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カーテンのカビを洗濯して簡単に落とす方法|カビの予防法も

最終更新日: 2020年06月02日

いつの間にかカーテンに付いている黒い汚れ。もしかしたらそれは、ただの汚れではなく「カビ」の可能性が高いです。

カビは見た目や健康面にも悪影響を与えるため、一刻も早く対処したいですよね。そんな時、いっそ捨ててしまって新しいものを買おうかと悩むかもしれません。

ですが、カーテンのカビは自宅で落とすことが可能です。諦めて捨ててしまう前に、一度『正しいカビ取り方法』を実践してみてはいかがでしょうか?

カーテンのカビを取る前に確認すること

カーテンのカビ取りの前に行うべきこと
カーテンには洗濯不可のものもある!?

カーテンのカビは、洗濯機で洗ったり漂白剤を用いたりすることで、自力でも落とすことができます。

しかし、注意したいのはすべてのカーテンが自宅で洗えるわけではないということ。中には、自力で洗濯をすることで、余計に状態が悪くなることもあります。

そこで、事前に「洗濯可能なカーテンの見極め方」について学んでおきましょう。下準備をしっかりしておけば、時間と労力を無駄に使ってしまうこともありません。

洗濯表示を確認

カーテンを洗う前にまず行うことは、カーテンに付いているタグを確認することです。タグには、その製品の適切な洗い方が記されていますが、それを判断するのは洗濯表示のマーク

お使いの製品によって、様々なマークが記されていますよね。ですが、ここで見るべきものは、主に「洗濯機可」「手洗い可」「洗濯不可」の3つです。

水温30℃を限度とし、洗濯機の使用可能
水温30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯可能
水温30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯可能
水温40℃を限度とし、手洗い可能
家庭での洗濯禁止

「洗濯機可」または「手洗い可」のどちらかのマークがあれば、それぞれの方法で自宅での洗濯が可能です。

手洗いの場合は一律で水温40℃が限度ですが、洗濯機の場合は書いてある数字によって温度が違います。水温の上限を超えてしまうと生地が傷んだり縮んだりしてしまうため、注意して確認しましょう。

また、注意すべきは「洗濯不可」のマークです。このマークがある場合は自宅での洗濯はできないため、クリーニング業者に頼むなどの対応が必要です。

漂白剤が使えるかを確認

カーテンのカビは、洗剤と漂白剤を用いて落とします。ですが、生地によっては漂白剤を使えないカーテンもあるので注意しましょう。

また、漂白剤には塩素系と酸素系がありますが、「どちらも使用OK」「酸素系のみ使用OK」の2パターンに分かれます。漂白剤についても洗濯表示のマークで知ることができるので、以下の表を参考に事前に正しく把握しておきましょう。

塩素系および酸素系の漂白剤が使用可能
酸素系漂白剤の使用可能、ただし塩素系漂白剤の使用禁止
漂白剤の使用禁止

漂白剤は、使用の向き・不向きを誤ると逆に黄ばんでしまうこともあります。適切な方法で洗濯できるよう、必ず使用の有無について確認してくださいね。

色落ちしないか確認

色や柄のあるカーテンは、水洗いによって色落ちしてしまうこともあります。輪ジミができてしまったり、色があせてしまったりと、大切なカーテンの見た目を悪くしてしまうかもしれません。

そのため、洗濯前には色落ちのチェックも欠かさず行うことが大切です。

このチェックは数分で終わりますし、使用するものも洗剤とタオルのみでOK。すぐに行うことができるので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。

〈確認方法〉

  1. 手にゴム手袋をはめてから、タオルの一部に中性洗剤をつける。
  2. タオルの洗剤をつけた部分で、カーテンの目立たないところを軽く叩く。
  3. タオルにカーテンの色が移っている→洗濯NG
    タオルにカーテンの色が移っていない→洗濯OK

カーテンのカビを洗濯で落とす方法

カーテンのカビを自宅で落とす方法
カビは「つけ置き洗い」で対処可能!

ここまでの事前準備で、洗濯OK・色落ちもなしと分かったら、いよいよカーテンのカビ取りに移っていきます。

カビの落とし方は汚れの程度によっても違うため、カーテンの状態に合わせて方法を選択してくださいね。

ただ、どの方法でも必ずゴム手袋を使用して手荒れを防ぐようにしましょう。逆にゴムで手がかぶれてしまうという方は、使い捨てのビニール手袋の使用もおすすめですよ。

洗濯洗剤と酸素系漂白剤でカビを取る

まずは、基本的なカーテンの洗い方をご紹介します。

カーテンのカビは、洗濯洗剤と酸素系漂白剤を使って「つけ置き洗い」するのが効果的です。酸素系漂白剤の主成分が汚れをバラバラにしてくれるため、こびりついたカビも落としやすくしてくれますよ。

さらに、そこに重曹も加えると汚れを分解する力がアップするため、合わせて使うのがおすすめです。

また、洗剤や漂白剤は液体よりも粉末の方が洗浄力が高め。頑固なカビの場合や、一発で効果を実感したい時などは、粉末タイプを用いるといいでしょう。

準備物とカーテンの洗い方

【用意するもの】

  • 洗濯洗剤
  • 酸素系漂白剤(ハイター、ワイドハイター、オキシクリーンなど)
  • 洗濯ネット
  • バケツや洗面器(浴槽でもOK)
  • 重曹

【カビ取りの手順】

  1. 容器にお湯を張り、重曹を溶かす。
    (40~50℃の熱めのお湯が効果的。しかし、カーテンの洗濯表示に書かれた水温の上限を超えすぎないように注意)
  2. カビに酸素系漂白剤を直接かけ、溜めたお湯に入れてもみ洗い。そのまま1時間ほどつけ置き。
  3. まだポツポツとカビが残っていれば、歯ブラシで優しくこすり落とす。
  4. カーテンを折りたたんで洗濯ネットに入れ、洗濯機で洗濯。
  5. カーテンレールに吊るして干す。

カーテンの生地はデリケートなため、傷付けないように必ず洗濯ネットを使用するようにしましょう。

また、カーテンの大きさに対して洗濯機が小さいようなら、故障の可能性もあるため無理に洗わないようにします。その場合は、コインランドリーの大きい洗濯機を使用するのがおすすめですよ。

取れないカビにはカビキラーなどの塩素系漂白剤

酸素系漂白剤で取れないようなひどいカビには、塩素系漂白剤で応戦します

塩素系漂白剤とは、例えばカビキラーやキッチンハイターなど。これらは殺菌力や漂白力がかなり強いため、大きな効果が期待できますよ。

ただ、強力であるがゆえに注意点が多いことが難点。カーテンによっては色や柄も漂白されたり、生地が傷んだりすることもあるのです。

そのため、塩素系を使う際は以下の注意点を必ず守るようにしましょう。

  • 洗濯表示で、塩素系漂白剤が使えるか要確認。
  • 目立たない部分で試してから使用する。

手順自体は酸素系漂白剤と同じ方法でOKです。ですが、生地の傷みを防ぐためにあまり長い時間つけ置きしないよう気を付けましょう。

どうしても落ちない場合はクリーニングに依頼

洗剤と漂白剤では落ちないひどいカビや、家庭での洗濯ができないカーテンの場合、自力で落とそうとするのは諦めましょう。

ですが、‟諦める”と言っても汚れをそのまま残しておくということではありません。その場合、プロのクリーニング業者に依頼するのが一番安心。少しお金はかかってしまいますが、その分見違えるほど綺麗になりますよ。

また、質感を落としたくないカーテンの場合も同様です。

カーテンは、洗濯すると多少なりとも縮んでしまいますが、特にシルク製や麻製のものは要注意。これらの材質はより縮みやすい特徴があるため、家庭での洗濯はしないようにしましょう。

カーテンを外せない場合はセスキでカビを除去

大きいカーテンや高いところから吊るしてあるカーテンなど、簡単には取り外しできないカーテンもありますよね。その場合は、洗濯機で洗濯するのは困難。では、どのようにカビを落としたらいいのでしょうか?

この場合は、セスキ炭酸ソーダを使って、レールから外さずにカビを落とすことが可能です。カビの範囲や程度によって2つの種類があるため、どちらも分けてご紹介します。

スプレーで除去する方法

できたばかりの狭い範囲のカビは、スプレーで簡単に落とすことができますよ。セスキ炭酸ソーダで作った溶液をカビに吹きかけるだけなので、時間も手間もかかりません。

乾いた布で叩き落としをする際は、汚れを布に移すイメージで行いましょう。

【用意するもの】

  • セスキ炭酸ソーダ
  • ぬるま湯
  • スプレー容器
  • 乾いた布

【カビ取りの手順】

  1. ぬるま湯500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1を混ぜて溶液を作る。
  2. 溶液をスプレー容器に入れ、カビに吹きかける。
  3. 5分ほど放置。
  4. 乾いた布でカビ部分を叩き落とす。
  5. 水拭きをした後、乾いた布で水気をしっかり取る。

つけ置き洗いで除去する方法

スプレーと叩き落としでは落ちなかったり、範囲が広いような場合はつけ置き洗いが有効です。カビ部分をつけられる容器や、それを乗せる台さえあれば、カーテンを取り外すことなくつけ置きができますよ。

また、カビの程度がひどい場合は、セスキ水の濃度を上げて使っていきましょう。ただし、あまり濃度を上げると仕上がりが悪くなるため、少しベタつくくらいの感覚が最適です。

【用意するもの】

  • セスキ炭酸ソーダ
  • ぬるま湯
  • 広口で浅めの容器(洗面器など)
  • 容器を乗せる台
  • 乾いた布

【カビ取りの手順】

  1. 容器に、ぬるま湯500mlに対し、セスキ炭酸ソーダ小さじ2を入れて溶かす。
  2. カビ部分が浸るよう、容器を台の上に置いて高さを調節。
  3. カーテンを溶液につけ、30分ほど放置。
  4. もみ洗いをし、ぬるま湯ですすぐ。
  5. 水気を絞ったら乾いた布で拭き、吊るしたままよく乾かす。

カーテンのカビを予防する方法

カーテンのカビを予防する方法
カビとは無縁の生活を送る方法を伝授!

カーテンの洗濯方法は意外と簡単ですが、どうしても時間と手間はかかるもの。カーテンのカビ取りを終えた頃には、少なからず疲れを感じているかと思います。

ですが、せっかくカーテンを綺麗にしても、また同じように吊るしていればカビが再発してしまうかもしれません。そうなると、またカビとの闘いが始まってしまいます……。

そのため、カーテンのカビはあらかじめ予防しておくようにしましょう。予防法もとても簡単なので、今すぐに実践できますよ。

換気をする

カーテンにカビが生える一番の原因は、窓に付いた「結露」です。

カーテンと窓が接していると、カーテンが結露の水分を吸い取って濡れた状態になります。すると、その濡れた部分にほこりが付き、それを栄養源にカビが繁殖してしまうのです。

そして、この結露は湿度が高い時にできやすくなります。そのため、加湿器を使ったり室内干しが多くなったりする冬場や、雨天が多い梅雨などは要注意。

そこで、まずは湿度を下げて結露ができないような環境を作りましょう。具体的には、湿度は60%以下を保つよう心がけてください。

湿度を下げる方法はたくさんありますが、最も簡単な方法は換気をすること。そのため、冬場でも少し寒さを我慢して10分程度の換気時間を設けるなどの防止策が必要です。

結露をこまめに拭き取る

換気を十分に行ったとしても、どうしても結露はできてしまいます。ですが、そこで諦めるのではなく、できてしまった結露をいかに早く対処するかが大事です。

こまめに結露を拭き取ったり、結露防止グッズを用いたり。とにかく結露を放置しないことがカビを防ぐ一番の方法となります

結露を防止するグッズには、窓に貼って水分を吸収するシートや、結露を防止してくれるスプレーなどがあります。吸収シートは100円ショップにも売られているので、安価で手軽に購入することができますよ。

エタノールスプレーを吹きかける

カビは、病院などでも消毒用として用いられている「エタノール」でも除菌することができます。そして、このエタノールを使って簡単にカビ予防スプレーを手作りすることができますよ

【用意するもの】

  • 無水エタノール または 消毒用エタノール精製水(水道水でも可)
  • スプレーボトル

【作り方】

無水エタノール(6):精製水(4)をスプレーボトルに入れて振り混ぜるだけ!
消毒用エタノールを使う場合は、消毒用エタノール(8):精製水(2)で配合。

使い方のポイントは、クリーニング後や購入後すぐに吹きかけること。事前に行っておけば、効果的にカビを予防できます。

また、もし手作りが面倒な場合は、市販のカーテンにカビがはえなくなるスプレー」もおすすめ。効果を実感している方がたくさんいて、必需品にしている方も多い大人気製品です。

カビの生えにくいカーテンを買う

もしこれからカーテンを買い直すなら、防カビ加工がされた製品がおすすめです。

特に、窓と接しているレースカーテンは結露の影響を受けやすく、カビが生えやすい環境にあります。レースカーテンにカビが生えてしまうと、その手前にあるドレープカーテンにもカビが広がってしまうことも。

そのため、レースカーテンだけでも防カビ加工がされたものを選ぶとお手入れが楽になるでしょう。また、吸湿や速乾性のあるカーテンでも効果的にカビを予防できますよ

「せっかく買ったのにカビが生えている……」と悲しい気持ちになってしまわぬよう、購入時からカビ対策を意識してみましょう。

カーテンのカビを放置してはいけない!

カーテンのカビによる悪影響とは
カーテンのカビ放置は危険!

家事や育児、仕事などに追われていると、カーテンのカビに気付いてもついつい後回しにしてしまうこともありますよね。ですが、カーテンのカビに気付いたらなるべく早くに対処するようにしましょう。

なぜなら、カビを放置することで様々な悪影響が出てしまいます。もしかしたら、大切な家族の健康も害されてしまうかもしれませんよ。

カビは他の家具にも移る

突如として現れたように見えるカビですが、実は空気中にはカビの菌が無数に漂っています。これは、カビの胞子は空気に乗って移動することができるためです。

「カビの胞子が移動する」ということは、カーテン以外の他の場所にも付着してしまうということ。

カビは、「70%以上の湿度」「栄養源(ほこりなど)」「酸素」の3つさえあれば、どこにでも繁殖します。つまり、胞子が付着した場所でこの条件が揃っていれば、また新たにそこでカビが繁殖してしまうのです。

家中全体がジメジメしていることが多い梅雨や冬場などは、この条件が揃いやすくなります。余計にカビの菌を増やして被害を大きくしてしまわないよう気を付けましょう。

カビが人体に悪影響を与えることも

「空気中には多くのカビが漂っている」ということは、息を吸えばカビの菌が体内に入ってくるということ。

こう聞くと、呼吸をするのも怖くなってしまうかもしれませんね。ですが、通常は体内に入ったカビは死んでしまうため、必ずしも「吸い込んだから危険だ」というわけではありません。

ただ、中には生きのびて増殖するものもありますし、死んだカビでも病気が発症することもあります。アレルギーや鼻炎、喘息などが引き起こされたり、中には亡くなったりすることも……。

カビには様々な種類がありますが、カーテンに生えやすい黒カビは特に注意が必要です。感染力が高いため様々な病気を引き起こしやすいので、自分や家族の健康を守るためにも放置は絶対にしないようにしましょう。

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