最終更新日: 2024年06月28日
4kアンテナ工事費用の相場は?
4Kアンテナの工事費用の相場は、3万~5万円です。費用相場に差があるのは、アンテナの設置位置やテレビの台数によって作業内容に違いが出るためです。
4kアンテナを安く取り付ける方法は?
補助金制度を活用すると4kアンテナの工事費用を安く抑えることができます。補助金制度の対象者は、新築ではない個人住宅の方です。具体的にいくらもらえるかはどの業者も明言していないため、実際に問い合わせて確認するようにしましょう。
4Kテレビを見るために必要なものは?
4K放送を楽しむためには、まずは受信環境を整えましょう。まずは4K放送を受信するために必要なものを紹介します。
4K対応のテレビ
デジタル画像の画質の優劣は「画素数」と強い関係があります。画素数とは画像を構成する色の粒子の数です。
この値が大きいほど映像を再現する画素が画面内に多くなるため、より高精細な映像を映し出すことが可能になります。
従来の「フルハイビジョンテレビ」の画素数は約200万画素でしたが、4Kテレビの画素数はその4倍の約800万画素です。
そのためテレビにもその高画質の映像を再現できる機能が求められるため、4K放送を楽しむためには4K対応のテレビが必要になります。
4Kチューナー
電波は周波数帯域の違いにより、伝送できる情報量が異なります。例えば地デジ放送の周波数帯域は「470~710MHz」、BS・CS放送の周波数帯域は「1032~3224MHz」、そして4K放送の場合は「2224~3224MHz」です。
4K放送を受信するためには2224~3224MHzの周波数帯域を受信できる機器が必要で、そのための機器を「チューナー」と呼びます。
4K対応テレビにはこのチューナーが内蔵されているため問題ないですが、手持ちのテレビのままで4K放送を受信したい場合には、外付けの「4Kチューナー」が必要です。
4K対応のアンテナ
周波数帯域の数値を見てもわかるように、4K放送には基本的に従来のBS・CS放送と同じ周波数帯域が利用されていますが、ひとつ異なる点があります。
従来のBS・CS放送の電波は「右旋」だけで発信されていたのに対し、4K放送は「左旋」でも電波が発信されている点です。
右旋・左旋とは衛星から発信される電波の回り方を指すもので、進行方向に向かって右回りのものが右旋、そして左回りのものが左旋になります。
従来の放送は右旋電波が使用されていましたが、4K放送は左旋電波も発信されるため、アンテナも左旋からの電波が受信できるものが必要です。
4Kアンテナの設置は業者に依頼しよう
アンテナの取り付けには、高所での危険な作業や正しく電波を受信するための専門知識が必要になります。そのため次のような理由から、専門業者への依頼がおすすめです。
4K対応製品を揃えなくてはいけない
4K放送の受信には対応機器を揃える必要があります。それ以外にも対応機器同士をつなぐケーブルなども必須で、電気の配線作業やアンテナの角度決めなど専門知識も必要です。
しかもアンテナと専用機器をただ配線するだけではありません。部屋によって電波が弱くなるようなら、それを防ぐブースターや分配器の設置が必要になる場合もあります。
必要な部品を自分で買いそろえるよりは、結果的に業者に頼んだ方が安上がりという事態になりかねません。
アンテナの角度調整が難しい
アンテナの設置は非常に繊細な作業で、角度がわずかに違うだけでも電波が受信できません。
そのため自力でテレビを設置する場合、1人はアンテナの取り付けを行い、もう1人はテレビの前で実際に映像が映るかをチェックします。きれいに映像を受信できるまで、アンテナの角度を微調整する必要があるのです。
こうした面倒な作業を避けるためには、専用の測定器を利用する方法もあります。しかしアンテナ設置のために測定器を購入しても、高額な割にはその後ほとんど使い道がありません。
高所の設置は危険
アンテナはベランダや屋根の上といった高所に設置されるものです。そのため多くの場合において、アンテナの設置には高所での作業が必要になるため、少なからず危険が伴います。
また自分のケガのリスクだけでなく、万が一作業中にアンテナや工具などを落としてしまう危険性もあるでしょう。アンテナがダメになってしまうだけでなく、下を歩く通行人にケガをさせてしまうリスクもあります。
こうしたリスクを勘案すると、業者に依頼する費用を抑えたいばかりに自分で作業した結果、治療費や修繕費がそれ以上にかさんでしまう場合があるのです。
4Kアンテナ工事の費用について
実際に業者に4Kアンテナの工事を依頼した場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?また費用を抑える方法はあるのでしょうか?
4Kアンテナ工事の費用相場
4Kアンテナの工事を業者に依頼した場合、目安となる金額は本体費と工事費を合わせて3〜5万円程度です。
値段にかなり幅がありますが、配線の必要があるテレビの台数や、どこにアンテナを設置するのかといった設置環境の違いによって工事内容が変動します。
さらに電波の受信状況によってはブースターや分配器などの設置が必要で、基本工事に加えてこうした工事が加われば、費用は加算されるでしょう。
費用を安くする方法
4K放送の電波は左旋電波を利用すると解説しましたが、左旋電波を受信する際には、Wi-Fiなどほかの無線機器と電波干渉を起こさないように、電波が漏洩しない機器を使う必要があることを理解しておきましょう。
そのため従来のアンテナからの交換を促進するために、4Kアンテナ設置工事に対しては補助金制度が設けられています。補助金を利用するためには次のような条件を満たすことが必要です。
- 2017年5月11日以前にBSアンテナを設置している
4Kアンテナ工事の補助金は、旧型のBSアンテナの交換を促すためのものなので、新築の住宅に新規で設置する場合には対象になりません。
- 個人の住宅・民間の集合住宅
補助金は個人宅のみが対象です。集合住宅の場合には民間の集合住宅のみが対象で、国や地方自治体が所有する集合住宅は対象になりません。
4Kアンテナ工事の業者の選び方
4Kアンテナの設置は業者に任せるのが安心であると解説しましたが、業者に依頼する場合は技術が確かで、値段も適正な業者に依頼したいものです。4Kアンテナ工事の業者を選ぶ際のポイントを解説します。
複数社から見積りを取る
アンテナ工事のように定価のないサービスを利用する場合、必ず複数の業者から「相見積り」を取りましょう。適正な技術費やどんな項目が費用に含まれているのか、素人にはわかりづらいものです。
しかし相見積りを取って比較をすれば、同じ工事内容なのにA社の方がB社より費用が高い、B社では基本料金に入っている項目がA社ではオプションといった違いがわかります。
もし相見積りを取って検討する旨を業者に伝えて嫌な顔をされるようであれば、その業者は他社と比較されると困る何かを抱えている可能性があります。その時点で注意が必要でしょう。
無料の現場見積りがあるか確認する
アンテナ工事の費用は設置場所や住居の形態、分電盤の配置の有無などによって変わるため、多くの場合「現場見積り」を行います。
現場で見積りをしてその場で契約を結んだ場合は確かに見積り無料ではあるものの、契約しない場合には高額な見積り料を請求されるという場合があります。
見積り無料を謳っている場合にも、契約なしでも無料なのかをしっかり確認する必要があるでしょう。
保証があるか確認する
家電などは一定の期間内であれば、万が一故障しても無料で修理してくれる保証がついているのが一般的です。実は工事の場合でも同様で、業者が施工後の保証をつけている場合があります。
こうした保証がないと、取り付けたアンテナにすぐに不具合が起き、施工不良が疑われるようなケースでは、さらに修理の費用がかかってしまうでしょう。
5~10年といった長期保証がついている場合には、その業者がそれだけ技術力に自信があるという表れともいえます。そのため業者選びの際には、必ず保証の有無を確認することがおすすめです。
ミツモアでプロに見積りを依頼しよう!
アンテナ工事は頻繁に行うものではないため、信頼できる業者を見つけるのは難しいものです。
ミツモアでは安心して依頼できる業者を紹介しています。見積りもウェブサイトから簡単かつ無料で依頼が可能です。
安心できる業者に依頼して、高画質の放送を楽しみながら快適なおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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