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横浜市で冷蔵庫を処分する方法7選!無料またはお得に捨てるには?

最終更新日: 2024年06月28日

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目なので、リサイクル料金を払って処分する必要があります。粗大ごみとして自治体で処分することはできないので気を付けましょう。

冷蔵庫の主な処分方法を7通り紹介します。

冷蔵庫は粗大ごみではなく家電リサイクル法の対象

家電リサイクル法対象4品目のイラスト

冷蔵庫は売却したり人にゆずったりする場合を除き、無料で廃棄処分することはできません。「家電リサイクル法」によって、「処分する人が料金を負担して、適切な方法でリサイクルしなければならない」と定められています。

「家電リサイクル法」とは、いらなくなった家電製品から部品や材料をリサイクルし、廃棄物の削減と資源の有効活用を推進するための法律です。

対象となるのは、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビの4品目です。

参考:家電4品目の「正しい処分」早わかり!|経済産業省

冷蔵庫の処分にはリサイクル料金と収集運搬料金が必要

家電リサイクル法の対象4品目を処分するときは、「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払う必要があります。

リサイクル料金はメーカーやサイズごとに、収集運搬料金は業者ごとに異なります。

冷蔵庫のリサイクル料金と収集運搬料金の目安は以下の通りです。

リサイクル料金 170L以下:3,740円

171L以上:4,730円

収集運搬料金 1,650~3,600円
合計金額 5,390円~8,330円

メーカーやサイズごとの詳しいリサイクル料金は、以下のサイトの「家電リサイクル料金一覧」で確認できます。

参考:再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金) | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター

冷蔵庫の容量を確認する方法

冷蔵庫のスペック表示

冷蔵庫の扉を開けて、扉の内側を見てみましょう。その冷蔵庫の性能(容積・電力量・年式など)の情報が表示されているはずです。

上の画像では「全有効内容積」が冷蔵庫の容量です(425Lと記載されています)。多くの場合170Lを境目にして処分費用が変わるので、容量をチェックしておきましょう。

横浜市で冷蔵庫を処分する方法7つと費用相場

家電4品目の処分方法フローチャート

家電リサイクル法に従って処分するには、冷蔵庫を販売している家電量販店に引き取ってもらう方法や、自治体の指定引取場所での回収に出す方法があります。

状態がよい冷蔵庫であれば、リサイクルショップやフリマアプリで売ることで、実質的に無料で処分できます。壊れた冷蔵庫や、長年使って古くなった冷蔵庫の処分には基本的にお金がかかると考えておきましょう。

方法 費用相場 ポイント
①新品購入店舗で引き取り 4,840~9,749円 搬入と同時に処分できる
②以前の購入店舗・近くの店舗で引き取り 5,940~12,149円 出張費用がかかる
③横浜市の指定業者に依頼 5,000~8,000円 家電リサイクル券が必要
④指定引取場所に持ち込み 3,740~5,600円 家電リサイクル券が必要

自力で運ぶ必要あり

⑤不用品回収業者に依頼 6,000~15,000円 日時の融通がきく

費用が高い

⑥リサイクルショップ 無料(収入あり) 収入になる

状態が悪いと売れない

⑦フリマアプリ 送料・手数料(収入あり) 収入になる

いつ売れるか分からない

ちなみに、不用品回収業者による回収はおもにリユースを目的としているので、法律に基づいたリサイクル料金は必要ありません。各業者が設定した回収料金を支払います。

業者によって料金設定に差があるので、可能であれば複数の業者から見積もりをとるとよいでしょう。

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関連記事:冷蔵庫の処分方法7選!無料または最も安く捨てる方法は?|ミツモア

①買い替える:新品の購入店舗で引き取ってもらう

家電量販店

家電量販店で新しく冷蔵庫を購入する場合は、同時に古い冷蔵庫を回収してもらうことができます。

メリット
  • 新品の搬入と同時に引き取ってもらえて手間が少ない
  • ややこしい問い合わせや手続きをする必要がない
デメリット
  • 収集運搬料金の設定が店舗によって異なる

大手家電量販店3社のリサイクル・収集運搬料金(買い替え)

大手家電量販店で買い替え時に冷蔵庫を引き取ってもらうときのリサイクル料金・収集運搬料金をまとめました。

リサイクル料金は冷蔵庫の製造メーカーやサイズによって決まるので、どこの店舗でもほぼ変わりませんが、収集運搬料金には差があります。

【容量170L以下】

店舗 リサイクル料金 収集運搬料金 合計
ヤマダ電機 3,740~5,599円 2,200円 5,940~7,799円
ノジマ 3,740円 1,650円 5,390円
ケーズデンキ 3,740円~ 2,200円 5,940円

【容量171L以上】

店舗 リサイクル料金 収集運搬料金 合計
ヤマダ電機 4,730~6,149円 2,200円 6,930~8,349円
ノジマ 4,730円 1,650円 6,380円
ケーズデンキ 4,730円 2,200円 6,930円

なお買い替えの場合でも、新しく購入する品数より引き取ってもらう品数が多いと、余剰分に追加料金がかかる可能性が高いです。

②処分のみ:以前の購入店舗か近くの店舗で引き取ってもらう

家電量販店の店員

冷蔵庫の処分だけしたい場合は、以前その冷蔵庫を購入した店舗で回収してもらうことができます。

「購入店が分からない」「引っ越して店舗が遠くなってしまった」「もともと家電量販店では購入していない」といったケースでも、店舗によっては引き取り対応をしてくれる可能性があります。お近くの家電量販店に確認してみましょう。

メリット
  • 自分で運び出す必要がない
  • ややこしい問い合わせや手続きをする必要がない
デメリット
  • 購入店舗以外だと追加料金がかかることが多い
  • 購入店舗以外だと回収を受け付けていないことがある

大手家電量販店3社のリサイクル・収集運搬料金(処分のみ)

大手家電量販店で買い替え時に冷蔵庫を引き取ってもらうときのリサイクル料金・収集運搬料金をまとめました。

その店舗で購入していない冷蔵庫の処分を依頼する場合は、出張料などの名目で追加料金がかかるケースが多いです。

【容量170L以下】

店舗 リサイクル料金 収集運搬料金 合計
ヤマダ電機 3,740~5,599円 2,200円+訪問回収費2,750円 8,690~10,549円
ノジマ 3,740円 3,300円 7,040円~
ケーズデンキ 3,740円~ 2,200円+出張費3,300円~ 9,240円~

【容量171L以上】

店舗 リサイクル料金 収集運搬料金 合計
ヤマダ電機 4,730~6,149円 2,200円+訪問回収費2,750円 9,680~11,099円
ノジマ 4,730円 3,300円 8,030円~
ケーズデンキ 4,730円 2,200円+出張費3,300円~ 10,230円~

③横浜市の指定業者に回収してもらう

不用品回収

近くに家電量販店がない場合や、購入した店舗でないために回収を受け付けてもらえない場合は、自治体が指定する業者に問い合わせて回収を依頼しましょう。

自治体から「一般廃棄物収集運搬許可」を受けた事業者が、リサイクル家電の収集拠点である指定引取場所まで運んでくれます。

冷蔵庫ごとに決まっているリサイクル料金と、事業者の設定する収集運搬料金が必要です。

メリット
  • 冷蔵庫の入手先や状況にかかわらず処分を受け付けてもらえる
デメリット
  • 家電リサイクル券の購入と業者への問い合わせを自分で行う必要がある
  • 自治体によっては取り外しと運び出しを自分で行う必要がある
  • 混み具合によって収集日が先になることがある

自治体の指定業者に依頼する手順

リサイクル料金・収集運搬料金の支払い方法や当日の回収方法は、自治体や業者によって異なります。まずは依頼する指定業者に相談しましょう。

一般的な流れは以下の通りです。

  1. 横浜家電リサイクル推進協議会」が指定する業者に回収を申し込む
  2. リサイクル料金を依頼先に振り込む
  3. 収集当日、業者に冷蔵庫を引き渡す

基本的には冷蔵庫の取り外しと玄関先への運び出しまでは自分で行わなくてはなりませんが、部屋からの搬出作業を依頼することも可能です。搬出してもらう場合には別途料金がかかるので、あらかじめ連絡して確認しておきましょう。

横浜家電リサイクル推進協議会が指定する業者の連絡先

業者名 電話番号 受付時間
総合トランステック株式会社 0120-014-353 月~土曜日9:00~18:00

(土曜日は17:00まで)

祝日・夏季休業・年末年始は除く

横浜家電リサイクル.com

(株式会社 新横浜運送が運営)

0120-632-515 月~土曜日9:00~12:00、13:00~17:00

(土曜日は15:00まで)

祝日・夏季休業・年末年始は除く

どちらの業者も、別途料金を支払うことで部屋から冷蔵庫を搬出してもらえます。

参考:エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の出し方|横浜市

④横浜市の指定引取場所に持ち込む

ゴミ回収施設

自力で冷蔵庫を運べる場合は、最寄りの指定引取場所まで直接持ち込むという手段もあります。

冷蔵庫を載せられる大きさの車両が必要な上に、取り外しから積み込み、運転まで行わなくてはならないので、かなり手間がかかります。

そのぶん収集運搬料金を払わなくてもよいので、コスト的には安く済む方法です。

メリット
  • リサイクル料金のみ払えばよく、収集運搬料金がかからない
  • 冷蔵庫の入手先や状況にかかわらず処分を受け付けてもらえる
  • 自分の都合の良い時間に持ち込める
デメリット
  • 自分で家電リサイクル券を購入する必要がある
  • 取り外しと指定引取場所への運び込みを自分で行う必要がある

指定引取場所に持ち込む手順

自分で指定引取場所に冷蔵庫を持ち込む流れは以下の通りです。

  1. 郵便局で家電リサイクル券を受け取り、必要事項を記入する
  2. 窓口またはゆうちょ銀行ATMで料金を払い込む
  3. 家電リサイクル券を冷蔵庫に貼る
  4. 最寄りの指定引取場所の営業時間内に冷蔵庫を運び込む

営業日や営業時間は各場所で異なるので、事前に持ち込みたい指定引取場所に確認しておきましょう。

参考:指定引取場所検索|一般財団法人家電製品協会

横浜市の主な指定引取場所

横浜市にある主な指定引取場所の情報をまとめました。

指定引取場所は市内に複数箇所あるので、営業時間や自宅からの距離を考えて、一番持ち込みやすい場所を選ぶと良いでしょう。

指定引取場所名 住所 電話番号
日本通運(株) 横浜都筑指定引取場所 横浜市都筑区佐江戸町433 045-929-6122
東芝環境ソリューション(株) 横浜市鶴見区寛政町20-1 045-501-5477
東亜物流株式会社 神奈川営業所 横浜市瀬谷区五貫目町21番5 045-620-5618
SBS即配サポート(株) 横浜デポ 横浜市金沢区福浦二丁目16番13号 045-374-5563
参考:指定引取場所検索|一般財団法人家電製品協会

⑤不用品回収業者に引き取ってもらう

冷蔵庫の運搬

引越しや遺品整理、大掃除などで大量に処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。

1点のみだと費用が割高ですが、トラック積み放題プランなどでまとめて不用品を引き取ってもらえば、1点ずつ処分するよりラクで安上がりになる可能性もあります。

回収日時の要望にも柔軟に対応してもらえるので、日中に時間を取りづらい方や、急いで処分しなければならない方も利用しやすいでしょう。

メリット
  • 回収日時を柔軟に指定できる
  • 大量に不用品を処分する場合はお得になる可能性がある
  • ややこしい問い合わせや手続きが必要ない
デメリット
  • 1点のみの回収だと費用が割高になることが多い
  • 業者によって料金設定が大きく異なる
  • 悪質な業者に当たってしまうとトラブルのリスクがある

不用品回収の費用相場

【冷蔵庫のみ】

冷蔵庫を不用品回収業者に引き取ってもらうときの回収費用相場は、6,000~10,000円です。

冷蔵庫に個別でかかる料金のほか、以下のような項目で料金が発生します。

玄関からの搬出ができない場合や、建物を養生しなければならない場合は、やや高めになることを考えておきましょう。

  • 基本料金・出張費
  • 建物の養生費
  • 特殊作業費(窓からの吊り下ろしなど)

【積み放題プラン】

トラックに積み込める容量分を定額で回収するパックプランを提供している不用品回収業者も多いです。

トラックサイズ 費用相場
軽トラック 1万~2万円
2tトラック 4万~4.5万円

処分したい家電が複数ある場合、リサイクル料金と収集運搬料金の負担だけで1万円を超える可能性があります。他にも不用品があるなら、不用品回収業者の積み放題プランを利用するほうがお得かもしれません。

悪質な不用品回収業者を避けるポイント

不用品回収業者の中には、法律を守らず不誠実な取引をする悪徳業者も存在するので注意が必要です。

無料回収をうたって呼び込んでおきながら別の名目で高額請求されたり、強引に契約を迫られたりするおそれがあります。

以下に当てはまる業者は悪徳業者の可能性が高いので、避けたほうがよいでしょう。

  • 住宅街をトラックで巡回しながらスピーカーで宣伝している
  • チラシやスピーカーで無料回収をうたっている
  • ホームページやチラシに住所や許認可の情報がない
  • 口コミ評判がとても悪い

以下の記事では、優良業者を選ぶためのポイントや、ぼったくりにあってしまったときの対処法も紹介しています。

関連記事:優良な不用品回収業者の選び方|ミツモア

⑥リサイクルショップや家電買取業者に買い取ってもらう

リサイクルショップ

購入してから約10年以内で、まだ状態が良い冷蔵庫であれば、リサイクルショップや買取業者に買い取ってもらうこともできます。

出張買取に対応しているところであれば自宅まで査定・引き取り作業に来てもらえるので、自分で取り外して運ぶ手間もありません。

メリット
  • 売れたら収入になる
  • 出張買取であれば自分で取り外しや運搬をしなくても良い
  • ややこしいやり取りや手続きが必要ない
デメリット
  • 製造後10年以上経つものや、状態が悪いものは買い取ってもらえない
  • 買取価格はそこまで高くないことが多い

横浜市で冷蔵庫を出張買取してくれるリサイクルショップ

横浜市内での出張買取に対応しているリサイクルショップをいくつか紹介します。

店舗名 ポイント
トレジャーファクトリー
  • 200以上の店舗がある大手リサイクルショップ
  • 製造年式が10年以内の家電で、3点以上品物がある場合に出張買取に対応
出張買取24時
  • 出張買取専門のリサイクルショップ
  • 査定したその場で買取額を支払うシステム

⑦フリマアプリやネットオークションで売る

ネットオークションを使っている人

フリマアプリやネットオークションを利用して、個人間で売買をする方法もあります。

自分で出品価格を決められるので、需要次第でリサイクルショップや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

いつ買い手がつくかは予測できないので、引越しなどで処分の期日が決まっている場合は別の方法も検討しておいたほうが良いでしょう。

メリット
  • 売れたら収入になる
  • 需要次第で高く売れる可能性がある
デメリット
  • 出品や購入者とのやり取りに手間がかかる
  • 買い手が見つかるまで手放せない
  • 配送を自分で手配しなければならない

横浜市周辺のおすすめ不用品回収業者3選

参考価格
13,000円

エースサポート

神奈川県横浜市泉区岡津町
  • 迅速かつ柔軟な対応に定評があり、安心して依頼できる

エースサポートは、横浜市泉区を拠点に不用品回収・引越しなどのサービスを提供している業者です。スピーディで臨機応変な対応が口コミで評価されており、「品数が増えても臨機応変に対応してくれた」などの声が寄せられています。


不用品の数・種類に変更があってもうまく対応してくれるので、安心して回収を依頼することができますね。

所在地
神奈川県横浜市泉区岡津町
営業時間
8:00〜22:00
保有資格
古物商、貨物軽自動車運送業
口コミ
参考価格
12,800円

樋口回収

神奈川県相模原市緑区長竹
  • スタッフの明るく親切な対応が魅力、気持ちよく作業を任せられる

樋口回収は、神奈川県・東京都を中心に活動している不用品回収業者です。同業者のスタッフは清潔な身だしなみや丁寧な対応を特に心がけており、口コミでも好評です。毎月100件の仕事を受けるなど経験も豊富なので、ストレスなく作業を任せられるでしょう。

所在地
神奈川県相模原市緑区長竹
対応エリア

神奈川県・東京都の全域

その他一部地域

営業時間
9:00~22:00
保有資格
古物商
口コミ
参考価格
5,500円

ユアスタッフ

神奈川県相模原市南区麻溝台
  • 夜間の回収依頼や女性スタッフの指定が可能、柔軟な対応が魅力

ユアスタッフは、神奈川県・東京都で不用品回収や家事代行のサービスを提供している業者です。夜間での作業依頼を受け付けているため、日中忙しいという方も気軽に頼むことができます。また女性スタッフのみによる作業も可能で、他人を家に上げることに不安がある方でも安心です。依頼者の要望に真摯に応えてくれるのが同業者の魅力といえるでしょう。

所在地
神奈川県相模原市南区麻溝台
対応エリア

横浜市を含む神奈川県の大半の地域

東京都の一部

営業時間
9:00~22:00
保有資格
古物商
口コミ

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