傘の処分は分別や分解などの、面倒な作業が発生します。そこで不要な傘を自治体に回収してもらう具体的な方法と、自治体以外で傘を処分する方法をいくつか紹介します。
処分したい傘を自治体に回収してもらう方法
傘を自治体に回収してもらう場合、どのような手順が必要になるのでしょうか。処分したい傘を自治体に回収してもらう方法を紹介します。
傘の処分方法は地域によって異なる
傘を一般ごみとして出すときは、不燃ごみか粗大ごみ扱いになるのが一般的です。また部品ごとの分解が必要だったり、資源回収ボックスを設置していたりする自治体もあります。
ただし傘の細かい分別ルールなどは地域によって異なります。また回収のルールを変更する自治体もあります。
神奈川県・横浜市 | 骨組み:「小さな金属類」 布部分:「燃やすごみ」 |
大阪府・大阪市 | 普通ごみ |
愛知県・名古屋市 | 不燃ごみ |
東京都・世田谷区 | 不燃ごみ |
北海道・札幌市 | 燃やせないごみ |
そのため不要な傘を自治体に回収してもらう際には、ホームページで最新のルールを確認しておきましょう。間違った方法でごみ集積場に出すと、回収してもらえないこともあるので注意が必要です。
傘を粗大ごみとして処分する
長さが30cmまたは50cmを超える大型の傘は、多くの自治体で粗大ごみとして分類されます。また傘を分解してから処分する必要のある自治体の場合、分解が難しい傘は粗大ごみにみなされます。
粗大ごみとして出す場合には、あらかじめ自治体に連絡し、案内された料金分の、有料ごみ処理券を購入しましょう。ごみ処理券は地域のコンビニや、郵便局で購入できます。
ごみ処理券を処分したい傘に貼り付け、指定日に指定の場所に出しておけば完了です。即日で処分したいときは、地域のリサイクルセンターに持ち込むのも一案です。
傘を不燃ごみとして処分する
粗大ごみ扱いにならない傘は、多くの自治体で不燃ごみとして処分されます。ガラスや金属ごみとして、分別が必要な自治体もあります。
これらのケースでは地域ごとに決められた日を守って、指定のごみ袋や蓋付きの容器に入れて、出すだけでOKです。費用もかからず何本でも捨てられるため、最も手軽な処分方法といえるでしょう。
傘を分解して処分する方法
傘をごみの種類ごとに分解してから、処分する自治体もあります。
骨格となっている金属・ビニールや布などの生地・取っ手など、それぞれのパーツに分けて、各ごみの日に指定場所に出します。
この場合も細かいルールは自治体によってさまざまです。持ち手がプラスチック製でも、骨などが金属製であれば、金属ごみとして処分可能な場合もあります。
傘を分解する手順は、まず生地を骨組みに固定している、露先と呼ばれる部品を外しましょう。次に傘の先端にある石突を外せば、生地と骨組みが分離できます。
露先や石突は簡易なビニール傘であれば、手で引っ張って外せます。接着剤で固定されている場合は、ペンチやニッパーなどの道具を使いましょう。プラスチックの取っ手を外す場合も同様です。
自治体の回収以外の方法で傘を処分する
一般ごみとして自治体に回収してもらう以外には、どのような傘の処分方法があるのでしょうか。不要な傘を処分する方法を二つ紹介します。
買取や寄付に出す
処分したい傘の状態がよく、まだ使えるのであれば買取や寄付を検討するのがおすすめです。
例えばブランド物の傘の場合、リユースショップに持ち込めば、買い取ってもらえる可能性があります。またネットオークションやフリマアプリなど、ネット上のサービスを使って、買い手を探す方法もあるでしょう。
ただし人気の傘でなければ、買い取りを拒まれたり、売れ残ったりしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
傘が売れないときは社会支援団体に問い合わせれば、寄付ができるかもしれません。送料は自己負担になるものの、ごみの排出が減らせる上に、社会貢献につながるというメリットがあります。
不用品回収業者に傘を引き取ってもらう
壊れてしまった傘が大量にある方や、手間を極力省きたい方には、不用品回収業者へ依頼することをおすすめします。
自宅まで回収に来てくれる上に、連絡をしたその日に対応してくれる場合もあります。中には年中無休で24時間対応してくれる業者もあります。
また家具や家電など、傘以外の不用品があれば、割安料金でまとめて回収してくれるのもうれしいポイントです。
信頼できる不用品回収業者の選び方
数ある不用品回収業者の中には、高額な料金を請求する悪徳業者も存在します。
信頼できる不用品回収業者を選ぶためには、どのような方法が有効なのでしょうか。不用品回収業者の安心安全な選び方を紹介します。
相見積もりで複数の業者を比較する
悪徳業者を避け、信頼できる業者を選ぶコツは「相見積もり」です。
相見積もりとは複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較した上で、最適な業者に依頼する選び方です。他と比べて不当に料金が高かったり、サービス内容に不審点があったりする業者を、簡単に見つけられます。
相見積もりを取るときは、料金やサービス内容と一緒に、過去の利用者の口コミもチェックしましょう。格安な料金体系であっても、利用者からの評判が悪い業者を選んでしまうと、トラブルに発展する恐れがあります。
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隙間時間を利用して簡単に相見積もりが取れるため、時間を節約したいときは、活用してみてはいかがでしょうか。
不要な傘は正しい方法で処分しよう
一般ごみとして傘を処分するときのルールは、自治体ごとにさまざまです。
粗大ごみや不燃ごみとして処分できる地域もあれば、部品ごとに分解した上での処分が必要な地域もあります。後者の場合、傘によってはペンチやニッパーなどの道具を使わなければならず、非常に手間がかかるでしょう。
人気の傘であればリユースショップに売ったり、ネットオークションやフリマアプリに出品したりできます。買い手が付かない傘でも、社会支援団体に問い合わせれば、寄付ができるかもしれません。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。
- 見積もり金額
- 口コミ評価
- 対応の丁寧さ
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