会計ソフトの導入を検討する際に「会計ソフトを導入したいがどれがいいのかわからない」、「人気製品を知りたい」と思う方もいるのではないでしょうか。
この記事ではクラウド会計ソフトの業界シェアや会計ソフトの利用率、実際に人気な製品の特徴や機能を紹介しています。ぜひ会計ソフト選びにご活用ください。
会計ソフトの業界シェア
MM総研調査によると、クラウド型会計ソフトの事業者別シェア上位3社は「弥生」「freee」「マネーフォワード」となっています。シェア1位の「弥生」は53.6%、シェア2位の「freee」は24.9%、シェア3位の「マネーフォワード」は15.2%なっており、これら3社の会計ソフトが市場シェアの合計93.7%を占めています。
トップシェアの「弥生」は1980年代から会計ソフト市場での実績があり、デスクトップ版の会計ソフトで圧倒的なシェアを誇ってきました。長年のブランド信頼と、初めてクラウド型会計ソフトを利用する顧客にも安心感を与える使いやすさがシェア1位を支えています。
2位の「freee」はクラウド会計のパイオニア的存在であり、初めからクラウド型に特化したシステム設計をおこなっています。中小企業や個人事業主に向けて、シンプルで直感的な操作性が評価され、手間のかからない帳簿作成や確定申告を強調しています。
3位の「マネーフォワード」は会計だけでなく、給与や請求書管理、経費精算などの業務も一元管理できる点が強みです。幅広い機能を揃えた「オールインワン型」のソリューションが評価され、とくにクラウド連携の利便性を重視する企業に支持されています。
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会計ソフトの利用率と利用形態
同じくMM総研の調査によると、個人事業主のうち会計ソフトを導入している割合は全体の40.2%で、その内訳として「クラウド会計ソフト」が33.7%、「PCインストール型会計ソフト」が49.8%を占めています。「クラウド会計ソフト」とは、インターネットを通じて利用できるため、どこからでもアクセスできるのが特徴です。一方、「PCインストール型会計ソフト」はパソコンに直接インストールし、オフラインでも会計業務ができます。
このデータから、「PCインストール型会計ソフト」の利用率が高いことがわかりますが、近年では「クラウド会計ソフト」の利用者数が急速に増加しています。
以下は、個人事業主が使用する会計ソフトの中で「クラウド会計ソフト」の利用率がどのように変化してきたかを示したグラフです。
2016年3月に9.2%であったクラウド会計ソフトの利用率は、2024年3月には33.7%になるほどにシェアを拡大しています。初期費用の低さや利便性の高さ、セキュリティ向上の点からもクラウド会計ソフトはおすすめです。
シェア上位の会計ソフト各製品を紹介
業界シェア上位3製品を紹介します。搭載されている機能や特徴を比較しながら、自社にあった製品を選びましょう。
製品名 | 特徴 |
弥生会計 オンライン | 簿記の知識いらずで簡単に扱える会計ソフト |
freee(フリー)会計 | 自動化により煩わしい作業から解放 |
マネーフォワード クラウド会計 | 会計業務からバックオフィスまで業務効率化 |
「弥生会計 オンライン」簿記の知識いらずで簡単に扱える会計ソフト
- 登録ユーザー数350万人以上の実績(※)
- 簿記の知識がなくてもかんたんに帳簿作成が可能
- サポート体制が手厚く安心して利用できる
「弥生会計 オンライン」は登録ユーザー数が310万人以上の会計ソフトです(※)。1年間全ての機能を無料で使うことができるので手軽に試すことができます。
簿記の知識がなくても、日付や金額を入力するだけで簡単に帳簿が作成できる「かんたん取引入力」機能が搭載されています。初めての方でも、仕訳を行う際に勘定科目を迷うことなく、スムーズに記帳ができるよう設計されているため、安心して使い始められるでしょう。
業界最大規模のカスタマーセンターで電話やメール、チャット等で仕訳や経理業務、税制についての相談に対応しています。必要に応じていつでも的確なアドバイスを受けられる環境が整っています。
※ 弥生株式会社(2024年11月時点)
「freee(フリー)会計」自動化により煩わしい作業から解放
- 転記作業いらずで流れるような会計業務
- 自動化によって業務をさらに効率化
- 金融機関レベルの高いセキュリティ
「freee(フリー)会計」は豊富なテンプレートから選択して、項目に沿って入力するだけで誰でも簡単に書類を作成できる会計ソフトです。転記作業も発生せず、一回の入力で請求書発行や仕訳の作成が完了するので流れるように会計業務をおこなえます。
銀行や決済、レジサービスなど、1,000以上のサービスと連携しています(※)。受け取った領収書や請求書は、スマホアプリから簡単に画像データとして取り込め、OCR機能で自動的に解析されます。取得データは設定されたルールに従ってfreeeが瞬時に処理してくれるため、面倒な作業を手放せます。
また不正アクセスの脅威やセキュリティ面での課題を克服するためのサポート体制が整っています。強固な認証設定や権限設定、バックアップ管理や暗号化通信により金融機関レベルの高いセキュリティを誇っています。
※ フリー株式会社(2024年11月時点)
「マネーフォワード クラウド会計」会計業務からバックオフィスまで業務効率化
- データの自動取得・自動仕訳により業務効率化
- 会計業務を約1/2に削減できる会計ソフト(※1)
- レポート機能で経営状況をリアルタイムに把握
「マネーフォワード クラウド会計」は会計作業を効率化するために設計されたクラウド型の会計ソフトです。2,300以上の金融関連サービスとデータを連携し、自動にデータを取得し、仕訳する機能を備えているため、経理担当者の作業負担を大幅に軽減します(※2)。
請求書作成から経費精算、給与計算や勤怠管理といったサービスも同時に使えるため、会計業務だけでなくバックオフィスまで業務全体を効率化できるでしょう。
また、経営に役立つさまざまな帳票やレポートの作成に対応している点も特徴的です。キャッシュフローや収益に関するレポートをリアルタイムで確認できるため、常に最新の経営状況を把握し、的確な判断を下すことが可能です。
※ 株式会社マネーフォワード(2024年11月時点)
導入シェアを参考にして会計ソフトを選ぼう
クラウド型の会計ソフトは「弥生」「freee」「マネーフォワード」の3社がシェアの上位を占めています。
個人事業主では白色申告なら無料で使える「弥生」が圧倒的なシェアを誇っており、次にシンプルな操作性の「freee」、機能や連携先が豊富な「マネーフォワード」が多く選ばれています。
会計ソフトを選ぶ際はシェアを参考に導入形態や費用と機能のバランス、操作のしやすさなど考慮して自社にあったものを選び、経理業務を効率化しましょう。
次の記事ではおすすめの会計ソフト各製品の特徴や機能を比較しています。ぜひ合わせて参考にしてください。
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