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OneDriveの料金体系とは?導入メリットやおすすめしたい企業も解説

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最終更新日: 2025年09月24日

ファイル共有やデータ管理を効率化しようと、OneDrive(ワンドライブ)の有料プラン導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

会社全体で使いたいけれど、「実際にかかる料金は?」「ビジネス向けだとどこまで便利に使える?」と悩みは尽きません。

この記事では、法人利用を想定したOneDriveのプラン別料金や特徴をわかりやすく解説し、導入メリットや選び方のポイントもあわせてご紹介します。コストとセキュリティを両立したいビジネス利用者の方はぜひ参考にしてください。

OneDriveの料金体系

オフィスでデスクワーク中の女性

OneDriveを導入する際に最も気になるのが、実際にどのくらいの費用がかかるのかという点です。ここでは、個人向け・法人向けそれぞれの料金プランや、容量ごとの価格、追加オプション費用など、OneDriveの料金体系をわかりやすく解説します。

個人向けの料金体系

プラン 月額費用 ストレージ数
無料プラン 0円 5GB
Microsoft 365 Personal 1,490円 1TB
Microsoft 365 Family 2,100円 6人まで、1人あたり1TBずつ付与

OneDriveの無料Basicプランは、5GBまでのストレージがあり、個人のファイル保存や写真・ドキュメントのバックアップなど、容量を多く必要としない使い方には十分対応できます。

ちょっとした作業記録や外出先からの一時的なデータ保存には便利ですが、5GBという容量はビジネスで本格的に使うにはどうしても限界があります。特に複数人で業務資料を共有・管理したい場合や、大きなファイルを扱う業務用には物足りなさを感じやすいでしょう。

一方で、有料のMicrosoft 365 PersonalやFamilyプランに加入すれば、1ユーザーにつき1TB(1,024GB)の大容量ストレージが利用できます。さらに最新のOfficeアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)も使えるため、PCやスマホ、タブレットからどこでも効率よく資料作成やファイル管理が可能になります。家族やチームでも活用しやすく、オンライン業務の幅が広がるのが魅力です。

法人向けの料金体系

プラン 月額費用 ストレージ数
OneDrive for Business(Plan 1) 650円/ユーザー 1TB/ユーザー
OneDrive for Business(Plan 2) 1,090円/ユーザー 1TB/ユーザー
Microsoft 365 Business Basic 900円/ユーザー 1TB/ユーザー
Microsoft 365 Business Basic 1,560円/ユーザー 1TB/ユーザー

OneDrive for Businessはビジネス向けのクラウドストレージで、Plan 1では1ユーザーあたり1TBの大容量を利用でき、業務資料や画像・動画など幅広いファイルの保存や安全な社内外共有が可能です。アクセス権限も細かく設定でき、Officeアプリとの連携によりリアルタイム共同編集やコメントもスムーズ。万が一の上書きミスでもバージョン管理機能で安心です。

Plan 2ではストレージ容量が実質無制限(一部条件あり)となり、監査ログや高度なデータ保護など強力なセキュリティ機能も追加。膨大なデータ管理や厳格な情報統制が求められる企業に最適です。

「Microsoft 365 Business Basic」や「Standard」では、OneDrive 1TBに加え、OfficeアプリやTeamsなどのグループウェア機能も利用可能。多様な働き方やチームでの情報共有に対応できる充実したプランです。

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OneDriveを導入するメリット

デスクワーク中の女性

OneDriveは、ただファイルを保存・共有できるだけでなく、ビジネスやチームの業務効率を大きく向上させるさまざまな強みを持っています。ここでは、他のクラウドストレージと比べてOneDriveならではのメリットをわかりやすくご紹介します。

Microsoft 365・Windowsとの圧倒的な連携力

OneDriveの最大の魅力は、Microsoft 365やWindowsとの優れた連携力にあります。Word・Excel・PowerPointなどのOfficeアプリと自動で同期されるため、たとえば作成中の資料を編集後に保存すると、そのままOneDriveへ安全にアップロードできます。

Windowsパソコンを使っている場合、エクスプローラー内にOneDriveフォルダが標準で表示され、普段のファイル操作と全く同じ感覚で使えるため、新しいツール導入に不安のあるスタッフにも安心です。

また、メールにファイルを添付することなく、クラウド上で簡単かつ安全に資料共有や受け渡しができるので、業務の効率とセキュリティが大幅に向上します。特にMicrosoft製品を日常的に使っている中小企業やチームでは、導入効果をすぐに実感できるでしょう。

簡単導入&社内ファイル共有・バックアップの自動化

OneDriveの導入は非常に手軽で、アカウント発行後すぐに利用を開始できます。専門的なサーバー設定や複雑な初期設定は一切不要で、誰でも簡単に使いこなせます。パソコンから保存したいファイルをドラッグ&ドロップするだけで、即座にクラウド上に自動保存され、指定したフォルダごと社内メンバーと共有できます。

また、PCやスマートフォンで保存したデータも自動的にバックアップされるため、万一パソコンが故障したり紛失した場合でも、重要なファイルをすぐに復元可能です。

従来の「USBでの受け渡し」や「個人PCへの保存」など面倒な運用から脱却し、管理の手間やミスによるデータ消失のリスクを大幅に低減できるのも、大きな魅力です。

ファイル共同編集・複数人作業でも上書きトラブルを防げる

OneDriveの大きな魅力の一つは「リアルタイム共同編集機能」です。WordやExcelのファイルを複数人で同時に編集しても、誰がいまどこを作業しているのかが画面上で分かりやすく表示され、加えた内容も即座にすべてのメンバーに反映されます。

そのため「どれが最新版か分からない」「他の人の編集と上書きでデータが消えてしまった」といった従来ありがちなトラブルを未然に防ぐことができます。さらに、ファイルには自動で「バージョン履歴」が残るので、必要に応じて過去の状態にいつでも戻せて安心です。

資料作成や契約書の見直しなど、複数人で編集を重ねる業務シーンでも、情報共有と業務効率が大きく向上します。特に中小企業やチームでの共同作業が多い職場では、その効果をすぐに実感できるはずです。

細かな権限&安全な外部共有で社外コラボも安心

OneDriveは、ファイルやフォルダごとに「誰がアクセスできるか」「どこまで操作できるか」をきめ細かく設定できる柔軟性が特長です。

社外のパートナーや取引先と資料を共有する場合も、招待した特定の相手だけにアクセスを許可したり、「閲覧のみ」「編集可能」など用途に応じて権限を簡単に切り替えられます。

さらにパスワード付きリンクやアクセス有効期限の設定もできるため、意図しない情報漏えいのリスクをしっかり抑制できます。共有ファイルを毎回メール添付する必要がなくなり、最新版のやり取りや誤送信の不安も大幅に減ります。こうした安全かつスムーズな外部共有環境を手軽に実現できるのは、OneDriveならではの大きなメリットです。

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OneDriveがおすすめな人・会社は?

ビジネス デスクワーク

OneDriveは多機能で柔軟なクラウドストレージですが、特にどのような人や会社に適しているのでしょうか。ここでは、OneDriveの特性や強みを踏まえ、導入することで大きなメリットを感じられる利用者や企業のタイプを具体的にご紹介します。

社内外でファイル共有や共同作業が多いチーム

OneDriveは、社内外を問わず頻繁にファイル共有や共同作業を行うチームにとって理想的なサービスです。

例えば、取引先やクライアントと進行中の資料を共有しながら、複数人が同時に同じWordやExcelファイルを編集できるため、内容の追加や修正がリアルタイムで反映され、コミュニケーションも格段にスムーズになります。コメントのやりとりも簡単で、一人ひとりの編集内容や履歴がはっきり残るため、「誰が・いつ・どこを直したか」がすぐに分かります。

さらにバージョン履歴機能により、万が一のミスやトラブルが起きても過去の状態に戻せるので安心感も抜群。メールによるファイル送付の手間や、誤送信リスクも大幅に減らせるため、業務の効率とセキュリティを高めたいチームには特におすすめです。

中小企業・少人数でもセキュリティとコスパを重視したい会社

OneDriveは、少人数のチームや中小企業でも手軽に導入・運用できるのが大きな魅力です。有料プランはユーザーごとの契約なので、必要な人数分だけ無駄なくライセンスを追加でき、初期費用や毎月のランニングコストを最小限に抑えられます。

さらに、大切な会社データはMicrosoft社の強固なセキュリティ環境でしっかり守られ、ファイルやリンク単位で詳細なアクセス権限設定が可能なので、情報漏えいのリスク対策も万全です。

月額数百円から利用を始められ、無料トライアルも用意されているため、「コストを抑えつつ安心・安全にクラウド化を進めたい」という中小規模の企業には最適な選択肢と言えるでしょう。

PC故障や災害等のリスク対策も備えたい企業

パソコンやサーバーが突然故障してしまっても、OneDriveにファイルを保存しておけば、インターネットにつながる環境さえあればすぐにデータの復旧が可能です。

さらに、火災や水害、盗難といった予期せぬ災害が発生した場合でも、クラウドに定期的なバックアップがとれていれば大切な業務データや顧客情報を簡単・確実に守れます。こうしたリスク対策は、中小企業にとって社内データや資料を守る「保険」の役割を果たし、安心感を与えてくれます。

BCP(事業継続計画)の強化という視点からも、万が一のときに事業が止まらない仕組みを手軽に構築できるOneDriveの導入は、非常に有効な方法といえるでしょう。

テレワークや外出先でスマホ・タブレット活用が多い企業

外回りの多い営業チームや、テレワークを推進したい企業にとって、OneDriveは非常に頼れるツールです。スマートフォンやタブレット専用アプリを使えば、出先や自宅などどんな場所からでも、社内の資料やファイルに瞬時にアクセスして閲覧・編集ができます。

たとえば、営業先で受け取った資料や現場で撮影した写真も、その場ですぐにアップロードでき、チーム内で共有が完了します。これにより、移動中やオフィス外でも業務が滞ることなく進められます。

オフィスのデスクに縛られず、常に「会社のフォルダ」に安全にアクセスできる柔軟な環境構築を目指す企業にとって、OneDriveは最適なソリューションです。

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OneDriveを導入するうえでの注意点

OneDriveは便利で多機能なクラウドストレージですが、導入や運用時には気をつけておきたいポイントもあります。ここでは、スムーズに活用するために知っておきたいOneDrive特有の注意点や、運用設計で失敗しがちな落とし穴について解説します。

Microsoft 365・SharePointとの使い分け

OneDriveは、個人や少人数グループでのファイル保存・共有に非常に適しており、手軽かつ直感的に使えるのが特長です。しかし、部署全体や大規模なプロジェクトで多くのメンバーと情報を共有・管理したい場合には、Microsoftの「SharePoint」と併用することで、より効率的で組織的な運用が可能になります。

たとえば、「個人で作成・管理する作業ファイルや個別の業務資料はOneDrive」「全メンバーで閲覧・編集する規則集・マニュアル・会議議事録・プロジェクト用フォルダなどはSharePoint」といった役割分担が明確になると、情報整理や検索もしやすくなります。

Microsoft 365の契約があればどちらも利用できるため、自社の働き方や共有ルールに合わせて最適な使い分けを考え、事前に管理範囲や運用ルールを決めておくことで、無理なく円滑な情報共有体制を実現できます。

権限設定と共有ルールのポイント

クラウドサービスは利便性が高い反面、共有範囲や権限設定が曖昧だと情報漏えいや誤った上書き・削除などのトラブルが発生するリスクもあります。

OneDriveでは、ファイルごと・フォルダごとに「閲覧のみ」や「編集可」など細かく権限を設定でき、パスワード付きリンクや有効期限の設定も行えるため、安心して運用できます。特に社外とのファイル共有時は、共有先を限定したりパスワードを必ず設定するなど、セキュリティ対策を徹底しましょう。

また、社内では「重要ファイルは共有履歴を管理する」「定期的にアクセス権限を見直す」などのルールを事前に整備し、全員に周知徹底することが大切です。運用マニュアルやチェックリストを用意しておけば、トラブル防止とセキュリティ強化の両立が図れます。

容量プランと運用ルールの選び方

OneDriveは選択するプランによってストレージ容量や利用できる機能が大きく異なります。そのため、導入前に自社の利用人数や保存したいデータの種類・データ量をしっかりと把握し、それに合った最適なプランを選ぶことが重要です。

営業資料や顧客データなど長期保存が必要な企業は、無制限や大容量プランが適していますが、少人数や取り扱いデータ量が少なければ1TBでも十分対応できます。また、将来的に容量が不足した場合のアップグレード手順や追加ストレージの導入方法なども前もって決めておくと安心です。

さらに、古いデータや不要なファイルを定期的に整理・削除する運用ルールや、「何年分のデータを保存するか」といった保管ガイドラインを策定すれば、無駄なコストを抑えつつ、業務効率も高めることができます。

OneDrive(ワンドライブ)は単なるデータの保管場所ではありません。ビジネスに活用できるさまざまな機能を備えています。主にどんなことができるのか見ていきましょう。

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OneDrive(ワンドライブ)で作業効率をアップしよう

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時間や場所、デバイスを選ばず、必要なデータにアクセスできるOneDrive(ワンドライブ)は、積極的にビジネス活用したいサービスです。

フレックスタイム制や在宅勤務など、勤務形態が多様化しても、作業効率の向上が期待できます。またデータのバックアップにも使えて、初期費用もかかりません。クラウドストレージを導入するなら、候補の1つとして検討することをおすすめします。

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