中小企業向けのオンラインストレージおすすめ8選！特徴や機能で徹底比較

容量の大きなファイルを素早く共有できるオンラインストレージ。適切なファイル管理や業務効率化の実現に向けて、導入したいと考えている中小企業の方も多いのではないでしょうか。

この記事では中小企業向けオンラインストレージの中から、おすすめの8サービスをご紹介。特徴や機能で徹底比較しました。ぜひ、比較・検討の一助にしてください。

中小企業向けのオンラインストレージおすすめ8選

中小企業におすすめのオンラインストレージを8製品紹介します。各製品紹介では、中小企業の利用にぴったりな料金プランの仕様もあわせて解説します。

「Stock」誰でも使えるシンプル設計、IT初心者の多い中小企業におすすめ

• チームごとの情報がストックされて、チャットのように流れることがない
• 削除したデータも30日間保存されるので誤削除のリスクが低下
• オフラインでも「ノート」「タスク」の機能を利用可能

「チャットだと見たい項目が流れてしまう」や「フォルダだとアクセス性が悪い」などの悩みを解決できるのがStockです。シンプルなUIでやり取りが流れることはなく、ノートを開けば、すぐに必要なファイルにアクセスできます。IT初心者が多い企業でも、使いやすいでしょう。

タスク管理やメッセージのやり取りもできるため、コミュニケーションツールとしても使えます。料金プランはフリープランを含む全部で9つあります。企業規模や必要な機能に合わせて、最適なプランでを契約できるのがメリットです。

※1 ユーザー数300人以下かつ容量2,950GBまでは従量課金制。301人を越える場合は要お問い合わせ。

「Google Workspace」共有ファイルでリアルタイム編集が可能、チームの連携力UP

• 共有カレンダーで社員スケジュールを簡単に把握
• ファイルを更新すると自動でドライブに保存される
• 管理コンソールでセキュリティ設定や、端末の管理を一元化できる

あらゆるGoogleのアプリを使えるプラットフォームです。カレンダーは社員同士で共有できるため、各メンバーの予定を、素早く把握できます。

ドキュメントやスプレッドシートなどの作業は、リアルタイムでドライブに保存され、同時編集も可能です。管理コンソールを使えば、ユーザー権限の設定や2段階認証などの、セキュリティ対策もできます。14日間の無料トライアルも利用可能です。

※1 Enterpriseプランを利用する場合ユーザー数は無制限。Enterpriseプランの価格は要お問い合わせ。

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「DropBox Business」大容量のデータをスムーズに共有

• Dropbox Advancedプランなら5,000GB以上のストレージを購入できる
• ファイル転送時にパスワードと有効期限の設定が可能
• Dropbox Signの利用で法的拘束力のある電子署名依頼を使える回数が増える

電子署名や自動バックアップ、管理者ツールによるセキュリティ設定など、ビジネスシーンでの活用を想定したストレージサービスです。GoogleアプリやMicrosoft 365と連携が可能で、大容量のファイルの送信にも向いています。

プランによって無料トライアルの有無が異なるので、注意しましょう。Standard・Advancedはトライアルあり、Standard + DocSendはトライアルなし、Enterpriseは問い合わせが必要です。

「OneDrive for Business」オフィスソフトとの相性抜群

• Microsoft 365との相性がよく、共有されたファイルを自分のフォルダにまとめられる
• モバイルアプリを用いればスマホで撮影した写真のアップロード・保管も可能
• サポートセンター・技術者コミュニティなど相談先が多い

Microsoftが提供するストレージサービスで、Microsoft 365との相性は抜群です。リモートワークの中心的存在であるTeamsとの連携は素晴らしく、リンクを生成することで、容易にファイルの共有・アクセス権限設定ができます。

スマホからのアクセスも可能で、オフラインで編集した内容は次回のインターネット接続時に、自動で同期されます。1カ月間の無料トライアルが利用できます。

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「コワークストレージ」中小企業に合わせた性能や料金プランでムリなく使える

• データの保管場所は国内なので安心
• Windowsエクスプローラーと同じような操作性で、社員の教育コストが掛からない
• 階層構造ごとに権限付与が可能

国内企業であるNTT東日本が提供するサービスのため、データの保管場所は国内である安心感があります。Windowsエクスプローラーのような使用感なので、IT初心者でも難なく使いこなせるでしょう。

目的によって、社内・パーソナル・プロジェクトの3つのフォルダを使い分けられます。部署ごとや役職ごとにアクセス権限を設定できるため、セキュリティ対策も問題ありません。

「box」強固なセキュリティ、社外秘の文書も安心して保管できる

• 業界標準や規制要件に準拠することで高度なセキュリティを実現
• ユーザー権限は7段階で設定可能
• Business以上のプランなら最大ユーザー数の制限なし

メジャーなアプリとの互換性が高く、その数は1,500以上です。他社のアプリを使う企業同士でも、容易にファイル共有が可能で、業務を効率化してくれるでしょう。

ユーザー権限は「編集者」「ビューアー」など7段階で設定可能なため、柔軟で細かいセキュリティ対策が取れます。Business以上のプランであれば、最大ユーザー数の上限がないため、社員の増加が見込まれる会社でも導入しやすいでしょう。

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「使えるファイル箱」社員数が増えてもコスパよく使い続けられる

• プランに縛られずユーザー数はすべて無制限
• 管理者権限があれば遠隔でデータの削除が可能
• 最短即日での利用が可能なケースも

ユーザー数は全プラン無制限のため、社員が増えてもコストが増えない点が特徴です。Windowsはエクスプローラー、MacはFinderでそのまま使えるため、新たに操作を覚える必要はありません。

最短即日で導入可能なケースもあり、すぐに導入したい企業にはうってつけです。シンプルながらアクセス権限の一元管理やスマホとの連携など機能性も高く、電話・チャット・メールでのサポートに対応しています。

「Everidays」お気に入り機能でファイルを見つけやすく

• 社内外のチームとワークスペースごとにデータを共有
• チャットワークやSlackと連携すれば、Eeridaysから共有リンクとメッセージの送信が可能
• ダウンロードの手間なくファイルを直接開ける

共有したいメンバーごとにワークスペースを作り、そこでデータを共有します。ファイルは端末内のアプリ内で開けるうえ、チェックイン・チェックアウト機能により、同時編集をロックできます。

ファイルは国内のデータセンターで保管するため、海外に流出するリスクを防げるでしょう。また端末との自動同期をあえて行わないことで、データの持ち出しを防ぐことも可能です。

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中小企業向けオンラインストレージの選び方

中小企業向けのオンラインストレージを選ぶ際は、ストレージ容量や料金体系、サポート体制に注目して比較しましょう。

ストレージ容量が自社の利用目的と合っているか

「○○GB」や「○○TB」「無制限」などサービスごとにストレージ容量が異なるため、自社の目的に合っているか確認が必要です。

例えばテキストファイルのみの共有であれば少ない容量で対応できます。しかし画像や動画など大きなファイルを共有する場合は、十分なストレージ容量のあるサービスを選びましょう。

また将来的に容量を拡張する可能性があるなら、容量を追加した場合のプラン料金をあらかじめ計算しておくと安心ですよ。

料金体系が自社に合っているか

オンラインストレージの料金プランは「ユーザー数に対しての課金」と「ストレージ容量に対しての課金」の大きく2つに分けられます。

ユーザー数に対して課金するサービスを選んだ場合、利用する人数分だけ料金を払えば一定のストレージ容量を利用できます。

一方ストレージ容量に対して課金する場合、基本的に利用ユーザー数は無制限です。そのためユーザーが多いほど1人あたりの料金は安くなります。

無駄なコストを生まないためにも、自社の社員数や必要なストレージ容量を確認し、自社に最適な料金プランを選びましょう。

サポート体制は十分か

中小企業の場合、ITに詳しい人がいないこともあるでしょう。分からないことがあったときに、すぐサポートを受けられるかもチェックポイントです。

オンラインストレージを導入する際は、初めの権限設定が重要です。ファイルにアクセスできるユーザーを制限しないと、不適切な人が機密情報にアクセス・編集できるようになってしまいます。

企業の信用に関わるセキュリティ事故を起こさないためにも、サポート体制の充実度をしっかりと調べましょう。

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中小企業向けのオンラインストレージで業務を効率化しよう

中小企業でオンラインストレージを運用するなら、会社の規模に合わせてプランを柔軟に選べる製品がおすすめです。成長企業であれば、ユーザーの追加やプラン変更が可能なものを選ぶとより使いやすいでしょう。

システム担当者が不在の場合は、サポート付きの製品を契約することもポイントです。

機能面やプラン、サポート体制で比較して、自社の規模に合ったオンラインストレージを導入しましょう。

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