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【ガムの取り方6選】服や靴に付いたガムの対処法を紹介!

最終更新日: 2024年06月28日

外を歩いていたら、何か踏んだ!おそるおそる靴の裏を見てみたら、ガムがべっとり・・・。

靴の裏にくっついたガムってなかなか落ちないうえに、歩くたびにベトベトとした感触がして不快ですよね。

そんなあなたのために、靴や服などに付いたガムの取り方から、時間が経ってしまった場合の対処法まで徹底解説します。

すぐできる!ガムを簡単に取る3つの方法

ガムを踏んでしまったスニーカー
 外出時でもできる3つの方法

「道路を歩いていたらガムをうっかり踏んでしまった」「ガムがこぼれて服についてしまった」そんなあなたのために、ガムを身近なものでパパッと取り除く、3つの方法を紹介します。

  • 氷で冷やす
  • レシートを踏みつける
  • ポケットティッシュの袋を踏みつける

氷で冷やす

製氷機に入った氷

【用意するもの】

  • ビニール袋

【ガム取りの手順】

  1. ビニール袋に氷を入れる
  2. ガムに10分ほど押し当てる
  3. 固くなったガムをはがし取る

ガムは温めると柔らかく粘着性が強くなり、逆に冷やすと固くなり粘着性も弱まる性質を持ちます。

そのため氷で冷やすと、ガムが固まってはがし落とすことができるようになるのです。

これが1番確実な方法で「ガム取りのセオリー」とされています。

手順も簡単で、氷を入れたビニール袋をガムに10分ほど押し当ててから、固くなったガムをはがすだけ。

外出している場合はコンビニやスーパーでロックアイスを購入するとよいでしょう。

靴や服についた場合はもちろん、床やカーペットについてしまった場合にも効果的な方法です。

レシートを踏みつける

レシート

【用意するもの】

  • レシート

【ガム取りの手順】

  1. レシートの印字面をガムに押し当てる
  2. 体重をかけて踏みつける
  3. レシートをはがし取る

靴でガムを踏んでしまった場合は「レシート」を踏みつける方法が効果的です。

レシートは感熱紙でできています。感熱紙は表面に凸凹がなく、ツルツルしていますよね。

そのためレシートの方が、靴裏よりもガムの粘着力が発揮されるのです。

ガムを踏みつけてすぐの場合に特に効果的なので、外出時の緊急対策としておすすめの方法です。

ポケットティッシュの袋を踏みつける

ポケットティッシュ

【用意するもの】

  • ポケットティッシュの袋

【ガム取りの手順】

  1. ティッシュの取り出し口を下にして地面に置く
  2. ガムの付いた靴で踏みつける
  3. 10歩ほど歩く
  4. 袋をゆっくりとはがし取る

靴裏にガムが付いた場合は、ポケットティッシュの袋を踏みつける方法でもはがし取ることができます。

レシートのときと同様に、ガムが袋に移って張り付いてくれますよ。

ガムの付いた靴でポケットティッシュの袋を踏みつけた後、そのまま10歩ほど歩くのがポイントです。

ガムを溶かして取る3つの方法【時間が経った場合】

【3選】ガムが溶ける!?ガムを溶かして取る方法
時間が経った場合は溶かして取るのがおすすめ

「すぐに対処する時間が無かった」「ガムが付いたのに気づかないまま時間が空いてしまった」時間が経つとこびりついてしまい、そのままではなかなかきれいに落とすことが難しいですよね。

そんな場合はガムを溶かして拭き取る方法があります。

靴や服はもちろんですが、髪の毛に付いた時にも有効なので、是非参考にしてくださいね。

油で溶かして取る

サラダ油

【用意するもの】

  • 油 (サラダ油やオリーブオイル、ヘアオイルなど)
  • ティッシュ
  • 使い古しの歯ブラシ

【ガム取りの手順】

  1. 油をガムに数滴たらす
  2. そのまま5分ほど放置する
  3. ティッシュでガムをゆっくりはがし取る
  4. 歯ブラシでガムのついていた部分をやさしくこする
  5. ティッシュで拭き取る

チョコレートとガムを一緒に食べたら、いつのまにか溶けてしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ガムは油に溶ける性質があります。この性質を利用してこびりついたガムを溶かし、はがし取ることができるのです。

油染みができる可能性があるので、服に使用した場合は中性洗剤などを使ってきれいに洗い流してくださいね。

またガムが髪の毛に付いてしまった場合はヘアオイルも有効です。乾いた髪にヘアオイルをなじませて5分置いた後、同様に拭き取りましょう。

入浴前に対処し、そのままお風呂でシャンプーをすればきれいになりますよ。

仕上げに中性洗剤を使う場合

服にくっついてしまったガムは、繊維と絡まり取れにくくなってしまいますよね。そんな場合は中性洗剤も有効です。

付いているガムをできるだけ取り除いてから、中性洗剤の原液を垂らして5分ほど置きます。

その後、ティッシュでガムをつまむように取ります。一度で取れない場合は、何度か繰り返しましょう。仕上げに洗濯をして完了です。

除光液で溶かして取る

除光液でマニキュアをはがす様子

【用意するもの】

  • 除光液
  • ティッシュ
  • 使い古しの歯ブラシ

【ガム取りの手順】

  1. 除光液をガムに数滴垂らす
  2. そのまま2~3分放置する
  3. ティッシュでガムをゆっくりはがし取る
  4. 歯ブラシでガムのついていた部分をやさしくこする
  5. ティッシュで拭き取る

マニキュアをはがす除光液を使って、ガムを溶かして落とす方法です。

除光液に含まれる「アセトン」という物質がガムに作用して、溶かし落としてくれますよ。

除光液を使ってガム取りをする際には、窓を開けたり換気扇を回したりするなどして、しっかりと換気をしながら作業してくださいね。

アルコールで溶かして取る

消毒用アルコールを使用する女性

【用意するもの】

  • 消毒用アルコール
  • 布 (タオルやふきんなど)
  • コットン

【ガム取りの手順】

  1. ガムが付いた部分に布を当てる
  2. コットンにアルコールを含ませる
  3. あて布の裏側からコットンで叩く
  4. 洗濯する

服に付いた場合は、ドラッグストアで売っている消毒用アルコールも活躍します。

ガムが付いた部分に乾いた布を当て、裏側からアルコールを含ませたコットンで叩きます。溶けたガムが当て布に移るまで、時間を掛けて叩きましょう。

こちらも仕上げに洗濯をすれば、きれいになりますよ。

なおアルコールはウィスキーでも代用可能ですが、色移りの心配があるので色の薄い服の場合は使用を避けた方が良いでしょう。

またウィスキーの場合はアルコール度数の高いもの(30~40度前後)を使用するとより効果的です。

服や靴に付いたガムは「冷やす」か「溶かす」のがベター

服や靴に付いたガムは「冷やす」か「溶かす」のがベター
服や靴に付いたガムは「冷やす」か「溶かす」のがベター

服や靴に付いたガムを取る6つの方法をご紹介しました。基本的な考え方として、ガムはその性質上「冷やす」「溶かす」で落としていきます。

前章までの方法を踏まえた上で、ここでは最適なアプローチの手順を解説いたします。

ガムが付いてから時間が経っていない場合は「冷やす」

ガムは粘着性が強いため、付いてから時間が経つほど落としにくくなります。

そのため服や靴にガムが付いてから時間が経っていない場合は、氷などで冷やすだけで簡単にガムが取れますよ。できるだけ早く対処することがキレイに取り除く近道となります。

また油で溶かす方法は油シミの危険性もあるので、できれば氷で取れるうちに取ってしまうのがベストです。

ガムが付いてから時間が経っている場合は「溶かす」

氷で冷やしても取れない場合や服・靴にガムが付いて時間が経っている場合は、繊維の奥に入ったりこびりついたりしている可能性が考えられます。この場合は溶かして落としやすくしてから拭き取る方が良いでしょう。

油や洗剤、アルコールを使い、ガムをよく溶かせば、きれいに取れますよ。髪の毛に絡みついてしまった場合も同様です。ヘアオイルを使い、溶かして拭き取りましょう。

床にこびりついたガムは冷やして削り取ろう

床にこびりついたガムは冷やして削り取ろう
床にこびりついたガムは冷やして削り取ろう

子供が食べ終わったガムをフローリングになすりつけてしまった。家の前のコンクリートにガムが吐き捨てられていた。床にこびりついてしまうとお掃除が大変で厄介ですよね。

ここではガムが床にこびりついてしまった場合の対処法を解説します。ポイントは「冷やして削る」です。手順を見ていきましょう。

用意するもの

床のガム取りには次の道具を使用します。

  • ビニール袋
  • ヘラ
  • ぞうきん
  • ゴム手袋

【なかなか取れない場合】

  • 消毒用アルコール

【手順1】床に付いたガムもまずは冷やすところから

床にこびりついたガムも、靴や服の場合と同様に冷やすところからスタートです。

氷を入れたビニール袋をガムの上に5分ほど置いて、ガムを冷やし固めます。

【手順2】冷やしたあと、ヘラを使って削り取る

ガムが手に付かないようゴム手袋をはめたら、ヘラで冷やし固めたガムを削り取ります。ヘラを立てて削ると素材に傷がつく可能性があるので、床に対して45度の角度で当てるとよいでしょう。

フローリングなどツルツルした素材の場合は、この段階で大抵落とせます。あとは雑巾でサッと拭いておしまいです。

【手順3】それでも取れなかった場合は溶かして取る

カーペットや畳など、ツルツルしていない素材の場合はヘラで取り切れないことも。

なかなか取れなかったり、こびりつきが残ったりする場合は「冷やす」ではなく「溶かす」に方法をシフトしましょう。

消毒用アルコールをなじませて時間を置き、ガムを溶かしてから拭き取ります。

シミや色落ちの原因になることもあるので、目立たない場所で確認してから作業に取り掛かってくださいね。

車のシートに付いたガムにはガムテープが効果的

車のシートに付いたガムにはガムテープが効果的
車のシートに付いたガムにはガムテープが効果的

眠気覚ましやお子様用として車の中にガムを常備している方もいらっしゃることと思います。しかし車のシートにガムがついてしまっても、運転中はガム取りの対処をしていられませんよね。

さらにすぐに対処できずに「溶かす」方法でガムを取り除くにしても、車のシートはお掃除し辛いこともあり、シミができないか心配になります。

そのため車のシートにガムがついてしまった場合は、「溶かす」ではなく「冷やす」方がおすすめ。冷やした後にガムテープを使えば、キレイに取ることができますよ。

用意するもの

  • ガムテープ
  • ティッシュ
  • ビニール袋

【手順1】ティッシュであらかじめ拭き取る

まずはガムのかたまりをある程度ティッシュで取り除きます。

素材に押し込まないように気を付けながら、表面のガムをつまみ取るイメージで作業しましょう。

【手順2】ガムを冷やす

氷を入れたビニール袋をガムの残りカスに当てて、5分ほど放置します。取り切れなかったガムを冷やして固めましょう。

【手順3】ガムテープでカスを取る

カスをガムテープでペタペタと叩いて取り除いていきます。テープの粘着が弱まるようでしたら、こまめに取り替えてください。

しつこくこびりついている場合は、冷やす、ペタペタ叩く、また冷やす……を繰り返すことでガムをキレイに落とすことができますよ。

市販のガム取り剤を使う方法も

床についたガム

ガムがなかなか取れなかったり、素材へのダメージが気になる場合は、専用のガム取り剤を使用するのもひとつの方法です。

AZ(エーゼット) ガム取り クリーナー

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AZ(エーゼット) ガム取り クリーナー 50ml 887

「AZ(エーゼット) ガム取り クリーナー」はガムを溶かして落とすタイプのクリーナーです。

天然のオレンジ成分が配合されており、さわやかな香りと強力な除去効果を両立。なかなか取れない頑固なガムもはがし落とすことが可能です。

変色の心配が少ないため、特に床や壁についてしまったガムを取りたい場合におすすめです。

リンレイ RCCガムリムーバー

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リンレイ RCCガムリムーバー330ML

「リンレイ RCCガムリムーバー」はスプレータイプのガム取り剤です。

冷たいスプレーを噴射して、ガムを冷やし固めて取ることができますよ。

カーペットや服などにガムがこびりついている場合におすすめの商品です。

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