ビデオテープを処分する機会は滅多にないため、どう捨てたらいいか困りますよね。ビデオテープは個人情報が漏れないように処理した上で、適切に分別して処分しましょう。記録された映像を手元に残す方法も紹介します。
ビデオテープを再生できなくする方法
ビデオテープをそのまま処分すると、映像から個人情報が漏れる恐れがあります。再生することができないように、捨てる前に適切な処理することが大切です。
磁気テープを切る
ビデオテープは中の磁気テープを切ることで、映像が見られないようになります。ただし1箇所しか切断していないと、容易に修復可能です。捨てる前に磁気テープの複数箇所を切断して、修復できないようにしておきましょう。
磁気テープを切っただけでは不安な場合は、磁気テープをくしゃくしゃに丸めて使えないようにしたり、磁気テープを複数回に分けて、捨てたりする方法がおすすめです。
磁石で映像にノイズを入れる
ビデオテープは磁気を利用して、映像を記録しています。
磁気テープの部分に強力な磁石を近づけると、映像が乱れて見れなくなるので、この方法も有効です。映像を消去できるわけではありませんが、情報を読み取りにくくすることが可能です。
磁気の強力なネオジム磁石を10分ほど、ビデオテープと接触させておくことで、映像を不鮮明にできます。ビデオテープの製造元によっては、さらに時間がかかるケースもあります。磁石に触れさせた後に実際に再生して、ノイズが入っていることを確かめてから捨てると安心です。
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ビデオテープの処分方法
ビデオテープは自治体に回収してもらう方法と不用品回収業者に回収してもらう方法があります。処分するビデオテープの量が多い場合は、指定の場所に持ち込むか、不用品回収業者に依頼すると手軽に処分可能です。
自治体の回収に出す
基本的にビデオテープは、家庭ごみとして出せば自治体に回収してもらえます。可燃ごみに分類されることが多いですが、分別方法は自治体によって異なります。磁気テープと外装の分別が必要なケースもあるため、あらかじめ自治体ごとの回収ルールを確認しておきましょう
大量のビデオテープを処分するときに、家庭ごみとして処分するのは向いていません。ごみ袋いっぱいにビデオテープを入れて捨てると、回収してもらえない場合があるため、量が多いときは別の方法で処分しましょう。
各自治体の指定の場所に持ち込む
大量のビデオテープを処分するときは、粗大ごみとして捨てる必要があります。処理手数料がかかるケースがあります。量が多い場合は直接、自治体が指定するごみ処理施設に持ち込めば、処分できます。
持ち込みで処分すると回収にかかる費用が無料、あるいは格安になることが期待できます。近くに指定の施設があるなら、直接持ち込んで処分するといいでしょう。
家庭ごみのように不特定多数の人の目にさらされたり、収集場所から持ち帰られる心配がないため、個人情報の漏洩を防ぐ意味でもおすすめです。
不用品回収業者に依頼する
大量のビデオテープを処分する場合やビデオテープ以外にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼することで簡単に処分できます。
また都合のいい日時を指定して、自宅まで回収に来てもらえるのでとても手軽です。他の方法と比べて費用は高くなるので、処分に大きな手間がかかるときに、利用するといいでしょう。
不用品回収業者を探すときは、違法業者に引っかからないように注意が必要です。
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ビデオテープは売れる?
いらなくなったビデオテープの状態がよい場合は、売却できる可能性があります。ビデオテープを売却する、3つの方法を紹介します。
フリマアプリで売却
フリマアプリの個人間取引でビデオテープを売れば、お得に処分可能です。人気のビデオや希少価値の高いビデオなら、高値での取引も期待できます。
ただしフリマアプリで不要なビデオテープを出品しても、必ず買い手がつくわけではありません。さらに商品の梱包や発送を自力で行い、トラブルがないように気をつける必要があります。
手間に見合った利益が得られるか、まずは相場を確認してから利用を検討するといいでしょう。
リサイクルショップに売却
リサイクルショップに売却する方法なら、店舗に持ち込む手間だけで、お得に処分できます。少しでも高値で買取してもらえるように、ビデオテープをきれいに掃除してから査定に出しましょう。
フリマアプリやオークションサイトで売却するよりも、手軽に売却して利益を得られますが、リサイクルショップを仲介するため、買取価格が低くなる傾向にあります。
お得に処分したいけれど、手間をかけたくない場合は、リサイクルショップに売却するといいでしょう。
オークションサイトで売却
お得に処分することにこだわりたい場合は、ネットオークションを利用して、ビデオテープを売るのがベストです。
ネットオークションは自分で販売価格を決めるのではなく、需要に応じて価格が変動します。希少価値が高く、大きな需要があるものなら、高値で売却できる可能性もあるでしょう。
ネットオークションを利用する際も、個人間取引なので、商品の出品や梱包、発送を自ら行う必要があり、買い手がつくまでに、時間がかかることも考えられます。
売却するまでにかかる手間も考慮して、適切な方法を選びましょう。
データを残したい場合には
ビデオテープを処分する前に、記録されているデータだけは取っておきたいこともあるでしょう。データを別の媒体に移してから、ビデオテープを処分する方法について解説します。
DVDプレーヤーやビデオデッキを使う
ビデオテープとDVDプレーヤーがあれば、ビデオテープのデータをDVDに移すことが可能です。ビデオデッキが壊れている場合は、ビデオデッキ付きのDVDプレーヤーを利用すれば、ダビングできます。
ビデオデッキとパソコンを、ビデオキャプチャーでつなぎ、パソコンに直接データを取り込むこともできます。パソコンにデータを移した後は、DVDやSDカードなどに、ダビングやデータ移行が可能です。
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業者にダビングを依頼する
データを移したいビデオテープが大量にある場合は、業者のダビングサービスを利用することで、簡単にDVDにダビングできます。
ダビングするためだけにビデオデッキを購入すると、余計な費用がかかるため、ビデオデッキがない場合におすすめです。業者に依頼した場合は、ビデオテープ1本当たり400〜1,500円かかります。
貴重な映像や思い出の映像を、ビデオテープのまま持っていると、劣化によって再生できなくなってしまう恐れがあります。再生できなくなる前に業者に依頼し、データを手元に残しておきましょう。
ビデオテープは正しく処分しよう
ビデオテープは自治体に回収してもらうか、不用品回収業者に依頼することで、処分できます。状態が良くて希少価値が高い場合は、フリマアプリやオークションサイト、リサイクルショップで売却して、お得に処分することも可能です。
ビデオテープを処分する前に、個人情報が漏れないよう、適切な処分を施すことが大切です。大切な思い出が記録されたビデオテープなら、DVDやパソコンにデータを移すことで、データを保存できます。
処分してから後悔しないように、慎重に検討しましょう。
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