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壁紙のカビを取る方法|カビキラーやカビハイターは使えない!

最終更新日: 2020年05月26日

「壁紙のカビが気になる…」

「壁を傷つけずにカビを取る方法はないの?」

部屋の壁紙にポツポツと発生したカビ。気になりますよね…。カビ取りとしてパッと思いつくのはカビキラーやカビハイターですが、壁を傷めてしまうのが怖くて使えない方も多いはずです。

この記事では重曹やクエン酸を使い、壁を傷めることなく、カビを取る方法を紹介していきます。

壁紙にカビができる原因は何?

カビの画像
カビが生える原因は何?

壁紙のカビ取り方法を紹介する前に、まずはカビが生える原因を理解しておきましょう。そもそも、カビは気温が25~30度、湿度70%以上、ホコリなどの栄養分がある場所に発生します。

壁紙の場合はとくに湿度が原因になっていることが多く、ここから考えられる原因は次の2つです。

  • 換気不足
  • 温度差によって生じた結露

それぞれ、くわしく紹介していきます。

換気不足

壁紙にカビが生えるいちばんの原因は、換気不足です。

換気が足りないと湿気がこもり、部屋の湿度が徐々に上がってしまいます。前述のとおりカビは湿度の高い場所に発生しやすいので、換気が十分に行われない部屋では、カビが生えやすくなるのです。

部屋の湿度がとくに高くなるのは、お風呂に入った後や、料理、食事のときです。また意外に思われるかもしれませんが、人間の体温でも部屋の湿度は上がります。ふつうに生活しているだけでも、部屋の湿度は高くなってしまうんです。

カビの発生を予防するためにも、こまめに換気することが大切です。

温度差によって生じた結露

外気との温度差で生じた結露も、カビの原因になります。「えっ、結露って壁紙にも起こるの?」と思われるかもしれませんが、しっかり断熱できていないと壁にも窓ガラスなどのような結露が起こってしまいます。

この結露の水分から、カビが生えてしまうというわけです。

壁の結露は、外気の影響を受けて冷たくなった壁と、室内の温度に差があることで起こります。外気がしっかり断熱されていれば壁と室温の温度差が小さくなるので結露が発生しにくくなり、カビも発生しにくくなります。

重曹・酢 ・エタノールなどを使ったカビ取り方法

掃除法の画像
重曹,酢、エタノールを使った掃除法

カビが生える原因を理解できたところで、いよいよ壁紙のカビを取る方法を紹介していきます。

ここで紹介するのは壁を傷つけない安全なカビ取りの方法。賃貸住宅にお住いの方も安心して試してみてください。

紹介するのは、

  • 重曹と酢(クエン酸)を使う方法
  • エタノールを使う方法
  • オキシクリーンを使う方法

の3つです。それぞれくわしく説明していきます。

重曹・酢(クエン酸)で作るおすすめのカビ取り剤

重曹と酢(クエン酸)を使った、おすすめのカビ取りの方法を紹介していきます。

酢(クエン酸)にはカビの繁殖を抑えて汚れを浮かせる効果があり、重曹には汚れを中和して分解する効果があります。仕上げに消毒用エタノールを吹きかけて除菌もするので、再発もしにくくなるはずですよ。

まずは酢水(クエン酸)スプレーと重曹ペーストの2つのカビ取り剤を作りましょう。

酢水の作り方

酢水スプレーは酢、またはクエン酸と水をスプレーボトルで混ぜ合わせて作ります。酢かクエン酸1に対し、水が2〜3程度の量になるよう調整しましょう。

重曹ペーストの作り方

重曹ペーストは、重曹と酸素系漂白剤、少量の水を合わせて作ります。容器に重曹と酸素系漂白剤をいれて混ぜ合わせておきます。目安は重曹:酸素系漂白剤=1:1です。そこに水を少しずつ入れて混ぜ、壁に塗っても落ちない粘度に調整しましょう。

酢水スプレーや重曹ペーストは壁を痛めにくい洗剤ではありますが、念のため、壁の目立たないところで問題が起きないかテストしておくと安心です。掃除の手順と準備するものは下記のとおりです。

<準備するもの>

  • ゴム手袋
  • 酢水(クエン酸)スプレー
  • 重曹ペースト
  • エタノール
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • 歯ブラシ(使い古したもので構いません)
  • 養生テープ
  • 雑巾 2枚

手順①:まずはゴム手袋をし、壁のカビにキッチンペーパーをあてて酢水(クエン酸)をスプレーで吹きかけ、そのまま5分放置する(キッチンペーパーが落ちそうな時は養生テープなどで固定しましょう)

手順②:キッチンペーパーを外し、歯ブラシに重曹ペーストをつけて壁紙のカビに刷り込む

手順③:②の上からキッチンペーパーとラップをかけて養生テープなどで固定し、そのまま2〜3時間放置する

手順④:キッチンペーパートラップを外し、濡らした雑巾で水拭きする

手順⑤:乾いた雑巾で乾拭きし、水分を拭き取る

手順⑥:壁紙に消毒用エタノールを吹きかけ、乾かす

以上で終了です。

このほかに、エタノールだけでカンタンにできるカビ取りの方法もあるので紹介していきます。

エタノールでもカビを落とせる

実は殺菌用のエタノールにもカビを落とす効果があります。体に害がなく壁材にもやさしいので、小さいお子様やペットがいる方、賃貸住宅にお住いの方にはオススメの方法です。

やり方はとてもカンタンで、殺菌用エタノールをティッシュに含ませ、壁紙に押し当てたり拭き取ったりしてカビを落とします。エタノール成分が70〜80%だとより除菌効果が高くなるので、選ぶ時は参考にしてください。

ここでひとつ注意してほしいのが「ふき取ったりする前に、カビに直接アルコールを吹き付けない」ということです。

スプレーの勢いでカビの胞子が舞い上がる可能性があり、部屋にカビが広がったり、吸い込んでしまったりする可能性もあります。アルコールを直接吹き付けるのは一度拭き取ってからにしておきましょう。

オキシクリーンも壁紙のカビに効果的

酸素系漂白剤、オキシクリーンも壁紙のカビ取りに効果があります。ただし、オキシクリーンは水を吸わないビニールクロスの壁紙にしか使えない点には注意が必要です。もし材質がわからない場合は目立たない部分でテストし、問題なければ掃除にも使うようにしましょう。

手順や必要なものは下記の通りです。

①お湯4Lに付属スプーン1杯のオキシクリーンをいれ、よく混ぜる

②①のオキシクリーンの液を壁の目立たないところに付け、変色などの問題がないかテストする

③テストで問題がなければオキシクリーンの液を清潔な雑巾に浸してよく絞り、壁紙を拭く

④雑巾をよくすすいで絞り、水拭きする

⑤別の乾いた雑巾で乾拭きし、水分をよく拭き取る

とてもカンタンですね。

くれぐれも、壁材に問題が出ないかだけは慎重にチェックしてくださいね!

壁紙のカビを落とす際の注意点

注意点
壁紙のカビを落とす際の注意点

ここでは壁紙のカビを落とすときに注意してほしいことを紹介します。これを知らないまま作業すると壁を痛ませてしまったり、有毒ガスで危険な状態になりかねません。しっかり確認しましょう。

注意点は下記の2つです。

  • カビキラーやカビハイターは壁紙のカビに使えない
  • 塩素系と酸素系の洗剤を混ぜてはいけない

くわしく紹介します。

カビキラーやカビハイターは壁紙のカビに使えない

記事冒頭でも少し触れましたが、カビキラーやカビハイターは壁紙のカビには使えないので注意しましょう。これらの商品には「次亜塩素酸塩」という成分が含まれており、この成分がカビ菌を殺菌し、カビの着色汚れを落としてくれています。しかしこの次亜塩素酸塩は非常に強いアルカリ性。壁に使うと壁材を傷めたり、変色させたりしてしまうんです。

壁のカビを取ろうとして、壁材を傷めてしまったのでは元も子もありません。壁への使用は控えるようにしましょう。

塩素系と酸素系の洗剤を混ぜてはいけない

塩素系の洗剤と酸素系漂白剤は絶対に混ぜないように注意しましょう。

塩素系、酸素系、2つの洗剤が混ざると「塩素ガス」という有毒ガスが発生してしまいます。最悪の場合は死に至ることもある非常に危険なガスです。絶対に混ぜないようにしましょう。「まぜるな危険!」表示のある洗剤には、とくに注意が必要です。

「洗剤を2つ混ぜたらカンタンにカビが落ちて壁紙がキレイになりそう!」と思ってしまう気持ちはわかるのですが、混ぜても効果がないばかりか非常に危険な状態になってしまいます。

絶対にやめましょう。

カビの発生を防止するための4つの対策

壁紙画像
壁紙を張り替えるときの4つの対策

ここでは、壁紙にカビが生えるのを防ぐ予防方法を紹介していきます。

紹介するのはこちらの4つ。

  • セスキ炭酸ソーダでカビ予防
  • 十分な換気
  • 家具を壁から離して設置する
  • こまめな掃除

壁紙に生えるカビは、日頃の心がけで予防することができます。

しっかり対策して、カビを防ぎましょう。

セスキ炭酸ソーダでカビ予防

セスキ炭酸ソーダは重曹と炭酸ナトリウムからなるアルカリ性の洗剤。カビの除去効果はないのですが、カビの栄養となる汚れを落としたり、菌の働きを抑えることができます。

やり方はとてもカンタン。

まずはスプレーボトル(100円ショップのものなど)に水200ml、セスキ炭酸ソーダ小さじ半分程度を入れてよく振って混ぜ、セスキスプレーを作ります。このスプレーを洗剤がわりに壁紙に吹きかけて掃除しましょう。

セスキ炭酸ソーダはドラッグストアなどでも手に入るので、ぜひやってみてくださいね。

十分な換気

定期的な換気も、カビ予防に大変効果的です。換気によって湿度が低く保たれ、カビの活動を抑えられるからです。カビの活動が活発になる湿度は70%以上と言われていますが、換気することで部屋の湿度は60%以下になり、カビの活動を抑えることができるのです。

また、換気すると壁紙に付着していた、カビの栄養となるゴミやホコリなどの汚れも室外に出すことができます。栄養がなければカビも繁殖できません。

換気時間は5~10分程度が目安。2時間おきにするのが理想的とされていますが、難しい場合は可能な範囲で大丈夫ですよ。

家具を壁から離して設置する

家具を壁から離して置くのも、カビ予防に有効な方法です。カビが繁殖するのに必要な湿気は、狭いところによく溜まります。家具を壁から離しておくと、壁と家具の隙間を風が通りやすくなるので、湿気が溜まりにくくなるのです。

どのくらい離せばいいかですが、湿気が溜まりやすいベッドや、湿気を放出する冷蔵庫などの家具家電は長めに10cmほど、壁から離しておくとよいでしょう。タンスなどの通常の家具は壁から5cmが目安になります。

湿気の溜まりにくい環境を作り、壁紙に生えるカビを予防しましょう。

こまめな掃除

こまめに壁紙を掃除し、カビを防止しましょう。換気のパートでもお話したとおり、カビは栄養がなければ繁殖することができません。こまめに壁紙を掃除すれば、カビの栄養となるホコリや汚れを除去でき、繁殖を防止することができるというわけです。忙しい方でも大丈夫。壁紙の掃除は月に1回すれば十分です。

壁紙を拭き掃除し、汚れやホコリを落としましょう。そのとき、先に紹介したセスキ炭酸ソーダのスプレーを使うと掃除の効果が長持ちするのでオススメです。ぜひ試してみてください。

壁紙を張り替えてもカビは除去できない

張替えの画像
壁紙を張り替えても対処できない??

「カビがひどいから、もう壁紙を張り替えちゃおう…」

なんてお考えの方、ちょっとお待ちください!

壁紙を張り替えてもカビは除去できないって、知っていましたか?

ここではカビが発生した壁紙を張り替える時に覚えておいてほしいことを紹介していきます。

壁紙を張り替えてもカビは除去できない

「カビが目立つし、もう壁紙を張り替えてしまおう!」

と考えられる方がいらっしゃるかもしれませんが、カビが生えた壁紙をただ張り替えるだけでは、カビは除去できません。

なぜなら下地にもカビが住み着いてしまっている可能性が高いからです。そのまま張り替えても一時は綺麗になりますが、おそらくそう遠くないうちに再発してしまうことになります。

せっかく壁紙を綺麗にしても、カビが再発してしまっては意味がありません…。カビがひどくて壁紙を張り替えたい場合でも、これまで説明してきた方法でカビを除去してからにしましょう。

カビを隠すために上から塗装するのもNG

カビを見たくないからといって、壁紙の上から塗装して隠す、というのも絶対NGです。

たしかにこちらも一時は見た目が良くなりますが、塗料の中でカビが増殖し、壁紙や壁材が広い範囲で劣化してしまうんです。こうなると換気などをしても意味がありません。

最終的には大規模なカビ除去やリフォームの施工が必要になり、ただカビを取るだけとは比べものにならないほどの大きな手間やコストがかかってしまいます。

壁を塗装する場合も、まずはしっかりとカビの根本を断つことが必要です。注意しましょう。

自分でカビを取るのが難しい場合は業者に依頼しよう

ここまでカビの取り方、その注意点を紹介してきましたが、自分で壁紙のカビを取るのが難しい場合はクリーニング業者に依頼するといいでしょう。

カビは「サイレントキラー」とも呼ばれ、アレルギーや皮膚炎、ひどい場合は真菌症の原因となってしまいます。

家族の健康のためにも、放置することなく、しっかりと対処するようにしましょう。

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