「自社に最適なオンプレミス型のCTIはないだろうか」とお悩みではないでしょうか。
この記事ではおすすめのオンプレミス型CTIを6製品ご紹介。クラウド型との比較や導入事例もあわせて解説します。
オンプレミス型のおすすめCTIシステム6選
オンプレミス型でおすすめのCTIを6製品紹介します。
製品名 | 特徴 |
InfiniTalk | クラウド版と併用することで柔軟な調整が可能に |
MediaCalls | 継続利用率100%の人気CTI!コスパの高さが魅力 |
OpenDialer | 月額レンタル制のサービス!初期費用を抑えて導入できる |
Tetra | きめ細かいオプションが魅力!さまざまなニーズに対応 |
NSTechno-phone Manager | Ciscoと連携したWebベースCTI |
MEDIA-CTI | 充実したサポート体制が魅力! |
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「InfiniTalk」クラウド版と併用することで柔軟な調整が可能に
- 状況にあわせてオンプレミス版とクラウド版を併用可能
- スマートフォンを内線端末に設定し、コールセンターを在宅化
- 音声のテキスト化オプションあり
「InfiniTalk(インフィニトーク)」は48業種、400社(※)で導入されている、オンプレミス版とクラウド版の両方でコールセンター向けシステムを提供するCTIサービスです。どちらの導入方法でもコールセンター業務に必要なPBX機能や着信振り分け、通話モニターなどの機能は一通り揃っています。
オンプレミス型とクラウド型の両方を提供しているため、自社の状況にあったものを選択するとよいでしょう。なお、オンプレミス版とクラウド版の併用も可能です。クラウド型はリーズナブルな価格設定なので、イニシャルコストを抑えたい企業に最適でしょう。オンプレミス型は社内システムとの連携やカスタマイズがしやすいため、独自の顧客向けサービスを実現しやすくなっています。
クラウド版では追加料金を支払うと、音声をテキスト化してくれるAI VOCオプションが用意されています。セキュリティが確保されたクラウド環境下で録音データがテキスト化されるので、顧客との通話内容が外部に漏れる心配はありません。聞き直しにかかる手間と時間が削減され、サービスの品質向上につながるでしょう。
※ ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社(2024年4月時点)
機能 |
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料金プラン |
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おすすめの企業 |
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「MediaCalls」継続利用率100%の人気CTI!コスパの高さが魅力
- 自社開発による低価格とIVRなど豊富な機能が特徴
- ハーフクラウド、フルクラウドとオンプレミスの3つの利用形態を選択可能
- 大手からベンチャーまで導入実績1万3,000席以上
「MediaCalls」はメディアリンクが100%自社開発したコールセンター向けソフトウェアで、PBXを利用して広域な企業電話網を構築できます。
自社開発のため、従来品と比べて安価な提供が可能です。ハーフクラウド型、フルクラウド型、オンプレミス型の3つの利用形態から選択できます。大手企業からベンチャー企業までシリーズ製品導入実績は13,000席以上を超えました(2024年4月時点)。
またIVRやキュー機能などの高度な機能を活用することで、ピーク時の機会損失を防ぐことができます。
機能 |
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料金プラン |
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おすすめの企業 |
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「OpenDialer」月額レンタル制のサービス!初期費用を抑えて導入できる
- 月額制のオンプレミス型CTI!システム一式をレンタルする
- 豊富な機能を搭載しており、マーケティングにも利用できる
- 「お試し導入プラン」が用意されているので、性能を確かめられる
「Open Dialer」はアウトバウンドコールセンター向けのCTIシステムです。
この製品の大きな特徴として、オンプレミス型では珍しく月額制のサービスになっています。システム一式をレンタルする方式なので、初期費用もかかりません。気軽にオンプレミス型を導入できるので、クラウド型と性能を比較するとよいでしょう。
複数の電話番号に一斉に架電する「プレディクティブダイヤル」をはじめとして、豊富な機能を搭載しています。顧客獲得だけでなく、マーケティング活動にも活用できるでしょう。
また「お試し導入プラン」が用意されており、最大100日間無料で使うことができます。慎重に製品を選びたい企業にはうってつけのサービスです。ただし、通話料金だけは請求されるので注意が必要してください。
機能 |
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料金プラン | 要問い合わせ |
おすすめの企業 |
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「Tetra」きめ細かいオプションが魅力!さまざまなニーズに対応
- 長年の運用ノウハウを集積したシステムで、理想のコールセンターに
- 多様なニーズに応えるきめ細かいオプション
- 既存システム・外部システムとの柔軟な連携を実現
「Tetra」は沖縄のサイオンコミュニケーションズ株式会社が提供するCTIシステムです。15年以上にわたってコールセンターの運用サポートを行っているという安心感があります。
この製品の大きな特徴は充実したオプションです。クラウド監視サービスやSkype接続サービスなど、幅広いニーズに対応できます。
また既存システムだけでなく、外部アプリとの連携機能も備えています。豊富な連携が可能なので、アプリケーションの拡張も可能です。
機能 |
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料金プラン | 要問い合わせ |
おすすめの企業 | コールセンター業務に特化した製品を使いたい企業 |
「NSTechno-phone Manager」Ciscoと連携したWebベースCTI
- パソコン画面で操作できるWebベースのCTI
- 発信者情報が画面に出てくるのでスムーズな電話応対が可能
- 規制番号リストへの発着信を規制できるオプションも
「NSTechno-phone Manager」はCiscoのIP電話サービスと連携したCTIです。
発信・着信・転送といった操作をパソコン画面上だけで完結できるため、効率的に業務を遂行できます。
発信者情報を画面にポップアップ通知する機能もあり、電話帳に登録されていれば誰からの電話かすぐに分かります。
登録した番号への発着信を規制する「発着信規制機能」や、スマホのブラウザなどからアクセスできる「携帯連携機能」といったオプションも豊富です。
機能 |
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料金プラン | 要問い合わせ |
おすすめの企業 | 電話応対を効率化したい企業 |
「MEDIA-CTI」充実したサポート体制が魅力!
- 企業のニーズに合わせた柔軟な開発が可能なコールシステム
- 既存のCRMシステムとの連携が可能
- 導入から運用までの手厚いサポート体制
Media CTIは、企業に必要な機能を自由にカスタマイズできるCTIサービスです。インバウンド事業にはあふれ呼対応やトークフロー機能、アウトバウンド事業にはプレディクティブダイヤルなど、柔軟に機能を組み立てられます。
既存のCRMシステムとの連携も可能で、顧客情報をCTIシステムへ表示させたり、CRMシステムから直接架電ができます。
導入前のヒアリングから利用開始まで専任の担当者がサポートし、ネットワークインフラの見直から提案します。利用開始後のトラブル対応や相談も基本の月額料金内で対応可能で、席数や機能の増減にも柔軟に対応します。
機能 |
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料金プラン | 要問い合わせ |
おすすめの企業 |
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クラウド型と比較したオンプレミス型CTIのメリット
オンプレミス型がクラウド型に比べて優れている点は次の2つです。
既存システムと連携を取りやすい
オンプレミス型は自社内にサーバーを設置し、社内の環境に合わせて、ゼロからシステムを作り上げます。そのため既存のシステムと連携させやすく、細かい部分のカスタマイズも可能です。ただし、システム構築までに時間がかかり、初期費用も高くなります。
一方のクラウド型は、外部サーバーを利用するため、ほとんどの場合使えるサービスや機能は固定です。初期費用は安く抑えられますが、毎月の利用料金はオンプレミス型に比べて高く設定されています。
セキュリティを保ちやすい
自社の求めるセキュリティレベルをキープできるのも、オンプレミス型の大きなメリットです。大量の顧客データを取り扱うコールセンターでは、万全なセキュリティ対策が欠かせません。
外部からのハッキングで顧客情報が流出すれば、企業の信用度が低下して大きなダメージを被ります。自社にサーバーを置くオンプレミス型なら、インターネット回線を使用しないため、外部から侵入される心配がありません。
自社サーバーの使用は顧客情報の管理を他社任せにしていない証拠となり、企業イメージの向上にもつながるでしょう。
オンプレミス型CTIが向いている企業
次の企業にオンプレミス型のCTIがおすすめです。
機密性の高い個人情報を管理している企業
機密情報の扱いが多い企業・コールセンターには、セキュリティ面に優れるオンプレミス型がおすすめです。オンプレミス型なら顧客リストはもちろん、録音した通話内容のデータも全て自社サーバーで管理できます。
近年はクラウド型もセキュリティ面を強化してはいるものの、インターネットを介すのでオンプレミス型ほど安全とはいえません。実際に金融機関や証券会社などの多くは、オンプレミス型を採用しています。
社内システムが複雑な企業
すでに他のツールを多数導入しており、システムが複雑化している企業にも、オンプレミス型が適しています。使える機能が決まっているクラウド型より、カスタマイズ性が高く、既存のシステムをうまく活用できるからです。
とはいえ近年はクラウド型でも、細かなオプションを用意して、カスタマイズの要望に応えられるようになっています。予算や社内システムの現状、セキュリティの重要度など、あらゆる方面から比較して製品を選びましょう。
オンプレミス型CTIの導入事例
オンプレミス型CTIを導入している企業を紹介します。活用方法や導入効果について確認してみましょう。
株式会社フィスメック
株式会社フィスメックは職場のメンタルヘルス対策など、カウンセリングサービスを提供している企業です。普段からカウンセリングで1時間を超える通話を行っており、着信振り分け機能や通話品質を重視しているそう。
従来はこれを達成するために、複数のツールを利用していました。しかし「保守更新のタイミングがバラバラ」など、システム運用の負荷が大きかったそうです。
そこでCTIに必要な機能を豊富に搭載した「MediaCalls」を導入することに。導入してからは着信振り分けを簡単に設定できるようになり、拠点同士の内線化も実現できたそうです。
このようにCTIを導入することで、コールセンター業務全般の効率化が実現できます。
株式会社スピーディア
株式会社スピーディアは東北を中心に、約100ブランドのプロバイダーサービスを運営しています。
従来は「受電件数がどれくらいであったか」など、管理者がリアルタイムかつ定量的に把握することができませんでした。また担当者が不在の場合にお客様を待たせてしまうこともあったそうです。
そこでカスタマーサポート業務の見える化を達成するため「InfiniTalk」を導入することに。導入してからは、リアルタイムモニター機能による見える化を実現。統計レポート機能によって定量的な分析も可能になったそうです。
このようにCTIを導入することで、業務の見える化・分析が可能になります。これによって応対品質の向上を実現できるでしょう。
セキュリティ重視ならオンプレミスのCTIを
オンプレミス型CTIのメリットとしてカスタマイズ性が高いので、自社システムと連携しやすいです。
しかし、その最大の特徴はやはりセキュリティ面の強さといえるでしょう。自社にサーバーを置くオンプレミス型CTIは、外部サーバーを利用するクラウド型に比べて、データ漏えいのリスクが少ないです。
「安全性を高めたい」「機密情報を扱っている」ような企業は、最適なオンプレミス型CTIを利用するようにしましょう。
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