「お風呂からアンモニア臭がするのはなぜ？」「お風呂のアンモニア臭を改善したい！」
最終更新日: 2024年11月07日
このような方に向けて、お風呂から漂うアンモニア臭の原因は何か、どのように対処すべきか詳しく解説します。
自分で行える手軽な掃除方法から、プロの業者選びのポイントまで、知っておくべき情報を網羅的にまとめました。
お風呂からアンモニア臭がする原因
お風呂からアンモニア臭がする原因は主に以下の2つです。
それぞれについて解説していきます。
尿が飛び散っている
一つ目の原因は、尿が浴室内に飛び散っていることです。
特に小さな子どものいる家庭では、誤ってお風呂でお漏らしをしてしまうことがよくあります。トイレのように便器がなく、尿が広範囲に飛び散りやすいため注意が必要です。
また、子どもがお漏らしをしてしまったことに気づかなかったり、洗い流した場合でも見えない尿が残っていたりすることもあります。
床や壁に付着した尿は、乾燥するとアンモニア臭を放つようになります。
尿の飛び散りによりアンモニア臭がする場合は、徹底的に掃除をすることで改善できる可能性が高いです。もし尿が飛び散ってしまった場合は、床だけでなく、壁やお風呂セットまでしっかりと清掃しましょう。
また、子どもにはお風呂に入る前にトイレを済ませる習慣をつけるよう心がけましょう。
排水管から臭いがしている
二つ目の原因は、排水管からの臭いの逆流です。
浴室の排水管は、トイレやキッチンなど他の水回りと繋がっているため、稀にトイレからの悪臭が浴室に漏れ出てしまうことがあります。
特に排水口や下水管の接続部分が緩んでいる場合、臭いが浴室内に広がりやすくなります。こうした場合はいくら浴室を掃除しても臭いが取れないことが多く、排水管や下水管の点検・清掃が必要になるかもしれません。
自分での対応が難しい場合も多いため、必要に応じて専門業者に依頼することも検討してしましょう。
お風呂からアンモニア臭がするときの掃除方法
お風呂からアンモニア臭がする場合、まずは浴槽全体を徹底的に掃除しましょう。
尿の飛び散りが原因であると判明している場合は、クエン酸スプレーで除去する方法がおすすめです。それでもアンモニア臭がなくならない場合は、排水口の掃除も検討してみましょう。
尿が飛び散っている場合はクエン酸で掃除
尿の飛び散りによるアンモニア臭には、クエン酸スプレーが効果的です。クエン酸は酸性で、アルカリ性である尿を中和して臭いを取り除く作用があります。
スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1杯を混ぜて作ったスプレーを、浴室の床や壁、浴槽に吹きかけ、スポンジで擦りながら掃除します。この方法は尿の臭いだけでなく、水垢の除去にも効果的です。クエン酸がない場合はお酢でも代用可能です。
この方法は、日常的なお風呂掃除にも適しています。尿の臭いが気になるときだけでなく、定期的にクエン酸スプレーを使って掃除をすることで、清潔な状態を保つことができます。
排水口から臭いがしている場合は部品を外して掃除
排水口からの臭いが気になる場合は、排水トラップなどの部品を取り外して徹底的に掃除しましょう。業者への依頼が必要な場合もありますが、先に自分で掃除することもできます。
まず、ゴミ受けの下にある排水トラップを外し、中に溜まった髪の毛や石鹸カスを取り除きます。
その後、市販の液体パイプクリーナーを使用して排水管内をしっかりと洗浄しましょう。パイプクリーナーは頑固な汚れや詰まりを効果的に溶かし、悪臭の原因を取り除いてくれます。
- 排水溝に直接適量のパイプクリーナーを注ぐ
- 一定時間時間放置する（15〜30分程度が一般的）
- たっぷりの水で洗い流す
量の目安や放置時間は容器に記載されているため、必ず確認してから使用してください。取り外した部品も同様に洗浄し、臭いの元を取り除きましょう。
自分で掃除をしてもアンモニア臭が取れない場合は業者へ依頼
自分でできる掃除方法を試しても、アンモニア臭が完全に取れないこともあります。長年蓄積した汚れや見えない場所に残った尿汚れは、自力では取り除くことが難しいかもしれません。
自分で掃除をしてもアンモニア臭が取れないときは、プロの業者への依頼を検討しましょう。
ここでは、浴室クリーニングをプロに依頼するメリットと依頼する場合の費用相場について解説します。
浴室クリーニングをプロに依頼するメリット
浴室クリーニングをプロに依頼することで、時間と労力を節約しながら確実に汚れを落とすことができます。
自分で掃除する場合は手間暇がかかりますが、プロに任せればあっという間に掃除してくれます。
また、専門的な知識と技術により、見えない場所の尿汚れも効果的に除去してくれるため、アンモニア臭が気にある場合は一度相談してみることをおすすめします。
浴室クリーニングをプロに依頼する場合の費用相場
浴室クリーニングをプロに依頼する場合、おおよそ12,000～20,000円程度が費用相場です。もちろんあくまで目安にはなりますが、これよりも極端に安い場合はオプション料金がかかったり、極端に高い場合は悪徳業者の可能性もあります。
また、対応範囲は業者によって異なるため、基本料金にどのようなサービスが含まれるか確認しておきましょう。エプロン部分のカビやヌメリの掃除、カビ防止のコーティングなど、各種オプションサービスは追加料金を支払うことになっている場合が多いです。
業者を選ぶときは複数の会社を比較し、合ったサービス内容と料金を確認することが大切です。相見積もりを取得し、納得のいく業者を選びましょう。
浴室クリーニング業者を選ぶポイント
以下では、浴室クリーニング業者を選ぶ際のポイントについて解説します。
自社のホームページがある
信頼できる業者は、自社のホームページを持っていることが多いです。例えば会社概要や実績、代表者の名前などが明記されています。
業者の信頼性はもちろん、提供するサービスの詳細や過去の実績も把握しやすいでしょう。ホームページの内容が充実している業者ほどサービスに対する責任感も強く、安心して依頼できる可能性が高いです。
また、ブログや「お客様の声」といったコンテンツがある場合は業者の仕事に対する姿勢や顧客満足度を垣間見ることができ、選ぶ時の参考になります。
料金体系がはっきりしている
トラブルを避けるために、料金体系が明確で、掃除箇所や作業時間に応じた具体的な料金を提示している業者を選びましょう。
また、見積もりを取る際には追加料金が発生する場合の条件や、掃除の範囲外となる作業があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。事前に料金について明確に説明してくれる業者なら、顧客とのトラブルを未然に防ぐための配慮が行き届いているといえます。
損害賠償保険に加入している
どんなに実績豊富な業者でも、清掃中に不測の事態やトラブルが発生することはあります。そのため、業者が損害賠償保険に加入しているかどうかを確認することは重要です。
業者が損害賠償保険に加入していれば、作業中に家財や設備が破損した場合も適切な補償を受けられます。逆に、保険未加入の業者に依頼してしまうと、万が一の際に修理や交換費用を自己負担しなければならない可能性があるため、注意が必要です。
口コミや評判がよい
業者選びの際、実績や料金体系だけでなく、口コミや評判を確認することも大切です。大手の業者であっても、必ずしもすべての利用者が満足しているとは限りません。
利用者数や顧客満足度は、その業者の実績や信頼性を示す一つの指標です。例えば、「スタッフの対応が親切だった」「作業後の仕上がりに満足した」といった具体的な意見は、業者選びの際の判断材料になります。
また、口コミだけでなく、知り合いや友人から紹介してもらうのも1つの方法です。実際に利用した人からの生の声を聞くことで、より信頼できる業者を選べるようになるでしょう。
お風呂の浴室クリーニング業者はミツモアで比較！
お風呂からアンモニア臭がするときの対処法について解説しました。尿の飛び散りをはじめ、目に見えない浴室の汚れは浴室クリーニングに依頼することがおすすめです。
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