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断捨離のコツと驚きの効果を紹介!やり方や後悔しない捨て方教えます

不用品回収・廃品買取業者を探す
最終更新日: 2023年03月16日

「身の回りがごちゃごちゃしていて気持ちがすっきりしない・・・」

「生活環境を整えて気分を一新したい!」

そんなときに思い浮かぶのが「断捨離」。やってみたいけれど、片付けは苦手だし面倒だし、何から始めたら良いの?

そんな方のために、断捨離によって得られる効果や無理なく断捨離を始める方法、アイテム別の断捨離のコツなどをまるっと解説します!

断捨離とは?

服を手に持った女性

「断捨離=捨てる」というイメージが強いですが、断捨離は単に不要な物を捨てるだけでなく、物の整理を通して人生が変わる効果的な方法と言われています。

まずは、「断捨離」という言葉の意味を理解しましょう。

断捨離本来の意味

断捨離とは、やましたひでこさんが提唱している片付け論です。

執着を手放すヨガの「断行」「捨行」「離行」という3つの考え方を日常の片付けに応用したもの。

断…不要なモノを断つ

捨…不要なモノを捨てる

離…物への執着から離れる

つまり、不要なものを捨てて増やさない、物に執着をしないで身軽に生きることを目指す考え方なんです。

断捨離するとどんなメリットがあるの?

断捨離をすると、生活がシンプルで豊かになるという人が多いです。自分にとって大切なものは何かを見つめ直すことができ、不要なものの維持に使っていた場所や時間をもっと大事なことに使えるようになります。

断捨離で生活が豊かになる?期待できる5つの効果

断捨離はどこから手を付ければ良い?

家にものが多すぎて途方に暮れてしまう、という方は、まず自分が普段持ち歩いているバッグやポーチ、毎日使う場所から断捨離を始めることをおすすめします。ひんぱんに見る場所が片付くと、気分がすっきりして断捨離に勢いがつくでしょう。

身の回りから小さく断捨離をはじめる手順【3ステップ】

断捨離で生活が豊かになる?期待できる5つの効果

断捨離は、部屋が綺麗になるだけでなく「時間」や「お金」、果ては「感覚が研ぎ澄まされる」という効果が期待できます。

どういった原理でそれらが手に入るのでしょうか?

【効果1】自分の価値観を見つめ直せる

断捨離をして不要だと判断した物は、案外自分以外の人から影響を受けて購入したものが多いものです。

  • テレビで話題だったから
  • みんなが持っているから
  • 店員さんに勧められて断れなかった

このような理由で購入したものは、本当に「良い」と思ったものでない限り愛着を持ってレギュラーメンバーとして使っていません。

断捨離をすれば、自分の「良い」を見つけることができます。

小さな「良い」の積み重ねが、人生の選択を自分らしくより良いものにしてくれるはずです。

【効果2】お金が貯まりやすくなる

断捨離の『断』は、不要なものを断つということ。

つまり、日ごろから断捨離を意識していれば、手に入れる前に「本当にコレが必要かな?」と自問するようになります。

どこに何かあるかを把握できるようになるので、同じものを買ってしまうこともなくなります。

不要な物を売ることで臨時収入の可能性

「買わない」ことでもお金が貯まりますし、「いらない」と思ったものを売ることでお金になる事があります。

マンガや服は量があれば意外な収入になりますから、リサイクルショップを活用しましょう。

【効果3】時間に余裕ができる

断捨離をして物の場所を把握できるようになると、探し物の時間が無くなって時間に余裕ができます

  • 料理道具:引き出しの中を探す時間がなくなる
  • 服:毎日の服選びで悩む時間も無くなる
  • ハンコや通帳:思ってた場所にない!がなくなる

【効果4】ストレスが減り心に余裕ができる

部屋の中が多くのものであふれてごちゃごちゃしていると、視界に入る情報が多すぎて知らぬ間にストレスが溜まっていきます。

使わないものが目に映るたびに「いつか捨てなきゃ」と思っては先延ばしにするのを繰り返していると、どんどん気が重くなってしまうでしょう。

不要なものをすべて処分し、必要なものだけを身の回りに置けば、そんなストレスから解放されます。

気にかかることが1つ減って、精神的に余裕ができるでしょう。

【効果5】周りの人との関係が良くなる

探し物をして外出するのが遅くなったり、必要な物が見つからなくて慌てて買いに行ったり…かと思えば家に戻ったら買ってきた物が見つかったりすることってありますよね。

自分にイライラしますし、家族に待ってもらっていると余計に焦ります。

かと言って急かされたら怒りが湧いてきてケンカになるなんてこともあるでしょう。

物が少ない状況になると、そういった無駄な心の棘が発生しなくなるんです。

身の回りから小さく断捨離をはじめる手順【3ステップ】

断捨離は1日で一気に行うのも良いですが、片付け下手な方が急に思い立ってもきれいな状態を継続していくのは大変です。

まずは少しずつ、簡単なところから断捨離の楽しさを味わってみましょう!

STEP1:ポーチ・カバン・財布などの小さなところから始める

  • カバン…入れっぱなしで存在を忘れている小物等はないか?
  • ポーチ…使っていない・インクが出ないメイク道具はないか?
  • 財布…普段使わないカード・入れっぱなしのレシートはないか?

通勤用のカバンをひっくり返してみると、レシートやゴミやずっと使わずに入れっぱなしだったポケットティッシュなんて出てきませんか?

財布も同様に、全部出してみると意外な物が眠っているかも知れません。

レシートは後で使うという方は、財布の中ではなくレシートを保管しておく場所を決めましょう。

難航するのが化粧ポーチです。

「まだ使える」と思って、出が悪くなっても取っておいた高いデパ地下コスメなどはありませんか?

例えば開封後のマスカラの寿命は約3ヵ月。水分がある肌トラブルなどが懸念されますので、迷わず捨てましょう!

STEP2:引き出しの中を断捨離してみる

  • 書類:1年以上前のもので、契約書などの大事な書類でなければ捨てる
  • 文房具:インクが薄いペンや小さくなった消しごむは捨てる
  • 薬:使用期限が切れているものは迷わず捨てて!
  • 下着・靴下など:ゴムがくたびれてきたもの、身に着けてテンションが上がらないものは捨てる。穴が開いているものは言語道断!
  • 冷蔵庫:賞味期限が切れているもの・干からびているものなどは何も考えずに捨ててしまいましょう!

小物の中身が整理できて、スッキリする感覚と「やればできるじゃん!」という自信が付いたら、ちょっと範囲を広げて引き出しの中をひっくり返してみましょう。

書類や薬類、冷蔵庫の中は目に見えて分かりやすい日付があるので、そこからバンバン捨てて行きましょう。

下着・靴下は履こうと思えばいつまでも使えてしまいます。

けれど、身に着けて気分が上がらないもの、新品と比べて「色あせてるなぁ」と思うようなものは捨て時です。

STEP3:ひと部屋断捨離してみよう

最後は思い切って、ひと部屋まるごと持ち物を出してみましょう。

ここから本格的な断捨離のはじまりです。

小さなことでも気楽に続けてみるのが鍵

断捨離は余計なものを入れない、持たないという心の持ちようを言います。

けれど、ある日突然思い立って、急に完璧にできるようになるものではありません。

まずは、やる気が出た時に小さなところから始めましょう。

快適な生活と断捨離できるという自信が後押しになり、きっと日常的に断捨離が身についていくはずです。

慣れてきたら本格的に!家中を断捨離する手順【5ステップ】

ダンボールを分類する女性
画像提供:paulaphoto/Shutterstock.com

初心者ステップを踏んで、いざひと部屋丸ごと断捨離してみよう!と思い立ったら、こちらの断捨離の手順を確認しましょう。

STEP1:エリアを分け、よく使う場所から着手する

家の中を「キッチン」「寝室」「リビング」などいくつかのエリアに分け、順番に断捨離をします。

最初に手を付けるのはキッチン・洗面所・玄関など、普段よく使う場所がおすすめです。

趣味のものや思い出の品などではなく生活必需品が多いエリアなので、捨てるものと取っておくものの判断もしやすいでしょう。

物置や納戸などの多くのものが詰まっている場所は、判断に時間がかかります。慣れてきて勢いがついてから取り掛かりましょう。

STEP2:残すものの量、数を決める

ライフスタイルに合わせて残すものの量、数を決めましょうアイテム別に考慮すべきポイントをまとめました。

アイテム 判断材料
衣類、タオル 洗濯の頻度
食器類 同居人数、来客の頻度
本、雑誌 収納場所の容量
日用品ストック 収納場所の容量、使用期限となくなるサイクル

たとえば1週間に1回しか洗濯をしないのに、服を4日分しか残さなかったら着る服がなくなってしまいます。ストレスなく生活するために必要な数を見極めましょう。

洗って繰り返し使うものは一度に使う数量、収納場所に保管しておくものはそこに収まる分だけ残すようにするとよいです。

STEP3:ものを必要・不要・保留の3つに分類する

いよいよ断捨離スタートです。すべてのものを見直し、以下の3つに分類します。

  • 必要なもの(残すもの)
  • 不要なもの(処分するもの)
  • 保留するもの

箱を3つ用意して、分類した物をどんどん入れていきましょう。

残しておくか処分するか決められないものは、その場で無理に判断せず保留にしてもかまいません。保留用の箱に入れておき、その後1か月以上さわることがなければ捨ててもよいでしょう。

残すものと処分するものの判断基準の例

<残したほうがいい物>
  • 頻繁に使っている物
  • 使う頻度は少ないけど、必ず使う物
  • 見るだけで楽しい気分になる物
<処分したほうがいい物>
  • 壊れた家電
  • 1度も使っていない物
  • 1度しか使っていない物
  • 1年以上使っていない物

家電はバージョンアップされる頻度が高く、意外とすぐに新しい物が買えてしまうのです。そこそこ値が張った家電は、いつか修理して使おうと思って取っておいている方がいます。

修理してもあと何年使えるか分からないようなものは、捨ててしまいましょう。

関連記事:「断捨離で後悔したものベスト10!捨てる前にもう一度「必要ですか?」

STEP4:思い出の詰まったものは最後に判断する

思い出が詰まった物は捨てるかどうか判断するのが難しいです。時間がかかってしまうので、必要か不要かを決めるのは一番最後にしましょう。

幼少期の作品や誰かにもらったメッセージなどは、写真に撮っておいて現物を処分するというのも1つの手です。

どうしても「物」として残しておきたい場合は、「思い出ボックス」を用意して、そこにおさまる分だけ取っておくようにするとよいでしょう

STEP5:残したものを収納する

最後に、捨てずに残すと決めたものをどこに配置するか決めて収納し直しましょう。

床やテーブルにものを置いたままにしておくと、つい重ねておきっぱなしにしてしまい、あっという間にまたものが増えて散らかってしまいます。

ものを減らしたことを機に、思い切って部屋の模様替えをするのもおすすめです。

大型の家具や家電を自力で動かせない場合は、移動だけを業者に依頼することもできますよ。

家具の移動・模様替えを依頼する

衣類の断捨離をするコツ

クローゼット
画像提供:Africa Studio/Shutterstock.com

日本は四季があり、季節ごとに必要な服装が変わるので服の数が多くなりがちです。

服のサイズや好みの移り変わりに合わせて服を買い足す一方、古い服を処分しないせいでクローゼットがいっぱいという方もいるかもしれません。

効果的に服を断捨離するコツをご説明します。

関連記事:服を断捨離しておしゃれに生きる!捨てる技術と収納のルール|ミツモア

処分する衣類の判断基準

着ない服も、ボロボロにならない限りはクローゼットにしまいっぱなしにしているという人も多いのではないでしょうか。

「まだ着られるかどうか」で判断するとなかなか捨てられません。以下のポイントを参考に、処分する衣類の判断基準を決めてみましょう。

<処分したほうがいい服>
  • ほつれたり、襟や袖が伸びたりして劣化した服
  • サイズが合わなくなった服
  • 現在の好みとは異なるデザインの服
  • 普段着で1年以上着ていない服
  • 一度も着ていない服
<残した方がいい服>
  • 持っているだけで楽しい気分になるお気に入りの服
  • 冠婚葬祭用の服

基本的には服の状態や着る頻度で判断するのがおすすめです。「高かったから・・・」「まだ着られるから・・・」と惰性で取っておくのはやめましょう。

ただし無理して「あまり着ない服は即処分」と決めてしまう必要もありません。手元にあるだけで嬉しくなるお気に入りの服は、生活を豊かにしてくれるアイテムとして残しておくとよいでしょう。

どうしても決断できない場合、一度着用してみてしっくり来るか確かめるのも1つの手です。

種類ごとに断捨離を進める

クローゼットやタンスの中身はすべて合わせるとものすごい量になります。一気に断捨離しきれず、中途半端に散らかって終わる可能性もあるでしょう。

服の断捨離をするときは、「靴下」「シャツ」「スカート」「ワンピース」などカテゴリーを細かく分けて1つずつ進めるのがおすすめです。

すきま時間を活用して少しずつ進めることもできますし、取り掛かるハードルも下がります。

決められない場合は「保留ボックス」を

「残すか、処分するか」をなかなか決められない服は、保留ボックスを作って保管しておきましょう

処分するかどうかに迷った服は保留にしておくのが断捨離で失敗しないやり方です。

その後1シーズン過ぎて着なかったものは、思い切って処分してしまいましょう。

本の断捨離をするコツ

本棚

本や雑誌はいつの間にか数が増えて部屋を圧迫するものです。

「いつか読むかも・・・」とついついため込んでしまいがちなアイテムですが、部屋をすっきり保つためには、基準を決めて処分することが大切です。

関連記事:捨ててしまう前に見てほしい本の処分方法5選!|ミツモア

処分する本の判断基準

処分したほうがよい本の一般的な基準は以下の通りです。

  • 今後1年以内に読み返す可能性が低い本
  • 扱っている情報がすでに古い本
  • 積読にしていたが、読む気が起きない本
  • 読みかけだが、あまり読み進める気が起きない本

あとで読もうと思って積み上げたまま手をつけていない本や、読みかけのまま放置している本も多いのではないでしょうか。

興味関心が変わったり、忙しくて時間がなかったりして、今後も読まない可能性が高いのであれば、思い切って処分してしまいましょう。

誰かから贈られたものなど、読み返さなくても大切な本は、無理して捨てなくても大丈夫です。

読みたくなったら電子書籍で買い直す

絶対に紙の本で読みたいというものでなければ、思い切って一度手放してしまい、読みたくなったタイミングで電子書籍を買い直すという手もあります。

電子書籍であれば、1冊買うたびにものが増えるということもありません。スマートフォンやタブレットなどの端末1つで大量の本を所持できます。

紙で残したい本とデジタルで構わない本をうまく分けましょう。

残しておく冊数を決める

「本は●冊、雑誌は●冊まで」「本棚などの保管場所を決めて、そこにおさまる冊数だけ持つ」など、あらかじめ手元に置いておく本の量を決めておきましょう。

新しい本を買ったら、決めた上限を超えないように古い本を処分する習慣をつけます。

そうすれば、いつの間にか収納スペースを超えて本が散らかるということもありません。

書類の断捨離をするコツ

積みあがった書類
画像提供:Lesterman/Shutterstock.com

気付いたら溜まりがちなのが紙の書類。積みあがっていくと、分別するのもおっくうになってしまいます。

思い切って捨てるか、デジタル化して、本当に紙原本で取っておかなければならないものだけ保管するように心がけましょう。

処分する書類の基準

契約や権利にかかわる書類以外は、基本的に処分してしまっても問題ありません。

原本が必要なものでなければ、思い切って捨てることをおすすめします。

取っておく書類と処分する書類の判断基準例を以下に挙げました。

大切に保管するもの
  • 保険証券
  • 不動産の権利書
  • 年金手帳
一定期間は取っておくもの
  • 金融機関の通帳
  • スマートフォン等の契約関連書類
  • 健康診断の結果
  • 手紙やはがき
すぐに捨ててよいもの
  • 各種パンフレット、チラシ
  • ネット上で手に入る情報の案内書類(例:自治体のごみ分別ルール、各種サービスの案内)

見返したいものは写真かスキャナーでデジタル化

家庭用スキャナー
富士通 スキャナー ScanSnap iX100 黒色 FI-IX100A

「紙で取っておく必要はないけれど、たまに内容を見返したい」という書類は、写真に撮っておくか、スキャナーを使ってデジタル化しましょう。

家庭用のコンパクトなスキャナーであれば20,000円前後で手に入ります。

ただしPCやスマートフォンのデータが散らかっていると、見たいときに目的のデータが見当たらないという事態になりかねません。部屋だけでなく、電子データも整理整頓しましょう。

個人情報の入った書類はシュレッダーで処理

住所の入った封筒や公共料金の領収書、過去の給与明細など、いらないけれど個人情報が入っていてそのままゴミ箱に捨てるのは不安・・・という書類もありますよね。

黒塗りをするのも1つの手ですが、すべての書類を塗りつぶしていると時間がかかってしまいます。

定期的に個人情報入りの書類を処分する場合は、家庭用シュレッダーを使うと便利です。

手動タイプであれば1,000円前後から手に入ります。電動タイプは価格に幅がありますが、安いものは5,000円以内で購入できますよ。

重要情報の入った書類の処分には、復元が困難な「マイクロクロスカット」タイプのシュレッダーがおすすめです。

断捨離の絶好のチャンスは「引っ越しする前」

ここからは、引っ越しをきっかけに断捨離するやり方、手順やコツをみていきましょう。

断捨離は大きな家具・家電を処分して、新居へ持って行くものだけを残し、小物類はダンボールに梱包する前に不用品処分していきます。不用品処分は想像以上に時間がかかりますので、早めに取り掛かりましょう。

関連記事:引越しの不用品を処分したい!8つの処分方法と費用相場を解説|ミツモア

持っていく家具、家電など大きなものを決める

普段使っていない家具・家電は思い切って不用品処分してしまいましょう。

新居では、部屋の広さに合わせて新しい家具・家電を揃えたいと思う方も多いと思います。

引っ越し業者に大型荷物を依頼すると引っ越し料金が高くなりますので、今の内に捨てられるものは捨ててしまいましょう。

収納家具は最低限に絞る

断捨離をすると、部屋に置く物の量がかなり減るので多くの収納家具は不要になります。

収納家具や収納ケースが多いと新居でも荷物が増えてしまうので、最小限に抑えましょう。

使っていないものは全て捨てる

断捨離は新品なものであっても使っていないものは手放すのが鉄則です。

  • お歳暮やお中元でもらった古い調味料のセット
  • いつ買ったか分からないのインスタント食品
  • 使っていないお鍋

こんな物が眠ってはいませんか?

特にキッチン周りは新居でも新しく商品を購入することになるので、要らないものは全て捨てていきます。

売るより寄付する、捨てるを選ぶ

家の中に不用品がたくさんあると、買い取り店に出してお小遣い稼ぎが出来たら良いなと思いますよね。

ネット上の買取りは査定されて入金するまでに時間がかかり、自分で配送の手配などもあるので大変です。

モノを売ったり譲ったり、寄付するのはある程度時間がかかるため、断捨離に一番適しているのは処分です。

ダンボールに入れながらさらに捨てる

断捨離してスッキリした!と思っても、そこからさらに必要ものを処分していきます。

ダンボールに梱包している時も要らないものはドンドン捨てて行きましょう。

断捨離は慣れてくると捨てることに抵抗がなくなって来るので、捨てることに快感を覚えるようになります。新居でも使わないものは、梱包作業中も捨てるようにしましょう。

後悔のもと!やってはいけない断捨離方法6選

散らかった部屋で落ち込む女性
画像提供:Liza888/Shutterstock.com

断捨離をしたら、「捨てなくていい物まで捨てて後悔しそう」と思う人も多いようです。

後悔しないためのチェックポイントが分かれば、後悔せずに断捨離をすることができます。

使えるものをなんでもとっておく

片付けられない人にありがちなのが、ものを捨てるときに「使えるかどうか」で判断することです。

家にある多くのものは何らかの用途でまだ使えるでしょう。壊れて使い道がないものだけを捨てていては、なかなかものの量が減りません。

こんなアイテムをたくさん溜めている人は要注意です。

  • どこかでもらった社名入りボールペンやメモ帳
  • ちょっと質の良い紙袋やショップバッグ
  • 家電や雑貨が入っていたダンボールの箱

どうしてもすべて捨てる決心がつかなければ、家に置いておく数量を決めておき、新しいものを入手したら古いものを捨てるサイクルを作りましょう。

判断基準を設けず、その日の気分で捨てる

ものの処分を繰り返しているとテンションが上がって、なんでもかんでも捨てたくなってしまうことがあります。

気分にまかせて捨てていると、本当に必要なものや、大切なものまで勢い余って捨ててしまいかねないので注意しましょう。

たとえば、洗濯ペースが週1なのに下着を3着まで減らしてしまうと、洗濯が追い付かずに困ってしまいます。

自分がストレスなく生活を送るために必要なものやその量をしっかり考えた上で、残す量や基準を決めましょう。

思い出の品など買い直せないものをすぐに捨てる

思い出の品を処分するときは、生活必需品のときよりも慎重に判断すべきでしょう。

海外で購入したものや誰かからの贈り物、写真の詰まったアルバムなどは、捨ててから取り戻したくなっても買い直すことができません

先に収納用品を買いそろえる

断捨離を機に、収納用品も一新して部屋を整えようと意気込んでいる方は要注意です。

先に収納用品を買ってしまうと、実際に残したもののサイズや数量に合わず、不要な収納用品が出てくる可能性があります。

用意した収納スペースに合わせてものを残してしまい、捨てるべきものもとりあえず取っておくという判断にもなりかねません。

残すものを決めてから、必要な量の収納用品をそろえましょう。

不用品をすべてフリマ等で売ろうとする

少しでもお得に処分しようとして、不要なものをすべてフリマサイトやオークションサイトで売ろうとするのはおすすめできません。

買い手が見つからなかったり、出品から配送までの手続きが面倒になったりして、不用品の山が家に放置される可能性が高いからです。

高価なものを捨てるのがもったいないと感じる場合は、フリマサイトやオークションサイトで需要(同じ商品がどれくらいの割合で売れているか)と売却価格の相場を確認しましょう。

需要があって高値で売れそうなものだけ残し、あとはリサイクルショップや買取専門業者にまとめて持ち込むのがおすすめです。

1日ですべて終わらせようとする

家全体の断捨離は、だいたいの場合1日では終わりません。

想定以上にものが多かったり、判断に時間がかかったりして疲れてしまい、中途半端に終わる可能性が高いです。

部屋一面にものを広げて進めていると、散らかったまま力尽きてしまうという事態にもなりかねません。

エリアやスペースを区切り、今日はキッチン、今日はクローゼットというように段階的に断捨離を進めましょう。

断捨離で出た不用品の処分方法3選

不用品回収業者
画像提供:Andrey_Popov/Shutterstock.com

断捨離をするとたくさん捨てるモノが出てきますよね。これらを処分しないと部屋が片付きません。

おすすめの方法は「不用品回収業者にまとめて回収してもらう」ことです。

モノが少ない場合は「自治体のごみ回収」、高価でごみに捨てづらいモノは「リサイクルショップやフリマアプリ」といった処分方法もあります。

【おすすめ】不用品回収業者にまとめて回収してもらう

メリット
  • 不用品を細かく分別したり、処分を手配したりする必要がなくてラク
  • 捨てるかどうか迷うスキを与えない
デメリット
  • 費用が高い

通常モノを捨てるときには、分別をしたり粗大ごみの回収予約をしたりする必要があります。断捨離で一気にたくさんのモノを処分したいときは、手間がかかって大変ですよね。

不用品回収業者なら、自分で細かく分別しなくてもまとめて引き取ってもらえます

また、回収日まで不用品を部屋に置いておくと、「やっぱり取っておこうかな」と捨てる決意が揺らいでしまうかもしれません。捨てることを決めてすぐに不用品回収業者に依頼すれば、迷う余地なく処分できますよ。

不用品回収の費用相場

不用品回収にかかる費用は、不用品の量によって大きく異なりますが、ざっくり以下のようなイメージです。

積み放題(軽トラ) 18,000円〜25,000円
積み放題(2tトラック) 40,000〜60,000円
引っ越し 18,000円〜25,000円(軽トラ積み放題の場合)
ゴミ屋敷の片づけ・整理・掃除 38,000円〜60,000円(1部屋の場合)
家電の処分もしくは買取 3,000円〜10,000円(リサイクル家電を含む)
家具の処分もしくは買取 3,000円〜7,000円(処分単価)
事務所の不用品の処分 1,000円〜10,000円(処分単価)
飲食店の不用品の処分 1,000円〜10,000円(処分単価)
倉庫の不用品の処分 1,000円〜10,000円(処分単価)
遺品整理・掃除・片付け 30,000〜80,000円(1Kの場合)

不用品回収の見積もりを依頼する

【捨てる量が少ないなら】自治体の粗大ごみ・一般ごみ回収

メリット
  • モノが少なければ費用が安くおさえられる
デメリット
  • 1つ1つ自分で分別する必要がある
  • 粗大ごみの回収は事前予約が必要で、回収までに時間がかかる

捨てるモノの量がそこまで多くなければ、自治体のごみ回収に出してしまうのが安上がりでおすすめです。

一般のごみとして捨てられるモノは、自治体で決められた回収日に指定の場所まで持っていきましょう。

粗大ごみは事前に回収日時を予約して、コンビニやスーパーで手に入る「粗大ごみ処理券」を貼って出す必要があります。

【高価なモノを処分するなら】リサイクルショップ・フリマアプリ

メリット
  • 不用品を手放すことで現金収入を得られる
デメリット
  • 需要がなければ値がつかない
  • フリマアプリは売れるまでの時間が読めず、買い手がつかない場合もある

高価なデジタル機器や状態の良いブランド品など、まだ世間的にも価値のありそうなモノは、リサイクルショップやフリマアプリで売ることもできるでしょう。

出張買取に対応しているリサイクルショップに依頼すれば、家まで査定・回収に出向いてもらえます。

フリマアプリはリサイクルショップよりも高値で売れることが多いですが、出品から購入者とのやり取り、配送手配まですべて自分でやらなくてはなりません。手間をかけても高く売りたい方におすすめです。

家が片付いたらモノ以外の断捨離もしてみよう

身の回りのいらないものが減って部屋が片付くと、気持ちが整いますよね。

もう一歩すっきりするためにおすすめなのが、モノ以外の断捨離です。

ここでは「サブスクサービス」「スマホアプリ」「写真・動画データ」の断捨離についてお話しします。

サブスクサービス

現代は月額制のサブスクリプションサービスを利用している人も多いでしょう。動画・音楽の配信サービスや新聞・雑誌の定期購読、各種ソフトウェアなど、世の中には多岐にわたるサブスクサービスが存在します。

初月無料を理由に加入してそのまま契約し続けているサービスや、「いつか使うかも」と言いながらあまり利用していないサービスはありませんか?

使用状況を見直して、ほとんど使っていないサブスクは思い切って解約しましょう。月額はたった数百円でも、1年間、数年間というスパンで見ると案外大きな出費になっていますよ。

スマホアプリ

あなたのスマートフォンのホーム画面は使わないアプリであふれていませんか?部屋と同様、毎日見る画面が散らかっていると、すっきりせず無意識のうちにストレスが溜まってしまいます。

その場の勢いでインストールしたけれど使っていないアプリ、ついつい見過ぎてしまうSNSのアプリなどは、スマホから削除してしまいましょう。

アカウント登録しているサービスであれば、アプリを消しても自分のアカウントが消えることはありません。

写真・動画データ

あとで選別しようと思って撮った写真や動画をすべて放置していたり、一時的なメモとして撮った写真を消し忘れていたりしませんか?

必要ない写真や動画をなんでもかんでも取っておくと、データ容量を圧迫する上に、探したい写真や動画を見つけるのにも苦労してしまいます。

定期的にフォルダを見直して不要な写真・動画を削除しましょう。

断捨離でミニマリストになる!

物が少ない片付いた部屋
画像提供:ImageFlow/Shutterstock.com

ミニマリストという言葉をご存知ですか?

自分の必要な物だけを厳選し、必要最低限のもので暮らすミニマリストは、新しいライフスタイルとして注目されています。

断捨離の先のミニマリストとは?

ミニマリストとは、必要最低限の物だけを所有して暮らす人のことです。

たくさんの物を持つよりも、自分が本当に必要な物だけに囲まれて暮らすことで豊かに暮らすというライフスタイルです。

家電は持たないという人や服を数着しか持たない人などいろいろなタイプのミニマリストが存在します。

ミニマリスト宣言で断捨離を継続しよう!

断捨離は1度やれば終わりというものではなく、日々増える物と向き合い、定期的に行っていくものです。

断捨離を続けていくと、本当に自分にとって必要な物だけが残っていくので、自然とミニマリストのライフスタイルに近づいていくでしょう

自分が心地よいと感じる物、自分が本当に大事にしたい物だけに囲まれて暮らすことを目指すのであれば、ミニマリスト宣言をし、断捨離を続けて理想の暮らしを実現しましょう。

関連記事:【断捨離でミニマリスト!】実録★脱汚部屋からのシンプルライフ

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く

スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます

チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。

忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心

ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。

チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり

ミツモアを通して依頼した作業で事故やトラブルが発生した場合、修理や治療にかかる費用を最高1億円まで補償します。万が一事業者と連絡がとれなくなってしまった場合でも、最大10万円の保証を受けられます

不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは?

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて