テキストや画像・動画など取り扱うのデータ量が多い場合に便利なのが、容量無制限のクラウドストレージ。
この記事ではおすすめの容量無制限クラウドストレージを6つ紹介し、料金や機能を徹底比較します。ぜひ導入検討の参考にしてください。
容量無制限のクラウドストレージ6選
おすすめの容量無制限クラウドストレージを6つ紹介します。料金や性能を比較しながら利用状況にあったものを選びましょう。
製品名 | 特徴 |
DropboxBusiness | 他サービスとの連携が豊富 |
box | すべてのプランが容量無制限 |
Fleekdrive | 日本製のクラウドストレージでサポートが充実 |
Googledrive | Google製品との高い連携性 |
Nextcloud | 自前のサーバーに無料でクラウドストレージを作成 |
fileforce | エクスプローラーからアクセス可能 |
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「Dropbox Business」他サービスとの連携が豊富
ZoomやSlack・Adobeなどの他アプリケーションと連携が豊富のDropbox Businessでは「Advanced」「Enterprise」プランで容量無制限でクラウドストレージを利用できます。
1回で最大100GBのファイルを転送できるので、作業の効率化も期待できるでしょう。ユーザー3人以上から利用可能です。
ログイン時の二段階認証やデータの保存・送信には、暗号化が適用されるなど、安心度の高いセキュリティ対策を行っています。また万一データを誤って削除してしまっても、180日間は復元が可能です。
【Dropbox Businessの容量無制限プラン】
料金プラン | 月額料金 |
Advanced | 2,880円/人(3人以上必要) |
Enterprise | 要問合せ |
【Dropbox Advancedの機能】
ファイルサイズの上限 | 100GB | 検索機能 | 〇 |
共同編集 | 〇 | 編集履歴の確認、復元 | 〇 |
対応端末 | WindowsOS MacOS LinuxOS androidOS iOS, iPadOS |
ファイル共有機能 | 〇 |
ファイルへのコメント | 〇 | 権限設定 | 〇 |
2段階認証 | 〇 | データの暗号化 | 〇 |
「box」すべてのプランが容量無制限
アメリカ発のboxは「Businessプラン」のすべてのストレージ容量が無制限です。最もリーズナブルな「Business」でも、1回のアップロード容量上限が5GBなので、図表や画像入りの資料もスピーディーに処理できます。
利用は3人以上からとなっていますが、人数の上限はありません。チーム作業もスムーズに行えるでしょう。データの暗号化や二要素認証など、セキュリティ対策も強固です。
【boxの容量無制限プラン】
料金プラン | 月額料金 | ファイルサイズ上限 |
Business | 1,881円/人(3人以上) | 5GB |
Business Plus | 3,135円/人(3人以上) | 15GB |
Enterprise | 4,620円/人(3人以上) | 50GB |
Enterprise Plus | 要問合せ | 150GB |
【box Businessの機能】
ファイルサイズの上限 | 5GB | 検索機能 | 〇 |
共同編集 | 〇 | 編集履歴の確認、復元 | 〇 |
対応端末 | ブラウザ WindowsOS MacOS androidOS iOS, iPadOS |
ファイル共有機能 | 〇 |
ファイルへのコメント | 〇 | 権限設定 | 〇 |
2段階認証 | 〇 | データの暗号化 | 〇 |
「Fleekdrive」日本製のクラウドストレージでサポートが充実
「Fleekdrive」は日本のベンダーが提供する、クラウドストレージサービスです。日本語でサポートを受けたり、問い合わせができたりするので安心です。使い方や活用方法をレクチャーしてくれる、セミナーやイベントも充実しています。
Fleekdriveの容量無制限プランは、ユーザー10人以上から利用可能な「Enterprise」です。ファイル共有や共同編集、権限設定などに加え、監視項目を設定しておくと、不審なユーザーアクションを検知・通知する監査機能などが利用できます。
30日間の無料トライアル期間があるので、機能や使いやすさを実際にチェックできるのもメリットです。
【Fleekdriveの容量無制限プラン】
料金プラン | 月額料金 |
Enterprise | 4,000円/人(10人以上) |
【Fleekdrive Enterpriseの機能】
ファイルサイズの上限 | 40GB | 検索機能 | 〇 |
共同編集 | 〇 | 編集履歴の確認、復元 | 〇 |
対応端末 | ブラウザ WindowsOS MacOS iOS, iPadOS |
ファイル共有機能 | 〇 |
ファイルへのコメント | 〇 | 権限設定 | 〇 |
2段階認証 | ー | データの暗号化 | 〇 |
「Google drive」Google製品との高い連携性
Google driveの容量無制限は、Google Workspaceの「Enterprise」プランで利用できます。Google Workspaceは、GmailやGoogle カレンダーなどが含まれる組織向けオンラインアプリケーションセットです。
ドキュメントやスプレッドシート、スライドなどのGoogle製品とも相性が良いことが特徴です。
2段階認証プロセスやシングルサインオン(SSO)などのセキュリティ機能が搭載されており、安心して利用できるでしょう。
サポートに関してはヘルプサイトにアクセスして自分の解決したい課題を検索することで、解決策を探し出せるでしょう。
【Google Workspaceの容量無制限プラン】
料金プラン | 月額料金 |
Enterprise | 要問合せ |
【Google Workspace Enterpriseの機能】
ファイルサイズの上限 | 5TB | 検索機能 | 〇 |
共同編集 | 〇 | 編集履歴の確認、復元 | 〇 |
対応端末 | PC(ブラウザ) androidOS iOS, iPadOS |
ファイル共有機能 | 〇 |
ファイルへのコメント | 〇 | 権限設定 | 〇 |
2段階認証 | 〇 | データの暗号化 | 〇 |
「Nextcloud」自前のサーバーに無料でクラウドストレージを作成
「Nextcloud」は自前のサーバーに無料でクラウドストレージを作成できるオープンソースソフトウェアです。
企業や大学独自のセキュリティポリシーに合わせて安全な運用ができます。
構築や管理に専門知識や手間が必要ですが「現在、サーバーを利用しており容量は問題ないが、外出先からのアクセスや共同作業を行いたい」という場合におすすめです。
【Nextcloudの機能】
ファイルサイズの上限 | 無制限 | 検索機能 | 〇 |
共同編集 | 〇 | 編集履歴の確認、復元 | 〇 |
対応端末 | ブラウザWindowsOS MacOS androidOS iOS, iPadOS |
ファイル共有機能 | 〇 |
ファイルへのコメント | 〇 | 権限設定 | 〇 |
2段階認証 | 〇 | データの暗号化 | 〇 |
「fileforce」エクスプローラーからアクセス可能
fileforceはエクスプローラーから操作ができるクラウドストレージです。「Enterprise」プランでは10ID以上から、必要に応じて容量を追加できます。
PCにインストールすることで、エクスプローラー上に物理ストレージのように表示されます。そのためクラウドに慣れていなくても、PCの内部ストレージを操作する感覚で使用可能。
またMicrosoft365との連携によって共同編集ができます。ブラウザ上で動作するため、OSを問わずに作業可能です。
他にもファイルをオンライン編集のみにすれば、ファイル持ち出し制御もできます。
【fileforceの容量無制限プラン】
料金プラン | 月額料金 |
Enterprise | 要問合せ |
【fileforceの機能】
ファイルサイズの上限 | 10GB(20GBまで拡張可能) | 検索機能 | 〇 |
共同編集 | 〇 | 編集履歴の確認、復元 | 〇 |
対応端末 | PC(ブラウザ) androidOS iOS, iPadOS |
ファイル共有機能 | 〇 |
ファイルへのコメント | 〇 | 権限設定 | 〇 |
2段階認証 | 〇 | データの暗号化 | 〇 |
容量無制限のクラウドストレージの選び方
容量無制限のクラウドストレージを選ぶ際は「ファイルサイズの上限」「機能で選ぶ」「対応端末」「セキュリティ対策」の4つを意識して選びましょう。
ファイルサイズの上限で選ぶ
容量無制限のクラウドストレージでも、1ファイルあたりの容量に上限が設けられていることがあります。
高画質の動画ファイルなどのファイルサイズの大きいものを保存する可能性がある場合は、特に注意して確認しておきましょう。
機能で選ぶ
クラウドストレージにはデータの保存だけでなく、以下のような機能の確認が必要です。
【クラウドストレージを選ぶ際に確認したい機能】
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共同編集機能があればクラウドストレージ上で同時編集できるため、チームでのファイル管理が楽になります。また共有リンクの機能があれば、外部の人とのファイル共有が簡単に行えます。
またファイルの編集履歴の確認や復元ができれば、誤って操作してしまった場合にも安心です。
他にも検索機能があれば、膨大なファイルから目的のものを素早く探し出せるでしょう。
対応端末で選ぶ
クラウドストレージによっては、利用可能OSや端末が限定されていることがあります。
ブラウザ上でデータの格納や閲覧が可能なサービスであれば、動作環境を選びませんが、アプリが提供されている場合はOSの種類やバージョンが指定されています。
導入前に使用している端末で問題なく動作するかを確認しておきましょう。
セキュリティ対策で選ぶ
クラウドストレージは社外から簡単にアクセスできるため、ユーザーIDやパスワードが漏えいすると第三者が自由にデータを閲覧可能な状態となります。
情報漏洩のリスクを回避するために「データや通信の暗号化」「不正ログインのアラート機能」「2段階認証」など、十分なセキュリティ対策が行われているかどうかをチェックしましょう。
企業によっては個人向けクラウドストレージの利用を禁止している場合もあります。テレワーク用にクラウドストレージを導入する場合は、事前に自社のセキュリティポリシーに適合するサービスかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。
クラウドストレージの無制限プランは比較して選ぼう
クラウドストレージはデータを保管するだけでなく、消失のリスク軽減や分散、業務の効率化など、さまざまなメリットのあるサービスです。
働き方の多様化に伴って、今後ますます企業の導入が増えることが予想されます。特に多くのデータを扱う企業や、ペーパーレス化を推進したい企業には、容量無制限のプランがおすすめです。
複数のクラウドストレージサービスを比較して、自社に合うものを選ぶとよいでしょう。
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