木材は大きさによって捨て方が異なる自治体がほとんどで、実は捨て方を間違えている人も多いんです。正しく処分するためにも、木材の捨て方について理解しておきましょう。
この記事でわかること
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木材の捨て方4選|おすすめは自治体での処分
木材の主な捨て方は以下の4つです。
捨て方 | 特徴 | 費用 |
自治体のゴミ回収に出す |
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無料~3,000円 |
ごみ処理センターに持ち込み |
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1万円程度 |
リサイクルショップで売却 |
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無料 |
不用品回収業者に依頼 |
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1万円~ |
木材の処分で最もおすすめなのは「自治体での処分」です。しかし捨て方を間違えやすいのもこの方法です。
自治体によってサイズごとに処分方法が異なるのでよく確認しておきましょう。
多くの自治体では小さな木材は可燃ごみ回収、大きな木材は粗大ごみとしての処分と決められています。
自治体のごみとして処分する以外にも、ごみ処理センターに持ち込んだり、リサイクルショップでの売却、不用品回収業者に回収してもらうという方法もあります。
木材を捨てるときに注意すること3つ
処分方法を詳しく見ていく前に、木材を捨てる時に注意することを見ていきましょう。
木材の処分では以下の3つのことに注意しましょう。
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自治体のルールに沿って捨てる
木材を捨てる場合、可燃ごみや粗大ごみとして処分するケースが一般的です。
しかし木材のサイズや量によって捨て方を指定している自治体が多いため、自治体のごみ出しルールを確認しておきましょう。
基本的に小さな木材はごみ袋に入れて、可燃ごみとして処分することができます。ごみ袋に入らないサイズの木材(基本的に一辺が30cm以上)は粗大ごみでの処分が指定されている地域が多いです。
また木材を建築廃材として扱っている自治体では回収してもらえないこともあるので注意してください。
不法投棄・自分で焼却はNG
不法投棄はもちろん、自宅の庭で木材を焼却処分するのはやめましょう。
小さな木材ならと軽い気持ちで不法投棄をしてしまうと、罰金や懲役の対象となる可能性もあります。また自己判断による焼却処分も法律で禁止されている行為です。
木材は必ず正しい方法で処分しましょう。
金属類や異素材は取り除く
処分する木材に釘などの金属類、プラスチックのパーツがついている場合は取り除いてから捨てましょう。
金属部分やプラスチックは不燃ごみに分類されることが多いため、別々に処分する必要があります。
回収業者への依頼の場合、金属部分やプラスチックパーツが残っていると回収費用が高くなる可能性もあるので注意しましょう。
自治体の粗大ごみ・可燃ごみ回収に出す:無料~3000円
木くずやウッドチップ、小さな木片は可燃ごみとして処分できます。通常粗大ごみとして処分する大きめの木材であっても、小さくカットするなどして可燃ごみとして処分できる場合もあります。
大きな木材を処分する場合は、粗大ごみに出しましょう。
可燃ごみは無料で回収してもらえますが、粗大ごみの場合回収費用がかかります。業者に依頼するよりは安く済ませることができるので費用を抑えたい人にもおすすめの方法です。
有料のごみ処理券はごみの大きさによって異なりますが、だいたい以下のような料金に設定されていることが多いです。
小(10リットル券10枚) | 760円 |
中(20リットル券10枚) | 1,520円 |
大(45リットル券10枚) | 3,420円 |
特大(70リットル券10枚) | 2,660円 |
大量の木材を処分する場合は回収業者などに依頼したほうが安くする可能性もあります。
ごみ処理センターに持ち込む:1万円前後
木材を捨てる場合、近くのごみ処理センターに直接持ち込むのも1つの方法です。
ごみ処理センターに持ち込む場合の料金は、処分する木材の量やサイズ、処理場によって異なるため事前に問い合わせて料金を確認しましょう。
基本的に縦、横、高さそれぞれ1m程度の大きさ・量の木材であれば、1万円程度で処分することができるでしょう。
リサイクルショップで売却する:無料
木材によっては業者が買い取ってくれる場合もあります。近年はDIYを趣味としている人もいるため、フリマアプリやオークションなどでも売れる可能性があります。
木材を売りたい場合は、処分したい木材が「できるだけキレイで再利用できる」ものかどうかを確認しておきましょう。
傷や汚れが少ないものや未使用であれば、比較的売れやすいです。また木材によっては高額で取引されている場合もあるので、処分したい木材の種類にも着目すると良いでしょう。
売れる木材の見分け方
業者やフリマアプリで売れる可能性がある木材の種類について、特徴と合わせて見ていきましょう。
アホガニー | 深い赤茶色と縞模様の木目が特徴的 |
ローズウッド | 芯材が赤色、赤紫色、紫色 |
ケヤキ | 硬く摩耗に強い
使用年数が長いほどツヤが出る |
スネークウッド | 蛇の皮のような木目が特徴的 |
ヨーロピアンウォールナット | 硬く重い木材
虫害を受けやすい |
木曽ヒノキ | 白くきめ細かい木目が特徴的
通常のヒノキより木目が細かい |
高野杉 | 年輪の幅が一定で色ツヤが良い |
上記はあくまでも一例で、記載されている木材以外にも取引されている木材はあります。リサイクル業者に依頼する場合には事前に問い合わせてみるのも良いでしょう。
また比較的売れやすい種類の木材であっても、傷や汚れが目立てば買い取ってもらえない可能性が高くなります。
腐食などがなく、耐久性も問題ない再利用ができる木材であるかどうかを確認しておきましょう。
不用品回収業者に依頼する:1万円~
大量の木材や、木材以外の不用品を処分したい時は不用品回収業者への依頼がおすすめです。
自治体の処分や持ち込み、売却で大量の木材を処分する場合、手間がかかってしまいます。不用品回収業者であれば、木材の量が多くてもまとめて回収してもらえるうえに、他の不用品にも対応してもらえるのでとても便利です。
即日対応してもらえる業者も多く、早くカンタンに木材を処分したいという方におすすめです。
優良な事業者は比較して探すのがおすすめ
業者への依頼は、必ずサービス内容や回収料金を比較してから行いましょう。特に回収してもらいたい木材が大量にある場合は「定額プラン」がある業者の方がお得に処分できます。
回収業者の中には法外な回収費用を請求してくる悪徳業者も存在します。必ず複数の業者から見積もりをとり、比較しましょう。
相場よりも高い見積もりを提示された場合は、内訳を必ず確認してください。定額プランの場合、回収料金の相場は以下の通りです。
軽トラック積み放題定額プラン | 1万~2万円 |
1.5tトラック積み放題定額プラン | 3.5万~6万円 |
定額プランは便利でお得な半面、積み込める木材の量を自分で判断する難しさもあります。
想定していた料金と違うというトラブルを避けるためにも、必ず事前に見積もりを取りましょう。
木材を放置するとシロアリが発生するリスクも
不要になった木材といっても、DIYなどで使用したあまりであれば、まだ使えるかもと考えとっておいたり、分別がめんどうで後回しにしたりすることもあると思います。
しかし不要な木材を放置しておくとシロアリなどの害虫が発生する可能性があります。木材から発生した害虫が家にまで影響を及ぼす危険もあるため、使わない木材は早めに処分することをおすすめします。
不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ
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