クローゼットのカビを退治するには?
クローゼットにカビが生えた場合は、消毒用アルコールや塩素系漂白剤をスプレーして5~15分ほど放置して、キレイな布で拭き取りましょう。塩素系漂白剤を使う場合は水拭き・乾拭きの2回拭いてください。
クローゼットのカビを予防するには?
クローゼットにカビが生えやすいのは、高温多湿になりやすいことが原因です。こまめに扉を開けて換気したり、除湿剤を使ったりしましょう。ホコリや皮脂などもカビの養分となるので、掃除・洗濯・クリーニングもこまめにしましょう。
クローゼットにカビが生えた場合は、消毒用アルコールや塩素系漂白剤をスプレーして5~15分ほど放置して、キレイな布で拭き取りましょう。塩素系漂白剤を使う場合は水拭き・乾拭きの2回拭いてください。
クローゼットにカビが生えやすいのは、高温多湿になりやすいことが原因です。こまめに扉を開けて換気したり、除湿剤を使ったりしましょう。ホコリや皮脂などもカビの養分となるので、掃除・洗濯・クリーニングもこまめにしましょう。
クローゼットのなかにカビが生えたときは、早めに対処しましょう。カビは胞子を飛ばして繁殖していくので、服や室内までカビが広がらないように早期対策が必要です。
クローゼットにカビが生えたときは、消毒用アルコールや塩素系漂白剤などを使ってカビを拭き取りましょう。
カビにスプレーしたあと5~15分ほど放置して、キレイな布で拭き取ります。塩素系漂白剤を使う場合は、水拭きと乾拭きの2回拭いてください。
たとえば上画像の「カビホワイト」はビニールクロスの壁紙にも塗布できて、6~12倍に希釈すれば木製家具にも使用できます。クローゼットの中にも使いやすいでしょう。
ただし漂白効果で建材が色落ちしてしまう可能性もあるので、目立たない場所で試してから使用するのがオススメです。ほかにも様々な種類のカビ取り剤があるので、以下の記事を参考に最適なものを探してみてください。
カビの繁殖が進行している場合や、服にもカビが移っている場合は以下の手順でカビ取りをしましょう。
【クローゼットのカビ取り手順】
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それぞれの手順について要点を解説します。
クローゼット内部にたまったホコリや髪の毛などのゴミは、カビにとって養分となります。カビが生えている場合はまずクローゼットのなかを空にして、汚れを掃除しておきましょう。
消毒アルコールや塩素系漂白剤でカビ取りをするときにも、ホコリの上から塗布するより、直接カビに塗布したほうが効果が高まります。
クローゼットのなかを確認して、カビが生えている場所に塩素系漂白剤や消毒用アルコールを塗布しましょう。
5~15分ほど放置したあとで、水拭き・乾拭きでキレイに漂白剤を落とします。カビの落ちが悪ければ、もう1回カビ取り剤を塗布して5~15分ほど放置してください。
この作業のときは換気を徹底すること、マスク・ゴム手袋を必ず着用することに注意が必要です。とくに塩素系漂白剤を使用する場合は、ツンとしたニオイで気分が悪くなりやすいので注意しましょう。
衣類や布団にまで移ったカビも、消毒エタノールまたは塩素系漂白剤である程度落とすことができます。
ただし洗濯絵表示をみて、漂白できるか、洗濯できるかなどを事前に確認しておきましょう。
【衣類や布団のカビ取り手順】
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軽いカビであれば40℃程度のぬるま湯に「オキシクリーン」などの酸素系漂白剤を入れて、つけおきするのも有効です。
洗濯できる衣類や布団・シーツなら、丸洗いしてから天日干ししましょう。
逆に丸洗いできない場合は、塩素系漂白剤を使わないように注意してください。
カビは除菌できても、黒い色素が沈着してしまうと取れないこともあります。その場合は自分でいろいろ試すよりも、クリーニング専門店に持ち込むのがオススメです。
クローゼット内部と、衣類・布団などのカビ取りが完了したら、どちらもしっかり風を通して乾燥させたあとで収納しなおしましょう。
またクローゼットにカビができた場合、湿度や温度などがカビの繁殖に適していると考えられます。再発させないために除湿や防カビ対策をしておきましょう。
クローゼットはカビが生えやすい環境がそろっていますが、適切に対策をすれば予防が可能です。
【クローゼットにカビが生えやすい原因】
【カビの予防対策】
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それぞれ詳しく解説します。
クローゼットにカビが発生する主な原因は、「高温多湿になりやすい」「ホコリなどの養分が多い」という2つです。
カビは湿度60%・気温20~30℃を超えるといっきに繁殖しやすくなります。閉めきった状態のクローゼットの中は、湿気も温度も上がりやすいのでカビが発生する条件が整っています。
またカビが繁殖するには栄養源となる物質も必要です。クローゼットの中だと、衣類についた汗、アカ、髪の毛といったタンパク質がカビの栄養源になります。
クローゼットのなかは梅雨~夏にかけてとくに高温多湿になりやすいです。この時期は意識的に換気しましょう。
窓を開けた状態で、クローゼットの扉を開けておくだけでも十分に効果的です。うまく風が通らない場合は、クローゼットの中身を外に出したり、扇風機を使ったりしてみてください。
ただし梅雨の時期は、かえって室外から湿気が入ってきてしまうこともあります。その場合は無理に窓を開けず、クローゼットの扉だけを開けて除湿器やエアコンの除湿機能などを使って風を通しましょう。
季節によって使わなくなってしまうコート類やジャケット、布団などを次のシーズンまでクローゼットに入れっぱなしにしている方も多いのでは。
しばらく使用・着用しないものがあっても、3か月~半年に1回程度は晴れた日に天日干しするのがオススメです。
衣類や布団を定期的に乾燥させることで、カビの発生リスクが下がります。ただし日中と夕方との気温差などで、衣類や布団がかえって湿気てしまわないように注意しましょう。
クローゼットに収納している衣類が多すぎると、扉を開けて換気してもうまく風が循環しません。
風通しをよくするために、収納する衣類は最低限に抑えるのがオススメです。
クローゼットに収納する量は、だいたい8割程度までが目安と言われています。ハンガーバーを使用しているなら、衣類の隙間を1着につき3cmほどあけるように意識してみてください。
捨てるかどうか迷っている衣類があるなら、この機会に断捨離を実践してみるのもよいでしょう。
衣類をクローゼットに収納するときは、しっかり乾燥させておきましょう。1日着用していた服は、体温や汗で湿気を含みやすいので、ひと晩干してから収納するのがオススメです。
梅雨~夏は湿気が多くて乾きにくいので、浴室乾燥機やエアコンの除湿機能を使って乾かすと、効率よく湿気を取り除けます。
また汗やホコリなど、カビの養分が残らないようにできるだけクリーニングや洗濯をしてから収納しましょう。
湿気は空気中の水分なので、上よりも下の空間にたまりやすくなります。湿気に弱い革製品、シルク、ウールなどの素材は、クローゼットの上側に収納するのがコツです。
とくに湿気が多いと感じる場合は、床に新聞紙やタオルを敷くことで床の水分を吸収してくれる効果もあります。
重曹には除湿効果があります。間口の広い器に重曹をいれて、クローゼットに入れて置くだけで、簡単に除湿効果が得られるのがメリットです。
除湿効果は1~2週間なので定期的に交換は必要ですが、使い終わった重曹をキッチンなどの掃除に使用することもできます。
ただしより確実な効果を求めるなら、市販の除湿剤を使用するのがオススメです。防カビ・防虫効果を兼ね備えたクローゼット用の除湿剤もあります。
クローゼットは湿気や汚れがたまりやすく、カビの発生条件がそろっている場所です。とくに梅雨~夏のジメジメとした時期には、クローゼットに除湿剤を使てみるのもよいでしょう。おすすめの除湿剤を紹介します。
丸金の「カラッと防虫」は、除湿剤としても防虫剤としても使用できるタイプ。
付属のハンガーフックを使って吊り下げるか、個別包装のママ引き出しや衣装ケースに入れるかという2パターンの使い方ができます。
有効期間は約4~6か月です。期間を過ぎても乾燥材として使用可能で、人形や骨とう品などを保管するのにも適しています。
白元アースの「ドライ&ドライUP」は、防カビ剤が配合されている除湿剤なので、クローゼットのカビ予防に効果的です。
天然由来成分の保水材を使用しているので安心。ワサビ由来成分が配合されていることでダニよけ効果も得られます。
有効期間は1~3か月です。湿気を吸うとシート内部の成分がゼリー状に固まるので、替え時が分かりやすいのも特徴。
エステー「備長炭ドライペット」は、備長炭と活性炭を特殊配合した除湿剤。
炭には脱臭効果があるので、湿気だけでなくクローゼットの中のニオイ予防にも役立ちます。
有効期間は1~2か月です。湿気を吸い取った薬剤がゼリー状に変化するので効果が目に見えて、交換時期も分かりやすくなっています。
こちらは置き型の除湿剤です。湿気のたまりやすい床に設置することで、湿気を吸収してくれます。
類似製品に比べても大容量で、約800mlもの水分を吸収することが可能。防カビ剤と消臭剤も配合されているので、クローゼットにもピッタリです。
また有効期間も4~8か月と長く使用できます。3個パックになっているので、クローゼットの上下段にそれぞれ配置したり、余ったら下駄箱など別の場所に設置したりといった使い方もできるのが特徴です。
この記事ではクローゼットに生えたカビへの対処法、そしてカビの予防法について紹介してきました。
カビは放置していると繁殖範囲を拡大していきます。リビングや浴室も含めて、広い範囲でカビが気になる場合はハウスクリーニングを利用するのもオススメ。
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