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ベッドの処分方法7選! 費用相場から無料で処分する方法まで解説

ぴったりの不用品回収業者をさがす
最終更新日: 2025年01月15日

ベッドを処分する方法はいくつかあり、それぞれ費用や手間の大きさが異なります。自分の状況に合わせて適切な処分方法を選ぶことが必要です。

この記事では、ベッドを処分する方法を7つ紹介していきます。費用や処分の手間を比較しながら説明していきますので、自分に合う方法はどれなのか考えながら読み進めていただければと思います。

不用品回収業者を比較する

ベッドの処分方法7つを費用と手間で比較

まずは、ベットの処分方法7つとそれぞれの特徴についてまとめます。

処分方法 費用相場 手間 こんな人におすすめ 注意点
粗大ごみで出す 1,000~3,000円 ★★★

大きい

なるべく費用を抑えたい ・集荷場所まで自力で運ぶ必要がある

・回収までに時間がかかることがある

不用品回収業者に依頼 3,000~10,000円

小さい

必要な作業を丸ごと任せたい 悪徳業者を選ばないように注意が必要
家具店で引き取り 3,000~4,000円 ★★

普通

※家具店による

新品のベッドを買いたい ・引き取り可能な条件が店舗によって異なる

・設置日を午前指定できないなど細かい制約がある場合も

引っ越し業者に依頼 5,000~10,000円 ★★

普通

引っ越しのついでにベッドを処分したい ・対応していない業者も多い

・費用が割高になりがち

リサイクルショップで買い取り 無料

(利益が出る可能性あり)

小さい

※出張買い取りの場合

ベッドが新品同様の状態である 買取条件が厳しい(清潔感・ブランドなど)
フリマアプリやネットオークションで売買 手数料 ★★★

大きい

なるべく高く売りたい ・買い手が見つかるまで保管が必要

・配送料の手配や発送作業などの手間がかかる

譲る・寄付する 10,000~25,000円(運搬サービスを使う場合) ★★(普通) 捨ててしまうのはもったいないと感じる ・運搬・梱包などの手配を自分で行う必要がある

・状態が悪いと受け取り手が見つからない可能性がある

①粗大ごみに出す

メリット デメリット
費用が安い ・集荷場所まで自力で運ぶ必要がある

・回収までに時間がかかることがある

ベッドを処分する最も一般的な方法は、「粗大ごみに出す」ことです。処理券を購入したり指定の集荷場所まで運んだりと、少々手間がかかりますが、費用を抑えられるのが最大のメリットです。

粗大ゴミとして出す場合の手数料は「2000円前後」が相場

ベッド・マットレスの1セットだけを処分するなら、2000円前後と安い費用で済ませられる可能性が高いです。

ただし回収までに時間がかかる場合があるので、なるべく早く処分したい場合は回収日時を確認して処分方法を判断してください。

費用は自治体によって異なります。相場を見てみましょう。

種類 費用相場
シングルベッド 1,000~1,500円
ダブルベッド 1,500~2,000円

引越しなどでたくさんの粗大ごみや不用品が出る場合は、粗大ごみで捨てると1つ1つに費用がかかってしまいます。「不用品回収業者」や「引越し業者」に依頼したほうが安く済む可能性があります。

ベッドを粗大ごみに出す手順

ベッドやマットレスなど粗大ごみを捨てるときの手順は以下の通りです。

  1. 粗大ごみ受付センターに連絡する
  2. 回収日時、集荷場所、処理料金を確認
  3. コンビニやスーパーで自治体の粗大ごみ処理券を購入
  4. 処分するものに処理券を貼る
  5. 回収日時に集荷場所に運ぶ

ベッドの運び出しは1人では難しいため、家族や友人に手伝ってもらいましょう。

自力での運び出しが難しい場合は、分解して集荷場所まで持ち込むまたは運び出しを業者に頼める「不用品回収」や「家具店の引き取りサービス」などを利用しましょう。

自治体によっては65歳以上の方や、妊婦さんを対象に無料で運び出しを行ってくれる場合もあるため、条件に当てはまる方は積極的に利用してみてください。

なお、粗大ごみ回収を自治体で申し込んで、運び出しだけ民間の業者に依頼することも可能です。運搬にかかるコストがないぶん、不用品回収業者に頼むより安く済む可能性もあります。

 ②不用品回収業者に依頼する

メリット デメリット
処分の作業を丸投げできる 悪徳業者を選ばないように注意が必要

ベッドやマットレス以外にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼するのが良いでしょう

不用品がたくさんある場合、粗大ごみで処分すると1点1点にお金がかかり、割高になってしまう可能性があるからです。

不用品回収を利用する場合の手数料は「3,000~10,000円」が相場

トラック積み荷放題などのプランなら1.5万~2万円ほどで回収してもらえます。ベッド・マットレスだけであれば3,000~10,000円ほどで回収してもらえるでしょう。

業者によっては土日・祝日・夜間なども営業しており、即日対応可能なところも多いため、忙しくてなかなか時間が作れない方や、急ぎでベッドを処分したい方におすすめです。

不用品回収業者に依頼する手順

不用品回収業者に依頼する手順は以下の通りです。

  1. 粗大ごみや不用品の量がどのくらいになるか仕分けておく
  2. 複数の不用品回収業者から見積もりを取る
  3. 料金やサービスを比較して良さそうな業者に依頼する
  4. 打ち合わせをし、見積もり内容に沿って回収してもらう

複数の業者から見積もりを取る際は、ミツモアの利用がおすすめです。いくつかの質問に答えるだけで、最大5つの業者から見積もりが届きます。

不用品回収業者を比較する

③家具店に引き取ってもらう(買い替える場合)

メリット デメリット
新品のベッドを買うのと同時に処分を済ませられる ・引き取り可能な条件が店舗によって異なる

・設置日を午前指定できないなど細かい制約がある場合も

これから新品のベッド・マットレスを購入する場合は、「家具店の引き取りサービス」の利用がおすすめです。

基本的に購入した商品と同数・同製品を引き取ってもらうことができます。

家具店に引き取ってもらう場合の手数料は「3,000~4,000円」が相場

家具店に引き取ってもらう場合、費用はおおよそ「3,000~4,000円」が相場になります。

お店によって費用は異なるため、複数の店で見積もりを出して比べてみるのがおすすめです。

大手家具ショップの引き取りサービス内容

家具店によってサービスの内容や条件が異なるため、新品購入時によく確認しておきましょう。

代表的な家具ブランドの引き取りサービスをいくつか紹介します。

家具店 サービス内容 費用
ニトリ
  • 購入品配達時に引き取り
  • 購入した商品の同数・同容量の家具
  • 配送日の4日前までに依頼が必要
  • ニトリ製品でなくても引き取り可能
1回の配送に付き4,400円
無印良品
  • 購入品と同種類・同数の家具
  • 組み立て式のベッドは事前に解体
1点3,000円
IKEA
  • ソファー、マットレスのみ
  • ベッドフレームの引き取りは不可
  • 原宿・渋谷・新宿店では引き取り不可
無料
ベルメゾンネット
  • 大型家具の買い替え時
  • 購入品と同種類の家具
  • 41,800円(送料7,150円)以上の購入した場合のみ
無料

 ④引越し業者に引き取ってもらう(引越しの場合)

メリット デメリット
引越しと同時に処分できるため手間がかからない 取り扱い不可の業者もあるため、事前にサービス範囲の確認が必要

引越しのタイミングでベッドの処分を考えている場合は、引越し業者に依頼するのがよいでしょう

引越し作業とベッドの処分をまとめて行えるため、忙しい引越しの時期に便利な方法です。

引っ越し業者に引き取ってもらう場合の手数料は「5,000~10,000円」が相場

費用は業者によって異なりますが、ベッド1台につき5,000~10,000円が相場です。少しでも安く済ませたい場合は相見積もりを取りましょう。

大手引越し業者の引き取りサービス内容

大手引越し業者の不用品回収サービスをいくつか紹介します。

引越し業者名 サービス内容 費用相場
サカイ引越センター
  • テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機のみ引き取り
  • 委任状があれば他の不用品に対応できる地域もあり
  • 一部地域のみ買取サービスにも対応
見積書で確認
アート引越センター
  • テレビ・エアコン・洗濯機・乾燥機・冷蔵庫の引き取りが可能
  • その他の不要家具・家電は引き取り不可
見積書で確認
アップル引越センター
  • 不用品の引き取り・買取が可能
  • 不用品によって買取・無料・有料異なる
要相談
アリさんマークの引越社
  • 引き取りのみ対応
  • 一部対応していない品目あり
シングルベッド:5,000円~

 ⑤リサイクルショップで買い取ってもらう

メリット デメリット
品物によっては高額買取が期待できる 買取条件が厳しい(清潔感・ブランドなど)

比較的状態の良いベッド・マットレスは買取査定に出すのも1つの方法です。

買取で値段が付けば、臨時収入にもなります。1度査定に出してからでも処分は遅くないという人は、ぜひ買取に出してみて下さい。

持ち運びが困難なベッドやマットレスなどの買取は、出張買取を依頼するのがおすすめです。基本的に無料で出張対応してもらえることが多いですが、買取店によっては条件が付く場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

有名ブランド・使用期間が短いと買い取ってもらいやすい

基本的に買い取ってもらいやすいベッド・マットレスは、有名ブランドの製品、使用期間が短いものと考えておきましょう。

使用期間が短くても、汚れやスプリングがゆるんでいたりと状態が悪いと値段が付きません。寝具は特に清潔感が求められ、美品でないと売れないため買取基準が厳しい点には注意が必要です。

買い取ってもらいやすい有名ブランドは以下のものです。

  • フランスベッド
  • エアウェーブ
  • テンピュール
  • シモンズ

これらのブランド製品であれば1万~4万円ほどで買い取ってもらえることもあります。

査定額を少しでも高くしたい場合は、状態をきれいに保っておくのはもちろん、付属品なども保管し、なるべく新品に近い状態にしておきましょう。

⑥フリマアプリやネットオークションで売る

メリット デメリット
リサイクルショップより高く売れる可能性がある ・買い手が付くまで保管が必要

・やり取りや発送手配などの手間がかかる

フリマアプリやネットオークションを利用して、個人間で売買をする方法もあります。

自分で出品価格を決められるので、需要次第でリサイクルショップや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

いつ買い手がつくかは予測できないので、引越しなどで処分の期日が決まっている場合は別の方法も検討しておいたほうが良いでしょう。

フリマアプリやネットオークションで売る場合は手数料のみかかる

ほとんどのフリマアプリ・ネットオークションでは手数料の割合が設定されています。

手数料といっても利益から差し引かれる費用ですので、処分のための費用が発生するわけではありません。

ベッド・マットレスを早く高く売るコツ

基本的にはリサイクルショップや買取業者の査定と同じで、新しく状態の良いものや人気ブランド・メーカーの製品が高く売れる傾向にあります。

ただしフリマアプリは個人間の取引なので、出品時のちょっとした工夫で売れやすさが変わります。

出品するときは以下のコツを意識するとよいでしょう。

  • さまざまな角度からの写真を載せる
  • 購入年度や状態を明記する
  • スマホを見る人が多い夜間に出品する
  • 新生活準備シーズンである2~3月に出品する

傷や汚れを正直に申告しないことはトラブルの元にもなります。破損部分の写真や説明を詳細に載せたほうが、購入希望者からの信頼を得られるでしょう。

⑦知人に譲る・団体に寄付する

メリット デメリット
廃棄にならず、必要としている人や施設に有効活用してもらえる ・運搬・梱包などの手配を自分で行う必要がある

・状態が悪いと受け取り手が見つからない可能性がある

友人や知人にベッドが欲しい人がいれば、譲るのも1つの方法です。また不要になったベッドなどの寄付を受け付けている慈善団体もあるため、まだ捨てるのはもったいないという方は、寄付するのも良いでしょう。

知人・友人に譲る場合の配送料は「10,000~25,000円」が相場

知人・友人とはいっても、受け取ったベッドの状態が良くないと不快感を与えてしまいます。

きちんと汚れなどを落とし、できるだけきれいな状態にして譲りましょう。取扱説明書や付属品などもあれば、ベッドと一緒に渡すと良いですよ。

譲ったり寄付したりする場合は、運搬や搬入を自分で行う必要があります。

難しい場合は宅配業者などが行う大型家具の運搬サービスの利用がおすすめです。

例として運搬サービスを行う宅配業者を2社の費用相場を見てみましょう。

アートセッティングデリバリー

  • シングルベッド:1.6万円
  • ダブルベッド:2.3万円

佐川急便

1.3万~1.8万円

参考

家具家電配送・ラクラク家財宅急便|アートセッティングデリバリー

大型家具・家電設置輸送サービス|佐川急便

団体に寄付する場合の配送料は寄付先によって異なる

NPO法人やNGO団体では、ベッドの寄付を受け付けているところもあります。

寄付したベッドは発展途上国や高齢者施設などで使われるため、社会貢献にもつながります。

団体によって回収方法や条件が異なります。ここでは参考として神奈川県と北海道のNPO法人団体をご紹介します。

NPO法人ニューライフ(神奈川県)

  • 不要になった電化製品・ベッドの寄付を受付
  • 相模原市近隣地域は回収に来てくれる

参考:NPO法人ニューライフ

NPO法人ほっとらんど(北海道)

  • 消耗品・寝具・家電・暖房器具・飲料の寄付を受付
  • 札幌・北広島市内は回収に来てもらえる

参考:NPO法人ほっとらんど

ベッドの付属品を処分する方法

「ベッドとともにマットレスやフレームも処分したい」とお考えの人も多いでしょう。

マットレス・ベッドフレームを処分する方法は、大きく分けて以下の4つがあります。

  • 粗大ごみとして出す:1,000円程度
  • 不用品回収業者に依頼する:5,000~10,000円程度
  • 買い替え時に引き取り:3,000円程度
  • 自分で解体して燃えるごみで出す:無料

費用を抑えたいなら自分で解体・処分するのがおすすめですが、コイルやスプリングのあるマットレスだと解体の手間が大幅に上がります。手間を考慮すると、多少お金がかかっても業者や引き取りサービスに頼ったほうが効率的だといえるでしょう。

不用品回収業者であれば、ベッド以外の捨てたいものもまるっと回収してくれるので大変便利です。

ベッドを自力で解体することは可能?

ベッドを解体して「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として処分することも可能です。

ただし大きなベッドの解体は困難で、「適正処理困難物」にも指定されています。プロでも手間がかかる作業なので、ベッドの解体はおすすめできません。

また自治体によってはベッドであれば解体しても粗大ごみとして扱うところもあるので、住んでいる地域のごみ捨てルールをきちんと確認しておきましょう。

自力での解体が特に難しいベッドの種類

以下は、自力での解体が特に難しいベッドの種類です。

  • システムベッド
  • ロフトベッド
  • 電動ベッド
  • アップホルスターベッド
  • ばね式マットレスベッド
  • カスタムメイドベッド
  • 介護ベッド

特別な資格を持っていない人でないと、上記のベッドを解体することはかなり難しいといえるでしょう。不用品回収業者に任せてしまうのがおすすめです。

付属品まで丸ごと回収できるのは不用品回収業者のみ

ベッドや付属品、ほかの粗大ごみなどをまとめて回収してくれるのは、不用品回収業者のみです。処分したいものごとに個別の対応をする必要がないので、処分の手間を大幅に削減できます。

またほかのサービスに比べて、スピーディーに処分できる点も不用品回収業者の強みです。

不用品回収業者の利用は多少の費用がかかるものの、手間の小ささを考慮すれば、最も手軽な処分方法だといえるでしょう。

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  • 見積もり金額
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FAQ:不用品回収で回収できないものについて

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