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黒カビを簡単に除去する4つの方法|原因や予防策も解説

最終更新日: 2020年06月23日

そこにあるだけで不快な気分になる「黒カビ」。一度生えてくると簡単には落ちないため、半ば諦めてしまう方も少なくありません。

しかし、黒カビは見た目が悪いだけでなく、放っておくと病気の原因にもなってしまいます。そのため、自分や家族の健康を守るには即座に徹底除去することが大事。

そこで、今記事では「黒カビの効果的な落とし方」をご紹介していきます。

黒カビとは

黒カビの原因や影響とは
黒カビは‟どこにでもある土壌菌”

黒カビは非常に厄介で、せっかく掃除しても思ったより落ちなかったり、頑張って落としてもまたすぐに再発したりしてしまいます。そのため、自分での掃除には限界があると思ってしまう方も多いはず。

しかし、それはもしかしたら黒カビについての知識が少ないことが理由かもしれません

黒カビを根本から撃退するには、まずはその正体を知ることが鍵となります。黒カビの特徴や発生原因を知り、もう二度と黒カビに悩まされない生活を手に入れましょう。

黒カビとは

黒カビとは、家でよく見られるカビのひとつで、最も一般的なカビとして知られています。

黒カビを始め、カビ類はもともと‟菌”が原因で発生していますが、中でも黒カビの原因菌はどこにでもあるのが特徴。そのため、黒カビは家のどこにでも発生してしまう可能性があるんです。

さらに厄介なのは、黒カビは素材の奥深くにまで根を張って入り込んでしまうということ。そのため、表面のカビは落とせても根っこまで取り切れていないと、またすぐに再発してしまうことになるのです。

これは赤カビや白カビにはない、黒カビだけの特性です。そのため、「黒カビは頑固で落としづらい」というイメージが根付いているんですね。

黒カビの原因

どれだけ掃除を徹底していたとしても、空気1㎡の中には必ずカビの胞子が数個あると言われています。そう考えると、家中に黒カビが生えてしまってもおかしくないように思えますね。

しかし、カビは原因菌があるだけでは増殖することができません。実は、カビが生えるには以下の3つの条件がぴったり揃わなければいけないのです。

  1. 温度 20~30℃
  2. 湿度 70%以上
  3. 栄養 汚れやほこりなど

これらが揃った環境になると、カビの原因菌が成長して目に見える黒カビとなります。つまり、カビを生やさないようにするには、これらの条件を揃えないようにすることが大切なのです。

黒カビは家中至る所に発生する

黒カビが生えるには、温度・湿度・汚れの3つの条件が必要です。それらが揃いさえすれば、壁や洗面所、洗濯機、エアコン、衣類、食器など、至る所に黒カビは発生してしまいます

中でも、家の中で最も黒カビが生えやすい場所と言えば、やはり「お風呂場」ですね。

お風呂場の床や壁には、皮脂汚れや石鹸カスが付着しています。さらに、湯気が充満して温度も湿度も高くなっているため、カビが生えるには好条件の場所なのです。

しかし、入浴後はすぐに換気をしたり、浴室内を隅々まで洗い流したりすることでカビの発生を抑えることができます。黒カビは一度生えてしまうと手強いですが、このように3つの条件が揃わないようにさえすれば、カビと根本からおさらばすることができますよ

黒カビを放っておくと人体に悪影響がある

黒カビを発見したら、なるべくすぐに除去するよう心がけましょう。なぜなら、黒カビを放っておくことで健康被害が出てしまう可能性があるのです。

と言っても、黒カビそのものに毒性があるわけではありません。ですが、黒カビがあることでその胞子が空気中に舞い、それを人が吸い込んでしまうことでアレルギーを引き起こす恐れがあるのです。

アレルギーが出てしまうと、喘息や鼻炎、さらには肺炎などの症状が見られます。アレルギーというと身近な症状のようにも思えますが、重篤化すると呼吸困難になることもあるため注意が必要です

黒カビの掃除方法

黒カビの掃除方法
正しい黒カビ掃除の方法を伝授!

どこにでも生えて、さらには人体に悪影響まで与えてしまう黒カビ。大切な家族や自分自身の健康を守るため、黒カビを根元から徹底除去していきましょう!

と言っても、なんだか黒カビの掃除というと大変そうなイメージがありますよね。しかし、黒カビは身近なもので簡単に落とすことができますよ

ただし、壁やゴムパッキンなど、掃除する場所の素材によって使うものが違います。カビが生えているところに合わせ、よく確認しながら試すようにしましょう。

塩素系漂白剤と片栗粉を使う方法

お風呂や洗面所、ゴムパッキンなどの水回りに生えたカビは、漂白能力の高い「塩素系漂白剤」で応戦しましょう!

特に、ゴムパッキンは素材がやわらかいため、カビが根っこを奥まで伸ばしやすくなります。その場合、こすっただけでは綺麗に落としきれないため、塩素系漂白剤で奥まで作用させると効果的ですよ。

しかし、ここでひとつ問題点が……。実は、塩素系漂白剤は床や壁を流れやすいため、そのままでは素材の奥まで浸透させることができません。

そこで登場するのが「片栗粉」です。塩素系漂白剤×片栗粉でペーストを作り、それをカビ部分に塗りこめばOK。ペーストにすることでしっかり密着させることができるので、根っこまで綺麗に取り除くことができますよ。

準備物と掃除方法

<用意するもの>

  • 手袋
  • 洗面器
  • 片栗粉
  • 塩素系漂白剤(カビキラー、カビハイターなど)

<手順>

  1. 洗面器に、片栗粉と漂白剤を1:1で入れ、ペースト状になるまで練る。
  2. カビ部分にペーストを塗り、15~30分ほど放置。
  3. なるべく50℃以上の熱いお湯で洗い流す。
    (※カビは熱湯をかけることで死滅させることができます。)

重曹と酢(クエン酸)を使う落とし方

色付きの食器や壁など、色を落としたくないものには漂白剤は使用できませんよね。このような場所に生えてしまったカビは、「重曹」「お酢」の力で落とすようにしましょう。

お酢は殺菌効果があるため、元々は菌であるカビにはとても効果的です。ただし、最後に水で洗い流したり拭き取ったりして、酢の成分を残さないようにする必要があります。

なぜなら、お酢は殺菌効果がある一方で、同時にカビの栄養源にもなってしまうからです。しっかり落とさないとそこからまたカビが再発する恐れがあるので、注意しましょう。

準備物と掃除方法

<用意するもの>

  • 重曹
  • お酢
  • スプレーボトル

<手順>

  1. お酢と水を1:2の割合で薄め、スプレーボトルに入れる。
  2. 作ったスプレーをカビ部分に吹きかけ、歯ブラシでこすり10分ほど漬けおく。それでも黒いのが取れない場合はその上に重曹を振りかける。さらにもう一度スプレーを吹きかけたら2時間ほど放置。
  3. 放置後、歯ブラシやスポンジなどでこすり落とし、最後にお酢と重曹を洗い流して終了。

アルコール消毒液を使って除去

畳や木材などの傷みやすい素材には、「アルコール消毒液」が有効です。アルコールはすぐに蒸発するという特徴があるため、素材を傷めにくく、どんな場所にも使用できますよ。

しかし、すぐに蒸発してしまったら、本当にカビを除去できるのか疑問ですよね。ですが、実はカビはアルコールに非常に弱く、アルコールが少しでも触れるとカビの胞子が死滅してしまうんです。

さらに、アルコールの中でもエタノール成分が70~80%の物が一番カビに効果的だとされています。そのため、アルコールでの除菌には「消毒用エタノール」を使用するようにしましょう。

ただし、アルコールには除菌作用はありますが、漂白作用はありません。そのため、残念ながら黒カビによるシミ汚れは取れないので注意しましょう

準備物と掃除方法

<用意するもの>

  • 消毒用エタノール
  • 雑巾
  • ティッシュ

<手順>

  1. ティッシュでカビを抑えるように拭き取る。
    (※直にスプレーを吹きかけると胞子が舞い、広がる恐れがある)
  2. カビ部分に消毒用エタノールを吹きかける。
  3. 雑巾で拭き取って終了。

布にできた黒カビをキレイに取る方法

カーテンや服、バスタオルなどの布に発生してしまったカビは、漂白剤を用いてつけ置きするのが効果的です。

ただし、つけ置き洗いをする時は、必ず事前に洗濯表示を確認するようにしましょう。なぜなら、漂白剤は強力な反面、色落ちや痛みなどのリスクもあるため、製品によっては漂白剤が使えないものもあるのです。

また、漂白剤には「塩素系」と「酸素系」がありますが、「どちらも使用OKなもの」と「酸素系のみ使用OKなもの」があります。

基本的に、酸素系漂白剤は色落ちしにくいため色柄物でも使用できることが多いです。しかし、塩素系漂白剤は色素も落としてしまうため、白物にしか使えないと覚えておくと安心ですよ。

準備物と掃除方法(酸素系漂白剤を使用する場合)

<用意するもの>

  • 酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)
  • 40~50℃のお湯
  • 容器(カビ部分が浸せる大きさのもの)

<手順>

  1. 容器にお湯を張り、水量に合わせて漂白剤を溶かす。
  2. カビ部分にも漂白剤を直接かけ、そのまま溶液に浸す。
  3. 1時間ほどつけ置き。
  4. 放置後、洗濯機で洗って脱水し、乾燥させたら完了。

準備物と掃除方法(塩素系漂白剤を使用する場合)

<用意するもの>

  • 塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
  • 容器(カビ部分が浸せる大きさのもの)

<手順>

  1. 容器にお湯を張り、水量に合わせて漂白剤を溶かす。
  2. カビ部分を溶液に浸す。
  3. 30分ほどつけ置き。
  4. 3回以上水を入れ替えながら、入念にすすぐ。
  5. 洗濯機で洗って脱水し、乾燥させたら完了。

カーテンのカビについては以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:カーテンのカビを選択して簡単に落とす方法❘カビの予防法も

黒カビを掃除するときの注意点

黒カビ掃除の注意点
誤った掃除方法は事故のもと!

黒カビは頑固で落としにくいため、どうにか綺麗にしようと色々な掃除方法を試してみたい気持ちもありますよね。ですが、中には「絶対にやってはいけない方法」もあるので注意が必要です。

誤った方法で掃除を行うと、事故に繋がったり、逆に黒カビを広げてしまったりすることもあります。知らずに行ってしまうととても危険なので、ここで正しい知識を身につけておきましょう。

塩素系と酸素系を混ぜてはいけない!

洗剤や漂白剤には「塩素系」と「酸素系」の2種類があり、塩素系の方がより強力な効果を得られます。そのため、「酸素系を使ったけど思うように効果が得られなかった→塩素系も試してみよう!」と思うこともあるかもしれません。

しかし、その場合はしっかり酸素系漂白剤を洗い落としてから塩素系漂白剤を使用するようにしてください。なぜなら、2種類を合わせて使ってしまうと、有毒ガスが発生してしまうためとても危険です

過去には、この有毒ガスにより、失明や死亡に至ってしまった例もあります。思わぬ事故に繋がってしまわないよう、きちんと製品の種類を確認し、絶対に合わせて使うことのないよう気を付けてくださいね。

水拭きや掃除機はNG

カビ掃除をする時は、事前に表層のカビを拭き取っておくとより効果的です。しかし、これはあくまで“事前準備”であり、水拭きだけではカビを除去することはできません

むしろ、闇雲に水拭きすればただカビを伸ばしてしまうことになります。事前準備として拭き取る時にも、胞子を撒き散らさないよう押さえつけるようにして拭くことが大事ですよ。

また、掃除機でカビを吸い取ることもよくありません。掃除機で吸い取ったカビは、そのまま排気口から外に出て広がってしまったり、掃除機内で繁殖したりする恐れがあります

このように、水拭きや掃除機の使用はかえって逆効果。誤った掃除方法は、黒カビの繁殖を広げかねないので注意しましょう。

黒カビを予防するための対策

黒カビの予防方法
二度と黒カビを発生させないためには?

正しい掃除方法で黒カビを綺麗にできても、またすぐに再発してしまったらがっかりしてしまいますよね。そうならないよう、掃除方法と一緒に「黒カビを予防する方法」も学んでおきましょう。

黒カビを予防するには、とにかく「温度・湿度・汚れ」の3つの条件を揃えないことが大事です。さらに、黒カビの原因菌を死滅させることができれば、根本から黒カビを退治することができますよ。

こまめに換気する

カビが発生するための3つの条件のうち、最も繁殖力を高めるのは「湿度」です。そのため、カビの発生を抑えるには湿度を下げることを重要視しましょう。

と言っても、湿度を下げるにはどのようにすればいいのでしょうか?除湿アイテムといえば除湿器やエアコンなどがありますが、すべての家庭にあるわけではありませんよね。

しかし、実は除湿対策は意外と簡単で、なんと「窓を開けて換気をするだけ」でOK。このひと手間で家の中の湿気を外に逃がすことができますし、外と中の温度差を少なくすることで結露の発生を防ぐこともできます。

水分である結露は、カビが住みつくにはぴったりの優良物件。そんな環境を作らないよう、冬場でもこまめな換気を心がけましょう。

水分を拭き取る

カビ対策には結露を作らないことが大事!……とは言っても、やはり冬場の暖房器具の使用時や入浴後の浴室などには、どうしても結露が発生してしまいますよね。

しかし、その結露を放っておくことが一番の問題なのです

水分大好きな黒カビですが、反対に水分のないところにはもちろん住みつきません。つまり、結露が発生してしまったとしても、すぐに拭き取ってしまえば何の問題もないのです。

最近では、除湿シートなどの対策アイテムが100円ショップでも販売されています。気軽に購入することができるので、結露に悩んでいる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

50度以上のお湯をかける

カビは、20~30℃の暑すぎず寒すぎない環境が大好きです。そして、湯気が充満するお風呂場はこの環境になりやすく、さらに湿度や汚れ(皮脂汚れなど)も揃った場所。つまり、カビにとってお風呂場は最高の住みかとなるのです。

そんなカビから大切な自宅の浴室を守るには、熱湯で殺菌処理するのが効果的。実は、カビは高温にはとても弱い生き物で、特に50℃以上の熱湯をかけられると死滅してしまいます

そのため、入浴後は壁や床を熱湯で洗い流すことを心がけましょう。こうすることで、目に見えない黒カビの原因菌を殺菌し、さらに床などに付着した石鹸カスを溶かしてカビの栄養を取り除くこともできますよ。

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