ベランダ清掃を自分で行う場合、手順がわからない・道具がない・汚れがこびりついていて取れないなど、さまざまな悩みが発生します。そんなときはハウスクリーニング業者に、清掃を依頼するのも一案です。ベランダ清掃の料金相場や、作業内容を紹介します。
ベランダ清掃の料金相場と決まり方は?
ベランダは土・ホコリ・雨など、さまざまな要因で汚れやすい場所です。汚れを放置しておくとトラブルの原因になることもあるので、定期的にベランダ清掃を業者に依頼するとよいでしょう。ベランダ清掃の料金相場と、料金の決まり方について解説します。
ベランダ清掃の料金相場
ベランダ清掃はハウスクリーニング業者に依頼します。リーズナブルな業者なら8,000円程度、標準の料金相場は約1万3,000円です。
ベランダの環境にもよりますが、普段の掃除を自分で行っていても、1年に1回はベランダ清掃を業者に依頼するのがおすすめです。
外の汚れを長期間そのままにしておくと落ちにくくなり、きれいに清掃するのが難しくなります。汚れが原因で手すりや排水溝、床などの材質が劣化するケースもあります。
定期的に業者にベランダ清掃してもらうことで、汚れがこびりつかずきれいに保てるでしょう。
ベランダ清掃の料金が決まる要素
ベランダ清掃の料金は、ベランダの広さ・汚れ具合・作業に必要な人員・オプションで決まります。窓・サッシ・網戸の掃除や、高圧洗浄機・ポリッシャーの使用などを、基本料金に含めるかオプションにするかは、業者によってまちまちです。
基本料金が安くても、オプションを多く追加しなければならないケースもあります。逆に基本料金が高くても、多くの作業を盛り込んでいる業者もいます。
ベランダ清掃の依頼を考えている場合は、掃除してほしい箇所や、してほしい作業をあらかじめ考えておくと、依頼時に見積もりが取りやすくなるでしょう。
また時期によって料金が変動するケースもあるので、ハウスクリーニング業者の繁忙期を避けて依頼するのもおすすめです。
引っ越しシーズンである3~4月、エアコンクリーニングが増える6~7月、年末大掃除が多い12月中~下旬にかけては、繁忙期にあたります。
業者によるベランダ清掃がおすすめなケース
自分で掃除するよりも、ハウスクリーニング業者にベランダ掃除を依頼するのがおすすめなケースを紹介します。ベランダの汚れ方や自分の掃除スキルを考慮して、ハウスクリーニング業者の利用を検討しましょう。
集合住宅
集合住宅のベランダを自分で掃除するときは、水や音に細心の注意を払う必要があります。
汚れを落とすために水を一気に流すと、隣や階下への水漏れ・水はねの原因になります。また避難はしご・ハッチを、サビさせてしまう可能性もあるでしょう。
ベランダのごみを集めるためにほうきで掃いたり、掃除機を使ったりすると、ごみが落ちたり飛んだりすることもあります。またベランダで音を立てると、騒音で苦情につながることも考えられます。
ベランダ清掃に慣れているプロなら、近所への配慮のノウハウが豊富です。トラブルにつながらないように、作業をしてもらえるでしょう。
鳥のフンやカビなどでベランダが汚れている
ベランダに鳥が来る場合、フンを落とされて汚れるケースも多々あるでしょう。鳥のフンを放置しておくと、こびりついて落としにくくなります。いざ掃除をしようというときに、時間と労力がかかるでしょう。
乾燥した鳥のフンは、粒子となって空気中に漂います。呼吸器疾患・アレルギーなどを引き起こす、さまざまな病原体・病原菌が含まれているため、吸い込むと健康被害につながるケースもあるのです。
またベランダは雨水で濡れるため、カビ・コケで汚れます。しっかり落とすには、お湯やそれぞれに合った洗剤、道具が必要です。プロに頼んで一気に掃除してもらうと、手間がかかりません。
忙しい・掃除が苦手
ベランダ掃除は室内の掃除と、手順・使用道具が異なります。デッキブラシ・外用のほうき・ちりとり・洗剤を、用意しなければなりません。
ヘドロ・コケによる床汚れや排気ガスによる壁の汚れ、手すりのサビなどは、掃除に手間がかかるうえにコツが必要です。
このようにベランダは、室内とは汚れ方が異なり頑固な汚れもあるので、掃除に手間取ったり時間がかかったりするでしょう。
忙しい人・掃除が苦手な人は、貴重な時間をベランダ掃除に費やすよりも、業者に依頼して一気にきれいにするのがおすすめです。料金はかかりますが、ベランダ掃除にかかるはずだった時間を有効に使えます。
ベランダ清掃を依頼!作業内容と所要時間
プロにベランダ清掃を依頼すると、どのような作業を行ってくれるのでしょうか?基本的な作業内容と、所要時間を把握しておきましょう。
業者によるベランダ清掃の作業内容
ハウスクリーニング業者に依頼した場合の、ベランダ清掃の基本的な内容を紹介します。あくまでも例であり、業者によって作業内容が異なるため、見積もりの際は必ず内容を確認しましょう。
- 作業内容の説明:作業の流れやかかる時間など
- 安全確認や下準備:物の移動や養生
- 壁・床清掃:高圧洗浄機かブラシを使用
- 排水溝・細かい溝の清掃:ごみの除去など
- 手すりの清掃:拭き上げ清掃
- 室外機周辺の清掃:普段手の届かない場所の清掃
- 原状復帰:作業終了
清掃の順番や、壁・床の洗浄を高圧洗浄機もしくはブラシで行うかは、業者によって異なります。他の場所も掃除してほしい場合は、多くの業者がオプションとして依頼可能です。
おおよその所要時間
ベランダ清掃にかかる所要時間の目安は、10㎡につき1~2時間です。作業内容やベランダの汚れ具合で異なります。
ベランダに大きな物が置いてあったり、置いてある物の量が多かったりする場合は、下準備に時間がかかるでしょう。排水溝がないベランダの場合、水を使って掃除した後にタオルなどで水を吸い取るケースもあります。
また床の溝が多いと、作業時間が増えることもあります。見積もりを依頼するときに、ベランダの状況を詳しく伝えるようにしましょう。
ベランダ清掃を依頼する業者の選び方
ベランダ清掃は基本的にハウスクリーニング業者に依頼しますが、どのような点に注目して業者を選べばよいのでしょうか?業者選びの際に押さえておきたいポイントを、3つ紹介します。
損害賠償保険に加入している
ハウスクリーニング業務は細心の注意を払っていても、思いがけないトラブルが発生することがあります。例えばエアコン清掃時に部品を破損してしまったり、作業中に壁を傷つけてしまったりなどです。
ベランダ清掃の場合は、網戸を破ってしまったり、窓を割ってしまったりなどのケースが考えられます。そのためハウスクリーニング業者の損害賠償保険である、「請負業者賠償責任保険」への加入の有無をチェックしましょう。
請負業者賠償責任保険に加入している業者なら、不意の事故が起こっても保証してもらえます。ホームページで確認するか、見積もり時に尋ねましょう。
見積もりの金額がわかりやすい
事前の作業内容や、どの作業にいくらかかっているのかは、見積もりで確認することが大切です。料金設定がわかりやすく、作業内容を見積もりに明記してくれる業者を選ぶようにしましょう。
「基本作業一式」としか記載されていないと、どの作業が行われるのか不明です。掃除してほしい箇所が含まれているのかもわからないため、当日になって追加料金が発生する可能性もあります。安さで決めたつもりでも、結果的に高額になるケースもあるでしょう。
作業内容と料金をわかりやすく記載している業者なら、追加作業の要不要があらかじめ確認できるため、安心して依頼できます。
相見積もりを取って比較検討する
信頼できるハウスクリーニング業者を選ぶ方法は、相見積もりを取ることです。相見積もりとは複数の業者から見積もりを取り、比較検討することです。
相見積もりを取れば、ベランダ清掃の作業と価格のバランスが比較でき、適正価格の見当がつきます。できれば3社以上のハウスクリーニング業者から、見積もりを取りましょう。
ミツモアなら選択肢をクリックするだけなので、最短2分で相談できます。最大5社から見積もりが届くため、ハウスクリーニング業者を自分で探す手間が省けます。
チャットで相談できたり、利用者の口コミを見たりできるので、信頼できる業者にベランダ清掃を依頼できるでしょう。
ベランダ清掃はプロに任せよう!
ベランダ清掃は室内清掃と手順が異なり、道具をそろえる必要があります。また自分で掃除しても、頑固な汚れを落とせないこともあるでしょう。
料金はかかりますが、1年に1回はハウスクリーニング業者にベランダ清掃を依頼し、プロの手で掃除してもらうのがおすすめです。頑固な汚れや、自分では掃除しにくい室外機の裏などを、とことんきれいにしてもらえます。
掃除内容・料金などを比較検討して業者に依頼し、きれいなベランダにしてもらいましょう。
ベランダ・バルコニークリーニングは相見積もりで比較を
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料金・口コミ評判を比較して選べる
見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。
口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。
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