通知してくれる機能があります。例えば緊急のコメントがメンバーからあった場合にすぐにメールで通知してくれるため、コメントに対して迅速な対応ができるでしょう。

どの操作で通知するのかや重要度などは自由に設定できるので、複数のメンバーで編集作業する場合などに効果を発揮するはずです。

さらに契約書のレビューフローや有休取得の社内申請フローを自動化でき、コーディングなどの知識がなくても簡単にワークフローを作成できます。

サポートに関しては、まずはヘルプフォーラムでキーワード検索し、これまでに同様の問題がないか確認。そして見つからない場合はコミュニティでサポート要求を送信する、という方法があります。

boxの料金プラン

料金プラン 月額料金 保存容量
無料 無料 10GB/人
Business Starter 550円/人(3~10人のユーザー) 100GB/人
Business 1,980円/人(3人以上のユーザー) 無制限
Business Plus 3,300円/人(3人以上のユーザー) 無制限
Enterprise 4,620円/人(3人以上のユーザー) 無制限
Enterprise Plus 要相談 無制限

box Businessの機能

ファイルサイズの上限 5GB 検索機能
共同編集 編集履歴の確認、復元
対応端末 ブラウザ
WindowsOS
MacOS
androidOS
iOS, iPadOS
ファイル共有機能
ファイルへのコメント 権限設定
2段階認証 データの暗号化

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「Bizストレージファイルシェア」豊富な有償オプション

Bizストレージファイルシェア
公式HP:Bizストレージファイルシェア

Bizストレージファイルシェアは、NTTコミュニケーションズ社が提供する法人向けのクラウドストレージサービスです。統計情報やアーカイブ・削除ファイル復活など、さまざまな有償オプションがあります。

NTTグループのセキュリティ基盤に加え、ウイルスチェックや権限付与、操作ログの閲覧機能などを備えているので安心して利用できるでしょう。

また大容量のファイルをアップロードしURLを共有できるだけでなく、ダウンロードされたかどうかを通知により確認できます。アクセス期間を超過したファイルは自動削除されるので、ストレージの容量を圧迫しません。

さらにシンプルなUIであるため、ITサービスに慣れていない方でも簡単に使えるでしょう。取引先と一緒に使える共有フォルダを作ることも可能です。

Bizストレージファイルシェアの料金プラン

保存容量 月額料金
1GB 無料(2週間)
1GB 16,500円(1,000人まで)
2GB 28,600円(2,000人まで)
3GB 42,900円(3,000人まで)
4GB 57,200円(4,000人まで)
10GB 71,500円(10,000人まで)
100GB 104,500円(10,000人まで)
500GB 165,000円(10,000人まで)
1TB 220,000円(10,000人まで)

Bizストレージファイルシェアの機能

ファイルサイズの上限 2GB 検索機能
共同編集 編集履歴の確認、復元
対応端末 ブラウザ
WindowsOS
MacOS
ファイル共有機能
ファイルへのコメント 権限設定
2段階認証 データの暗号化

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「PrimeDrive」容量にかかわらず1万人まで利用可

PrimeDrive
公式HP:PrimeDrive

ソフトバンク社が提供するPrimeDriveは、情報セキュリティに長けた法人向けのクラウドストレージです。契約容量に関わらず、1万ユーザーまで登録できるのが特徴です。

パスワード付与や暗号化によって情報漏えいのリスクを低減できるだけでなく、管理者は利用履歴を確認できるため不正利用を把握できます。

またiPhoneやiPadを使って外出先からでもアクセス可能。外出先からファイルを自社に送付したり、移動中に顧客に資料を送ったりすることが可能です。

さらに一度開いたファイルをキャッシュに保存することで、オフラインでも効率的にアクセスできます。30日間の無料トライアル(1GB)があるため、実際に使いやすいかどうかを確認してみましょう。

料金体系は容量を追加で購入する形式で、購入した容量に関係なくすべての機能を利用可能です。例えば10GBを200名で利用する場合は、1人当たり月額350円となります。

PrimeDriveの料金プラン

初期費用 30,000円
保存容量 月額料金
1GB 12,000円(10,000人まで)
10GB 69,800円(10,000人まで)
100GB 180,000円(10,000人まで)
200GB以上 要問合せ(10,000人まで)

PrimeDriveの機能

ファイルサイズの上限 1.9GB 検索機能
共同編集 編集履歴の確認、復元
対応端末 ブラウザ
WindowsOS
MacOS
androidOS
iOS, iPadOS
ファイル共有機能
ファイルへのコメント 権限設定
2段階認証 データの暗号化

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クラウドストレージの選び方

クラウドコンピューティング

クラウドストレージを選ぶ際には、「料金とデータ容量」「機能」「対応端末」「セキュリティ対策」の4つを意識して選びましょう。

料金とデータ容量で選ぶ

クラウドストレージを選ぶ際は、料金と使用できるデータ容量を必ず確認しましょう。

注文書や請求書といった文書の保存が中心であれば、数GBでも十分です。しかしたくさんの動画ファイルを扱う場合、数TBの容量が使えるサービスが必要になるでしょう。

以下の記事では、無料や容量無制限のクラウドストレージを比較しています。無料で使用したい場合や容量無制限のものを使いたい場合は参考にしてみてください。

関連記事:無料オンラインストレージ13選を徹底比較!大容量・買い切りサービスも紹介|ミツモア
関連記事:クラウドストレージは無制限がおすすめ!法人向けプランの選び方|ミツモア

機能で選ぶ

クラウドストレージにはデータの保存だけでなく、以下のようにさまざまな機能の確認が必要です。

クラウドストレージを選ぶ際に確認したい機能

  • 共同編集
  • 編集履歴の確認、復元
  • 外部アプリとの連携
  • 共有リンクの作成(外部ユーザーの招待)
  • ファイルへのコメント
  • 管理者や権限の設定
  • 検索機能

共同編集機能があればクラウドストレージ上で同時編集できるため、チームでのファイル管理が楽になります。また共有リンクの機能があれば、外部の人とのファイル共有が簡単に行えます。

またファイルの編集履歴の確認や復元ができれば、誤って操作してしまった場合にも安心です。

対応端末で選ぶ

クラウドストレージによっては利用可能OSが限定されていることがあります。

ブラウザ上でデータの格納や閲覧が可能なサービスであれば、動作環境を選びませんが、アプリが提供されている場合はOSの種類やバージョンが指定されています。

導入前に使用している端末で問題なく動作するかを確認しておきましょう。

セキュリティ対策で選ぶ

クラウドストレージは社外から簡単にアクセスできるため、ユーザーIDやパスワードが漏えいすると第三者が自由にデータを閲覧可能な状態となります。

情報漏洩のリスクを回避するために「データや通信の暗号化」「不正ログインのアラート機能」「2段階認証」など、十分なセキュリティ対策が行われているかどうかをチェックしましょう。

企業によっては個人向けクラウドストレージの利用を禁止している場合もあります。テレワーク用にクラウドストレージを導入する場合は、事前に自社のセキュリティポリシーに適合するサービスかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。

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クラウドストレージでできること

クラウドシステムのイメージイラスト

クラウドストレージを導入することによってできることには以下が挙げられます。

【クラウドストレージでできること】

  • 手軽にファイル共有できる
  • オフラインでも作業を継続できる
  • 複合機と連携し業務を効率化できる
  • 海外とのファイル授受環境をすぐに構築できる
  • 安全にファイルを転送できる
  • 自動でバックアップできる
  • 堅牢性や信頼性を確保できる
  • トラブル発生時の検証や復旧が簡単にできる

手軽にファイル共有できる

クラウドストレージは、インターネットを介してファイルを複数人に共有できます。

従来1つのファイルを複数人で編集する場合は、社内のサーバにファイルを格納する必要がありました。しかしこれだと社外からアクセスできないケースが多く、在宅勤務やテレワークの実現を阻む要因となっていることもあります。

一方クラウドストレージのファイル共有では、社外のクラウドサービスにファイルを格納することになります。そのため社内・社外問わずアクセス可能。

またファイルへのアクセス権の設定や有効期限の設定など、セキュリティレベルも調整できるので情報漏えいのリスクを低減できます。

専用のクライアントツールは必要なく、Webブラウザでアクセスできるケースが多いでしょう。そのため特別な環境構築が不要な点も魅力です。

オフラインでも作業を継続できる

クラウドストレージであれば、インターネットに接続していない状態でもファイルを編集できるようになります。

事前にオフラインでアクセスしたいフォルダを選択しておくと、クラウドストレージによってファイルが自動的にPCへダウンロードされるためです。

オフライン時にユーザーがファイルに変更を加えると、オンラインに戻った際に更新ファイルが自動的にアップロードされます。そのため常に最新バージョンのファイルで作業できるのです。

例えば飛行機や新幹線で移動していてインターネット接続が不安定な場合でも、オフラインとオンラインを意識せずに作業を継続できるでしょう。

複合機と連携し業務を効率化できる

コンビニによく設置されている、コピーやスキャナーなど複数の機能を備えた複合機。この複合機と連携できるアプリケーションを提供しているクラウドストレージもあります。

以前は複合機を使ってスキャンしたファイルをいったん自分のPCへ保存し、その後クラウドストレージへ移動させる必要がありました。しかしこのアプリケーションを活用すれば、スキャンした紙の請求書や名刺データを直接クラウドストレージへアップロードできます。

保存されたファイルは自動でOCR(スキャナなどで読み取った文字を、デジタルデータに変換する機能)処理されます。クラウドストレージ内を検索すれば、スキャンしたファイルを簡単に探し出せるでしょう。

海外とのファイル授受環境をすぐに構築できる

日本語で提供されているクラウドストレージでも、言語設定を変更すれば表示を他の言語(英語など)に切り替えられます。

例えば海外に新しい拠点を開設した際にも、その拠点で使われる言語を指定するだけでOK。契約しているクラウドストレージをすぐに利用できます。

自社でファイルサーバを構築する時間やコストをかけなくても、海外拠点にファイル共有ができる環境をすぐに立ち上げられる点もメリットの1つです。

安全にファイルを転送できる

クラウドストレージ上にアップロードしたファイルのURLを共有相手に送付すると、そのURLからファイルをダウンロードしてもらうことが可能です。

例えばメールでファイルを送信する場合、サイズが大きくて送れない場合がありますよね。クラウドストレージサービスを使えば、ファイルサイズを気にすることなく相手に送付できます。

またメールの場合いつまでもメーラー内にファイルが保存されるので、セキュリティ面で不安が残ります。一方クラウドストレージの多くはダウンロード期限が設定でき、期限を過ぎるとファイルへのアクセスが不可能に。ファイルダウンロードにパスワードを設定すれば、さらに安全性はアップします。

多くのクラウドストレージでは、通信内容を暗号化するSSLの仕組みを採用。データが暗号化されるため、第三者にファイルが漏えいするリスクも低くなります。

自動でバックアップできる

大切なファイルがなくなってしまった・壊れてしまったというリスクを避けるためにも、日々のバックアップは大切です。とはいえバックアップを手動で取ろうとすると、手間がかかるうえに忘れてしまいがちですよね。

多くのクラウドストレージサービスは、大容量のデータバックアップを自動で実行します。バックアップ処理の頻度も柔軟に設定可能。必要な分のストレージ容量を契約すれば良いため、余計な料金も発生しません。

堅牢性や信頼性を確保できる

クラウドストレージは単なるファイルの格納庫ではなく、堅牢(けんろう)性や高信頼性を確保したサービスです。例えば停電時も一定時間電力が供給され、耐震性に優れた建物内で運用されているケースが多いでしょう。

また高い稼働率の保証以外にもさまざまなオプションが用意されています。例えばディスク全体のスナップショットを別のディスクに保存・データ領域を3重化・業務時間を考慮した指定日時でバックアップ、といった機能など。

クラウドサービスにデータを保存しておけば、問題が発生してもバックアップから復旧できるケースが多いでしょう。

1拠点のバックアップだけで安心できない場合は、遠隔地を指定してデータを保存できるクラウドストレージを検討してみてもいいですね。

トラブル発生時の検証や復旧が簡単にできる

企業向けのクラウドストレージには、ユーザーの細かい操作履歴を確認できる機能が実装されています。

誰が・いつ・どのファイルを操作したかをすべて参照することが可能です。そのため万が一トラブルが発生した場合でも、その履歴をトレースすることで原因の発見や再発防止策を立案できるでしょう。

テレワークの際にチームでファイルを共有している場合は、この点も重要なポイントとなります。

またファイルの過去のバージョンをいくつ残しておくかも設定できます。ファイルを間違って削除・更新してしまった場合でも、過去のバージョンから復旧できますよ。

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