ミツモアメディア

意外と知らない木材の捨て方!処分方法と業者の選び方を解説

最終更新日: 2024年06月28日

木材は大きさによって捨て方が異なる自治体がほとんどで、実は捨て方を間違えている人も多いんです。正しく処分するためにも、木材の捨て方について理解しておきましょう。

この記事でわかること

  • 小さい木材は可燃ごみで処分可能
  • 大きい木材は粗大ごみで処分、または業者に依頼するのがおすすめ
  • 大量の木材を処分するなら不用品回収業者が便利
  • 木材を建築廃材として扱う自治体では回収してもらえないことも

木材の捨て方4選|おすすめは自治体での処分

木材

木材の主な捨て方は以下の4つです。

捨て方 特徴 費用
自治体のゴミ回収に出す
  • カンタンに捨てられる
  • 費用をおさえられる
  • 処分する木材のサイズによって捨て方が異なる
無料~3,000円
ごみ処理センターに持ち込み
  • サイズの大きい木材でも確実に処分できる
  • 運搬する手段のある人におすすめ
1万円程度
リサイクルショップで売却
  • 売れれば収入になる
  • 買い取ってもらえない可能性も高い
無料
不用品回収業者に依頼
  • 木材以外の不用品もまとめて処分できる
  • 費用が高くなる
1万円~

木材の処分で最もおすすめなのは「自治体での処分」です。しかし捨て方を間違えやすいのもこの方法です。

自治体によってサイズごとに処分方法が異なるのでよく確認しておきましょう。

多くの自治体では小さな木材は可燃ごみ回収、大きな木材は粗大ごみとしての処分と決められています。

自治体のごみとして処分する以外にも、ごみ処理センターに持ち込んだり、リサイクルショップでの売却、不用品回収業者に回収してもらうという方法もあります。

木材を捨てるときに注意すること3つ

傷のある木材

処分方法を詳しく見ていく前に、木材を捨てる時に注意することを見ていきましょう。

木材の処分では以下の3つのことに注意しましょう。

  • 自治体のルールに沿って捨てる
  • 不法投棄・自分で焼却はNG
  • 金属類や異素材は取り除く

自治体のルールに沿って捨てる

木材を捨てる場合、可燃ごみや粗大ごみとして処分するケースが一般的です。

しかし木材のサイズや量によって捨て方を指定している自治体が多いため、自治体のごみ出しルールを確認しておきましょう。

基本的に小さな木材はごみ袋に入れて、可燃ごみとして処分することができます。ごみ袋に入らないサイズの木材(基本的に一辺が30cm以上)は粗大ごみでの処分が指定されている地域が多いです。

また木材を建築廃材として扱っている自治体では回収してもらえないこともあるので注意してください。

不法投棄・自分で焼却はNG

不法投棄はもちろん、自宅の庭で木材を焼却処分するのはやめましょう。

小さな木材ならと軽い気持ちで不法投棄をしてしまうと、罰金や懲役の対象となる可能性もあります。また自己判断による焼却処分も法律で禁止されている行為です。

木材は必ず正しい方法で処分しましょう。

金属類や異素材は取り除く

処分する木材に釘などの金属類、プラスチックのパーツがついている場合は取り除いてから捨てましょう。

金属部分やプラスチックは不燃ごみに分類されることが多いため、別々に処分する必要があります。

回収業者への依頼の場合、金属部分やプラスチックパーツが残っていると回収費用が高くなる可能性もあるので注意しましょう。

自治体の粗大ごみ・可燃ごみ回収に出す:無料~3000円

五月人形を自宅で供養してから処分する方法とは?

木くずやウッドチップ、小さな木片は可燃ごみとして処分できます。通常粗大ごみとして処分する大きめの木材であっても、小さくカットするなどして可燃ごみとして処分できる場合もあります。

大きな木材を処分する場合は、粗大ごみに出しましょう。

可燃ごみは無料で回収してもらえますが、粗大ごみの場合回収費用がかかります。業者に依頼するよりは安く済ませることができるので費用を抑えたい人にもおすすめの方法です。

有料のごみ処理券はごみの大きさによって異なりますが、だいたい以下のような料金に設定されていることが多いです。

小(10リットル券10枚) 760円
中(20リットル券10枚) 1,520円
大(45リットル券10枚) 3,420円
特大(70リットル券10枚) 2,660円

大量の木材を処分する場合は回収業者などに依頼したほうが安くする可能性もあります。

ごみ処理センターに持ち込む:1万円前後

ごみ処理センター

木材を捨てる場合、近くのごみ処理センターに直接持ち込むのも1つの方法です。

ごみ処理センターに持ち込む場合の料金は、処分する木材の量やサイズ、処理場によって異なるため事前に問い合わせて料金を確認しましょう。

基本的に縦、横、高さそれぞれ1m程度の大きさ・量の木材であれば、1万円程度で処分することができるでしょう。

リサイクルショップで売却する:無料

木材

木材によっては業者が買い取ってくれる場合もあります。近年はDIYを趣味としている人もいるため、フリマアプリやオークションなどでも売れる可能性があります。

木材を売りたい場合は、処分したい木材が「できるだけキレイで再利用できる」ものかどうかを確認しておきましょう。

傷や汚れが少ないものや未使用であれば、比較的売れやすいです。また木材によっては高額で取引されている場合もあるので、処分したい木材の種類にも着目すると良いでしょう。

売れる木材の見分け方

業者やフリマアプリで売れる可能性がある木材の種類について、特徴と合わせて見ていきましょう。

アホガニー 深い赤茶色と縞模様の木目が特徴的
ローズウッド 芯材が赤色、赤紫色、紫色
ケヤキ 硬く摩耗に強い

使用年数が長いほどツヤが出る

スネークウッド 蛇の皮のような木目が特徴的
ヨーロピアンウォールナット 硬く重い木材

虫害を受けやすい

木曽ヒノキ 白くきめ細かい木目が特徴的

通常のヒノキより木目が細かい

高野杉 年輪の幅が一定で色ツヤが良い

上記はあくまでも一例で、記載されている木材以外にも取引されている木材はあります。リサイクル業者に依頼する場合には事前に問い合わせてみるのも良いでしょう。

また比較的売れやすい種類の木材であっても、傷や汚れが目立てば買い取ってもらえない可能性が高くなります。

腐食などがなく、耐久性も問題ない再利用ができる木材であるかどうかを確認しておきましょう。

不用品回収業者に依頼する:1万円~

木材

大量の木材や、木材以外の不用品を処分したい時は不用品回収業者への依頼がおすすめです。

自治体の処分や持ち込み、売却で大量の木材を処分する場合、手間がかかってしまいます。不用品回収業者であれば、木材の量が多くてもまとめて回収してもらえるうえに、他の不用品にも対応してもらえるのでとても便利です。

即日対応してもらえる業者も多く、早くカンタンに木材を処分したいという方におすすめです。

優良な事業者は比較して探すのがおすすめ

業者への依頼は、必ずサービス内容や回収料金を比較してから行いましょう。特に回収してもらいたい木材が大量にある場合は「定額プラン」がある業者の方がお得に処分できます。

回収業者の中には法外な回収費用を請求してくる悪徳業者も存在します。必ず複数の業者から見積もりをとり、比較しましょう。

相場よりも高い見積もりを提示された場合は、内訳を必ず確認してください。定額プランの場合、回収料金の相場は以下の通りです。

軽トラック積み放題定額プラン 1万~2万円
1.5tトラック積み放題定額プラン 3.5万~6万円

定額プランは便利でお得な半面、積み込める木材の量を自分で判断する難しさもあります。

想定していた料金と違うというトラブルを避けるためにも、必ず事前に見積もりを取りましょう。

関連記事:優良な不用品回収業者の選び方|見分けるポイントや悪徳業者の特徴、対処法まで|ミツモア

木材を放置するとシロアリが発生するリスクも

処分する木材

不要になった木材といっても、DIYなどで使用したあまりであれば、まだ使えるかもと考えとっておいたり、分別がめんどうで後回しにしたりすることもあると思います。

しかし不要な木材を放置しておくとシロアリなどの害虫が発生する可能性があります。木材から発生した害虫が家にまで影響を及ぼす危険もあるため、使わない木材は早めに処分することをおすすめします。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く

スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます

チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。

忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心

ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。

チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

⑤万が一のトラブルにも最高1億円の補償あり

ミツモアを通して依頼した作業で事故やトラブルが発生した場合、修理や治療にかかる費用を最高1億円まで補償します。万が一事業者と連絡がとれなくなってしまった場合でも、最大10万円の保証を受けられます

不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは? 

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて