いらなくなった靴の捨て方は?
不要な靴を捨てるなら、自治体のルールにしたがって一般ごみとして回収してもらいましょう。地域によって「革靴・スニーカーは燃えるごみ、合皮やゴム製の場合はプラスチックごみ」などルールが違うのでチェックしてみてください。
捨てるのがもったいない場合、どうすればいい?
美品やブランド品など、捨てるのがもったいないと感じる靴は「売る」「寄付する」「譲る」といった方法で処分することができます。
不要な靴を捨てるなら、自治体のルールにしたがって一般ごみとして回収してもらいましょう。地域によって「革靴・スニーカーは燃えるごみ、合皮やゴム製の場合はプラスチックごみ」などルールが違うのでチェックしてみてください。
美品やブランド品など、捨てるのがもったいないと感じる靴は「売る」「寄付する」「譲る」といった方法で処分することができます。
不要になった靴は、以下のような方法で処分できます。
「靴を捨てるのはもったいない」という方は売ったり、寄付・譲渡したりといった方法を検討してみましょう。
捨てたい場合は普通のごみと同じように、自治体に回収してもらうのが一般的です。
一般ごみとして捨てる場合は、靴の種類によって分別方法が違う可能性があるので、自治体のルールを確認しましょう。
革製の靴や、布製のスニーカーであればそのまま「燃えるごみ」になる地域が多いです。
しかし合皮の靴・ブーツや、金具・スパイクなどがついている安全靴、スポーツ用シューズなどは「燃えないごみ」になる可能性もあります。
いくつかの地域の例を見てみましょう。
【可燃ごみ】
靴、スニーカー、運動靴、スキー靴、長靴、ローラースケート靴 【不燃ごみ】 スケート靴 ※スキー靴やスケート靴は30cm以上であれば粗大ごみ(有料) |
東京都練馬区では、ほとんどの靴は可燃ごみとなります。ただしスケート靴は不燃ごみです。
ちなみにホームページには記載されていませんでしたが、ゴルフ用シューズなどのスパイク部分が金属であれば、おそらくスケート靴と同じく不燃ごみという扱いになると思われます。
(別のごみに関して「金具は不燃ごみ」という記載あり)
【燃やすごみ】
靴、スニーカー、長靴、スケート靴、スキー・スノーボード用ブーツ、スパイクシューズ ※金属製のもの・金具部分は金属類 |
横浜市の場合、ほぼすべての種類の靴は「燃えるごみ」に当てはまります。
ただしスパイクシューズなどについている金具の部分は「金属類」として処分しなくてはいけません。
【可燃ごみ】
靴(皮・布製) 【不燃ごみ】 安全靴、金属スパイク付きの靴、スキー靴、ローラースケート靴 【その他プラ】 靴(ゴム・合皮製)、長靴 |
奈良県広陵町では、皮・布製の靴のみが「可燃ごみ」となります。
普段履きの靴でも、ゴム・合皮製だと「その他プラ」に分別しなくてはいけないので注意が必要です。
そのほか、金属スパイク付きの靴やスケート靴は他の自治体と同じく「不燃ごみ」となります。
このように地域や自治体によって靴の捨て方にはいろいろな指定があるので、自分の住んでいる地域のルールにしたがって処分しましょう。
各自治体がリサイクルボックスを設置している場合は、靴も回収してもらえる可能性があります。
基本的には穴の開いた靴やボロボロな靴は回収してもらえませんが、再利用できる靴であれば回収可能です。
回収ボックスに入れられた靴は、国内外でリユース品として扱われることになります。
回収ボックスは利用時間内なら手続きなしで利用できるケースがほとんどです。
ただし靴は透明または半透明のビニール袋に入れる、左右の靴を紐で束ねる、洗った靴のみ回収する、というふうに自治体ごとにルールが違うので注意しましょう。
いくつかの地域を例に紹介します。
渋谷区では、家庭で不要になった靴や古着をボックス回収しています。
回収ボックスへの出し方は、ビニール袋または紙袋に入れて投入すること。投入口に入らなければ対象外となり、投入口のサイズは40cm×48cmです。
靴、スニーカー、サンダルは左右揃っているもんであれば回収できます。そのほか洗濯した古着や、シミのないぬいぐるみなども回収対象です。
ただし長靴、ブーツ、ハイヒールは回収できません。また泥や油、シミ、カビなどで汚れているものも対象外なので注意しましょう。
神奈川県座間市では、回収した靴を埼玉県にあるNPO法人「SB.Heart Station」をとおして国外の子供たちに送っています。
回収できる靴の条件は、壊れたり破れたりしていないこと、金具がついていないこと、洗ってあること。
条件に合致していれば、上履き、サンダル、スニーカー、長靴、競技用シューズなどを回収してもらうことができます。
たいていの靴屋であれば、新品の購入時に、古い靴を処分してくれます。基本的には無料です。
またお店によっては、古い靴を下取りしてもらうことで数百円分の「商品割引券」などを受け取れることもありましたが、2020年以降はコロナ禍の影響等によってほとんどの下取りサービスが中止となっています。
いくつかの大手靴販売店の例を紹介していきます。
ABCマートでは新品の購入時に、その場で古い靴を処分してもらえるようです。公式ページ等の情報はないものの、Twitterなどで調べると「新品の靴を買ったときに古い靴は処分してもらった」という声が見つかります。
そのため1足だけ買い替えるのであれば、古い靴を履いていって、新しい靴と履き替える形で処分してもらえるでしょう。
ただし地域や店舗によっては対応が異なる可能性も高いので、確実に処分したい場合は店舗に問い合わせてみましょう。
ちなみに下取りサービスは以前まで行われていたようですが、2022年現在は同サービスはありません。
ASBEE(アスビー)でも靴の購入時に靴を処分してもらえる可能性が高いです。ただし確実に処分したい場合は、店舗に問い合わせて対応可能かどうかをチェックする必要があります。
ASBEEでは2020年末まで古い靴の下取りで「5%オフ」のサービス券を配布していましたが、2022年現在は下取りサービスをしていないようです。
靴業界では国内最大のネットワークを持つChiyoda(チヨダ)では、履かなくなった靴を店舗に持ち込むと、1足につき200円分の割引券がもらえるサービスをおこなっていました。
シュープラザ、東京靴流通センターなどの店舗でも使えるお得な下取りキャンペーンでしたが、やはり2020年以降は同キャンペーンが休止状態となっています。
できればすぐに現金化したい人やまだ新しい靴を処分したい人には、買取業者への売却もおすすめです。特に人気のブランド品なら高く買取をしてくれる可能性があります。
買取業者を利用する場合は、海外のデザイナーズブランドの靴は高値が付くようです。
人気の高いルイ・ヴィトンやシャネルなら、状態が良好であれば、比較的高い買取額が期待できます。
またBerluti(ベルルッティ)やalden(オールデン)といった最高級革靴も当然買取の対象となりますので、もしを処分を検討されるのであればぜひ査定に出してみましょう。
オシャレ好きな女性の場合、DIANA(ダイアナ)やPOOLSIDE (プールサイド)といったファッションブランドの靴を多く持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。これらも状態が良ければ一足500円程度で買取してもらえる可能性があります。
普段使いのスニーカーやシューズの場合は、高値は期待できません。しかし人気ブランドやプレミア商品は高値で買取してもらえることもあるのでmぜひ問い合わせてみましょう。
せっかく売却するのならできるだけ査定額をアップさせたいものです。いくつか靴の査定額をアップさせるためのコツをご紹介いたします。
付属品が不足してると査定額が下がってしまう可能性があります。購入時の箱やギャランティカード(保証書)が必ず持っていきましょう。
古い靴は査定額が下がる傾向にあります。箱に入れた状態や靴箱に放置された状態では靴が劣化する可能性があるので、早めのタイミングで査定に出すことがおすすめです。
汚れがある状態で査定してしまうと、高く売れない可能性があります。インソールとアウトソールに汚れがある場合には、キレイに拭きましょう。泥汚れなども靴用の洗剤やブラシを使って可能な限りお手入れしてください。
需要が多くなる季節より少し前に査定に出すことで高く買い取ってもらえる可能性があります。例えばサンダルなら春先に、モカシンやムートンブーツなら秋口に業者へ持ち込めば査定額アップが期待できます。
いらなくなった靴・履かなくなった靴の状態の良ければ、メルカリやヤフオクといったフリマアプリを利用して売却してはどうでしょう?
あなたにとっては「いらない靴」や「履かない靴」であっても、第三者にとっては「必要な靴」や「欲しかった靴」である可能性があります。
インターネットやスマートフォンの普及からフリマアプリはとても身近なものとして多くの人が活用しています。誰でも気軽に出品や購入できるのがフリマアプリの魅力です。
ユーザーのニーズとあなたの出品した靴がマッチすれば、ちょっとしたお小遣い稼ぎになるでしょう。
ただし、ニーズがなければ出品したからといってすぐに靴が売れるわけではないので注意が必要です。また値下げ交渉などに自分で対応するのも手間がかかります。
売れた場合でも、販売額が振り込まれるまでに時間がかかることもあります。「急ぎではないのでお金にしたい人」にフリマアプリでの売却はおすすめです。
とても便利なフリマアプリですが、個人間トラブルには十分に気をつけましょう。
例えば出品した靴の色が「写真とは違う」「サイズが合わない」「匂いや汚れがひどい」と購入者からクレームが来ることも想定されます。
反対に「商品を送付したのに支払がされなかった」「やっぱり返品すると、受け取りを拒否された」というトラブルもあるようです。
フリマアプリは、見知らぬ人が取り引き相手となるので利用規約を守り、トラブルが起こらないよう利用しましょう。
不要になった靴を寄付したり譲渡したりすれば、誰かの役に立つことができるのがメリット。配送料などがかかりますが、捨ててしまうのはもったいないと感じる方にオススメの方法です。
「身近な人に使ってもらえたら安心」という場合には、友人や知り合いに譲渡する方法もあります。
とくに子供のいる家庭では「成長に合わせて頻繁に靴を買い替えるのは大変」というケースがあり、お下がりの声掛けが喜ばれることもあります。
ただし相手が「押し付けられた」と感じることのないよう、靴のキレイさや状態はしっかり確認したうえで提案しましょう。
知らない人とのやり取りが苦でなければ、FacebookやTwitterなどのSNSを使って譲渡先を見つける方法もあります。
SNSを使えば手軽に多くの人に情報を拡散できるのでとても便利です。
ただしSNS投稿だけでは情報が不足してしまい「欲しかった色ではない」「イメージしていた靴と違う」とトラブルになるケースもあります。
必ず写真を送りサイズや色などを事前に確認してもらいましょう。宅配便を利用して譲渡する場合には送料をどちらが負担するのかも話し合う必要があります。
いらなくなった靴を寄付して社会貢献するという処分方法もあります。「捨ててしまえばただのゴミ」となってしまいますが、寄付をすれば、どこかで誰かの役に立つことでしょう。
「寄付をしたいけれどどこへ持ち込めばいいの?」「寄付の方法が知りたい」という方向けにいくつか代表的な寄付先をご紹介します。
特定非営利活動法人 SB.Heart Stationはいらなくなった靴を集め、世界中の子供達をはじめとする経済的弱者へ靴の寄贈を行なっている団体です。
「世界の恵まれない地域の子供たちに、笑顔で外で走り回って欲しい」と、これまでに60,000足以上の靴を寄与した実績があります。
こちらへの寄付はボランティアになるので、送料等は自己負担となりますが、ホームページで活動内容が報告されているので、使途が明確にわかります。
ワールドギフトは不用品を寄付、社会支援に再利用し世界中の子供達の命と地球環境を守ることを使命に活動している団体で、これまでに81カ国への物資寄付国をおこなった実績があります。
まだ履ける靴やサンダルなどを途上国の団体や施設等へ送り、寄付やリユースしています。種類やサイズを問わず寄付を募集しており、ホームページから集荷の申し込みが可能です。
宅配料は自己負担、さらにリサイクルに必要な経費を合わせ、2,400円~3,700円ほどの費用がかかります。
参考:ワールドギフト |
ECO Tradingは「リユースは最高のエコ」と掲げています。
日本で排出された不用品を、タイやフィリピンなどのリサイクルショップで販売。その売り上げの一部を、現地の孤児院やNPO団体へ寄付する活動をしています。
不用品は基本的に会社への持ち込みとなっていますが、物量が多ければ無料回収やトラックの無料貸出しをしてくれます。
遠方に住んでいる場合も、送料自己負担で宅配便を利用して回収可能です。
参考:ECO Trading |
不用品回収業者に靴の処分を依頼することもできます。ただし基本的に数千円の費用がかかるので、靴1点だけ捨てたい場合はあまりオススメしません。
不用品回収業者に依頼するのがオススメなのは、靴だけでなく、家具・家電や古着などをまとめて処分したいときです。
粗大ごみや家電を捨てるときは、1点ごとに申請したりごみ処理券を別々に買ったりする必要があるので手間がかかります。しかし不用品回収業者にまとめて回収してもらうことで、お手軽になるのです。
多くの不用品回収業者は「トラック積み放題」の定額パックプランを用意しています。引っ越しやオフィス移転などのときに便利です。
不用品回収業者に引き取りを依頼した場合は、軽トラ1台の積み放題プランで約1.5万~2万円ほどが相場です。
業者によって料金設定は様々なので、複数業者への見積もり依頼は欠かせません。
複数の業者に見積もり依頼をすれば、おおよその相場をつかむことができ、適正な値段で回収してもらうことができます。
またサービス内容を見比べるのも大切。古物商の許可を得て「買い取り」に対応できる業者なら、処分費用が浮く可能性があります。
重くて運び出しが難しい家具・家電を、運び出してもらうことも可能です。
不用品回収業者は、自治体から「一般廃棄物処理業」もしくは「古物商」の許可を得ている必要があります。
「処分」とうたっている場合は「一般廃棄物処理業」、「買い取り」とうたっている場合は「古物商」の許可が必要で、どちらにも対応する場合は両方の許可を得なくてはいけません。
不用品回収業者の中には許可を持たずに「無料で不用品を回収します」と宣伝しているところもあります。
「人件費は別にいただきます」「トラックへの積込料がかかります」などと理由をつけて高額請求してきたり、回収した不用品を山の中や河川敷などに不法投棄する悪徳業者もいるのが現状です。
悪徳業者の見分け方はとても難しいですが、「無料で回収します」と宣伝している業者の利用は避けたほうが賢明と言えます。また「許可を受けているかどうか」を確認してみましょう。
靴を処分する方法をいくつかご紹介してきましたが、いらない靴がたまってしまうのは、捨てるタイミングを逃してしまっていることも起因します。「一足買ったら一足処分する」といったルールや「こうなったら捨てる」といった基準を設けておけば玄関先や靴箱がすっきりと片付くでしょう。
「足に合わない」「デザインが気に入らない」など、長期間その靴を履かなかった理由が必ずあるはずです。
クローゼットやタンスの中を整理する際によく言われることですが、1年着用しなかった服は次のシーズンも出番はないものと考えられます。
靴も同様で、1年履くことのなかった靴は処分しましょう。
靴のデザインにも流行があります。「時代遅れのデザインだな」「奇抜すぎて手持ちの洋服と合わない」と感じた靴は潔く処分しましょう。
シンプルなデザインの靴は流行に左右されることがないので、次回靴を購入する際には、飽きのこないデザインの靴を選ばれてはどうでしょうか。
「靴底に穴があいた」「雨水がしみる」など、靴にトラブルを感じた場合も処分するタイミングかもしれません。
修理に出せばまだまだ履ける靴もあるでしょう。しかし購入時の価格より修理代の方が高くつく場合などには、思い切って処分してしまいましょう。
傷や汚れが目立つ靴はありませんか。「お洒落は足元から」「靴を見ればその人がわかる」という表現があります。
壊れてはいないから、履き心地がいいから、といった理由で使い続けてい靴があるかもしれませんが、第三者からみれば「古びた靴だな」「だらしない感じがする」といったマイナスイメージを持たれる可能性もあるでしょう。
「傷がひどいな」「汚れが目立つな」と感じたら靴の捨て時です。
靴に限らず、何かものをを捨てるときには「風水」が気になるという方も少なくないのでは。
風水的には、ボロボロになった古い靴をそのまま保持しているのはあまり良いことではありません。
つま先に穴が開いた靴は「散財」、かかとに穴が開いた靴は「跡がない」という意味に捉えられ、どちらも運気は下がります。
また玄関は「気」の出入り口です。良い「気」が入ってきても、古くてボロボロな靴があることで「気」がよどんでしまうと考えられています。
ちなみに靴を捨てるときには、靴底を拭いてから捨てるのが風水的に良いそうです。靴に感謝してから捨てることで、新しく運気が入りこみやすくなるのだとか。
風水を意識するなら、靴は履かなくなったタイミングで、靴底を拭いてから感謝の念をもって捨てましょう。
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。
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各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます。
「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。
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不用品回収サービスとは?
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