「更新審査までに提出できる受講記録を、どのサービスで残せるのか判断できない」
「督促メールを手作業で送り続ける運用が、次の審査までもたない」
「月額料金の見積もりを取ったら、教材制作費や問い合わせ対応で総額が跳ね上がりそう」
情報セキュリティ研修の担当になって、こんな悩みを抱えていませんか?
情報セキュリティを学べるeラーニングシステムを導入すれば、受講記録の作成から督促、監査レポート出力までまとめて対応できます。ただし製品選びを間違えると、審査で使える記録が残らないままになり、稟議書のやり直しにつながります。
この記事では、情報セキュリティ教育を学べるeラーニングシステムを紹介します。費用の総額、監査対応レポート、自動リマインドの粒度で、企業規模と認証状況にあう製品を見つけてください。
eラーニングシステム選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。従業員数や欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のeラーニングシステムが見つかります。 |
情報セキュリティ教育をeラーニングでおこなうべき理由
情報セキュリティ教育は、集合研修で実施すると拠点をまたぐ従業員や中途入社者への再実施で工数が膨らみます。eラーニングシステムを導入すると、24時間いつでも受講できる環境が整い、受講記録も自動で蓄積されます。
ISMSやPマークの更新審査では、教育の実施証跡を提出する必要があります。eラーニングシステムなら、受講日時や完了状況、理解度テストの結果が管理画面から一括で出力できます。監査人からの追加質問にも、ログをもとに即答しやすくなります。
さらに、生成AIを悪用したフィッシングやランサムウェアなど、脅威は年々巧妙化しています。教材の自動更新に対応したeラーニングシステムを選べば、最新の攻撃手口にあわせて内容を差し替えられます。集合研修のたびに講師の準備工数をかけ直す必要はありません。
情報セキュリティを学べるeラーニングシステムの選定基準
自社に合うサービスを選ぶには、いくつかの視点を順番に押さえるとスムーズです。表面的な機能や月額料金だけで選ぶと「審査で使えなかった」「かえって手間が増えた」という失敗に陥りかねないので、以下の6つの基準で比較検討してください。
まずは特化型か汎用型LMSかを決める
自社の目的によって選ぶべきシステムの種類が異なります。まずはこの方向性を決めましょう。
- 情報セキュリティ特化型: ISMS/Pマークの審査対応や、標的型メールなどの実践的なサイバー攻撃訓練を重視する企業向け。専門家監修の高品質な教材が最初から揃っています。
- 汎用型LMS: セキュリティ教育だけでなく、自社独自の業務マニュアル、コンプライアンス、ハラスメント研修なども一つのシステムで一括配信したい企業向け。安価に広く教育を展開できます。
料金は月額でなく「総額」で見る
月額費用が安くても、教材を自社でゼロから作成しなければならない場合や、未受講者への督促を手作業で行う場合、担当者の人件費(運用工数)が跳ね上がります。システムの利用料だけでなく、「教材制作費」「督促の手間」「サポート体制」を含めた総額の費用対効果で判断してください。
自動リマインド機能
未受講者への督促メールを手作業で送り続けると、担当者の運用工数がふくらみます。認証審査で受講完了率を担保しなければならない組織では、督促の抜け漏れが致命傷になります。
自動リマインド機能があれば、未受講者を管理画面が自動で抽出し、指定した頻度でメールを配信します。上長への進捗報告も自動で送れる製品なら、報告資料の作成工数も減らせます。
確認ポイントは以下の3つです。
- 未受講者の自動抽出
- 段階的な督促メールの配信タイミング設定
- 上長への進捗レポート自動送信
教材の更新頻度
サイバー攻撃の手口は日々進化しているため、教材の鮮度は教育効果に直結します。
最新の漏えい事故原因や法改正、さらにはAI詐欺の最新事例が即座に教材に反映されるかどうかを確認してください。数年前のデータを引用した教材を使用している場合、ISMS審査において形骸化を指摘されるリスクがあります。
多言語・マルチデバイス対応
多様な働き方が定着した現在、外国人従業員向けの英語対応や、PCを持たない現場作業員がスマートフォンで受講できる環境かどうかは重要なポイントです。マイクロラーニング形式で隙間時間に受講できる仕組みは受講率の向上だけでなく、知識の定着を促すアダプティブ・ラーニングの観点からも極めて有効です。
監査対応レポート
ISMSやPマークの更新審査では、「教育を計画通りに実施し、効果を確認したか」という客観的な証拠(エビデンス)の提出が求められます。システムから監査に耐えうるレポートが出力できるかが大事です。
審査で求められる受講記録の項目チェックリスト
審査員から指摘を受けないために、システムから以下の項目が含まれたCSVデータやPDFレポートが出力できるか確認してください。
- いつ: 実施期間、個人の受講日時
- 誰が: 受講者名、所属部署、教育責任者
- 何を: 使用した教材名、テーマ(Pマークの場合は4つの必須事項が含まれているか)
- 評価・結果: 理解度テストの点数や合格ステータス
- フォローアップ: 不合格者の再受講記録や、標的型メール訓練の開封・クリックログ
また、ISMSの認証更新審査は通常3年周期でおこなわれます。そのため、受講記録や監査ログは少なくとも直近3年分はシステム上で安全に保管・検索できることが望ましいです。
過去の履歴をすぐに引き出せるシステムであれば、審査前の準備期間を大幅に短縮できます。
情報セキュリティを学べるeラーニングシステム比較表
ミツモアがおすすめする、情報セキュリティを学べるeラーニングシステムを一覧にまとめました。自社の規模やISMS/Pマークの取得状況、重視するポイント(自動化や汎用性など)にあわせて、比較検討する際の参考にしてください。
| サービス名 | タイプ | 料金の目安 | 無料トライアルや無料プラン | 対応言語/デバイス |
|---|---|---|---|---|
| セキュリオ | 特化型 | 3プラン制/要問い合わせ | 7日間(ARスタンダード機能) | 多言語対応/- |
| サギトレ | 特化型 | 要問い合わせ | 訓練1回分(利用期間1ヵ月) | -/PC、スマートフォン |
| ITセキュリティeラーニング Mina Secure | 特化型 | 要問い合わせ | – | 日本語、英語(一部)/- |
| 情報セキュリティ対策eラーニング | 特化型 | 4,950円~/6ヵ月/ID ※1 | – | -/PC(Macは✕) |
| CYAS | 特化型 | 1,100円~/月 | 無料プラン(訓練月10通、教育10通) | -/PC |
| 情報セキュリティ教育 | 特化型 | 要問い合わせ | 無料体験版デモあり | 16~33言語/PC、スマートフォン |
| i-netschool eラーニングコース | 特化型 | 4,400円~/コース | 無料デモ、トライアルあり | -/PC、スマートフォン、タブレット |
| アルファネット eラーニング | 特化型 | 要問い合わせ | あり | -/PC(Webブラウザ搭載機) |
| ヒューマンサイエンス eラーニング | 特化型 | 要問い合わせ | – | 日本語、英語(多言語翻訳対応)/PC、スマートフォン |
| 情報セキュリティ eラーニング研修 | 特化型 | 1,100円~/1時間 | 無料体験(期間無制限) | 多言語/PC、スマートフォン、タブレット |
| learningBOX | 汎用型LMS | 0円(フリー)~/月(スターター) | フリープランは10アカウントまで無制限) | 多言語対応/- |
| AirCourse | 汎用型LMS | 220円~/1ライセンス月額 | フリープランで標準18コース視聴可) | -/PC、スマートフォン、タブレット |
| Schoo for Business | 汎用型LMS | – | – | – |
| eラーニングライブラリ | 汎用型LMS | 4,792円~/名/年額(100名時) | 30日間 | -/PC(Macは✕)、スマートフォン、タブレット |
※ミツモア調べ(2026年8月時点)
※料金はすべて税込です
※「-」は公式サイトで確認できなかった項目です。詳細は各サービスへお問い合わせください。
※1 公式サイトに税込/税別の表記がないため、公表額をそのまま記載しています。実際の契約金額は資料請求や見積もりでご確認ください
【セキュリティ特化型】情報セキュリティを学べるeラーニングシステムおすすめ10選
ここからは、情報セキュリティ分野に特化し、専門家が監修した高品質な教材や実践的なサイバー攻撃訓練を標準搭載しているおすすめのeラーニングシステムを紹介します。自社の予算や必要な訓練内容にあわせて、最適なシステムを比較検討してください。
セキュリオ(LRM株式会社)

セキュリオは、ISMSやPマークの運用支援に強みを持つセキュリティ特化型のクラウドサービスです。教材の配信だけでなく、セキュリティアセスメントや標的型メール訓練までひとつのシステムで完結します。
充実した監査用レポートや自動督促機能を備えており、中堅から大規模企業での管理工数削減に大きな効果を発揮します。次回の更新審査を楽にしたい企業に最適です。
サギトレ(トビラシステムズ株式会社)

サギトレは、迷惑メッセージの判定で培ったデータを活かした、実戦形式の訓練に特化したサービスです。近年増えているSMSを使った詐欺、いわゆるスミッシングの訓練にも標準で対応し、メールとSMSの両面から従業員の対応力を鍛えられます。
訓練の配信から結果の集計、レポート作成までを自動で進められるため、担当者が督促や集計に追われることを減らせます。訓練1回分を実際の環境で試せる無料枠もあり、導入前に効果を体感してから判断できます。
ITセキュリティeラーニング Mina Secure(グローバルセキュリティエキスパート株式会社)
ITセキュリティeラーニング Mina Secureは、セキュリティの専門家が監修する、一般従業員に向けた教育サービスです。物語仕立てのコンテンツで、専門知識に不慣れな従業員でも身近な出来事として理解しやすいよう工夫されています。
情報セキュリティ研修コースでは日本語版と英語版が用意されているため、英語での受講が必要な従業員にも対応できます。従業員のITへの習熟度にばらつきがあり、形だけの研修から一歩踏み込んで実効性を高めたい企業に向いています。
情報セキュリティ対策eラーニング(東日本電信電話株式会社)
情報セキュリティ対策eラーニングは、通信インフラを支えてきた事業者の知見を活かし、基礎から実践までを体系立てて学べる研修サービスです。生成AIを悪用した攻撃など最新の脅威を取り上げ、一般企業向けと教育機関向けで専門の講座が分かれています。
実際の学習画面をサンプルで確認できるため、導入前に受講者の目線で使い勝手を確かめられます。なお、受講環境はパソコンが前提で、Macには対応していない点に注意が必要です。
CYAS(株式会社CYLLENGE)

CYASは、標的型攻撃メールの訓練とeラーニング教育を一つの画面で運用できる製品です。訓練の配信から受講状況の集計、レポートの作成までをまとめて管理できるため、専任の担当者がいない組織でも運用の手間を抑えられます。
無料で試せる枠が用意されており、小さくはじめてから全社へ広げたい企業にも向いています。まず一部の部署で効果を確かめ、手応えを見ながら対象を広げるという進め方ができるのは、兼務の担当者にとって心強い点です。
情報セキュリティ教育(パナソニック デジタル株式会社)
情報セキュリティ教育は、大手製造業が現場で積み上げてきた人材育成の知見を反映した教材群です。IPAが公表する情報セキュリティ10大脅威に対応し、人の心理やうっかりミスといった人的な要因に絞った内容が用意されています。
コースによっては16言語から33言語まで対応しており、海外拠点を含めた教育を進めたい企業にも活用しやすい設計です。無料の体験版で教材の雰囲気を確かめられるため、自社の現場に合うかどうかを事前に判断できます。
i-netschool eラーニングコース(関西ビジネスインフォメーション株式会社)
i-netschool eラーニングコースは、経営層から一般社員、派遣社員まで、職位に応じた研修を用意している製品です。情報セキュリティにとどまらず、コンプライアンス全般を幅広くカバーする講座がそろっています。
教材を自社向けに調整するカスタマイズや、受講管理などの事務を代行してもらえるサポートにも対応しており、運用の負担を抑えたい組織を支えます。パソコンやスマートフォン、タブレットで受講できるため、働く場所を選ばずに学習を進められます。
アルファネット eラーニング(株式会社アルファネット)
アルファネット eラーニングは、文字ばかりの教材が苦手な従業員でも学びやすいよう、マンガ形式を取り入れた教材が特徴です。身近な出来事を絵で見せることで、自分に起こりうることとして受け止めやすくなります。
理解度テストの自動採点や受講状況の管理といった、担当者の基本業務を支える機能も備えています。身近な事例で学ぶ内容を無料で試せるため、教材の雰囲気を確かめてから導入を判断できます。
ヒューマンサイエンス eラーニング(株式会社ヒューマンサイエンス)
ヒューマンサイエンスeラーニングは、教材の制作代行から学習管理システムの構築、運用の支援までをまとめて任せられる製品です。豊富な制作実績をもとに、教材を自社で内製化したい企業も、できあがった講座を購入したい企業も柔軟に対応できます。
日本語と英語に加え、教材の多言語翻訳にも対応しているため、海外拠点を含めた教育を進めたい組織を支えます。パソコンとスマートフォンで受講できるので、働き方にあわせて学習を進められます。
情報セキュリティ-eラーニング研修(株式会社東京リーガルマインド)
情報セキュリティ eラーニング研修は、法律の資格予備校が監修する、法的な根拠から学べる研修製品です。なぜそのルールを守る必要があるのかを具体的な事例をもとに解説するため、従業員が納得したうえで行動に移しやすくなります。
修了テストで理解度を確認できるほか、内容を自社向けに調整するカスタマイズにも対応しています。期間の制限がない無料体験が用意されているので、教材の中身をじっくり確かめてから導入を判断できます。
【汎用型LMS】情報セキュリティ教育にも対応するeラーニングシステムおすすめ4選
情報セキュリティ研修だけでなく、自社独自の業務マニュアルやハラスメント研修、コンプライアンス教育なども一つのシステムで一括配信できる汎用型のLMSを紹介します。搭載コース数や自社教材の登録のしやすさに注目して選びましょう。
learningBOX(learningBOX株式会社)
learningBOXは、直感的に操作できる高機能な学習管理システムです。自社のセキュリティ規定などの資料をもとに教材や確認テストを用意でき、独自ルールの周知を社内で完結させたい企業に向いています。
AIによる学習支援や、なりすまし受験を防ぐ不正対策の機能も備え、研修の実効性を高められます。10アカウントまで期間の制限なく無料で使えるフリープランがあり、まず小さく試してから本格導入へ進めます。費用を抑えつつ、自社にあわせた教育を内製化したい企業にとって心強い選択肢です。
AirCourse(KIYOラーニング株式会社)
AirCourseは、標準の講座が受け放題になる、動画を中心としたeラーニングシステムです。情報セキュリティの最新動向を扱う講座がそろっており、最新の脅威を踏まえた学習をすぐに全社へ展開できます。
豊富な講座に加え、自社オリジナルの講座も手軽に作成できるため、標準教材と自社独自のルール周知を組みあわせて運用できます。パソコンやスマートフォン、タブレットに対応し、隙間時間の学習にも向いています。
Schoo for Business(株式会社Schoo)
Schoo for Businessは、双方向のライブ配信授業を軸にした法人向け教育プラットフォームです。受講者のコメントで授業が変化するライブコミュニティ型の学びと、幅広いカテゴリを網羅する録画授業を組みあわせ、情報セキュリティを含む社会人スキルを従業員が自発的に学べる環境をつくれます。
AIによる授業レコメンドやテスト形式の定着サポートも備わり、学びを行動変容につなげる設計が特徴。自律的な学習を促したい組織や、福利厚生を兼ねた研修を求める企業に適しています。
eラーニングライブラリ(株式会社日本能率協会マネジメントセンター)
eラーニングライブラリは、豊富な講座から必要なものを定額で利用できるシステムです。一つの講座が短くまとめられているため、移動時間や業務の合間といった隙間時間でも学習を進めやすいのが持ち味です。
法改正などに応じて教材が自動で更新されるので、常に最新の内容を受講できます。30日間の無料トライアルが用意されており、導入前にじっくり中身を確かめられます。なお、Macには対応していないため、利用するデバイスは事前に確認しておきましょう。
無料で始める情報セキュリティ研修(IPA活用術)
有料のeラーニングシステムを導入する前に、無料の教材で試したい組織には、IPA(情報処理推進機構)が公開する教材の活用が有効です。
IPAの「情報セキュリティ」サイトでは、以下の教材が無料でダウンロード・視聴できます(2026年8月時点)。
- 「5分でできる!情報セキュリティポイント学習」:確認テスト付きの無料PDF教材
- 「映像で知る情報セキュリティ」:ドラマ形式の無料動画教材(YouTube)
- 「情報セキュリティ10大脅威」:最新の脅威傾向を把握できる資料
- 「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」:自社診断シートを含む中小企業向け実践ガイド
これらの教材を社内のLMS、受講記録の管理機能を持つLMSと組みあわせるのが基本です。
ただし、IPA教材は自社の運用にあわせたカスタマイズや、未受講者の自動督促、監査に提出する受講記録の出力までは自動化できません。認証審査を控えている組織は、有料製品への切り替えも並行して検討しましょう。
情報セキュリティ教育にぴったりのeラーニングシステム選びはミツモアで

情報セキュリティ教育におすすめのeラーニングシステムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりのeラーニングシステムが見つかります。
ぴったりのeラーニングシステムを最短1分で無料診断
従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適なeラーニングシステムを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
ぴったりの料金プランも一緒にお届け
希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。実際にかかる金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。
診断結果は最大5製品!比較・検討で最適な製品が見つかる
最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬ製品との出会いもあるかもしれません。
ミツモアなら、ぴったりのeラーニングシステムがすぐに見つかります。












