近年はバックオフィスの問い合わせ対応を効率化するため、社内向けチャットボットを導入する企業が増えています。
しかし「実際どれほど社内の問い合わせ対応が減るのだろうか…」「初めてでも上手く機能するチャットボットが作れるのだろうか…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、社内向けのおすすめチャットボットツールを4製品紹介。選び方のポイントから導入事例まで詳しく解説します。
社内向けチャットボットツールおすすめ4選
社内向けのチャットボットツールの中から、おすすめの4製品を紹介します。
社内用の問い合わせテンプレートを多数搭載していたり、ビジネスチャットと連携できたりするなど、社内向けならではの機能が充実しています。
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「HiTTO(ヒット)」高性能なAIでカンタン導入、問い合わせを大幅に効率化する
「HiTTO」は大手企業の管理部門、情報システム部門を中心に豊富な導入実績を持つチャットボットです。問い合わせ対応の自動化でヘルプデスクの負担を減らし、社員が気軽に質問しやすい環境を整えます。
バックオフィスに関する1,200件以上の質問パターンを学習したAIが標準搭載されており、自社で行う準備は回答内容の登録のみ。シナリオを自力で作成するのは難しそうだと感じている人におすすめです。
担当者の不在時でも24時間問い合わせ対応を自動化でき、リモートワークが推奨される昨今にも重宝します。
また運用している最中もAIによって回答の精度が上がり続けるので、質問内容や回答内容のメンテナンスは最小限でOK。誰でも高精度なチャットボットを構築できるため、問い合わせ業務の効率化に成功しやすいでしょう。
導入実績 | ほけんの窓口グループ、三菱自動車工業、マイナビなど |
「チャットディーラーAI」短い期間で導入できて低コストなチャットボット
「チャットディーラーAI」は400種を超える社内用の問い合わせテンプレートや学習済みのAIを搭載しており、短い期間で導入できるチャットボットです。
質問や回答の内容は、テンプレート以外にも自社独自で柔軟にカスタマイズできます。回答内容にリンクや画像を挿入できるので、画像形式のマニュアルを表示したり、申請書など文書のダウンロードを促したりと活用の幅が広く便利です。
月々の料金は他社と比べても価格設定が低め(※1)なので、スモールスタートに向いています。また導入から運用まで継続的な無償サポートを行ってくれるため、チャットボットを初めて利用する企業にもおすすめです。
※1 料金の詳細を確認するには公式ホームページからお問い合わせが必要です。
導入実績 | KDDI、きらぼしコンサルティング、古野電気など |
「HRBrain AIチャットボット」ビジネスチャットと連携してバックオフィスの問い合わせを自動化
「HRBrain AIチャットボット」は日頃から利用しているビジネスチャットと連携し、社内の問い合わせを効率化してくれます。LINE WORKSやSlack、Microsoft Teamsなどと連携が可能です。
社員からの問い合わせ対応がラクになるだけでなく、社内制度の変更や提出物のリマインドなど、社内アナウンスもスピーディーにできます。
また問い合わせ内容の傾向を見える化してくれるので、質問や回答を改善しやすく、ヘルプデスクの質を向上したい企業にも打って付けです。
他の社内向けチャットボットと同じように問い合わせのテンプレートも標準搭載していて、初期設定に不安がある人でも簡単に始められますよ。
導入実績 | ヤフー、サイバーエージェント、千疋屋など |
「PEP(ペップ)」問い合わせからマニュアル・申請フォーマットの案内まで一本化できる
「PEP」はドラッグ&ドロップ操作で簡単にシナリオ作成できるチャットボットです。自社が運用中のFAQサイトやポータルサイト、チャットツールなどに設置でき、マニュアルや申請フォーマットに関する問い合わせに自動で対応してくれます。
また勤怠管理システムや経費精算システムなど、豊富なクラウドサービスと連携が可能です。社員の問い合わせから必要な手続きへの誘導までを一本化でき、スムーズな問い合わせ対応が実現するでしょう。
問い合わせ対応に業務時間を圧迫されて困っている企業や、ExcelやPC操作に自信がなくてもチャットボットを運用したい企業におすすめです。
導入実績 | ゲオ、全日空商事、パーソルホールディングスなど |
失敗しない!社内向けチャットボットツール導入時に抑えるべきポイント
社内向けチャットボットツールを導入する際のポイントについて解説します。導入したものの社内で活用されていない、というような事態を防ぐためにもチェックしておきましょう。
シナリオ設計が簡単な製品を選ぶ
質問と回答の精度を高めることに注力するために、シナリオ設計のしやすい製品を選ぶことがおすすめです。社員からの問い合わせに適切な回答を事前準備することで、問い合わせ対応自動化の成功に大きく近づけます。
自社でシナリオを用意する場合は、以下のコツを押さえておくとよいでしょう。
【自社に合ったシナリオ作りのコツ】
・自社で運用中のFAQを流用して質問と回答を作成する |
質問と回答の作成に不安がある場合は、社内向けの問い合わせテンプレートが標準搭載されている製品を選ぶと事前準備が一段とラクになります。
解決できなかった問い合わせへの対処を事前に準備しておく
チャットボットでは対応しきれない問い合わせがあった際には別途対応が必要です。問い合わせを解決できなかった場合の対処について、ルールを決めておくとトラブルを防げるでしょう。
例えばチャットボットの利用画面に有人チャットへ切り替えるボタンを用意しておくと、スムーズに切り替え案内ができるのでおすすめです。
定期的に質問と回答の内容をアップデートする
チャットボットを運用している最中にも、社内マニュアルに変更が加えられたり、事前に想定していなかった質問が出てきたりするでしょう。問い合わせに対して適切に自動対応をし続けるためには、定期的に質問と回答をアップデートする必要があります。
頻繁にメンテナンスするのは大変そうだと感じる場合は、AIを搭載した製品を選ぶのがおすすめです。AI機能の付いた製品なら、自動で回答の精度を高め続けてくれるため、メンテナンスの負担が少なくて済みます。
社内向けチャットボットで問い合わせの負担を軽減した事例
ロイヤルマネジメント株式会社
ロイヤルマネジメント株式会社はロイヤルホストや天丼てんやなどの飲食店を手掛ける企業です。既存のチャットボットを利用していましたが「Excel上での回答メンテナンスが煩雑な点」や、「回答精度が低く別途問い合わせが発生してしまうこと」に悩まされていたといいます。
【導入後の効果】
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KDDI株式会社
KDDI株式会社は「au」「UQ」などのブランドを通じて快適なネットワーク環境を提供している企業です。チャットボットの導入前は「休日の問い合わせ対応ができないこと」に悩んでいたそう。
【導入後の効果】
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社内向けチャットボットの活用で問い合わせ業務を効率化しよう
問い合わせ業務に圧迫されている企業はチャットボットの導入がおすすめです。社員からの問い合わせに自動で回答してくれるため、バックオフィスの業務時間を削減できます。
導入時のポイントを押さえたうえで社内向けの製品を選ぶと、失敗する心配はありません。誰でも効果的なチャットボットを簡単に作成できます。
自社にピッタリのチャットボットを導入して、問い合わせ業務の効率化を成功させましょう。
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