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エレクトーンの処分方法7選!無料で引き取ってもらえる依頼先は?

最終更新日: 2025年07月22日

エレクトーンを処分する際、粗大ごみとして廃棄できる自治体はあまり多くありません状態が良い場合は、楽器買取業者やリサイクルショップなどを利用すれば、無料で引き取ってもらえます。

一方、破損や音が出ない状態の場合は、楽器店での下取りサービスの利用や、不用品回収業者への依頼が必要になります。費用や状態を考慮して、状況に適したエレクトーンの処分方法を注意点とともに確認しましょう。

エレクトーンの処分料金をチェック

【30秒でわかる!】エレクトーンの処分方法おすすめ診断

エレクトーンの処分方法は、大きく分けて無料で譲渡・売却するか、有料で引き取ってもらう選択肢があります。運び出す手間や時間などで処分費用が変わるため、どれを優先にするか考えたうえで処分方法を決めましょう。

下記の「エレクトーンの処分方法診断シミュレーター」では、運び出しの可否や状態などのチェック項目を選択すると、状況にあった処分方法がわかります。

Q1. 処分したいエレクトーンの状態は?
Q2. 時間に余裕はありますか?
Q2. 費用を最小限にしたいですか?
Q3. 自分で運べますか?
Q3. 引越しの予定はありますか?
診断結果:おすすめの処分方法
処分方法
自治体の粗大ごみ
不用品回収業者
楽器店引き取りサービス
楽器買取業者
フリマアプリ
知人への譲渡
NPO・支援団体への寄付
費用
手間
スピード
おすすめ度
安い(400円〜3,200円)
多い
普通
★☆☆☆☆
高い(16,100円〜25,900円)
少ない
早い
★☆☆☆☆
無料
少ない
普通
★☆☆☆☆
無料(売却収入)
普通
普通
★★★★★
無料(高額売却可)
多い
遅い
★☆☆☆☆
無料
普通
普通
★☆☆☆☆
無料(送料自己負担)
普通
普通
★☆☆☆☆
診断結果: まだ使えるエレクトーンで時間に余裕がある場合、楽器買取業者・フリマアプリでの売却がおすすめです。処分費用がかからないどころか、お金が戻ってくる可能性があります。

状況にあった処分方法を把握できたところで、下記より費用や注意点などがわかるので、確かめてみましょう。

エレクトーンを無料で処分する方法4選

要らなくなったエレクトーンを少しでもお得に手放したい人は、専門業者や知人、支援団体への譲渡、売却を考えましょう。具体的な譲渡・売却方法は、以下のとおりです。

処分方法 費用 メリット デメリット
楽器買取業者やリサイクルショップに買い取ってもらう 無料 ・出張買取の利用は自分で持ち運ぶ必要なし
・その場で現金化可能
状態やモデルによっては値段がつかない
知人や近隣の住人に譲渡する 無料 ・手数料がかからない
・梱包や発送は原則不要
・すぐに引き取り手が見つかるとは限らない
・運搬時にトラブルのリスクあり
NPOや支援団体へ寄付する 無料(別途送料負担) 社会貢献のやりがいを感じられる ・送料は自己負担
・状態がよいものでないと断られる
フリマアプリやネットオークションで売却する 無料(別途送料負担) ・製品の状態によっては高値で売却可能
・自分で価格を自由に設定できる
・いつ売却できるかわからない
・出品から発送までの手間がかかる

※ミツモア調べ(2025年7月現在)

1.楽器買取業者やリサイクルショップに買い取ってもらう

エレクトーンが良い状態で処分したいときは、楽器専門の買取業者や取り扱いに強いリサイクルショップへ買い取ってもらいましょう

重くて持ち運べないエレクトーンの買取時に最適な方法が、自宅まで査定に来てくれる「出張買取」サービスです。電話やウェブサイトで申し込めば、査定員が自宅へ訪問し、その場で査定から運び出しまで行ってくれます。

メリット・デメリット

  • 査定員による知見を生かして適正な価格で買い取ってもらえる
  • 出張買取の利用で面倒な運び出しを任せられる
  • 査定額に納得できれば、その場で現金化が可能
  • 古いモデルや故障がひどいときは買取ができない場合あり

エレクトーンを買い取ってもらえる主な業者

エレクトーンの買取を行っている主な業者は、下記のとおりです。

業者名 買取方法 特徴
楽器高く売れるドットコム 出張・宅配・店舗 ・累計利用者数710万人以上の豊富な実績
・WEBで買取価格を事前査定できる
楽器の買取屋さん 出張・宅配・店舗 ・最短即日30分の訪問など、スピーディーに対応
・買取金額をその場で現金払い
楽器買取アローズ 宅配 ・全国対応可能
・買取価格UPキャンペーンを頻繁に実施
・専門の査定員による丁寧な査定

少しでも高く買い取ってもらいたいときは、きれいに掃除をしたり、付属品をそろえたりして査定の準備をしましょう。あわせて、複数の業者に査定を依頼して比較検討することも大切です。

2.知人や近隣の住人に譲渡する

親しい友人や親戚、近隣の住人に声をかけて不要なエレクトーンを譲渡する方法もあります。「ジモティー」のような地域の情報掲示板サイトを利用すると、手数料をかけずに地元の人と直接やり取りしながら、譲れます。

ただし個人間でやり取りを行うため、ドタキャンに注意するのと同時に、運搬方法も確認しておきましょう。「車で引き取りに来られる方限定」など、条件を明確に記載しておくとトラブルを避けられます。

メリット・デメリット

  • 不要なエレクトーンの寄付で社会に貢献できる満足感がある
  • 思い出の品を意義ある形で手放せる
  • 受け入れてくれる団体がすぐに見つからない
  • 輸送費用は自己負担になることが多い

3.NPOや支援団体へ寄付する

使わなくなったエレクトーンをNPO法人や支援団体へ寄付することも検討しましょう。児童養護施設や障がい者支援施設、高齢者施設などで活用してもらえたり、発展途上国の子どもたちへ届けてもらえたりする可能性があります。

ただし年式が古いものや修理が必要なものは、保管場所や修理コストの問題で断られてしまうことがあるので注意しましょう。加えて寄付先への送料も原則として自己負担です。

メリット・デメリット

  • 買取業者より高く売れる可能性がある
  • 原則梱包や発送の手間がかからない
  • 約束のドタキャンが起こりやすい
  • 運搬時のトラブルリスクがある

4.フリマアプリやネットオークションで売却する

「ヤフオク!」や「メルカリ」、「ラクマ」といったネットオークションやフリマアプリを利用してエレクトーンを売却する選択肢もあります。

自分で価格を決めることができ、個人間で直接売買できるため、エレクトーンの価値や状態によっては高値で譲渡できる可能性があるでしょう。

ただし出品から梱包、発送まで自分で行う必要があります。ただしメルカリの「梱包・発送たのメル便」を利用すれば、配送業者が自宅まで集荷に来て、梱包から搬出、購入者への配送まで全て代行してくれます。

メリット・デメリット

  • 買取業者より高く売れる可能性がある
  • 原則梱包や発送の手間がかからない
  • 約束のドタキャンが起こりやすい
  • 運搬時のトラブルリスクがある

あまり手間をかけずにエレクトーンを処分する方法3選

「重いエレクトーンを持ち運ぶのは大変」、「できれば早く処分したい」場合は、楽器店や不用品回収業者に処分を依頼したり、自治体の粗大ごみで出したりしましょう

費用がかかるところがありますが、面倒な作業をすることなくスピーディーに引き取ってもらえます。具体的な処分方法は、メリットやデメリットを含め下記のとおりです。

処分方法 費用 メリット デメリット
楽器店の下取り・引き取りサービスを利用する 無料 ・新品を安く購入できる可能性あり
・購入と処分をワンストップでできる
・新しい商品の購入が必要
・対象機種が限られる
不用品回収業者に処分を依頼する 16,100円〜25,900円(※) ・運び出し作業を任せられる
・ほかの不用品と一緒に処分できる
・ほかの処分費用と比べて高くなる
・悪徳業者との見極めが必要
自治体の粗大ごみとして処分する 400円~3,200円 ・処分費用が抑えられる
・不法投棄の心配がない
・処分できない自治体が多い
・自分で指定場所まで運ぶ必要あり

(※)ミツモアで登録している不用品回収業者の平均価格を参照(2024年1月~12月)

1.楽器店の下取り・引き取りサービスを利用する

新しいエレクトーンを買い替えたいときは、購入店舗の「下取り・引き取りサービス」を利用して処分できます。店舗によってはメーカーや機種、年式が新しいものに限られる条件が設けられているところがあるので、事前に確認しましょう。

エレクトーンの下取りや引き取りサービスを行っている主な店舗は、以下のとおりです。

店舗 処分費用 下取り・引き取り条件
島村楽器 無料 ・対象はヤマハ製の一部エレクトーンのみ
・購入から10年以内の商品
・階段を使った運搬などの作業発生時は手数料がかかる
楽器の買取屋さん 無料 パーツがないものは不可

メリット・デメリット

  • 下取り対象になれば、新しい商品を安く購入できる
  • 古いエレクトーンを新商品の配送時に引き取ってもらえる
  • 新しいエレクトーンの購入が前提
  • 対象機種が限られる

2.不用品回収業者に処分を依頼する

時間や手間をかけずにエレクトーンを処分したいときは、不用品回収業者に依頼しましょう。電話やインターネットで申し込むと、最短即日で自宅まで引き取ってもらえます。

重いエレクトーンをを自分で一切動かす必要がなく、見積もりから回収までの作業を任せられる一方で、高額な運搬・処分費用を請求される悪質な業者に注意が必要です。

メリット・デメリット

  • 運び出しから回収までの作業を任せられる
  • 他の不用品も一緒に処分できる
  • 処分費用が高くなりやすい
  • 慎重に業者選びを行う必要あり

エレクトーンの処分にかかる費用相場

エレクトーン1台の処分費用は、16,100円〜25,900円(※)です。サイズや重さ、自宅の階数などによって費用が変わります。

エレクトーンのほかに処分したい家具や家電がある場合、まとめて回収してもらえるサービスを利用すると、安く抑えられる可能性があるので、複数の業者から見積もりを取って比較しましょう。

(※)ミツモアで登録している不用品回収業者の平均価格を参照(2024年1月~12月)

エレクトーンの処分を業者に依頼する

3.自治体の粗大ごみとして処分する

一部の自治体では、粗大ごみとしてエレクトーンを処分できます。ただし多くのところでは、エレクトーンの収集を受け付けていません

理由はエレクトーンを「適正処理困難物」や「収集運搬が困難なもの」に指定しており、収集作業員が安全に運べず、専門知識がないと分解が困難であるからです。

受け入れている自治体があっても収集日の朝に、指定された場所まで自力でエレクトーンを運び出す必要がある点に注意しましょう。

メリット・デメリット

  • 処分費用が数百円から数千円で抑えられる
  • 不法投棄の心配がない
  • エレクトーンの処分ができない自治体が多い
  • 自分で指定場所まで運び出す必要がある

エレクトーンの処分ができる主な自治体

エレクトーンを粗大ごみとして処分できる主な自治体は、以下のとおりです。

自治体名 処分料金 備考
東京都杉並区 400円~3,200円 ・重量によって処分料金が変わる
・インターネットや電話で事前申し込みが必要
愛知県名古屋市 1,500円 重量100kg以下まで
大阪府大阪市 1,000円 オルガン扱い
京都府京都市 2,000円 サイズ・重量による制限あり
北海道札幌市 1,300円 電子オルガン扱い
福岡県福岡市 1,000円 イスは別途300円~

一方で、横浜市をはじめとした一部の自治体ではエレクトーンの粗大ごみ回収を受け付けていません。事前にお住まいの自治体に処分できるか確認しましょう。

エレクトーンの処分を業者に依頼した利用者の声

引っ越しや片付けなどで不要になったエレクトーンの処分を不用品回収業者に依頼した利用者の口コミをご紹介します。

「分解したことでエレクトーンをスムーズに運び出してもらえました」

石黒

3.0
不用品回収
1年前
処分に困っていたエレクトーンやピアノの大物家財を処分してもらいました。 運び出しが難しいと思っていたのですが、分解解体することでスムーズに運び出しして頂きました。 一点仕方ないのですが、分解での追加料金がかかってしまいました。 清潔感のある作業員が、丁寧に説明され仕事に取り組んで頂けました。 仕事が早かったことも満足です。
依頼したプロD-RISE合同会社

「タンスを含め手際よくエレクトーンを処分できました」

高野

5.0
不用品回収
1年前
質問アイコン回収を依頼した不用品その1
収納家具(たんす・棚・カラーボックスなど)
質問アイコン回収を依頼した不用品その2
スポーツ・音楽用品
今日はありがとうございました。 タンス3点、鏡台、エレクトーンずっと処分する事に悩んでいましたが今回思い切ってお願いして良かったです。 見積り連絡も丁寧にメールで対応して頂きました。 お二人で手際よく作業してもらいましてお陰様ですっきり片付いて大変助かりました。また機会があれば宜しくお願い致します。

項目別評価

料金に対する納得感

5
電話・チャット対応

5
仕事の質

5
対応の柔軟さ

5
作業員のコミュニケーション

5
依頼したプロ関西整理本舗

リーズナブルな価格でエレクトーンを運んでもらえました

H.S

5.0
不用品回収
1年前
質問アイコン回収を依頼した不用品その1
その他物不用品
子供のエレクトーンの処分でお願いしました。 見積もりのやりとり時、窓口担当の方は丁寧で親切でした。 当日の作業の際も担当の方の挨拶や作業も丁寧でスピーディで、 すごく気分がよかったです。 また、金額もリーズナブルで、今度何か廃棄・処分する際も、 是非利用したいと思います。

項目別評価

料金に対する納得感

5
電話・チャット対応

5
仕事の質

5
対応の柔軟さ

5
作業員のコミュニケーション

5

プロからの返信

温まるコメント頂きありがとうございます。 又ご利用の折りには日高是非よろしくお願い申し上げます。 こちらこそありがとうございました。 株式会社日高

依頼したプロ株式会社 日高

古いエレクトーンを処分するなら不用品回収業者に相談しよう

ミツモアの不用品回収のメリット

エレクトーンはサイズが大きくて重量があるため、多くの自治体では粗大ごみとして処分できないところが多いです。あわせて無料で引き取ってもらえる店舗もあまり多くありません。

年式が古いものや状態がよくないエレクトーンを手間なく、円滑に処分したいときは、不用品回収業者に依頼しましょう。

ミツモアならエレクトーンを含む処分したい家具や家電の個数や運搬経路など、簡単な質問に答えるだけで要望にあった業者から最大5件見積もりが届きます。料金や作業内容だけでなく、口コミを含めて比較できるので、安心して最適な業者を選べるでしょう。

エレクトーンの処分費用を見積もる

不用品回収サービスとは?

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて