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テレビアンテナの工事は自分でできる?具体的方法や業者の選び方も

最終更新日: 2022年08月19日

費用節約のためにテレビアンテナの工事を自分で行えないか?そう考える人は多いかもしれません。そこで、テレビアンテナの工事に必要な知識や具体的な手順を解説していきます。工事を自分で行うのが難しい場合の業者の選び方も紹介します。

テレビアンテナの工事を自分で行う前に知っておきたいこと

アンテナ工事 屋根の上

テレビアンテナの工事を自分で行うためには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。まずは、工事を自分で行うにあたって確認しておきたい事項や知っておきたい知識を紹介します。

自分で工事を行えるかどうかの判断の目安

テレビを視聴するためのテレビアンテナ工事を行うにあたり、基本的に資格は必要ありません。正しい知識と技術、道具や工具類があれば、自力でもテレビアンテナの工事を行うことは可能です。

しかし下記の条件を満たせていない場合はプロの業者に設置を依頼したほうがよいでしょう。

  • DIY用工具がそろっている(コーキング剤やインパクトなど)
  • DIY工具を使い慣れている
  • 高所での作業経験がある

その他高所作業におけるリスクや損害賠償責任への理解などが必要とされますが、この記事で説明しているのでそれらの内容も理解した上で、安全な作業を行ってください。

DIY初心者や配線などに不慣れな人には、かなり難易度が高い工事です。ケーブル加工やアンテナ端子の増設など、専門的な作業が発生するケースもあります。

住まい・希望に適したテレビアンテナの種類

テレビアンテナにはいくつかの種類があります。地デジを見たいのかBS/CSを見たいのかによって、アンテナの種類が異なるので確認していきましょう。

地デジを視聴するのに必要なアンテナは、八木式アンテナ・平面アンテナ・室内アンテナの3種類です。

  • 八木式アンテナ

八木式アンテナの構造説明図

八木式アンテナは魚の骨のような形をしており、比較的安価で屋根の上に設置するため電波受信に優れています。

  • 平面アンテナ

外壁に取り付けられた平面アンテナ(デザインアンテナ)

平面アンテナは壁面に取り付ける、小さな箱のようなスッキリとしたデザインです。価格は八木式アンテナと比べるとやや高めで、電波の受信が弱いという難点があります。

  • 室内アンテナ

室内アンテナ

室内アンテナは室内に置くだけで利用でき、工事の必要がありません。ただし地域によってはじゅうぶんに電波を受信できない可能性もあるので注意が必要です。

  • パラボラアンテナ

パラボラアンテナBS/CSを視聴したい場合、地デジアンテナとは別にBS/CSアンテナの設置が必要です。いわゆる白いパラボラアンテナで、設置場所は屋根やベランダなどの高所になります。

関連記事:テレビアンテナのベストな選び方!種類ごとの違いや設置方法・必要なものを解説|ミツモア

地デジアンテナの工事を自分で行う方法

地デジアンテナは八木式アンテナ・平面アンテナ・室内アンテナの3種類に分けることができます。

自分でアンテナ工事を行えると判断したら、次はどのような手順で設置していくのか見ていきましょう。地デジアンテナのうち、屋外に取り付ける八木式アンテナ・平面アンテナの工事手順を解説します。

工事を行うための事前準備

事前準備をまとめると以下の通りになります。

  1. 電波の強さを確認する
  2. 測定した電波の強さで設置場所を決める
  3. 設置場所によって必要な道具を準備する
  4. 配線のプランを考えておく

上記の手順を細かく見ていきましょう。

まずは自宅の電波の強さを確認します。測定には市販の電波測定器レベルチェッカーがあると便利です。

電波の強さがじゅうぶんであれば、平面アンテナを選んでも問題ありません。電波の強さがあまり強くないときは、電波受信に優れる八木式アンテナを選ぶとよいでしょう。増幅器を利用して信号レベルを強化してもよいでしょう。

関連記事: テレビブースター(増幅器)とは?映りをよくする仕組みや必要性、選び方までまるっと解説|ミツモア

アンテナが決まったら、屋根上に設置する場合にはアンテナマストと屋根馬を、ベランダや壁面に設置する場合には専用の取り付け金具を用意します。

ワイヤーやアンカーがあれば、アンテナを固定して落下も防げるので安心です。

アンテナケーブルの太さは、テレビ周りの配線用には2C、室内配線用が4C、屋外配線用は5Cなど、使い分けるとよいでしょう。数字が小さいほど細く、大きいほど太く丈夫なケーブルになります。

配線には混合器や分配器、分波器が必要です。

関連記事:分配器と分波器の違い!用途や役割を比較してどっちを使うべきか判断しよう!|ミツモア

分配器や分波器は、複数のテレビやチューナーなどに接続をする際に利用する装置ですが、作業しながら混乱しないように、配線プランはこの段階でメモを取るなどして考えておくとよいでしょう。

取り付け作業を行う

事前準備を終えたら、実際にアンテナを取り付けていきましょう。

テレビアンテナを固定して角度を調整

八木式アンテナは基本的には屋根上に設置するので、作業はじゅうぶんに気をつけて行ってください。

アンテナマストと屋根馬で土台を作りアンテナ本体を設置します。最後にワイヤーやアンカーでしっかりと固定しましょう。

次に、自宅から最も近い位置にある電波塔の方向にアンテナ正面が向くように、角度を調節します。

電波塔の位置が分からないときは、電波測定器レベルチェッカーや近隣住宅のアンテナの向きを参考にしましょう。

平面アンテナを壁面に取り付ける場合、外壁に穴を開けて取り付け金具を固定し、水漏れを防ぐためにコーキングを行ってからアンテナを差し込むと安心です。

平面アンテナをベランダに取り付ける場合は、柵に取り付け金具を設置すればよいので、より簡単で安全に作業できます。

アンテナケーブルの取り回し

アンテナを固定したら、最後にアンテナケーブルを取り回し、テレビとアンテナをつなぎます。

アンテナケーブルから混合器、ブースター、室内の分配器、分波器の順で配線をしていくのが一般的な流れになります。

ブースターは電波障害を避けるために、アンテナ本体から1m以上は離して設置しましょう。

配線が完了すれば、地デジアンテナの工事は終了です。実際にテレビを映して問題ないか確認します。

BS/CSアンテナの工事を自分で行う方法

テレビアンテナ 従来のアンテナとBS/CSアンテナ

BS/CSアンテナの場合には、どのような手順で進めていけばよいのでしょうか。BS/CSアンテナの工事の手順を見ていきます。

また地デジにはなかった注意事項があるので、作業に取りかかる前に以下の内容を確認してください。

BS4K8K放送のチャンネルをご覧になりたい場合は

  • アンテナ本体
  • ブースター
  • 分配器
  • ケーブル

などの周辺機器とチューナー、テレビ本体すべてを4K8K対応にする必要があります。

BSアンテナからのケーブルを直接テレビにつなぐ場合、ブースター等の交換は必要ありませんが、1台のテレビでしか視聴できないので注意してください。

工事を行うための事前準備

BS/CSアンテナを準備したら、設置する場所を決めましょう。すでに地デジアンテナがある場合には、同じ土台にアンテナ本体を固定します。

壁面やベランダの柵などに設置するのが一般的ですが、特にベランダは初心者でも設置しやすいのでおすすめです。

壁面の場合は専用の取り付け金具を、ベランダの場合は付属の土台を使います。

アンテナの正面に遮へい物が来ないように注意しつつ最適な設置場所を探すには、やはり電波測定器レベルチェッカーが便利です。

BS/CSの周波数に対応するアンテナケーブルは、型番の頭にSがついているので調達時に気をつけましょう。混合器や分配器・分波器の準備は、地デジアンテナ同様です。

BS/CSアンテナを取り付ける

事前準備を終えたら、地デジ同様実際に取り付けていきましょう。

土台金具とアンテナの仮設置

設置場所に土台や取り付け金具を固定してから、アンテナ本体を設置します。具体的な設置方法はアンテナによって異なるため、取扱説明書に従いましょう。

細かい角度の調整はあとで行うため、この時点では方向を決めて、アンテナ本体は仮止めしておきます。

アンテナケーブルを引き込む

アンテナの仮設置が終わったらケーブルを引き込み、テレビに接続します。配線の流れは地デジアンテナと同様に、混合器、ブースター、分配器、分波器の順番です。

こちらもブースターをアンテナ本体から1m以上は離すようにしましょう。

方向・仰角の最終調整

最後にアンテナの方向・仰角の調整をしましょう。BS/CSアンテナは角度に少しでもずれがあると、電波をうまく受信できません。

1〜2度の精度で細かい調整を行う必要があります。

最適な角度を探す際には、午後2時ごろの太陽の方向(南南西)を目安に、上下左右にゆっくりとアンテナを回転させるのがポイントです。

電波測定器レベルチェッカーを利用しながら、受信レベルが最高になる位置で固定します。電波の受信には誤差があるため、1度単位でアンテナを動かすたびに5秒ほど待機して、受信レベルを確認しましょう。

実際にテレビを映してみて、放送が受信できていれば工事完了です。

自分で工事するのが難しいときは業者に依頼しよう

テレビのアンテナ工事

先述したように、テレビアンテナの工事は難易度が高いため、初心者や知識の少ない人は専門家に任せるほうが安心といえるでしょう。

ここからは自分で設置する際のリスクを改めて説明すると同時に、信頼できる業者の選び方も紹介します。

テレビアンテナを自分で設置するリスク

自力でテレビアンテナの工事をしたものの、思うようにテレビが映らなかったというケースは少なくありません。アンテナの取り付け位置が悪い、配線の取り回しに問題があるなど、考えられる理由はさまざまです。

また高所から落下してけがをするリスクも伴います。屋根上は傾斜があり滑りやすいため、バランスを取るのは想像以上に大変です。

さらに固定が不安定なアンテナの倒壊や落下により、屋根が破損したり、場合により損害賠償責任が発生したりする恐れも否めません。

業者に依頼をするなら相見積もりがおすすめ

自分で設置することに少しでも不安がある場合は、無理せずプロの業者に依頼することをおすすめします。信頼できる業者を探すなら、複数の業者から見積もりを取って比較する相見積もりがおすすめです。

比較は費用だけでなく、資格やアフターフォローの有無、利用者からの口コミなども総合的にチェックしてみましょう。

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口コミが豊富なだけでなく無料で利用できるため、頼れる業者を選びたいという人は試してみてください。

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関連記事:テレビアンテナ設置工事の費用はどれくらい?種類別の相場と業者の選び方|ミツモア

正しい方法でテレビアンテナの工事をしよう

テレビ

テレビアンテナの工事には、アンテナ本体と土台や金具、ケーブル、接続用機器など、さまざまな準備と知識が必要です。

また電波チェックや配線など、コツや慣れが求められるほか、高所作業のリスクも伴うため、工事の難易度は高く初心者には難しいのが実情です。

正しく安全に工事を行える自信がないときは、無理をせず業者に依頼することを検討してみましょう。

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