勤怠管理システムの中には、夜勤に対応しているものもあります。交代制勤務・24時間勤務など、複雑な勤務形態に対応するシステムを導入すれば、夜勤が多い業種でも事務作業の効率アップが可能です。
そこで本記事では、夜勤シフト対応のおすすめ勤怠管理システムを11製品紹介します。ぜひ参考にしてください。
夜勤対応の勤怠管理システム11選
夜勤・深夜労働など、多様なシフトに対応するおすすめの勤怠管理システムを11製品紹介します。
製品 | 特徴 |
ジョブカン勤怠管理 | シリーズ15万社導入!機能性とコスパも両立 |
ジンジャー勤怠 | データベースでムダを削減!DX化も叶える |
ハーモス勤怠 | 無料プランもあり!有料なら夜勤対応も可能 |
セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition | セコムの勤怠管理でセキュリティ対策も万全 |
システムギア株式会社 勤怠管理システム | 多様なシフトに対応!給与明細との連携も |
MOT勤怠管理 | 夜勤シフトも自動計算!チャット申請も便利 |
CLOUZA | アプリも使える勤怠管理!少人数でもコスパ良好 |
freee勤怠管理Plus | Web上で打刻修正や残業の申請・承認も!勤怠管理をスムーズに |
かえる勤怠管理 | 業界に合わせて選べるシステムが便利 |
Team Spirit | 勤怠も工数管理もまとめて一元管理 |
One人事[勤怠] | 多様な働き方にあわせた機能設計 |
勤怠管理システム選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で無料診断。理想の勤怠管理システムが見つかります。 |
「ジョブカン勤怠管理」シリーズ15万社導入!機能性とコスパも両立
- 前日モード(夜勤モード)の設定で日またぎ勤務に対応
- 30日間無料で全機能を使用可能
- 目的や利用したい機能に合わせて、無料・有料プランを選択できる
ジョブカン勤怠管理はバックオフィス業務に役立つクラウドサービスを展開する「株式会社 DONUTS」が提供している勤怠管理システムです。前日モードの設定を使うと、日またぎ勤務でも当日の退勤としてカウントされます。
出勤管理だけでなく「シフト管理」「休暇・申請管理」「工程管理」も組み合わせて利用でき、複雑なシフトや休暇取得の状況も一括管理できるのが強みです。
30日間の無料お試し期間があり、初期費用・サポート費用0円で全機能を使用できるのも特徴。夜勤・24時間勤務など複雑な勤務形態でも、お試し期間があれば、自社に合う機能が搭載されているか確認できます。
料金 | 月額200円~/ユーザー |
「ジンジャー勤怠」データベースでムダを削減!DX化も叶える
- 深夜勤務時間帯の設定や、ナイトモードの利用が可能
- 法改正に自動で対応
- 導入時からサポート担当が付いて安心
ジンジャー勤怠は「jinjer株式会社」が提供する、勤怠管理システムです。夜勤には深夜勤務時間帯の設定や、ナイトモードで対応します。自社特有の深夜勤務時間帯がある場合や、日またぎ勤務を設定したいときに便利です。
またクラウド型システムのため、システムが定期的に更新され、法改正への対応も自動で行われます。残業時間数や割増賃金の設定が気になる企業も、低リスクで運用できるでしょう。
1ヶ月間の無料トライアル期間があり、担当のヒアリングで課題・問題点を解消した上で、本格的な利用開始ができるのも魅力です。
導入時にはサポート担当が付き、初期設定から運用までをフォローしてくれるため、使い方に悩むこともないでしょう。
料金 | 月額400円~/ユーザー |
「ハーモス勤怠」無料プランもあり!有料なら夜勤対応も可能
- 無料でお試しが可能
- 3万社の導入実績あり!
- 有料プランには夜勤打刻機能あり
ハーモス勤怠は「IEYASU株式会社」が提供する、勤怠管理システムです。夜勤シフトで日またぎ勤務を設定したいときは、夜勤打刻機能を利用します。
チェックボックスの設定だけで、日付の切替時刻後でも、簡単に退勤打刻が可能です(有料プランのみ)。夜勤・日勤が混在しているシフトでも、利用しやすいでしょう。
クラウド型勤怠管理のためWeb上で処理が完結し、特別な機器の導入は必要ありません。低コストで勤怠管理システムを運用したい企業に向いています。
またICカード対応アプリと勤怠アプリがあり、個別の端末でスムーズに勤怠管理ができるのも魅力です。
料金 | 月額100円~/ユーザー |
「セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Edition」セコムの勤怠管理でセキュリティ対策も万全
- セコムの他システムとも連携可能!一元管理にもおすすめ
- 年3回の無償バージョンアップが可能
- 夜勤・交代シフトなどの変形労働時間制に対応
セコムあんしん勤怠管理サービス KING OF TIME Editionは、「セコム トラストシステムズ株式会社」が提供する勤怠管理システムです。
同社の「セコムかんたんシフトスケジュール」や「入退室管理システム」との連携も可能で、一元管理を叶えてくれます。
また変形労働時間制にも対応し、複雑なシフトでも簡単に勤怠管理が可能です。時間帯区分機能があるため、深夜帯の割増賃金も計算しやすくなっています。
システムは年3回無償でバージョンアップされ、法改正への対応・新機能の追加が行われるのも特徴です。
料金 | 月額330円/ユーザー |
「システムギア株式会社 勤怠管理システム」多様なシフトに対応!給与明細との連携も
- 夜勤・1日複数回の出退勤など、複雑な勤務形態でも簡単に自動計算ができる
- クラウド版と自社導入版から選択可能
- 多様な給与ソフトと連携でバックオフィス業務が捗る
「システムギア株式会社」の勤怠管理システムは、リーズナブルな月額制のクラウド版と、本格的な自社導入版から選べます。
低コストで導入を考えているならクラウド版、勤怠管理システムを自社で運用したいなら自社サーバーへの導入と使い分けましょう。
夜勤シフトをはじめ、中抜け勤務・48時間勤務など複雑なシフトを採用している企業でも利用できます。自動計算に対応し、各従業員の勤務時間を手計算で処理する手間が省けます。
また給与ソフトとの連携も特徴です。給与奉行・給与大臣などさまざまなソフトと連携ができ、勤怠管理と併せて給与計算までスムーズに進められるでしょう。
料金 | 月額100円/ユーザー |
「MOT勤怠管理」夜勤シフトも自動計算!チャット申請も便利
- 2交代制・3交代制など複雑な夜勤シフトに対応
- 初期費用無料でシンプルな料金形態
- チャット機能で申請・承認がスムーズ
MOT勤怠管理は「株式会社バルテック」が運営する、勤怠管理システムです。料金プランがアカウント数ごとに区切られているため、中小企業でも従業員数に合わせたプランを選択できます。
幅広い業界で利用され、日勤・夜勤が入り混じる介護・医療系の企業でも活用されています。会計システムと連動し、勤務時間が自動計算されるため手間がかかりません。
またGPS機能やモバイル打刻に対応しており、訪問介護のような直帰タイプの仕事でも使いやすくなっています。チャット機能との連携で、休暇や残業申請・承認もスムーズです。
料金 | 月額3,980円 |
「CLOUZA」アプリも使える勤怠管理!少人数でもコスパ良好
- 日をまたぐ勤務でも出退勤が可能
- リアルタイムでの管理やシフトスケジュール作成に対応
- 裁量制や変形労働時間制に対応する上位モデルもあり
CLOUZAは「アマノビジネスソリューションズ株式会社」の勤怠管理システムです。日またぎ勤務を含む、夜勤シフトにも対応しています。
料金は月の打刻人数で決まるため、少人数からリーズナブルに導入が可能です。月によって従業員数が変わる企業でも、無駄なく運用できます。
またPC・スマートフォンがタイムレコーダー代わりになり、スマートフォンを活用すれば場所を問わず打刻できます。
基本的な夜勤シフトはCLOUZAで対応可能ですが、裁量制・変形労働時間制などは上位モデル「CYBER XEED」を検討しましょう。
料金 | 月額200円/ユーザー |
「freee勤怠管理Plus」Web上で打刻修正や残業の申請・承認も!勤怠管理をスムーズに
- スマートフォンで打刻できる!位置情報の取得も可能
- 勤怠を一覧でチェックでき、残業時間のアラートにも対応
- 夜勤回数のカウントや日またぎ勤務を2日に分けて集計も可能
freee勤怠管理Plusは「フリー株式会社」が提供しており、Webで使える勤怠管理システムを求める企業に最適です。スマートフォンから打刻できるほか、位置情報を取得することで従業員の不正打刻防止にも役立ちます。
また深夜労働に対応し、夜勤回数のカウントもできます。タイムカードに似たUIを採用し、使いやすさ・管理のしやすさを兼ね備えたデザインです。
有料課金ユーザー企業数は31万社(2020年6月時点)を超え、多くの企業で、バックオフィス業務の効率化に貢献しています。
料金 | 要問合せ |
「かえる勤怠管理」業界に合わせて選べるシステムが便利
- 業種に合わせたシステムを選択できる
- システム利用料が定額でコスパが良い
- 初期費用無料、タイムレコーダーレンタル無料
かえる勤怠管理は、各業種に合わせた勤怠管理システムを提供しています。一般向けの「かえる勤怠管理」はオフィス・工場向けです。
夜勤対応の多い介護・医療業界向けに、「かえる勤怠管理 介護」「かえる勤怠管理 医療」も提供しています。24時間勤務・交代制シフトの多い業界では、「かえる勤怠管理 アミューズメント」が役立つでしょう。
システム利用料は定額で、タイムレコーダーのレンタル料も無料と、人数が多い企業でも利用しやすい料金設定です。
料金 | 月額5,000円~ |
「Team Spirit」勤怠も工数管理もまとめて一元管理
- 各種労働管理サービスをまとめて契約できる
- 契約は50ライセンスから対応可能
- バージョンアップで法改正にも対応
Team Spiritは「株式会社チームスピリット」の、バックオフィス業務管理システムです。勤怠管理システムも含まれており、固定労働・変形労働・裁量労働など多様な働き方に対応しています。
専用のタイムレコーダーは有償で利用でき、日またぎ夜勤の打刻登録も可能です。契約は50ライセンスからのため、ある程度の従業員数が見込める中小企業に適しています。勤怠管理と一緒に、工数管理も利用したいときに検討しましょう。
勤怠管理システムは自動でバージョンアップされ、法改正による変更にも対応しています。
料金 | 月額600円~/ユーザー |
「One人事[勤怠]」多様な働き方にあわせた機能設計
- 勤怠管理や給与計算など必要な機能を組み合わせて使える
- 勤務形態や雇用形態ごとにカスタマイズ可能
- 働き方改革関連法など法改正に対応
「One人事[勤怠]」は勤怠管理や労務管理、給与計算など複数のシステムを一気通貫で提供する「One人事」シリーズの勤怠管理システムです。
変形労働制に対応しており、夜勤で勤務した従業員の勤怠データもスムーズに管理できます。また労働時間の超過を知らせるアラート通知機能も搭載しているので、働きすぎも防止可能です。
シンプルな操作画面で、パソコンやスマホから直感的に操作できるのもうれしいポイントです。
料金 | 要問合せ |
夜勤対応の勤怠管理システムの選び方
夜勤向け勤怠管理システムの選び方を解説します。
日またぎ勤務を柔軟に管理できるか
夜勤対応の勤怠管理システムを選ぶうえで重視したいのが、日またぎ勤務の管理機能です。
通常の勤怠管理システムであれば、日付を超えた時点で退勤打刻を行うと、そのまま翌日の勤怠に切り替わってしまうケースがあります。
夜勤対応の勤怠管理システムは、打刻日付の切替時刻を任意で設定したり夜勤用の打刻モードを使用したりして、前日から引き続いた労働の退勤打刻として処理が可能です。
設定方法や管理方法の柔軟性を事前にチェックしておくとよいでしょう。
法改正に自動対応できるか
法改正の内容が自動的に反映されるアップデート機能があるかどうか、チェックしておきましょう。
賃金の基準や休憩の取り方など勤怠管理にかかわる事項の多くは、法律で規定されています。労働基準法をはじめとする法律は頻繁に改正され、その都度システムの設定を変更しなくてはなりません。
労働基準法をはじめとする法律は頻繁に改正するため、システムのアップデート対応が求められます。
本記事で紹介したクラウド型のシステムは、基本的に自動でアップデートがなされます。法改正対応への柔軟性を求めるのであれば、クラウド型のシステムが候補に上がってくるといえるでしょう。
夜勤対応の勤怠管理システムを導入するメリット
夜勤対応の勤怠管理システムを導入するメリットを解説します。
給与計算が楽になり、業務が効率化する
夜勤対応の勤怠管理システムを導入する大きなメリットは給与計算の効率化です。
夜勤の勤怠データをエクセルに出力したり、給与計算ソフトと自動連携したりして、手作業での集計よりも確実で迅速な給与計算が可能になります。
夜勤ならではの労働条件や割増賃金も自動で処理されるので、集計などのミスも未然に防げます。
夜勤の正確な管理で法に順応できる
労働基準法に基づいた勤怠管理を簡単に実現できる点も、夜勤対応の勤怠管理システムを導入するメリットです。
「25%以上の割増賃金の支払い」や「夜勤明けの日とは異なる日付で休日を設定しなければならない」といった法律に対して、適切な対処が可能になります。
夜勤対応の勤怠管理システムの導入事例
夜勤対応の勤怠管理システムを導入し、活用している企業を紹介します。
株式会社新世
「株式会社新世」では本社以外に、工事現場・介護施設での24時間労働を行っています。介護施設ではパートの従業員が交代制で働くことも…。
日勤・夜勤の区分けや、深夜労働時間数のカウントに労力がかかっている課題を解決するため、夜勤対応の勤怠管理システムの導入を決定しました。
【導入後の効果】
|
株式会社アンビス
有料老人ホームの運営を行う「株式会社アンビス」では、夜勤対応の勤怠管理システムを導入しています。
以前から勤怠管理システムを導入していたものの、サポート体制やリアルタイム管理の観点から、変更を決断したとのことです。
【導入後の効果】
|
複雑なシフトで働くことが多い業界では、勤怠管理システムのサポート体制や、導入時のフォローも重要になってきます。疑問点があれば何でも質問できる、サポート体制が整ったシステムの導入を検討してみるのもよいでしょう。
夜勤対応の勤怠管理システムを活用して業務効率化を
夜勤シフトが多い業界では、夜勤に対応する勤怠管理システムを活用して、事務処理の効率化を進めるのがおすすめです。
計算・集計が複雑になりがちな働き方だからこそ、夜勤対応のシステムを使って手間を軽減しましょう。
無料で試せるサービスも多いので、実際に使ってみて自社の勤務形態に合ったシステムかどうかを確認するのも良い方法です。
気になる勤怠管理システムを比較検討し、コスト・機能面で自社にぴったりのものを選びましょう。
ぴったりの勤怠管理システム選びはミツモアで
勤怠管理システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの勤怠管理システムが見つかります。
ぴったりの勤怠管理システムを最短1分で無料診断
従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適な勤怠管理システムを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
ぴったりの料金プランも一緒にお届け
希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。概算金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。
診断結果は最大5製品!比較・検討で最適な勤怠管理システムが見つかる
最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬ製品との出会いもあるかもしれません。
ミツモアなら、ぴったりの勤怠管理システムがすぐに見つかります。