「確定申告は税理士に任せていたけど、今年は自分でやってみよう」と考えたものの、「青色申告って難しそう」と思っていませんか?
実は、青色申告ソフトがあれば青色申告は難しくありません。
青色申告ソフトを使えば、自分1人でも青色申告ができ、条件を満たせば最大65万円の青色申告特別控除が自動的に適用され、大幅な節税もできます。
会計や簿記の知識がなくても使える青色申告ソフトや、あると便利なおすすめの機能、料金など複数の観点から、はじめて青色申告を自分で行う人におすすめの青色申告ソフトを紹介します。
【全6製品】はじめてでも安心!おすすめの青色申告ソフト比較表
はじめて青色申告にチャレンジする人にもおすすめの青色申告ソフトの比較表を作成しました。初年度料金や特徴、導入形態など複数の観点から比較・検討ができるようにしています。
| 製品名 | 初年度料金 | 特徴 | 導入形態 |
|---|---|---|---|
| やよいの青色申告オンライン | 無料 ※ ベーシックプラン | シェア率ナンバーワンの青色申告ソフト決定版 | クラウド型 |
| マネーフォワード クラウド確定申告 | 15,360円 ※パーソナルプラン | 金融機関の連携先が豊富で、自動化によって記帳の時間を大幅に削減 | クラウド型 |
| freee会計 | 8,980円 + 従量課金 ※スタンダードプラン | モダンな画面で会計知識ゼロでも扱いやすい | クラウド型 |
| ジョブカン青色申告 | 12,000円 | 東京青色申告会推奨品。青色申告会に入っているならおすすめ | クラウド型 |
| やるぞ!青色申告 | 9,850円~10,260円 ※ダウンロード版フルサポートパック | 確定申告中は土日祝日休まずサポート。画面共有によるサポートも受けられる。 | インストール型 |
| みんなの青色申告 | 10,780円 | インストール型ながら自動化機能が充実。取引内容を帳簿に自動反映できる | インストール型 |
最大65万円!節税できる青色申告ソフトの見分け方
青色申告では、条件を満たすことで65万円の青色申告特別控除を受けられます。最大限節税できる青色申告ソフトを見分けるポイントは、以下の3つです。
青色申告特別控除額は10万円・55万円・65万円と3段階に分かれています。青色申告ソフトの選び方を知っているだけで、誰でも、簡単に65万円の青色申告特別控除を受けられます。
【必須】自宅からスマホ・PCで申告ができる(e-Tax対応)
青色申告特別控除で上限の65万円控除を受ける要件のひとつに、「e-Taxで申告すること」があります。
e-Taxでの申告とは税務署に行かず、自宅からスマホやPCで確定申告書類を提出することを指します。
e-Taxに対応している青色申告ソフトであれば、自動的に確定申告書類が作成されたり、別でソフトを立ち上げなくても青色申告ソフトからそのまま確定申告ができたりします。
【必須】スマホカメラでレシートを撮影するだけで書類を保存できる(電子帳簿保存法対応)
青色申告特別控除の最大額を受けるためには、電子帳簿保存法に対応している必要があります。
青色申告ソフトにおいては「スマホカメラでレシートを撮影して保存したら、レシートは捨ててもOK」という機能を提供しているソフトを選びましょう。
電子帳簿保存法とは、税務関係の帳簿や書類をデータで保存する場合のフォーマットを定めた法律です。これにより、法定要件を満たす電子データであれば税務上の証拠にもなるようになりました。難しい要件を満たした書類を作らなければならない、というものではなく「保存の仕方」が若干変化するといった意味合いの法律です。
【推奨】サポート体制が充実している
確定申告の時期は、操作方法の疑問や仕訳に関する悩みなど、予期せぬトラブルが発生することが少なくありません。そうした状況で頼りになるのが、ソフトのサポート体制です。
電話やチャット、メールなど、どのような方法で問い合わせができるのか、また、対応してくれる時間帯はいつなのかを事前に確認しておくと安心です。
サポートの範囲がプランによって異なる場合もあるため、特に青色申告が初めての方は、サポートが手厚いプランを選択することをおすすめします。
はじめての青色申告におすすめの青色申告ソフト3選
自分1人で青色申告をする場合でも使いやすくて、最大65万円の節税を狙える、おすすめの青色申告ソフトは以下の3製品です。
「やよいの青色申告オンライン」シェア率トップの人気ソフト。迷ったらコレ
やよいの青色申告オンラインは、初年度1年無料、取引データの自動取得をはじめとした自動化機能、充実したサポート体制が魅力の、はじめて青色申告を行う初心者におすすめの青色申告ソフトです。
スマートフォンアプリは取引入力ができる『弥生 申告』とレシートの情報を撮影して読み取れる『弥生 レシート取込アプリ』があります。スマホからいつでもどこでも取引入力ができるので、入力漏れの心配が少なくなります。
はじめて青色申告を行う場合は、操作質問だけでなく業務の相談までできる「トータルプラン」がおすすめです。トータルプランは初年度15,000円+税で利用できます。
| 初年度利用料金 |
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| 2年目以降利用料金 |
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| 無料トライアル | 1年 |
| 初心者におすすめの機能 |
|
| サポート体制 |
※ プランによってサポートの範囲は異なる |
「マネーフォワード クラウド確定申告」金融機関と連携して記帳も自動で楽々
マネーフォワード クラウド確定申告は、AIを活用した自動化機能と確定申告まで完結できるスマートフォンアプリが特徴の青色申告ソフトです。
取り込んだデータに対し、AIが自動で勘定科目を提案してくれます。利用すればするほど精度が高くなるので、取引量が多い事業者ほど自動化の恩恵を受けやすいでしょう。
伝統的な複式簿記の考え方を踏襲した画面デザインですが、自動連係機能を使えば会計知識が少なくても使いこなせます。簿記3級程度の知識を持っていればさらにスムーズに使えるので、将来的に自分でも正確な経営判断をしたいと考えているのであれば、マネーフォワード クラウド確定申告はおすすめの選択肢です。
| 年額料金 |
|
| 無料トライアル | 1ヶ月 |
| 初心者におすすめの機能 |
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| サポート体制 |
※ 電話サポートはパーソナルプラスプランのみ |
「freee会計」隙間時間にスマホで記帳ができる!スマホフレンドリーな設計が魅力
freee会計は、○×形式の質問をはじめとした確定申告に必要な書類の作成サポート機能や所得額・控除額の自動計算機能が魅力的な会計ソフトです。e-Tax(電子申告)にも対応していることから、最大65万円の青色申告特別控除を確実に受けたい人にもおすすめです。
ほかにもレシート画像を撮影すると自動で内容を読み取り、仕訳を作成してくれる入力サポート機能もあります。
初心者でも使いやすいように設計された画面や充実したサポート体制など、魅力の多いソフトですが、その分料金がやや高めである点に注意しましょう。コストよりも「手間なく確実に確定申告を終わらせたい」と考える方におすすめです。
| 年額料金 |
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| 無料トライアル | 30日間 |
| 初心者におすすめの機能 |
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| サポート体制 |
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青色申告のおすすめソフト3選
複式簿記が分からなくても、最大65万円の青色申告特別控除にチャレンジできる青色申告ソフトを7つ紹介します。
「ジョブカン青色申告」東京青色申告会連合会推奨品でサポートも充実
ジョブカン青色申告は、ガイド付きの入力画面や銀行明細・クレジットカード情報の連携による入力作業の自動化などの機能から、初心者でも簡単に青色申告が行えると人気の青色申告ソフトです。
一般社団法人東京青色申告会連合会から推奨品として認定されており、使いやすさも折り紙つきです。自社調べのサポート満足度は90%超とかなり高く、サポートの質が特に評価されています。
| 年額料金 | 12,000円 |
| 無料トライアル | 1ヶ月 |
| 初心者におすすめの機能 |
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| サポート体制 |
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「やるぞ!青色申告」無料サポートが充実、Macにも対応
やるぞ!青色申告は、個人向けの青色申告や確定申告をサポートする、インストール型のソフトです。税制や申告は毎年変化しますが、変化にも対応できるよう毎年アップデートされるため、控除漏れで損をすることがありません。
インストール型の確定申告ソフトの中では珍しく、WindowsだけでなくMacにも対応しています。
確定申告中の期間は土日祝日もサポートをしてくれるため、はじめて青色申告をする人で、充実したサポートを望む人に特におすすめです。
| 製品価格 |
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| 無料トライアル | – |
| 初心者におすすめの機能 |
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| サポート体制 |
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「みんなの青色申告」金融機関の取引内容を帳簿に自動反映
みんなの青色申告は、AIを活用し使いやすさが評判の青色申告ソフトです。質問に答えるだけで簡単に新規データを作成できたり、業種別によく使われている標準的な科目を自動設定したテンプレートが利用できたりと、はじめての確定申告でも迷わず書類作成ができる設計です。
また、IT導入補助金の対象商品でもあるため、補助を利用すれば安く導入できます。
| 製品価格 | 10,780円 |
| 無料トライアル | 30日間 |
| 初心者におすすめの機能 |
|
| サポート体制 |
|
どの青色申告ソフトを使うかは無料トライアルを活用して決めよう
実のところ、どの青色申告ソフトもできることそのものは大きく変わりません。画面デザインや機能の充実度、料金など、比較ポイントは様々ありますが、最も大切なことは「自分が使いやすいか」という点です。
そのため、無料トライアルで実際にデータを入力してみて、最もスムーズに操作できたものを使うようにすると、契約してから「やっぱりここが使いづらい…」と感じるミスマッチが起きにくくなります。
クラウド型青色申告ソフトの場合、無料トライアルは1ヶ月(30日間)が一般的です。ちょうどひと月分の帳簿をつけてみて、使いやすいソフトはどれかを探してみましょう。
青色申告ソフトを導入したユーザーの口コミ
青色申告ソフトを導入し、実際に青色申告を行ったユーザーの口コミを確認してみましょう。
- 【導入事例1】やよいの青色申告オンライン
- 【導入事例2】マネーフォワード クラウド確定申告
- 【導入事例3】freee会計
「やよいの青色申告オンライン」を導入した人の口コミ
やよいの青色申告オンラインを導入して、確定申告を行った人の口コミを紹介します。
投稿日:2023年10月24日
やよいの青色申告オンラインの良いポイント
このツールを利用するだけで青色申告に必要な書類が全部揃います。個人事業主になってからずっと利用していますが本当にオススメです。サービスの利用料金も安いです。控除される金額を考えたら得してます。白色申告をしている方がいたら導入して今すぐ青色申告すべきです。
やよいの青色申告オンラインの改善してほしいポイント
5年以上つかっていますが、改善して欲しいポイントは特にありません。このままのサービスを継続していただけると嬉しいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?
自分で青色申告をする能力がなかったためこちらのサービスを導入したところ、青色申告が簡単に出来ました。使用料金を払っても青色申告の控除額を考えたら導入して正解でした。
「マネーフォワード クラウド確定申告」を導入した人の口コミ
マネーフォワード クラウド確定申告を導入して、確定申告を行った人の口コミを紹介します。
投稿日:2024年6月7日
マネーフォワード クラウド会確定申告の良いポイント
Macでも活用できるサービスであり、銀行口座やクレジットカードなどの利用明細履歴を基本的に毎日オートマチックに取得してくれるので、いちいちデータを入力する手間が省けて助かっています。
マネーフォワード クラウド確定申告の改善してほしいポイント
多少の会計知識が必要であり、もっと気軽に初心者でも扱えるようになると良いです。機能などもいちいちチュートリアルやヘルプが表示されると助かりますね。
どのような課題に貢献しましたか?
ツール導入以前は月末に一括して取引データをダンロード、それを見て数字をWindows用のアプリに手入力をしていました。
導入後は、毎日自動で金融機関などからデータを取り込んでくれるので月末のデータ入力作業が不要になりました。作成される売上のレポートのチェックができる時間が生まれましたし、Windows用のアプリを立ち上げる必要性も無くなりました。
「freee会計」を導入した人の口コミ
freee会計を導入して、確定申告を行った人の口コミを紹介します。
投稿日:2024年2月8日
freee会計の良いポイント
・レシートを撮影するだけで自動読み取りしてくれるから支出登録が楽。
・銀行口座やクレカと連携して収支の自動登録してくれるから申告書の作成が楽。
freee会計の改善してほしいポイント
・アプリ内で見たい資料がどこにあるのか分からない時がある。
・専門用語が多いから見てる資料が何の役に立つのか分からないことがある。
どのような課題に貢献しましたか?
・開業時から使っているから課題解決までとは言えないが、とにかく確定申告が難しいと思っていたがfreeeの確定申告を使えば簡単に申告できたから驚いた。
ぴったりの会計ソフト選びはミツモアで

会計ソフトは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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